うまくいかない現実から逃げたい。世間から消えたい…人生がイヤになった時の対処法

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 人生から逃げたい、消えたいと思ったことはありませんか？ 何かに悩んでいるのではなく、人生そのものから逃げてしまいたいという心理になった時、どうしたらいいのでしょうか？ 今回は、20代～ 30代100人の男性にWEBアンケート調査。 同じような辛い悩みにぶち当たった人の意見や解決法を聞いてみました。

質問1：現実から逃げたい、消えたいと感じたことはありますか？

YES 43% NO 57% 約半数の方が思ったことがあるということになりますね。 人生そのものがイヤになり、だからといって逃げることは出来ないのです。 それでも生きていかなければいけませんし、その場所からも動けません。 だから何もなかったように、消えたいと思ってしまうのでしょう。 ではそんな気持ちを克服するには何か行動を起こさないといけませんよね。

質問2：現実から逃げたい、消えたいと感じて実際に何か行動を起こしたことはありますか？

YES 27% 　NO 73% 現状を打破するために何か対策を取った人は、そのうちの３割程度です。 それば具体的に何が原因か分からない、もっと大きなものが相手なので行動しようがないということもありますよね。 では逃げたい、消えたいと思う原因と対処法を考えて行きましょう。

アンケート結果からもわかるように、逃げたい、消えたいと思ったことはあるものの、そのために何か行動を起こした人が少ないということが分かりますね。 今回はアンケートに協力して頂いた方に、なぜ逃げたいのか、消えたいのか自由回答で理由を聞いてみました。 共感できるものがあるでしょうか、ぜひ同じ悩みを持っている人の意見を聞いてみてください。

大人になると常につきまとってくる責任から逃れたい、重圧から逃れたいと思っている

「男はとくに、家族を養うとか安定した仕事に就かなきゃいけないとか、常識みたいになってる」（30代・会社員） 「出世しないで下っ端で好き勝手言える方が良かったなって今は思う」（40代・課長） 大人になると、男性はとくに安定した会社に居続けることや、ある程度の年齢になるとそれなりの給料や地位が必要、それが義務のような気になってきますよね。 自分の事だけできればいいのではなく、誰かを養うことも必要になってきます。 日本がそういう風潮なのかもしれません。 なぜ周りの目が気になるのか？それはプライドから来るのだと思います。

やらなければいけないことから逃れたい、楽になりたい、主に会社などを休みたいと思っている

「やることが山積みでどれからやっていいか分からないです」（20代・営業） 「明日仕事が休みだったらどんなにいいかなって毎日思ってしまいます」（30代・事務職） ノルマに追われているのでがんじがらめになってしまっている、やることがあるので気が休まらない状況でしょうか。 きっと仕事量が多すぎるのもありますし、責任感が強いからこそやり遂げなければという思いになるのでしょう。 自分のキャパをオーバーしていても、それを言い出せない、無理して請け負ってしまう人はこのようになってしまいますね。

何もかも投げ出したいけれど、投げ出すと周囲に迷惑がかかるから、いっそ消えてしまいたいと思っている

「人に迷惑かけるなら、自分が辛い方がいいかなって思います」（30代・会社員） 「病気などで仕方なく動けない状態になりたいなぁ」（20代・アルバイト） 投げ出すという行為は嫌いなので、消えてしまえば投げ出さずに済むしやることをやらずにも済むという気持ちからの意見でしょう。 やはり責任感が強いので、途中で諦めて誰かに後始末をしてもらうことは嫌なんですよね。 自分が困るだけなら好きなように行動できるんですが、相手がいる場合にはそうもいかないということですね。

恥ずかしいことなどがあって、周囲にマイナスイメージを持たれたことが辛く、消えたい・遠くに行きたいと思っている

「仕事の失敗がずっと語り継がれて、そのときいなかった人までそんな目で見てきます」（30代・営業） 「やってもいないうちから結果を決めつけられますね、何が分かるんだ？と言いたいです」（20代・自営業） 過去の失敗やネタになるようなことをいつまでも覚えていられると辛いですよね。 そしてそのイメージが消えないのも辛いですね。 過去の失敗を引きずってしまう方、完璧に思われたい方は、一度の失敗をどうしても忘れられずにいます。 それはやはり、周りによく思われたいという感情がより強い人にあります。

死にたいと思っているけれど、死ぬのは怖いし葬儀などで周囲にも手間をかけさせるので、消えてなくなれたらいいなと思っている

「死にたいというより、生まれなければ良かったって思います」（20代・アルバイト） 「自殺するのも恥ずかしい、悩んでたって思われたくない、だから消えたいって思います」（30代・会社員） 死ぬということは苦しみを伴いますし、周囲を悲しませますね。 そして死ぬということも含め、何かの方法でこの場から逃げたい、消えたいというのが本音でしょう。 死ぬこともいなくなることも今の辛さから逃げるということでは結果は同じなのですが、死ぬという方法を選ばず消えたいのです。 やはり周りに大切な人がいる場合、死ぬという選択肢は選びたくても選べませんね。

現実から逃げたい、この場から消えたいと思っている時間はとても辛いものですよね。 ではどうしたら少しでも穏やかに過ごせるのでしょうか？ ここからは、これまでの調査で分かったことをもとに、効果的な対処法をお伝えしたいと思います。

