まさかウチの子が？いじめられやすい子にはどんな特徴がある？対処法は

こんにちは！ MIROR PRESS編集部です。 突然ですが、可愛い我が子が友達からいじめられていたとき、あなたはどうしますか？ 今回はそんないじめられてしまう子について、そもそもどんな子がいじめを受けてしまうのか。 いじめられない子との違いは何なのか。 そして、いじめにはどんな種類があるのか、など様々な角度から掘り下げていきます。

いじめは突然起きるものですが、実はいじめを受けるには何かしらの理由があるのです。 では、いじめられてしまう子にはどんな特徴があるのでしょうか？ まずは、いじめられやすい子の3つの共通点をご紹介します。

《1》人とちょっと違う見た目・性格･･････良くも悪くも目立つ子ども

周りの子とはちょっと違う見た目や性格を持つ子は、いじめの対象になりやすいようです。 たとえば、顔にアザがある子や出っ歯な子など、特徴的な何かを持つ子いじめられやすいです。 逆に可愛過ぎる子などもいじめられる場合があります。 性格も、ちょっと人より賢かったり、考えるスピードがゆっくりしていたりする子は標的になりやすいです。 恐らくまだ幼い子どもたちは、自分と違う相手をいじめてしまうのでしょう。

《2》気が弱く言い返せない・真面目過ぎる子など

《3》集団が苦手で空気が読めない子

では、上の3つの特徴を持つ子には具体的にどんなタイプの子がいるのでしょうか？ 大きく分けて3つのタイプに分けました。 あなたの子どもがどのタイプに当てはまるのか参考にしてみてください。

タイプ①：嫉妬されやすい【目立つ子どもの場合】

まず、人より目立つ子がいじめに合う理由は嫉妬されやすいからです。 他の人にはないものを持っていると、周りの人に妬まれやすいのです。 たとえば、見た目が可愛い・カッコ良かったり、スタイルが良かったり、あとはオシャレな子も嫉妬の対象になりやすいです。 両親がお金持ちの子も嫉妬されやすいかもしれません。 内面だと、テストでいい点をいつもとってしまうような賢い子だったり、運動が人一倍できたり、絵がうまかったり、多才な子も嫉妬されやすいです。

タイプ②：自分が悪いんだ！と思ってしまう【真面目過ぎる子の場合】

タイプ③：自己主張が苦手で自信がない【集団が苦手な子の場合】

集団が苦手な子は、自己主張が苦手で自信がないタイプが多いようです。 たとえば、「これどう思う？」「どこで遊びたい？」と意見を求められてもすぐに答えられなかったり、モジモジしてしまったりして、周りから厄介に扱われてしまうようです。 集団で生活するには、ある程度の自己主張ができる必要があるようです。

いじめられてしまう子には、人と違う特徴がある、真面目過ぎる、自信がない、などの特徴があることがわかりました。 では、逆にいじめられない子はどうゆう特徴を持っているのでしょうか？ 実はいじめられない子にも共通した特徴があるのです。 それではいじめられない子の特徴を3つご紹介しましょう。

《1》自分に自信があり自己主張できる

自分に自信がり、しっかりと自己主張ができる子はいじめられにくい傾向にあります。 自己主張ができることで、周りからも頼られる存在になりますし、いじめっ子からも恐れられるような存在になるかもしれません。 自分に自信がある子は、日頃からよく褒められていたり、でもダメなことはちゃんとダメと言われている子が多いです。 何が良くて何が悪いのかしっかりと判別できるので、自信も生まれてくるのでしょう。

《2》相手の立場や気持ちを考えることができる

《3》嫌なことははっきりと言うことができる

嫌なことがあればはっきりと言うことができる子はいじめられにくいようです。 相手に頼まれたことでやりたくないことがあったり、言われて嫌なことがあったりしても、しっかり「嫌」と伝えられることで、相手にもこれ以上嫌なことはできないと思わせることができます。 意思をはっきり持っていることが大切です。

これまでいじめられやすい子といじめられにくい子の特徴を紹介してきました。 それでは、実際にあなたのお子さんもがいじめられてしまっている場合、親としてどういう対応を取ればいいのでしょうか？ 親が取るべき対応をまとめてみました。

まずは質問しないで！子どもが安心できる空間・状況を作る

いじめられた事実を「文章化」する

お子さんが安心できる雰囲気づくりをし、悩んでいるいじめに関して話してくれたら、その事実を細かく紙に残しておきましょう。 文章化しておくと、冷静にいじめの事実を把握することができますし、学校側に伝えるときに、形に残しておくことで事実を曲げづに正確に伝えることができます。 お子さんが、いつからどういう経緯でいじめられて、具体的に誰に何をされているのかしっかりと抑えておきましょう。

冷静に学校側と交渉する！教師を味方につける努力を

いじめられた事実を文章化したら、学校に交渉しに行きましょう。 担任の先生やその他の先生たちを味方につけるはとても大切です。 いじめている子を責めるのではなく、あくまでも平和に解決できる道を話し合ってみてください。 どうすればいじめている子がいじめなくなるか、ほかのクラスメイトが止めてくれるような環境をつくるのか。 いろんな人と協力して、いじめをなくしていきましょう。

学校が動いてくれない場合は教育委員会へ相談も視野に

学校や担任の先生にいくら相談しても全く動いてくれず、いじめも悪化して行く場合は、教育委員会に相談に行くことも視野に入れて置いた方がいいでしょう。 いじめは放っといてしまうと手がつけられない状況になってしまい、子どもが立ち直れない状況まで陥ってしまう可能性もあります。 そんな自体を防ぐためにも、教育委員会に行くことも考えておきましょう。

ときには転校など逃げることも大切

どこに相談してもどうにも解決にならない場合、転校など全く違う環境に子どもを移すことも考えておきましょう。 心機一転して、新しい環境に行けば、子どもも気分が明るくなり新しい人生を歩めるはずです。 しかし、転校する場合は元いた学校の近くは避け、前のクラスメイトに触れることのない学校を選ぶようにしましょう。 少しでも距離が近いと、お子さんがいじめられて転校したと言う噂が流れてしまい、またいじめられてしまう可能性もあります。 十分に気をつけましょう。

いじめられているサインを見逃さないで

あなたの子どもがいじめにあっていたら？ 子どもが出すサインをいち早くキャッチして、見逃さないようにしましょう。 ・「体の具合が悪い」と言って学校に行きたがらない ・毎日元気に学校へ行っていたのに、急に表情も暗く会話もしなくなった ・持ち物が無くなっている・壊れている ・小さな傷があちこちにある ・感情の起伏が激しくなった、すぐに怒る・泣く ・落書きをされている ・自傷行為をするようになった 小さなサインかもしれませんが、見逃さないですぐに相談できる態度でいましょう。 「今日は何したの？」と聞くとポロリと話す事だってあるはずです。 いじめられているとわかったら、親は興奮せず、冷静に共感してあげましょう。 興奮して話すと、それ以上話さなくなってしまう恐れがあります。

いかがでしたしょうか？ いじめられやすい子、いじめられにくい子の特徴を理解することができましたでしょうか？ いじめられないためには、自信を持つことと、相手の気持ちを理解することが何よりも大切です。 それでもどうしてもいじめを止めることができない場合は、思い切って転校してしまってもいいと思います。 あなたのお子さんが楽しく笑顔で生活できるような環境を作っていきましょう！