あまりに辛すぎる仕事の人間関係。辞めるべきか辞めないべきかを見極める基準は？

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 仕事での人間関係でトラブルになってしまった。 こういった状況になってしまった時、どう対応するかがとても重要になってきます。 もちろん、この状態のまま長くいるのは困難ですよね。 そんなハードな状況にお悩みの方のため、今回は仕事での人間関係が辛すぎる時にはどうすればいいのかという事を徹底的に読者の方から頂いたエピソードも参考に提案していきたいと思います。 是非参考にしてみてください！

では実際どんなことが起こり、仕事が辛すぎる状況になってしまったのでしょうか。 仕事の内容ではなく、やはりそこには人間関係が深くかかわっています。 経験者の方のエピソードを聞いてみましょう。

《1》職場では必要な情報をもらえず、家まで電話がかかってきて説教をされ、6年耐えたが辞めた。他の仕事をしているが気持ちが楽になった

会議や集合時間の情報を伝えてもらえなかった。 きちんと話してくれれば出席できたのに、故意に教えてもらえなかった。 その時に聞いていないと反論したところ、次回からも連絡をもらえなくなった。 その度に来ないことが悪いと責められた。 （40代女性・事務職） これはイジメですね。 知っていれば難しいことではなく、出来るのです。 誰でも出来ることで失敗させようとし、わざと教えないのでしょうか。 誰かに何度もこのような嫌がらせをするということは、複数の人間が関わっていますね。 説教する立場の人も、伝えられていないことを分かっているのでは？

《2》職場に馬が合わない人がいてなにかと言い方が引っかかり、イライラする。完全には無理だけれど、できるだけ接触しないようにしている。

「まだ覚えられないの？」「何年やってるの？」等、一言余計な人っていますよね。 それ、言わなくていいのでは？と言い返したところ、なおさらひどくなり、声も大きくなってみんなに聞こえるように言われたので、我慢して何も言わないようにしました。 （30代男性・営業） どれだけ仕事が出来る人なのか分かりませんが、誰にでも一言多いのでしょう。 それに反論してしまったがために、若干ターゲットにされた感じはありますね。 いちいち嫌な言い方をする人は、誰かに相手にしてもらいたいのです。 それに反論したり答えてしまうと、あなたに何か言うのが面白くて仕方なくなるのでしょう。

《3》聞こえるように陰口を言われたり、自分だけ仲間外れにして陰で笑ったりされている。最初は嫌だったが無視しているうちにあまり気にならなくなった。

陰でイニシャルで呼ばれ、明らかに自分のことを言われているのが分かった。 昼食や休憩も声をかけてもらえず、一人で過ごすことが多くなって来た。 最初は気にしていたけれど、働く場所であり遊びに来ているわけではないと思ったらだいぶ楽になった。 （20代女性・事務職） 確かに職場は仕事をする場所であり、群れて行動することや悪口を言って楽しんでる人は遊びに来てるの？という印象も覚えますね。 群れていないと安心できないタイプの人間もいます。 この様な人たちは無視するのが一番です。 ひとりで行動し、仕事をしっかり行うあなたの方が立派だと自分に自信を持ちましょう。

《4》入社するときになんだかスベった感じで、いつまでたっても人間関係になじめていない。今は仕事をする場所と割り切っている。

同期の中でなんだか自分だけあか抜けていない感じがした。 みんな仕事もしつつ、会社のイベントやアフター５も楽しんでいるようだけれど、自分は騒いで遊ぶタイプでもなく打ち解けられない。 そのうちに誘われなくなった。 でもそれをしなくても仕事は出来るので、それでいいかなと思っている。 （20代男性・事務職） 会社で働く人は会社が選ぶので、同僚とは友達のように自分で選んで付き合うことは出来ませんよね。 それは仕方のないことです。 それに気が付けたということは良いことですね。 ですがたまにはコミュニケーションを取った方が良いと思います。 何気ない会話の中にも、仕事のヒントになることは隠されていますよ。 人付き合いは多い程、たくさんの人と知り合い、情報をたくさんもらえるのです。