《1》休もうとすれば休めるなど、逃げられるのであればあっさり逃げてみる。逃げたい・消えたいのはがんばって耐えてきた証拠なので、気を緩めてみることも大切

楽に生きている、頑張っていない人はそもそも辛いなんて思いはしないんです。 ということは、今までたくさんの努力をした結果だということをまず理解しましょう。 では自分へのご褒美をあげてみてはいかがでしょうか？ 例えば有給休暇を使ってみるのもいいかもしれません。 仕事量が多いのであれば、上司や同僚に相談してみましょう。 何のストレスもなく生きている人もいるのです。 要領がいいのかもしれませんし、自分の意見を躊躇せず言えるのかもしれません。 もっと自分に甘い人がたくさんいる中で、逃げたい、消えたいとまで悩んだのであればよほど我慢した証拠です。 人生80年、辛いことばかりではいけません。 一度気を緩めると、これからも努力の加減が分かるようになりますよ。

《2》逃げたい・消えたいという気持ちになるときはできるだけ太陽の光を浴びて、意識して深呼吸をする。現代人は無意識に呼吸が浅くなっていることが多いので意識して深呼吸し、リラックスしてみる

明るいところに出る、自然の光を浴びる。 そして深呼吸というのは落ち着きますよ、誰でも簡単に出来るリラックス方法です。 呼吸に限らず、全てが急ぎ足だったのかもしれません。 意識してゆっくり呼吸してみましょう、それだけで少し冷静になり、切羽詰った気持ちから解放されるはずです。 暗いところにいるより明るいところに出れば、気持ちも明るくなります。 小さなこと、簡単なことから始めてみましょう。

《3》こうなったら逃げよう！という具体的な「逃げ目標」を設定して、それまではこのままやってみようと考えてみる

時間制限や、ここまではという目標の制限を決めましょう。 ただ辛い、逃げたい、消えたいと思っているとそれが永遠に続くような気持ちになってしまいます。 では制限があればどうでしょうか、少し楽になりませんか？ ここまで頑張れば一息つこう、今月は頑張ってみようと制限を決めてみましょう。 その決めた目標まで頑張れれば、あなたは頑張ったので自信も付きます、ただ逃げたのではありません。 これからの自信につなげるために、目標を決めてみませんか？

逃げたい、消えたいという理由は人によって違いますよね。 ではどんな場面でそう思うのか、もしかして具体的に分からないけれど何かが引っかかっているのか？ ということで、原因別の対処法についてもお話していきましょう。

たくさんの人が抱いている逃げたい苦しい気持ち。前向きにしていく方法が知りたい…

逃げたい、この場から消えたいのは何が原因か、そこを考えてみれば解決もしやすいですね。 これから理由別の効果的な方法をご紹介していきます。 何に悩んでいるのかを考えながら、ぜひ参考にしてみてください。

ストレスになっていることはないか、一度自分と向き合ってみる。原因を突き止められれば潰しやすいかも《理由はわからないけれど逃げたい・消えたい場合》

これと言って困っていることは無い場合もありますよね。 仕事もまぁまぁ、人ともトラブルは抱えていないし、お金に困っているわけではないのに、毎日が嫌。 このモヤモヤする気持ちは何なのか、少しでも気になることがあれば書き出してみるのもいいでしょう。 それを排除するよう、行動していけばいいのです。 そしてただ悩んでいるよりも、原因を深く考えることで一時的には辛くなりますが、解決に向かう行為だとすれば考えていることで少し安心感も生まれてくるのです。

その人間関係は無理に続ける必要があるかを考えてみる。家族などの切るに切れない関係でも、毒家族など場合によっては逃げることが必要《人間関係で逃げたい・消えたい場合》

人間関係というのは必ずしも１対１ではなく、ひとつの人間関係を壊したことで他の人間関係にまで影響が出てしまうこともありますよね。 ということで人間関係の清算、整理は大変なものです。 しかし、あなたにプラスにならない人間関係からは逃げてみましょう。 家を出る、別居、とりあえず離れれば冷静に考える時間はたくさんできますし、その間は辛い思いをしなくで済みます。 離れている間に、心と体を回復し、ゆっくり考えて行きましょう。 人間関係から逃げたいとはっきり分かっているのに、その相手がそばにいては気持ちを乱されて正しい判断や選択が出来ないかもしれません。 そこから逃げた状態で考えるのが一番いいのです。

同僚や先輩に思い切って悩みを相談してみる。職場自体が辛いときは、できれば休んで気分転換をする《仕事関係で逃げたい・消えたい場合》

仕事での悩み、確かに辛いですね。 やはり周りの人にも影響を与えてしまうことなので、自分の思うままに動くことは出来ません。 ではそこに、相談できる人はいますか？ 同じ仕事をしている人であれば、あなたと同じような思いをしたことがあるかもしれません。 仕事も簡単に辞められませんし、気持ちよく続けるために利用できるものは利用しましょう。 仕事に行くことが辛い、職場に来ただけで逃げたい、ここから消えたいと思ってしまうのであれば、休暇を取ってみましょう。 その間に自分を立て直すのです。 まずは心の健康を取り戻してください。 あなた自身が余裕を持っている状態でなければ、辛い思いから脱することも出来ないのです。

今回は、人生が嫌になり逃げたい、消えたいと思ってしまう場合の原因と対処法をアンケート結果から分析してみました。 たくさんの人が経験している悩みですが、そのためにどんな行動をした方がいいのか、具体的に何をやれば解決に近づくのかということをお話しています。 辛い状況が長く続くと、不安定な気持ちからさらに色々なことで失敗したり、悪影響が出てしまいます。 明るい笑顔で過ごせるだけで状況は好転していくもの。 はやく逃げたい、消えたい状態から離脱するために、小さな事でも行動に移してみましょう。