自信のなさと不安の正体って？不安の原因と自信をつける方法

どこにいても何をしていても、漠然とした不安が頭から離れない、なんてことはないでしょうか。 失敗するんじゃないか、悪いことが起きるんじゃないか… 特にそうなる原因がなくても不安を感じてしまう場合は、自信がないからではないでしょうか。 この記事では、自信を無くす原因を探り、もっと自信が持てるようにはどうしたらいいのか、をお伝えいたします。

自信は「自分を信じる」と書きます。 つまり、自分を信じられることが自信につながるのですね。 そして不安は「安心が出来ない(不)」ということ。 自分が信じられないために安心できないという状態です。 自信を持つ…自分を信じられるようになれば、その不安はなくなるでしょう。 「自信をもて」と一言で言っても、なかなか難しいことだと思います。 次では自信を無くして不安にしまう原因をまずは探ってみましょう。

先ほどお伝えしたように、不安を感じるのは自信がないせいです。 どうして自信がないと不安になるのか？ その原因をお伝えしますので、自分の中にある不安の原因を突き止めてみましょう。

間違っているかもしれない、と確信を持てないから

自信がない＝自分を信じられないので、自分が下した決断や選択が「間違っているかもしれない」と思うのです。 決断や選択が間違ってるかもしれない…と思ってしまったら、自信を持つことは難しいでしょう。 この時に心に置いてほしいのは「間違っていたらやり直せばいい」「失敗したらこういう手段をとろう」と考えておくことです。 失敗しない人間なんていません。 失敗した時に、どのようにリカバリするかが大事なのです。 「間違っているかもしれないけど、失敗したらこのように修正しよう」と考えることができれば不安になることはありませんよ。

「周りの人に何を言われるんだろう」と否定される事を恐れている

自信がない人は、他人から責められたり拒否されたりすることを恐れます。 いつのまにか他人の目をひどく気にするようになってしまうのです。 否定されるかもしれないと思うと、できる行動も一歩踏み出せなくなりますよね？ でも、周りの人間はそれほどあなたのことを気にしていないことのほうが多かったりします。 踏み出した後、周りから否定的なことを言われたとしても、どうしてそういう行動をしたのかを説明できるように整理しておくことで、否定的な意見をした人も納得させることができるでしょう。

失敗したくない気持ちが強いのに成功するヴィジョンが持てないから

「絶対失敗したくない！」という気持ちが人一倍強くなっているのだと思います。 ですが、しようとしていることに対して自信がないがために「成功した」という想像ができないために不安になってしまうのでしょう。 最初から成功するヴィジョンがあれば、失敗する不安も、自信をなくすこともないですよね？ 考えてほしいのは「絶対成功する！」ということであっても、完全に不安要素がないものなどないということ。 自信がある人だって失敗はします。 「失敗したくない」ことにフォーカスするより、「成功するかも！」という方向に意識を持っていきましょう。 そして、それを口に出して言うことにより、潜在意識から不安を取り除いていけるようになります。

自信がないから不安になる。 不安が大きくなるから余計自信が無くなる…とい悪循環に陥っていませんか？ 「自信のなさ」と「不安」は連動しています。 ここでは、その２つの感情との付き合い方をご紹介しましょう。

自信のなさも不安も思い込みにすぎない！

自信がないのは自分を信じられないからだとお話ししていますが、その原因はなんでしょうか？ まず考えてほしいのは、あなたが誰かのことで「すごいなぁ」と思うことがあったとします。 でも、その本人にとっては、それがネックになっていることもあり得るのです。 「誰に対してもはっきりと意見を言えてすごい」とあなたが感じても「どうして協調性を持てないんだろう」と本人は思っているかもしれません。 他の方からみて、「慎重で危機管理ができる人」という評価をされていても、あなたが「自信がないから心配をしすぎてしまう」と感じていれば不安になってしまいます。

自信も不安も正体はあなたの気持ち。だから考え方次第でコントロールできる

大事なのは視点を変えてみること。 自信のなさだけにとらわれてしまうと、悪循環でどんどん思考は悪い方へ流れます。 実は、自信を持つのも失うのも、自分の考え方で変わってくるんです。 不安もそうです。 世の中に、不安のない人間なんていないと思います。 自信がなくて、不安であっても、自分の考え方次第でそれを克服することは可能です。 そして、自分が自信がない部分を強みにすることができればそれが自信につながったりすることもできますよ！