《5》ものを隠されたり、悪口を言われたりしている。イライラした気持ちを週末などに友人に聞いてもらうことでなんとかやっている。

大したことではないけれど、誰でも取れるところにおいてあった文房具がなくなっている。 最初は勘違いかと思ったけれど、頻繁にあるので隠されていることは間違いない。 悪口を言われたり、広められたりしているのでやはり故意に取られたんだと思った。 証拠がないので会社の人には言わず黙っているけれど、社外の友人には話した。 （20代・美容師） 物を隠すというのは、陰険で器が小さいですよね。 そして証拠がない限り、疑わしい人物がいてもなかなか社内で口外出来ませんね。 友人に聞いてもらうのが、すっきりする目的であればいいですが、直接の解決にはなりません。 友人も状況を見ることが出来ず、あなたからの話しか聞くことが出来ないのです。 そして、もちろん友人であるあなたの味方なので、一緒に悪口を言って終わってしまうかもしれません。 なんとか気持ちを紛らわせ、我慢して過ごす方法を考えるよりも、この状態を終わらせるよう考えましょう。 相談できる相手がいるならば、愚痴を聞いてもらうのではなく解決法のアドバイスをもらいましょう。

では仕事に行くのが辛すぎる場合、その原因が人間関係である場合、仕事を辞めてもいいのでしょうか？ 仕事を変えるということは、少なからず今後の人生に影響します。 ここからは、辞めたほうがいい場合と、留まったほうがいい場合を解説していきます。

仕事に影響の出るいじめ（連絡が来ない・書類が貰えない・休めないなど）をされている場合はさっぱり辞めてOK！いじめというかパワハラ・モラハラ

仕事の締め切りの日時連絡が来ない、参考にする書類が来ないので仕事が進まない、休憩や定期の休みまで返上しているのに他の人はきちんと休んでいるなど。 この様な理不尽なことであれば、きっぱり辞めるべきですね。 これは明らかに嫌がらせです、そんなことが横行している会社にいて成長できますか？ もちろん全員ではないかもしれませんが、その状況を上司に当たる人が分かっていない場合、分かっていても黙認している場合はここにいるべきではありません。 やる方もやる方ですが、人をまとめる立場の人が加わっていたり黙認していれば、それはもう将来改善する兆しが見えないですよね。 なので出来るだけ早いうちに辞めてしまいましょう。

職場にいる1人の人がどうも合わないなど、相手が職場全員でない場合は辞めずに様子を見るのが吉

年が近くてライバルだけに仲良くできずいがみ合ってしまうひとがいる、誰にでもだけれど必ずけなす言葉を言う人がいる等、職場の一人とどうしても合わない場合は、辞めることを早まってはいけません。 相手がひとりであれば状況は変わる可能性も高いはずです。 そして何より転職というのは大変です。 手間も時間もかかります。 たった一人に影響されて職を変えていては身が持ちません。 それにどこにでも合わない人はいるのです、ここだけではありません。 逆に、あなたのことを合わないと思っている人もいるかもしれませんよ。 相手にも悪意がない場合もありますので、まずは様子を見てみましょう。

職場の多くの人とうまくいかない場合も、職場に理解者がいる場合は辞めないほうが良いかも。まず理解者を頼ってみよう

なかなかなじめないけれど間に立ってくれる上司がいる、みんなに否定されたことでも話を聞いてくれてその後も態度を変えず付き合ってくれる同僚がいる場合など。 理解してもらえる、味方になったくれる人と職場で出会えるということはそうたくさんあることではありません。 とてもありがたいことであり、あなたの自信にもなりますよね。 そしてあなたの気持ちも少なからず救われているでしょう。 辞めるのはもったいないと思いませんか？ 相談できる相手に、今後職場で出会うことは無いかもしれません。 まずは相談に乗ってもらいましょう。 親身になってあなたを助けてくれるようであれば、今後も続けていける可能性はあります。 そして、あなたの悩んでいる人間関係のクッションになってくれるかもしれません。

聞き流したり受け流したりすることができるか考え、できそうなら辞めなくてもOK。嫌な人は相手にしないこと

大人の対応は出来ますか？ 何か言われてすぐ向きになって反応してしまえば、相手も面白がることもありますし、あなたの気持ちも落ち着きませんよね。 理不尽なことを言われたら、大人なので相手にしない！と決めて、はいはいと聞き流しましょう。 そんなあなたはきっと周りの人からも尊敬されます。 かっこいい、仕事の出来る大人に見えるでしょう。 そしてきっと周りの人のお手本になり、職場の空気が良くなっていくでしょう。

