「辛い」って助けを求められますか？辛さが言えない理由と言えるようにする方法

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 どうして辛い時、誰にも言えないのでしょうか？ 人に助けを求められないのでしょうか？ 他の人からは簡単に見えても、実際人に助けを求めたりすることが苦手な人にとっては本当に難しいことですよね。 今回は、「辛いと言えない」人がなぜ言えないのか？どうやったら言えるのか？などについて解説していきたいと思います。

多くの人が辛い時、誰にも言えないでいるという事でしたが、今回はMIRORに寄せられた体験談をもとに、その理由に迫っていきます。 共感できるものがたくさんあるはずです。

過去に辛いことを打ち明けても辛さをわかってもらえなかった経験があり「人に言っても仕方ない」という気持ちがある

「相談しても、自分のやるべきことも辛いことも変わらない」（20代女性・OL） 「いつもふざけているからか、悩んでいることすら信じてもらえなかった」（30代男性・建設業） そうですね、結局誰に相談しても、助言をもらったとしても、最後に解決するのは自分自身ですよね。 だったら最初から一人で何とかしたいと思う気持ちはよく分かります。 そしてあなたが今まで深く悩んでいるようなキャラクターで無かった場合、辛いんだということを人に言っても信じてもらえなかったり笑い飛ばされたり、意外に思われるのを避けたいのでしょう。 実は悩んでいて、辛い、暗い人間だと思われたくない。 今までの人の評価、周りの人があなたに持っている印象を変えたくないという気持ちも。 辛いことを言えないで長年過ごしてきたことが、なおさら言いにくくさせているのかも。

自分が「辛い」「助けて」と言うことで相手が困ったり悩んだりするかもしれないと思い、言えない

「人に迷惑をかけたくない、暗い話を聞かせたくない」（30代女性・飲食店勤務） 「こっちのことで、他人の時間を奪うのは申し訳ない」（30代男性・会社員） 人を思いやる、やさしい気持ちから言えないというパターン。 自分のことで、相手に時間を取ってもらうことが悪い、そして楽しい話ではないのでなおさらそのことで付き合ってもらうのは申し訳ないと思ってしまう。 それはよくわかりますし、相手のことを思うからこそですよね。

自立心が強く「甘えてはいけない」「頼ってはいけない」「自分で全部やらなければ」と思っている

「大人なんだから、成人しているんだからと思い人には言えない」（20代女性・アルバイト） 「自分で何とかできなければ一人前ではない気がしてくる」（30代男性・会社員） 困った時に相談することが、人の力を借りてしまった、自分では何もしていないように思ってしまっている人がいますよね。 一概にそうとは言えないのですが、自分一人だけで解決してこそ解決だという考え方ですね。 自分のことはすべて自分でやりたい、それが出来るというのは人間の理想ですね。 それはよくわかりますし、そうできれば悩む必要はないのですが・・・。

では辛いのに他人に言えない、でも一人では解決できないという状態になってしまった時、どのようにすればいいのでしょうか？ 「人に迷惑をかけない！」という事はとても大事なことですが、あなたが一人で長い時間困っていることで、誰かに迷惑をかける場合もあるのです。 それを見ている相手に心配をかけたり、物事がなかなか進まなかったり。 言い方は悪いですが、人を利用することも大事です。 辛いということを打ち明け、人の助けを借りて早くその状態から脱出することを考えてみましょう。 その結果、一人で悩んでいるよりは状況が好転することもあるのです。

「辛い」と言って分かってもらえなかったら次行こう！他の人に話そう！という気持ちでいる

誰かに相談しでも、「何、それくらい！気にするな！」と言われてしまった。 となると、他人に打ち明けること自体、しにくくなってしまいますよね。 でもそんな時は、別な人にも聞いてみましょう。 人に話したらこう言われたんだけど、やっぱり辛くて・・・と相談してみましょう。 人間はひとりひとり違うので、あなたの辛い気持ちに共感できる人と出来ない人がいますよね。 別な誰かは、あなたの気持ちに共感し、違うアドバイスをくれるかもしれません。 ただ、誰かれ構わず相談するのはやめましょう。 すぐ人に頼る人と思われすぎると、本当に辛い時に相談したいのに、「またいつもの事」と思われて軽く流されてしまうリスクがあることも忘れずに！

「辛い」と言うことは簡単に見えるけれど、人を心から信頼しなければならないから実は難しいことで、なかなか言えないのは当然だと考える

言うことは簡単ですよね、思っていることを言葉にすればいいだけ。 何でもない出来事や楽しい話なら簡単に言えますし、聞く相手のことを気にする必要もありません。 ですが、マイナスの内容だったらどうでしょうか。 話すのにも勇気がいりますし、聞く相手まで悲しい気持ちにさせてしまうのでは？と考えますよね。 言葉を発するまでに時間もかかりますし、言い出しにくいのも当然です。 でもその内容を話せる相手というのは数少なく、信じられるからです。 そんな人があなたの周りにいるということは、あなたの誇りであり財産です。 ということで、言いにくいのは当然、しかし一人で抱える必要はないので悩み過ぎてつぶれてしまう前に話してみましょう。

信頼関係を築いた人には甘えたり頼ったりしてもいいのだと自分を許してあげる

相談を受けることで、うれしい人もいます。 お互いに大切だと思い合える人であればなおさらですよね。 とくに後輩から頼られる先輩、相談を受けることはうれしいですよね。 あなたが本当に辛くて困って、そんな状態になった時、なんでもっと早く相談してくれなかったの？と思ってくれる人は必ずいるはずですよ。 本当に困ったときは言って欲しい、相談してくれて頼ってくれてありがとうと思ってくれる相手には話してみましょう。 一人より二人、三人の知恵の方が解決も早くなりますし、あなたが相談することで逆に相手が辛い時にはあなたに打ち明けてくれるかもしれません。 他人の意見というのは、あなた一人では思いつかなかった新しいものを持ってきてくれます。 あなたが成長するチャンスでもありますので、選んだ相手には意見を聞いてみるのもいいのでは？ 困ったときはお互い様、そして一人だけで何とかしなくてはいけないという考え方を変えていくことが出来ます。 ですが常に甘える癖がつかないように注意しましょう、他人のアドバイスをもらったとしても最終的には自分で何とかするということは変わらないのです。

ここまで読んでいただいてどうでしょうか？ 辛い時、誰かに助けを求めることへのハードルが少しは下がりましたか？ どうして人に辛いと言えないのか、その理由を考えてみましたが、どれもその通りだと思います。 ただ、人に相談できないことははたしていいことなのか？ということですよね。 言えないままだと、悩んでいる、辛い時間が長くなってしまいます。 完全ではないあなたの状態が長く続けば、反対にそれが他人に迷惑をかけることになるかもしれませんよ。 ということで、辛い時助けを求められるようになりましょう、そのための考え方、解決法もお話してきました。 これを読んだ方が、少しでも気持ちを楽にし、早期解決できることを願っています。