それでは、自信がなくなって不安感がぬぐえなくて困っているあなたに、自信を取り戻すためにできること、すべきことを５つご紹介します。

失敗してもいい。間違えてもいい事実を受け入れる

失敗してもいい　間違えてもいい事実を受け入れる。 大事な事です。 失敗しない人間なんてこの世にいません！ 間違っていもいいんです。 「失敗は成功のもと」ですから、失敗から学べることがあるのならそれは「失敗」にはなりません。 「間違えたらいけない」と強く思うために不安になり、自信がなくなっていきます。 「失敗しても大丈夫、間違えても大丈夫、なんとかなる！」と自分自身受け入れてみましょう。 そういったポジティブな考え方が心を楽にしてくれます。

自信を持てるようになるまで徹底的に努力をする

自信を持てるようになるまで徹底的に努力をする。 何も努力なしに自信を持っている人も少なからずいますが、基本的には「自信」とは「頑張ってきたんだから」という根本があるものです。 自信とは自分を信じることだと言いましたよね？ 「あれだけ頑張ったんだから、もう絶対に大丈夫」そう言い切れる程に努力した自分を信じることができるなら、大丈夫。 「あれだけ頑張ったけど、もしかしたら無理かも…」と努力したにもかかわらず自分を信じきれないでいるなら、努力がまだまだ努力が足りていないということです。 頑張ってきたことは消えません。 何か１つでもいいので、「これだけは頑張ろう」と決め、徹底的に努力してみましょう。 決して無駄にはなりません。 １つでも自信が持てるようになると、他のことでも自信を持つことができるようになりますよ！

不安を感じた時に最悪の事態を避けるためにできる予防策をする

不安を感じた時に最悪の事態を避けるためにできる予防策をする。 「失敗したくない」「怒られたくない」と思う心が不安や自信喪失につながるのですから、「失敗した時」「間違えた時」に修正するための手段を考えておきましょう。 それも、１つだけではなく２つ３つ考えておくと心に余裕ができます。 失敗する可能性がある、ということに着手する時は、失敗するパターンと、それを回避する手段をセットで考えるようにすると、周りからの評価も上がります。 評価が上がれば自信は自然についてくるものです。

不安を感じている自分を俯瞰することで、不安をコントロールする

不安を感じている自分を俯瞰することで、不安をコントロールする 「俯瞰」とは「ふかん」と読みます。 「高いところから見下ろし眺めること」という意味です。 不安を感じている自分から一度離れてみて、ちょっと高いところから見下ろしてみましょう。 「そんなことに不安を抱いているの？」と少しバカバカしくなるかもしれません。 大抵心を縛っている不安は、杞憂や思い過ごしが多いのです。 心配しすぎて、不安になりすぎて、うまくいかなくなることもあります。 客観的に見る、ということが難しいのであれば、不安を書き出してみて読み返してみましょう。 それを友達から相談されたと思って読んでみると「そんなこと心配する必要ないよ」と言えるようなことが多いのではないでしょうか？ 心配する必要ないと思えれば、それだけで不安をコントロールすることができますよ！

ほんの小さな事から成功体験を積み重ねる

ほんの小さな事から成功体験を積み重ねる。 「自信」とは「成功」の積み重ねでもあります。 人間は子供の時から、テストでいい点を取ったり試合で勝ったり、制作がうまくできたり、賞をもらったり、褒められたりしたことで少しずつ自信をつけていきます。 それが途中で崩れてしまって自信を失った人もいるでしょうし、そういった子供のころからの経験を積めずに来ている人もいるかもしれません。 ですが、これからでもいくらでも自信ってつけられるんです。 何でもいいのですが、何かをやり遂げたり作り上げたり、すべきことを全うしたりすることを積み重ねることで、自信がついてきます。 自信がもてたらもう少し大きなことをしてみようかな、とかアレにチャレンジしてみようかな…などという意欲を持つことができるようになりますので、小さなことから成功談を集めていくことを意識してみましょう！

いかがでしたか？ 自信がなくて不安になる方に大事なことは ・「失敗」「間違い」を恐れず、修復方法を考えよう ・自信のなさは自分の気持ちの持ちよう ・成功を積み重ねることで自信は取り戻せます！ ということです。 「失敗は成功の母」と言われるように、失敗を繰り返すたびに「どうしてそうなったんだ」と考えれば自然と成功への道が開けてくるものです。 いわば、成功へのお勉強ということですね。 むしろ、失敗してしまった時にうまく回避できるようであれば周りからは一目置かれる様になるかもしれません。 自信を無くし、不安から新しいことに手を出せないなんてもったいないことをせず、これからもたくさんの事にチャレンジしていけるように自信を取り戻しましょう！