将来を悲観してしまう原因と対処法。悲観しないためにすべき考え方って？

「自分はこれから先どうなってしまうんだろう・・・」と、まだ起きていない将来の不安を抱えてネガティブな結末ばかりを考えてしまう時は誰もが経験していることです。 今回は将来を悲観的に考えてしまった時の原因や対処法を探ってみましょう。

一寸先は闇である。 ということばかりを考えてしまうとまだ訪れていない将来の不安がどんどん出てきます。 何が起こるか分からない先の将来をどうして悲観的に考えてしまうのか、原因を探ってみました。

物事の悪い面ばかりに目がいってしまうから

物事の悪い面ばかりに目がいってしまう原因は、その時に自分自身のことで良くないことが起きたり、楽しくなかったりする時に起こります。 周りは楽しそうなのに自分は楽しくないと感じた時、人は絶望的な気持ちになり、目の前にある物事の悪い面ばかりに目が行くようになっています。 このようなネガティブなものはできるだけ見ないようにし、自分の時間を大事にするようにすると、物事の悪い面ではなく、良い面に気づかされるようになります。

日本の将来は暗いというネガティブな印象に引きつけられてしまっているから

日本の将来は暗いというネガティブな印象に引きつけられてしまっている原因として、テレビ番組や紙媒体に、「日本の将来は暗い」という記事が載っているのをふとした時に見てしまうと、自分自身の将来への不安につながり、悲観的に捉えてしまうことがあります。 目先の出来事だけで未来が決まるわけではありません。 もし、このようなネガティブな印象のものに引きつけられてしまったら、逆にポジティブな印象のものを見るようにしましょう。

「どうせ自分なんか」と可能性をはなから否定してしまっているから

「どうせ自分なんか」と可能性をはなから否定してしまっている原因は、周りの人と自分自身を比較してしまい、自分自身がうまくいってない時にうまくいっている人を見ると、自分で自分を卑下してしまいます。 人は良い時もあれば悪い時もあるからこそ生きているので、「どうせ自分なんか」よりも「自分ならこれができる」という意識に切り替えることをしましょう。

やりたい事があってもそれを実現する手段も気力もないから

やりたい事があってもそれを実現する手段も気力もない原因は、本当はやりたい事はやりたくない事であり、実現する手段や気力を自らで生み出そうとしないからです。 夢や希望は誰もが持っていて、できれば叶えて幸せになりたいもの。 しかし、夢や希望を頭の中で描いているだけでは何も始まらないのが事実です。 もし、何かを実現したいのであれば、まずは実現するために現実的な手段に出る事が必要です。 例えば実現したいもののためにお金を貯金したり、自らが動いて人脈を築いたりすると、自然と気力も湧いてきます。

何も起きていない事に対して悲観的になっている時間がもったいない！と、悲観的になった後に気づき、余計に悲観的になる事も良くあります。 続いて将来を悲観するのをやめるための対処法をご紹介します。

悪い面はすでに見えている！180度見方を変えていい面に目を向ける

将来を悲観してしまう時は、すでに悲観している理由や原因がわかっています。 ということは、悪い面はすでに見えていて、180度見方を変えていい面に目を向けることが大切です。 例えば、女性の場合は好きな人とうまくいかなかったり、喧嘩をしたりなどの「恋愛」での出来事。 男性の場合はちょっとした仕事のミスで上司から注意をされたり、頑張って計画をしていたプレゼンが通らなかったりなどの「仕事」での出来事。 時が過ぎればこの時の気持ちもなくなっているものですが、男女共に自分自身の普段の生活の中で起きた「ちょっとした出来事」が引き金で、何も起きていないのに将来を悲観してしまう思考になります。 このように、毎回同じことを繰り返すことは精神的にも良くないので、解決策としてはその日にあった出来事は悲観的な未来には繋がらないという意識に切り替え、翌日からは良いことが起きると考えることが必要です。 ですが、方向転換をし、あまりにもポジティブに考えすぎるのも自分自身を抑えて余計に苦しくなるので、そんな時は体を動かしたり、本を読むなどの自分の時間を大切にするようにしましょう。

