好きな人なのにむかつく原因って？対処法と嫌いになるべきケース

大好きな人なのにどうしようもなくむかつく！と思うときってありますよね？ どんなに好きな人でも、人間には個々に「感情」があります。 感情を逆なでされれば、多少の心の毛羽立ちは抑えられません。 この記事では、そんな気持ちの対処法や、諦めた方が良いパターンなどをご紹介します。 あなたのその「むかつく気持ち」はどのくらいのものですか？

嫌いな人にむかつくのはなんてことないけれど、好きな人がむかつくと感じたときは自分の中で葛藤が起きますよね。 「好き！でもむかつく！でも好きな人だし…！」と、自分の中で無限ループになると思います。 それは、好きな人に期待をしたり関心を持っているからこそ、裏切られたり、期待ハズレだなと感じるものなんです。 その割に、がっかりしたとしても嫌いになれない自分がいることに混乱してしまうんですね。

先ほどもお伝えしたように、嫌いな人だったらむかつくことがあっても嫌いだからとことん嫌いになれます。 許す必要もありません。 ですが、むかつく対象が好きな人だと許せない気持ちが大きくなってしまいます。 なぜ好きな人なのに許せないのか？ その原因を４つご紹介しましょう。

好きな人だからこそ、むかつくほどの関心がある

人間は、関心を持っていないものがどうなっても対して心に響きません。 むかつくということは関心があるということ。 自分が大切にしているからこそ、むかついて許せないんですね。 むかつく気持ちが大きいほど、相手に対して感情や関心があると考えて良いでしょう。 楽しくお付き合いしているときはそれはとても幸せなのですが、むかつくことがあった時はその関心の強さが余計にむかつくという感情を増幅させてしまっているということを認識しておいてくださいね。

自分の思い通りに動いてくれない好きな人にむかついてしまう

頭ではそう思っていなくても、人は他者に対して自分の望むように動いてほしいと感じるものです。 好きな人となれば、それはより強くなりますし、思ったようにならないと苛立ちを感じます。 たとえあなたの好きな人だとしても、彼自身は一人の人間です。 あなたの思うとおりに動くとはかぎりません。 女性は特に「言葉にしなくてもわかってほしい」と願うことが多いです。 男性はくみ取るのが苦手です。 してほしいことなどは、ちゃんと言葉で伝えるようにしましょう。

自分だけではなく他の女性にも優しくする彼への嫉妬

むかつく、と思う一番の理由は嫉妬ではないでしょうか？ 好きな人が他の女性にも優しくしていれば、嫉妬もしますしむかつくこともあります。 彼氏ではないとなるとなおさら、そのむかつく気持ちの向けどころがわからずモヤモヤしてしまいますよね。 嫉妬という感情は、思い出しただけでも増幅します。 一番いい方法は「むかつける立場にまだいない」と自覚することです。 他の女性も、あなたも、まだ同じラインに立っている、と考えることができれば ムッとしても「仕方ない」と思えるようになります。

むかつく部分はあるのに嫌いになれない自分が一番むかつく

好きな人に対して「むかつく」と思う気持ちの裏には、「でも嫌いになれない自分むかつく」という感情が隠れています。 だってむかつくならやめたらいいと思いませんか？ 精神衛生上良くないです。 でも嫌いになれない…なんでよー！と叫びたくなりますよね。 そんなに簡単に嫌いになれたら誰も苦労しないです。 嫌いになれないからむかつくし、むかつくほど好きなんだ！と自分の気持ちを受け止めてあげましょう。

さて、むかつくほど好きな人がいるあなたが、その気持ちを抱いたままなのはとても辛いと思います。 そんな時にどう対処したらいいのか…３つの方法をご紹介します。 止められない好きという感情と、好きだからこその苛立ちを上手に扱って むかつく気持ちをなだめましょう。

好きな人に対してむかついてしまう自分を許し、受け止めてあげる

先ほどからお伝えしていますが、むかつく＝関心がある、ということ。 そして、好きな人に対してむかついてしまう自分にもイライラしてしまう。 まずは、そのイライラを受け止めましょう。 「むかつくのは好きな人だから仕方のないこと」と認識して、「むかつく自分」を許してあげてくださいね。 自己否定が入ると、どうしてもそのむかつきは消えません。 結果、何にむかついてるのかもわからなくなってしまうことも。 「むかつく」というのは感情です。 自分の中の感情を受け止め、許してあげることで楽になりますよ。

