「家族から逃げたい」これは非情？NO！逃げるべき毒家族は存在する

“家族”から逃げたい…そう思うのは自分が冷たい人間だからだ。 なんて思っていませんか？ 世の中には、逃げた方がいい！と思うほどの毒家族エピソードはたくさんあります。 あなたもそんなエピソードを読んで、自分がどうしたらいいのか考えてみませんか？ 今回は、人生を狂わしかねない、毒家族のお話をさせていただきます。

まずは、実際にネット上に書き込まれている、“毒家族”のエピソードをご紹介します。 どれも『今すぐ逃げて！』と言いたくなるものばかりなので、心してご覧くださいませ…！

自分には関係ない親の借金を返し続ける毎日、家族も誰も助けてくれない

育ててもらったという情で、借金癖のある母親、そして家事のできない父親と妹を見離せない女性のエピソードでした。 いつの間にかブラックリストに入っていたということで、この先返済が終わってしばらくたたないと、この26歳の女性はローンを組むこともできません。 車の免許すら持てない状態で、非常に辛い思いをされていることでしょう。 さらに父親が会社をクビになってしまったということで、ここまでくると自己破産も視野に入れなければならないかもしれません。 女性のこの先の人生を思うと『逃げて！もう十分頑張ったよ』と言いたくなりますが、やはり家族を見捨てることはできないんですよね。 どうにか借金を返済し、幸せになってほしいものです。

兄のギャンブル依存症でできた借金を返すために親が借金をし、それを自分が払うことに…

お兄さんの金銭要求を母親が飲み、それを娘であるこの女性や父親が肩代わりしなければならなくなる…。 ものすごいループです。 お母さんなら最終的にはどうにかしてくれると思っているお兄さん。 そんなお兄さんを見放してしまえばよいのでしょうが、やはり母親からすると簡単には見放せないものなんですよね。 『自分がこんな風に育ててしまった、人様に迷惑をかけるよりは…』という気持ちもきっと持っているのではないでしょうか。 まずはお母さんと徹底的に話し合いをして、この先どうしていくか決めていってほしいものです。 また、ギャンブルは余計に事態を悪化させてしまうだけですので、やめるよう強く説得するべきです。 最終手段として、ご両親が離婚して、母と兄だけでどうにかしてもらうのが一番なんですけどね。 家族から逃げたいという気持ち、でも家族がバラバラになってしまう気がして寂しい気持ち。 子供からすると複雑ですね。

暴力的な父親と悪口ばかりの母親にストーカーまがいのことをされ続けている

命をもどうにかしたいと思ってしまうほど、家族から逃げたいと思っている人もいます。 もちろん人を殺めることは許されることではありませんし、それは自分の命であっても同じです。 手を下すよりも、毒家族からは逃げてしまった方が絶対に良いです。 最悪の場合、裁判を起こすこともできますし、居場所を特定されないようどうにか逃げて、幸せに暮らしてほしいと思います。

父の長時間の説教と暴力…顔面を5発殴られ鼻血

暴力は、身体を傷つけるだけではなく精神的にもボロボロにされてしまいます。 とはいえ、暴力を振るう人は暴力を受けた人の気持ちは分かりっこありません。 理解できるのであれば、そもそも暴力なんて振るいませんから。 心の底で、両親を大切に思う気持ちがあるからこそ、警察などに訴えることができなくなります。 でも、今のままじゃ何も変わらない。 大学をやめて家を出るもよし、奨学金を借りてボロボロのアパートに住んで一人暮らしをしながら大学に通うもよし、家族が逃げることは悪いことではないんです。

母親に「結婚しないで一緒にいて」と言われ続け、結婚ができない…

母親に依存されると、この先の人生をも狂わされてしまう可能性があります。 とはいえ突き放すこともなかなかできないんですよね。 家族から逃げたいと思う人のほとんどが、情でつなぎ留められているのではないかと思います。 この相談をしている女性の場合、ほんの少し協力をしながらも、お母さんの元には戻らず、自分の人生を歩んでいくことが一番です。 家族から逃げることは、決して冷たい事ではありません。 自分の人生は、自分だけのものです。 人に左右されるものではありませんよね！

ここからは、あなたの人生を狂わせかねない毒家族の特徴をご紹介します。 当てはまるところがあれば、今は大丈夫と思っていても、逃げたくなったらすぐに逃げるべきです。 誰もあなたを『冷たい人』と責めることはありませんよ！

