辞めたいほど不信感を感じる会社の特徴と理由。転職以外の対処法って？

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 どうしても会社を辞めたいという心境になってしまった。 その状況はかなりストレスですよね。 でも大丈夫、ちゃんと解決法はあります。 しかし、解決法の前に、もしかしたらそれはあなたの勘違いかもしれません。 実際に、会社に不信感を持っている人は、そうなる前からこんなサインが出てたはず。 まずはそこを一緒に確認していきましょう。

ではどんな会社があなたに辞めたいとまで思わせ、不信感を持たせるのでしょうか？ よくあるダメな会社の特徴をまとめてみました。 これだ！と一致するものがあるかもしれません。

会社の空気が悪く、人間関係がギスギスしている

この人とこの人は合わない？とすぐ分かるような、明らかに普通の会話が出来ていない人たちがいる。 ただ答えればいいものを、角が立つような言い方をする人がいる。 まだ出来ないのか、そんなことも分からないのかなど、本人に言えばいいものを全員に聞こえる声で言う人がいる。 どうでしょう、このような人はいませんか？ 出来る人からすると、自分より出来ない人、ペースを乱す人が気に食わないのかも知れません。 しかし、その件に関係ないとしても聞いている方まで嫌な気分になりますね。 いつ自分が対象になるかもわかりませんし、間に入る立場になるのも避けたいですよね。 こんなことが日常茶飯事だと、辞めたいと思ってしまいます。 巻き込まれないように、誰とどう対応するか、どう扱ったらいいのかをよく見極めておきましょう。

社長や上の人の人格に問題がある

言うことを聞く社員や、強力なコネを持っている社員などの扱いが違う上司。 仕事の中身や人間性を見ず、自分の損得で部下への態度を変える上司っていますよね。 結局、仕事のクオリティや会社の成長よりも、自分が大事な人間です。 そんな上司の下で働いて、たとえ自分が手厚く扱われても嫌になりませんか？ ここにいていいのだろうか、辞めたいという気持ちになるでしょう。 あなた自身の成長になりませんので、信頼できる上司、出来ない上司はきちんと見極めましょうね。

過度の労働を強要するなど法律に触れることを要求してくる

タイムカードは退勤にしておいて、実はその後も働かせる。 週に１回の休みもなく、連日出勤させられる。 息が詰まる、リフレッシュする時間がなければ、辞めたいとなってしまいますよね。 法律で決まっている基準というものがありますし、誰でも調べればすぐわかることです。 それを平気で指示してくる、従っているとすれば、今後もいいように使われますよ。 体を壊してからでは遅いのです。 会社にこの様な体制、風潮がないか、しっかり見ておきましょう。

仕事量と給料/休日のバランスがおかしい

仕事量や責任の重さに釣り合わないほど給料が安い。 長期連日勤務がある、そもそも丸１日休めない等。 仕事に対しての給料に満足できるならいいですし、十分な休養が取れて仕事に臨めるならいいのですが、どちらかが欠落している状態ですね。 この状況が続くと、だんだんバカバカしくなってきます。 そして辞めたい、辞めよう！となってしまうのです。 糸が切れて、もう辞める！となる前に、しっかりリサーチして計画を立てることが必要ですね。

会社の意見と対立している

会社、経営者が目指すものと、自分の思う仕事のあり方が違う場合。 例えば会社は大きくなりたい、規模を広げたいのに対し、もし地域密着型の個人のお客様を大切にしたいと考えるのであれば、目的が違ってきますね。 これについてはどちらかが正解というのは無いのかもしれませんが、勤めている以上、会社の目指すもののために動き、給料をもらうのです。 納得できない仕事をするのであれば、いつかつまづきます。 辞めたいと思って方向転換しようとしても、遅くなってしまいやりたいことが出来なくなるという事態になる前に、考えておかなければいけません。

なぜ会社に不信感を持つのでしょうか？ そしてなぜ辞めたいのでしょうか？ ただ嫌なことがあるからではなく、それがずっと続くからです。 では具体的に不信感の根本を見ていきましょう。

将来何十年とこの会社でやっていく自信がないから

なんとか一つ一つ問題を乗り越えても、また新たにやってくる。 給料の件で意見を言ったが改善されない、毎回言うのが嫌になってきた。 上司は遊んでいる、部下は働き手柄だけ取られる。 その場はなんとかやり過ごしても、また同じことが起こる可能性は大いにありますよね。 嫌な思いをしたことが繰り返される可能性がある、勤めている限り同じことで悩む、だからこれからもずっと続けていこうという気持ちになれないのでしょう。

不信感のせいで生まれるストレスで仕事や私生活に支障があるから

会社でのストレスで、他の事までうまくいかなくなってしまう。 イライラして仕事でミスをしたり、家族に当たってしまったり。 そしてさらにうまくいかなくなるという連鎖になってしまいますね。 きっと余裕がないのでしょう。 休養を取って次の日に活かす時間も、やりがいを感じる時間もです。

一度不信感を持ってしまうと全てを否定的に受け取ってしまうから

トラウマのようなものですね。 一部分について不信感を持つと、他のことについても疑ってしまいます。 上司が分かってくれないから、その同期の人も同じ意見だろう。 勤務時間が異常に多い、きっと他の事でも法律を守ってないんだろう。 実際被害を受けていない事まで、確かめる前から疑ってしまいます。 全体像を見られず、一面しか見る余裕しかないんですね。 良いところを見れば全体もよく見えますが、悪いところを見てしまうとそこだけが目立ってしまうのでしょう。