むかついてしまうほど気持ちが大きい事を自覚する

好きでなければそれほど気にならないことでむかついてませんか？ ただの男友達であればそんなにむかつくこともないですよね。 ということは、好きな人は特別なのです。 その気持ちが大きいほど、激しくむかつくんですね。 「むかつく」度合がどのくらいのものかはわかりませんが、かきむしりたくなるほどむかつく！と思っているとしたら… あなたの好きな人への気持ちは相当大きなものでしょう。 そんなに好きになれたことを喜ばしく思っていいと思いますし、むかつくほど彼のことが好きなんだと自覚していくことがとても大事です。

むかつく原因と対処法を洗い出す事で、冷静になる

良くある自己認識法ですが、あなたのそのむかつく原因をはっきりわかっていますか？ むかつく！と思うことを紙に書き出してみましょう。 １つ１つの事柄や、細かい動きなどでも良いので、「これがむかつく！」と思うことを書き出して客観的に見てみましょう。 そして、その１つ１つをどういう風に解釈したらいいのか、どうとらえたらいいのかを考えてみてください。 客観的に見ることで対処法が見えてくるはずです。 むかついている時というのは、興奮状態になります。 まずは冷静になるためにも、自分の気持ちをはっきりと確認しましょう。

関心があるからむかつく、好きだからむかつくのですが… それでもむかつき方によっては、その恋は諦めた方がお互いのために良いこともあります。 四六時中、その怒りに占領されてしまうほどのむかつく気持ちが残ったり 夜も眠れない、涙が出るというようなむかつき方をするときは諦めた方が良い恋でしょう。

いくら好きな人だからといって、許してはいけないこともあります。 だってお互い人間ですからね。 「親しき仲にも礼儀あり」というように、最低限のマナーをわきまえていなければいけません。 「これは許していいのだろうか…」と悩む事が合ったら、次に挙げる３つの項目を思い出してみてください。

言ってはいけない冗談をいを言ってくる

言ってはいけない冗談、というのは、あなたや誰かが傷つくことを言ってくるときです。 あなたが気にしていることや、言われたくないと知っていることを冗談めかして言って来たりすることがあれば、許さないほうが良いです。 「背が低い」「太ってる」などの身体的な事や、家族の事などが挙げられます。 こういう人は、他人の不幸や嫌がることを言って自分に興味を引こうとする人です。 他人が傷つくことに気付いていません。 ですので、自分自身を守るためにもこういった行為は許してはダメです。

あなたの好意を知った上で、それを利用する言動をとる

男性も女性にも存在しますが、相手が自分に好意を抱いているのを知っていて利用する人がいます。 「俺の事好きだからこれくらいするだろう」と思われ、急な呼び出しをしてみたり、おごらされたり、都合よく使われたりすることも。 最初は好きだからいい！と思っていても、その内自分の中に不満がたまってきます。 でも相手が好きだと自ら気付かないふりをしてしまうことも。 「利用される」ということは、無駄にあなたの時間的・心理的・肉体的エネルギーを消費してしまうので 腑に落ちないな、やいつも自分ばかり…と感じることがあれば、利用されているかもしれないということを考えてください。

あなたの好意や行動を周囲の人に言いふらすなどデリカシーのない行動

デリカシーのない人は、他人との共感ができない人が多いです。 基本的には自己中心的な人だということでしょう。 「デリカシー」とは、他人に対して気配りや配慮の事を言います。 それに対して意見をしても、大概デリカシーのない人は自分にデリカシーがないとは思っていませんので 何が悪いの？と返されるかもしれません。 彼を信用して好意を伝えたり自分の事を話したのに、それを周りに触れ回っているということを知ったのなら そういった行動は許してはいけません。

いかがでしたか？ 好きな人に対してむかつく！と思ったら大事なことは次の３つ。 ・好きで、関心があるからこそむかつくんだと自覚する ・好きな人にむかつくことがあるのは仕方ないことなので、むかついてしまう自分を受け入れる ・人権侵害をしてくるようなことがあるのなら許さず諦めるべき ということでした。 どうしても恋に夢中になると、周りが見えなくなってしまうこともありますし 恋愛中はそんな「むかつく」という感情でさえスパイスになることもありますよね。 でも、あなたも一人の人間ですから、むかつくことも、許してはいけないこともあるのです。 「好きな人なのにむかついてしまう！」と頭を悩むより、それがどうしてなのかを理解していきましょう。