悲観した将来の不安を防ぐために何ができるのか対策を考えて不安を予防する

悲観した将来の不安を防ぎために何ができるのか対策を考えて不安を予防する方法ですが、女性であれば休日は家に籠らないで思い切って「外出」をして色々なものを見ることが良く、男性であれば「スポーツ」をして汗を流したりして発散することにより、不安そのものを予防することができます。

何が不安なのか、なぜ悲観するのかを紙に書き出してみる

何が不安なのか、なぜ悲観するのかを紙に書きだしてみることはとても効果的です。 現代はインターネットやスマートフォンが当たり前の時代になり、紙に書き出す機会がなく、どうしても頭だけで考えてしまうことがあります。 特に女性の場合は、頭で考え過ぎてしまう生き物で、考えれば考えるほど、「不安」になることが多いです。 悲観するのも頭の中の考えが混乱した時に起きるので、一体「何が不安なのか」「なぜ悲観するのか」ということを紙に箇条書きで書いてみましょう。 それを読み直しすと、解決策が見えてきたり、取り越し苦労だったことにも気づきます。

仕事や趣味など何も考えないように何かに熱中する

仕事や趣味など何も考えないように何かに熱中することも効果があります。 男性の場合であればゲームやスポーツをして「無我夢中」になること、女性であれば手が器用であればハンドメイド作品の製作に没頭したりして、「無」の状態を作ることにより悲観的な考えをしなくなります。 できれば休日に行うことをお勧めします。

悲観している自分を認識し、途中で思考を止める癖をつける

悲観している自分を認識し、途中で思考を止める癖をつけることも必要です。 特に女性の場合は一度悲観をしてしまうといつまでもその気持ちを「引きずる」という傾向があり、精神的にまいってしまう方も多いはず。 まずは悲観している自分自身を自分で認識し、悲観している思考をまずやめることです。 いきなりは難しいので、毎日少しずつやってみると効果的です。

ほんの些細な出来事で将来を悲観してしまうことは、時間の無駄でもあります。 そうならないために頭の中に入れておきたい3つの考え方をご紹介します。

将来は悲観してもしなくても変わらない。むしろ悲観しない方がよくなるもの。

将来は悲観してもしなくても変わりません。 むしろ悲観しない方がよくなるもの。 ということを頭に入れておきましょう。 人は嬉しかったり楽しかったり幸せだったりする時に、「オキシトシン」と呼ばれる脳内物質が出ます。 悲観的になるとどうしてもネガティブなものばかりを見ますが、このオキシトシンは減る一方です。 この脳内物質を出すには、ポジティブな映像を頭に記憶させることにより、増加すると言われています。 特に「女性」には必要不可欠なもので、増加すればするほど女子力が上がることでも知られています。 このオキシトシンを増加させるためには、悲しい映画よりも明るい映画を見たり、晴れた日に思い切り掃除をしてスッキリさせたりすると良いでしょう。 とにかく気持ちを「スッキリ」させることを心がけることにより、日を追うごとに増加してきます。

将来も自分の人生の一部。努力をすればいくらでも将来を変えられる

将来も自分の人生の一部であり、努力をすればいくらでも将来を変えられます。 将来を悲観してしまうと自分自身の人生そのものに絶望を感じやすく、「男性」であればお酒に溺れたり、「女性」であれば恋愛に依存をしがちです。 何かに、誰かに依存をすることで安心感を得ることはできますが、本当の意味での安心はまずは「努力」をすることです。 自分自身で努力をすればするほど、いくらでも将来を変えられることができるという意識を持ちましょう。

将来を悲観することに使っている時間で、多くの事ができる

将来を悲観することに使っている時間で多くの事ができるようになります。 1日中心を閉ざして将来を悲観していると、何もできなくなります。 特に女性の場合は占いに依存をしてしまいがちになります。 将来を悲観して過ごす時間もあなたの大切な1日です。 意識を切り替えてやるべきことをやりましょう。

いかがでしたでしょうか。 今回は何も起きていないのに将来を悲観してしまうことについてをご紹介しました。 「将来は悲観してもしなくても変わらない。 むしろ悲観しない方がよくなるもの」 「将来も自分の人生の一部。 努力をすればいくらでも将来を変えられる」 「将来を悲観することに使っている時間で、多くの事ができる」 という意識の切り替えが必要になってきます。 人は、1度だけの人生です。 どんな人でも幸せになる権利を与えられていますので、今日から少しずつ意識を切り替えて実践してみてください。