辞めて解決するならいいのですが、全ての人がそうとはいきませんよね。 では会社に対して持ってしまった不信感と、どう戦っていくかを具体的にお話していきます。

不信感を感じた出来事を書き出して根本原因を見つけ出す

おかしいと思ったこと、改善したいことなどを、思った瞬間にメモしておきましょう。 書き出すことで整理され、よりアイデアも広がります。 不信感を持って文句を言っているだけではそこで終ってしまいます。 この出来事に対しては、窓口はどこの部署だ！など、次の対策が分かりやすくなります。 解決策まで見出せるよう、紙に書いて整理していきましょう。 ですが、あまりにも何でも書きすぎて、自分に我慢が足りないことやワガママもあるかもしれません。 書く内容もきちんと選びましょう。

不信感を取り除くために自分ができること、すべきことを実践する

明らかにおかしい労働基準法違反や、同僚に対する態度が酷い上司など、あなたがおかしいと思ったことを口に出すことで変わるきっかけになるかもしれません。 誰も発信する人がいなかったからこの状況なのです。 自分が出来ることを精いっぱいすることで自身も付きますし、周りからも感謝され、影響を与えることが出来るかもしれません。 ですがやりすぎて、あなた自身が居心地が悪くなることも。 慎重に行きしょう。

外部の要因があるのであればクビになる覚悟で原因を取り除く

会社の外部からの問題はありませんか？ 取引先が無理難題を言ってくるとか、上司とお客様の板挟みで困っている等。 そうであれば、あなたが働く場所の悩みではないですよね。 思い切って担当を変えてもらうよう言ってみてはどうでしょうか？ あなたの力を活かせる場所があるかもしれませんし、誰にどの仕事が適しているかを見極めるのも会社や上司の仕事でもあります。 転職までしなくても、異動という形で辛い状況から抜け出せるかもしれません。 ですがもしかしたら、そのことで社内での評価が下がるなどして、今までと同じ待遇で居られなくなるかもしれません。 もしかしたら、それであれば退職してほしいと言われるかもしれません。 現状で頑張ってみるのか、それが出来ないようならそのポジションを離れるのか、どちらが大切なのかしっかり考えてから決めましょう。

自分にマイナスな点しかないのか、状況を客観視する

自分がダメだからうまくいかないのだと卑屈になっていませんか？ 自分の事ではなく、他人の事として自分を見てみましょう。 本当にあなただけが悪いのでしょうか？ 仕事の問題というのは一人の責任ではありません。 問題が起きる体制なのが問題なので、何かあった場合は全体を見直す必要があるのです。 自分一人で抱えなくてもいいことが見つかれば、少しは気持ちが楽になるかもしれません。 ですが、客観視することが大事なので、責任転嫁や言い訳になってしまわないように気を付けましょう。

転職を視野に入れて現状と比較してみる

転職先について考えてみましょう。 ホームページなどでたくさん求人が出ていると思います。 しかし、最初から給料が高くなかったり、転職することで長続きしない人という目で見られることも。 今のままがいいのか、転職するべきなのか比べてみましょう。 仕事を比べる時に大事なのは決して給料面だけでは無いですが、比べることが出来れば動くべきか留まるべきか分かりやすくなりますね。 そしてまだ働いていない会社のことは分かりませんが、夢は膨らみますし前向きになれるかもしれません。 ですが、やはり知らない会社の内部までは分からないものです。 今の現状が嫌だというだけで、早とちりしないように慎重に行きましょう。

では皆さんの経験談も聞いてみましょう。 同じ思いをしている人は、他にもたくさんいるのです。 誰でも辞めたいと思ったことはあります。 ではそんな時、実際にどう対処したのか、その結果どうなったのか、是非参考にしていきましょう。

上司も含め周りの人に素直に気持ちを伝えてみる

「上司に相談したら、頼られたことがうれしかったみたいで親身になってくれた」（20代・営業） 「もっと早く言ってくれればよかったのにと言われた」（20代・事務） 自分がすっきりする事もありますが、相手に分かってもらう、知ってもらうことが出来ます。 あなたが伝えたので、上司は知ることが出来た。 そうでなければ、あなたが何を思っているか分からなかったかも知れません。 事実を知る人数が多いほど、解決は早くなります。

長期の休みをもらい気持ちを切り替える

「人生の中で仕事だけが全てでは無いと思えた」（30代・営業） 「今まで忙しくて見られなかったものに目を向けることが出来た」（30代・総務） 一回仕事から離れたことで、冷静にゆっくり考える事が出来ます。 仕事をしながらだとそうはいきません、常に不信感が沸いてくるのです。 なので新しい不信感が発生しない状態になることはとても大切です。

転職の難しさを知ることで今の会社で努力をする原動力を得る

「辛くても、働く場所があることは幸せだと考えた」（20代・人事） 「せっかく入った会社だから、まずは雇ってもらった恩を返してからと思った」（30代・営業） 今も恵まれている環境なんだと知ることが出来ますね。 悪いことだけに目を向けず、小さな良いことにも喜んでいけるようになります。 転職は難しい、となると今雇ってくれている会社へ、多少感謝の気持ちは生まれます。 その気持ちを大切にしていれば、きっと働く気力も大きくなるでしょう。

辞めたいほど会社に不信感を持ってしまった場合、どうすればいいのでしょうか？ 本記事では、不信感を持たれる会社の特徴をあげてみました。 そして根本の原因、どんな影響が出るのかも分析しています。 ですがそう簡単に辞められないのが仕事というものです。 辞めたいほど不信感を持ってしまった場合の対処法と、実際経験者の方が行った方法もご紹介して来ました。 ぜひ役立てていただき、明日は笑顔で過ごせるよう、応援しています。