正論を言っても、頭では分かっていてもなかなかうまくいきませんよね。 では具体的にどんな方法があるのか、実際どんな行動に出ればいいのかアドバイスしていきます。 あなたにあてはまることがあればやってみましょう。

上司に困っている内容を報告する。上司との関係も悪い・協力的でないならいっそ辞める《情報が来ないなど、仕事に影響が出ている場合》

実際出来るはずの仕事が出来ない、完成度が低くなる、時間がかかるなどの影響が出ていますよね。 そしてそれはあなたのせいではない、他人にそうさせられているのです。 それを上司に相談して、どう対応するのか見てみましょう。 あなたの力を最大限に発揮させられない状況、上司であれば改善するのが普通ですよね。 試すような感覚かもしれません。 上司に話して解決に近づくことが出来ないのであれば、辞める方向で良いと思います。 上司に相談しても何もならないとなれば、そこまでの職場ということです。 このことが分かれば、未練なくやめることが出来ますよね。

何か言われたりされていて辛い場合、無視を貫くことを意識する。いじめる側は反応を欲しがっている《仕事には影響がないが辛い場合》

仕事はきちんとこなすことが出来ていても、精神的にいい気持ちはしませんよね。 苦しいですが無視をしてみましょう。 相手もおかしいことをしているのは分かっているうえで、それでも嫌がらせをしているのです。 あなたが反応するのが楽しみなのです。 ですがそんなことをしてくる相手、仕事が出来ないのでは？子どもなのでは？ だからあなたにちょっかいを出してくるのです。 では無視してみましょう、相手はつまらないはずです。 そしてあなたの対応は評価されるでしょうし、嫌がらせには屈しないという強い人間に見えるでしょう。 ついでに自分の株も上げてしまいましょう。

職場に少しでも理解者ができると気持ちが前向きになれることがある。理解者になってもらえそうな人がいないか探してみる《仕事には影響がないが辛い場合》

誰にでも心の支えは必要ですし、職場と言えど、そこにいてくれればどんなにありがたいかしれません。 会社のイベントなどに積極的に参加し、他部署の人ともたくさん知り合いましょう。 今いないのであれば、人間関係を広げるしかありません。 そしてたくさんの人と知り合えば、それだけ色々な考え方を知ることが出来ますので、あなたの悩みを解決するヒントになるかもしれませんよ。

「何を考えているのかわからない」と思われていることがある。あいさつを明るくすることから初めて、話しやすい雰囲気を作ってみる《馴染めず居心地が悪いと感じる場合》

あなた自身が馴染めないことで殻に閉じこもり、なおさら周りと接するチャンスを失くしていませんか？ 人間関係のスタートラインにも立っていないのです。 挨拶は自分から、大きな声で、何度でも行いましょう。 明るく振る舞い、ガードをゆるくしましょう。 こちらから話しかけることで、次回は相手からも声をかけやすくさせるのです。 距離があった人ひとりと馴染めれば、他の人とも馴染めるようになります。 そしてあなたが人を寄せ付けにくいという印象はなくなるでしょう。

辞めることを考える前に！休職してまずはゆっくり心を休め、この先どうするかを考える《仕事の人間関係がどうしても辛い場合》

一度、まとまった休みを取ってみるのはどうでしょうか？ 仕事しながら考えるのは大変です。 辛すぎるという状況の中で考えなくてはいけませんよね。 一度人間関係から離れ、安心していられる場所や時間の中で気持ちを整理してみましょう。 辛すぎるから辞めるではなく、辛すぎるから休んで、辞めることも含めどうするかを考えましょう。 勢いで辞めてしまって、例えば今度は収入面で後で後悔することもあるかもしれません。 休んでいる間は、あなたのそばに敵はいません。 悩んでいる人間関係の事だけでなく、将来どうするか、転職はどれだけ大変かなども考えてみましょう。

いかがでしょうか？ 仕事をしに行っているのに、人間関係が辛すぎる状況というのは本末転倒ですよね。 では実際どんな人間関係が仕事の邪魔をしているのでしょうか？ 明らかに理不尽なものから、個人的な要因まで様々です。 辛すぎるからと言って仕事を辞めるのは、いい場合と考え直した方がいい場合があります。 辞めるべき状況と、辞めないための解決策もご案内しています。 仕事を辞めるにしても辞めないにしても、あなたにベストな方法を見つけるきっかけになってくれればと思います。