借金癖があり、自分が返し切れるかどうかなどは関係なく借金をする。結果的に家族が肩代わりをさせられる

借金を何度もしてしまう人は、それを“悪”だとは思っていません。 どうにかなる、誰かが助けてくれると思っているのです。 なので、結果的には家族や周りの人が肩代わりをし、安心しきってまた借金をします。 何度も借金を繰り返すことは、もはや一種の病気です。 一緒にいるとあなたの財産まで食いつぶされてしまい、さらには借金を背負わされることにもなりかねません。

「家族なんだから助け合わないと」を口実にすれば何をしてもいい、どれだけ負担をかけてもいいと思っている

「家族なんだから」、「血がつながっているんだから」、さらには「育ててやったんだから」とまで言う人もいますね。 とにかく、家族である以上はどれだけ負担をかけてもかまわない、協力して当然だと思っている毒家族がいます。 自分の過ちで犯してしまったミスを、家族に同じように背負わせる。 一度協力してしまうと、将来的に見てもずっと同じことを繰り返してしまいます。 それどころか、味を占めてもっと大変な事態を招きかねないのです。 「家族なんだから」これは、何かをやらかしてしまった本人が口にすべき言葉ではありません。 助けてあげる側が言うべき言葉なのです。 負担をかけられた家族は、自分の人生を棒に振ってしまいます。 そうならないようにするためにも、毒家族から逃げ出す勇気を持つことが大切なのです。

家族だからと暴力を振るってくる。家族を口実に暴力が許されると思っている人からは絶対に逃げたほうがいい

家族だから何をしてもいい、そんな考えを持っている人は、暴力も許されると思っています。 “家族なんだから殴られて当たり前”。 こんな考えは、まかり通ってはいけないものですよね！ 一度暴力を振るった人は、何度でも繰り返します。 そして暴力を振るわれている人は、怖くて逃げることさえできません。 「あとからもっとひどい目に合わされる」、そう思ってしまうんですよね。 しかし、だからといって今のままでいるともっともっとひどい状況に追い込まれてしまいます。 逃げないことをいいことに、エスカレートする可能性があるのです。 怪我だけで済むならまだしも、暴力を受ける側は精神的にひどい苦しみを味わわなければなりません。 さらには自分が悪いんだと、自分を責めてしまうことにもなりかねないのです。 暴力を振るう人は、たとえ親であろうが子供であろうが、情は一切必要ありません。 然るべきところへ相談して、安心して暮らせる日常を取り戻してください。

「今まで世話をしてあげたんだから恩返しをして」と言って負担を押し付けようとしてくる

「今まで育ててあげた」、これほど子供を苦しめる言葉はないのではないでしょうか？ 親と子供の関係は、“してあげた”なんていう簡単なものではないはずです。 たとえ成人するまで何不自由なく育ててくれたとしても、産んだ以上は育てるのが当然の義務。 そこからは一人の人間として、自由にしたって誰も文句は言いません。 しかし、「世話をしてあげた」と言ってしまうような親は、所詮あなたのことは考えておらず、自分だけを可愛がっているのではないでしょうか？ 子離れできない親はたくさんいますが、負担を押し付けるのは間違っています。 親だから見放せない。 その優しい気持ちにどんどんつけこまれてしまうと、せっかくのあなたの楽しい人生も台無しにされてしまいますよ！

いかがでしたでしょうか？ ・家族から逃げたいと思うことは非情ではない ある程度の事情があれば、家族から逃げたいという感情になっても仕方がありません。 その背景を知らない人は冷たい言葉を浴びせてくるかもしれませんが、それ以上に楽しい人生が待っているはずです。 ・自分の人生を大切にしてほしい 家族に縛り付けられていては、いつまでたっても本当の幸せを手にすることはできません。 あなたの人生は、あなただけのものです。 幸せになる権利は誰にだってありますから、それを阻害しようとする人はもはや家族ではないのです。 ・自分が同じようにならないよう心掛ける 自分が家族にされて嫌だったこと、辛かったことは、自分が家族を持ったときに同じようにしてはいけないという反面教師になります。 たまに同じことをしてしまう人がいますが、それは意志の弱さです。 あなたが幸せになるために、周りを幸せにしてあげてくださいね！ 幸せそうに笑っている家族が溢れている中、毒家族に悩まされている人はたくさんいます。 繰り返しになりますが、家族から逃げることは非情なことではありません。 あなたの人生を豊かにするためにも、決断すべき時はしっかりと決断してくださいね！