診療放射線技師が結婚できない3つの理由

診療放射線技師、と聞いてすぐに職業の中身を想像できるでしょうか？ 一般的な人の感覚では、「放射線あてる人？」「レントゲン取るところにいる人」なんてイメージでしょう。 まず、診療放射技師はいわゆる医師→ドクターではありません。 医師の指示に沿ってその都度レントゲンやCTを撮影したり、そのための機器に対しての知識や管理の能力を持った、医師の頼れる右腕といったところでしょうか。 医師ではないといっても、患者の状態を検査するためになくてはならない存在であり、どんな病院でも対応ができる専門的な人。 もちろん国家資格を持った、医療業界で必要不可欠な職業と言えるでしょう。 そんな診療放射線技師ですが、私生活面では結婚しづらいなんて一面があるようです。 それはなぜか、ちょっぴりマイナーとも思える診療放射線技師の恋愛傾向についてご紹介しましょう！

診療放射線技師の結婚事情は、想像しづらいところもありますよね。 ”結婚できない”と言われる3つの理由はこちらです。 え、そうなの？と思う意外な理由が隠されているかも…？

意外と給料が安い

診療放射線技師のお給料は、医療関係者にしては安い!? 医師ではなくても、その道にいる人ですから、給料の面ではいいんだろう…と思いきや。 実は診療放射線技師の収入はピンからキリまで、と言った方が正解かもしれません。 というのは、医療費の計算で使われる点数というものがあります。 病院に行くと領収書は必ずもらえると思いますが、そこにも書いてある「〇点」というやつですね。 このポイントによって診療に払われる病院側の収入が変わってくるわけですが、診療放射線技師の仕事はこの点数にそのまま結びつかないようです。 そこで診療放射線技師を雇うときに、できるだけ少ないお給料で…と考える病院も多く、一昔前よりも診療放射線技師の資格を持った人が増えてきたことも理由の一つなんだとか。 年収で言えば450万を切ってくることもあり、お給料は残業や手当によって増えたり減ったりするスタイルが多いみたいですね。 医療者として考えると、少ないと感じる人もいるのではないでしょうか。

職業がマイナーなため異性にとってのアピールポイントにならない

基本的なイメージとして、医療の現場で働く人=ハイスペック！という人も多いですよね。 でもいわゆる「外科医です」と言われるのと、「診療放射線技師です」と言われるのでは、イメージの湧きづらさや具体的な想像ができないということがあるでしょう。 もちろんそれって実際どんな仕事で、どんな収入で、どのくらい休みがあるんだろう…？と興味がある人はいるかと思いますが、分かりにくいためアピールの即戦力とは言い難いところも。 同じく医療関係の異性で、例えばナースであったり医師であれば理解は早いでしょう。 全く別の業種の人にとっては、”すごいとは思うけどよくわからない”というのが素直な感想ですね。

勤務時間は変則的なところが多いため、恋愛が難しかったりする

診療放射線技師の勤務時間は、交代で回していくことに違いはありませんが、どんな病院に勤めているかによっては変則的であわただしい…！ということもあります。 例えば小さな町で活躍するような診療放射線技師の人、あまり急患の出ない歯科クリニックに勤める診療放射線技師の人などは、定時あがりが一般的のよう。 ただ、夜間でも対応している救急病院やフル稼働の病院に勤めていれば、深夜に検査しなければならない状態になることもしばしばあり、残業、深夜勤務もまれではありません。 いくらでも応援の人がいるわけではない診療放射線技師だからこそ、勤務時間は案外読めないんですね。 恋愛するタイミングがない！というのも納得です。

では、そんな診療放射線技師の人が結婚するためにはどうすればいいのでしょうか？ 結婚に向けてできる解説策を見ていきましょう！

可能な限り待遇がいい職場に転職する

できる限りの好待遇を狙って、診療放射線技師が足りない！と強く求めている病院やクリニックに転職すれば、婚活を始めても異性から見るイメージを変えることができそう。 どちらかといえば、人材が足りていることで待遇がイマイチ良くないという傾向があるでしょう。 大きな病院で診療放射線技師が安めのお給料で何人も雇われている、という状況の元にいるよりも、常勤で少人数をきっちりといい待遇で求めている職場をおすすめします。

働く時間が一般的な職場に転職する

恋愛や結婚を意識すると、時間の自由がある程度あることは必須になってくるでしょう。 付き合っても会う時間が全然ないと、どんな人なのかよく理解する時間もない…と思ってしまい、結婚を決意するまでの時間もかかってしまいます。 診療放射線技師の仕事については、あまりよくわかっていない人も多いです。 結婚したいなら、なるべく働く時間が読めて、予定が自分で組める職場にいるといいでしょう。 医師や医療関係の人と付き合う=忙しい上にドタキャンも多い、という認識はあるようなので、診療放射線技師は医療関係でも普通のドクターなんかよりは家庭に入っても時間がある！というアピールになります。 女性にとって結婚は、子供ができても仕事ばかりで全く家庭にいない旦那さんを求めていないのです。 収入は安定しているけど、家族との時間もあって休みがしっかりとある人を選びたいものですからね。 また男性にとっても、医療関係の妻であったとしてもできるだけ家庭のことをほったらかしにはしないで欲しいのが本音なので、同じ感覚が言えるでしょう。

医療専門の婚活イベントなどに参加する

もうひとつおすすめしたいのは、医療系専門の婚活パーティーやイベントに参加することです。 一番のメリットは同じ業種のため、お互いに理解が深められるというところ。 またひとつの業種に特化した婚活イベントでも、年齢も上限を選べたりします。 同じ思いや悩みを抱いている男女が集まるので、交流するのも楽しそうですね。 医療関係者しかわからない結婚への不安や、共感しあえる話で盛り上がったり「どんな家庭を作りたい」という話もしやすいのでいい出会いが期待できそう♪

いかがでしたか？ 診療放射線技師の人への理解は、一般的にはまだまだ少なそう。 でも同じ業種の人との交流を深めたり、結婚のための時間を確保するように動けば、チャンスはありそうですね！