逃げ場のない職場での陰口。退職以外の対処法って？NG事項と陰口を乗り越え方

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 職場での陰口というのはそれほど珍しく話ではないとされていますが、言われている当人にとっては途轍もない苦痛なのは間違いありません。 なぜなら、職場というのは一日の大半を過ごす場所であり、その場所が苦痛を感じる場所になってしまえば多大なストレスに襲われ、心身に異常をきたす事もあります。 今回は、職場で陰口をたたかれている女性のために、賢い対処法など陰口の乗り越え方を説明していきますので、参考になさってください！

職場の陰口と言ってもそのパターンは様々なものがあり、何となく性格が合わない事が原因であったりという事もあります。 また、その理由によっては最終的な結末も違ってくるようになっており、自分の置かれた状況を正しく見極めない事には上手く乗り越えることもできないでしょう。 ここでは読者の体験談を基に陰口を言われてしまう原因などを説明していきます。

《1》相性の不一致？何もしてないのになぜか特定の先輩に陰口を言われていた

私が職場で陰口を言われた相手は先輩です。 特に何かをした覚えはなく、性格の不一致などが原因かもしれないのですが、毎日会社に行くのが辛くて仕方ありませんでした。 最終的には他の先輩が私をかばってくれて解決したのですが、今でも先輩とは口をきくことはありません。 （26歳・経理） 性格の不一致というものは確かにあるでしょうが、それを理由に陰口をたたかれてしまっては、本人にはどうすることもできません。 この様に特定の先輩にだけ陰口をたたかれているのならば、他の先輩や上司に相談してそれとなく注意してもらうなどの対策が有効になります。

《2》若さへの嫉妬？まだ入社したてだった頃、お局様に陰口を言われていた

今から三年前ですが、私が新卒で入社したての頃にお局様から陰口を言われました。 お局様は私から見れば大先輩ですし、上司よりも影響力が強かったので出社拒否寸前まで追い込まれたのです。 結局は私が配置転換を願い出て部署を変わり解決しましたが、上司すらも口を出せない相手に相手に嫌われたことは怖かったの一言しかありません。 （25歳・総務） この様なお局様から新入社員への陰口というのも、比較的よく見られパターンであり、その理由のほとんどは若さへの嫉妬だとされています。 こちらも本人にはどうすることもできない問題なのですが、なまじ影響力の強い相手だけに半端な対処は事態の悪化を招くでしょう。 したがって、上層部に相談し配置の転換をしてもらうなど以外では余計に陰口を言われるようになるかもしれません。

《3》気に触った？使えないのに態度がデカいと陰口を言われていた

何が気に入らなかったのか分かりませんが、職場で使えないのに態度がデカいと言われていました。 私としては態度が大きいつもりもありませんし、仕事も人並みにはこなしていますので、最終的には実力で相手を黙らせる事になったのです。 ただ、わけもなく陰口を言われた事は今でも納得はできていません。 （30歳・営業） これは原因がハッキリしないのですが、普段の仕事ぶりや態度が気に入らないという可能性が高くなります。 この場合も本人に落ち度があることは少なく、いわば何となく気に入らない程度の感情が発端でしょう。 ただ、これは周りから見てその通りでない限りは大きな問題とはなりませんので、自然と陰口も言われなくなるとされています。

読者の体験談からも分かるように、職場で陰口を言われることは多大なストレスとなりますので、早目に対処しなくてはいけません。 ただ、その時に間違った対応をしてしまうと事態が悪化してしまう可能性がありますし、男性からの評判も著しく低下してしまいます。 ここでは男性の意見を交えながら、やってはいけないNG言動を説明していきます。

自分も陰口を言うのはやめよう

まず、最もやってはいけない事になるのは「自分も陰口を言う」というもので、これが陰口の内容が過激になっていく他、場合によっては暴力的な行為などにもつながりかねないポイントです。 「悪口を言われたから自分も言ってもいい、この理屈はおかしいと思う」（19歳・配送業） 「基本的に陰口は好きじゃない、文句があるなら二人きりで話し合うべき」（24歳・金融業） 「女同士の陰の争いは怖い、陰口の応酬はうわさでもウンザリする」（30歳・経理） この様に陰口を言い合っている状況は男性でも嫌になってしまう事が多く、職場の雰囲気を悪化させるだけです。 なので、どのような陰口を言われたとしても、自分の方も陰口でやり返す事は避けた方が良いでしょう。

腹は立っても喧嘩に発展するようなことは言わないようにしよう

いくら腹の立つような事を言われていたとしても、喧嘩に発展するような事は言わない事が賢明な判断です。 表立った喧嘩してしまうと、ほとんどの場合は両方が処分されてしまうので、デメリットの方が大きいと言えます。 「女同士で喧嘩しているのを見るのはただのストレス」（40歳・派遣業） 「会社で喧嘩するのは意味が分からない、職場では仕事をして欲しい」（45歳・総務） 「職場で喧嘩されるのは迷惑以外の何物でもない」（22歳・営業） 職場は仕事をする場所であり、喧嘩はプライベートな時間にやって欲しいと考える男性は非常に多く、ただでさえストレスが溜まるのに余計なストレスを感じる元になります。 また、騒ぎが大きくなれば処分されてしまい、自分の立場も悪くなってしまうでしょう。

陰口を言っている人たちの言葉に耳を貸さないようにしよう

職場で陰口を言われた際には、無視して気にしない事が最も良い対処方だとされており、これは男性からの評価も軒並み高くなっています。 「陰口を受け流している女性はカッコイイと思う」（25歳・システムエンジニア） 「何を噂されても気にしない態度は大人の女性を感じる」（23歳・公務員） 「悪口を言われても受け流されている女はみじめに見える」（33歳・人事部） この様に、陰口を言われても気にしていない態度を貫くことはメリットが非常に大きく、陰口を言っている方の評価を下げることができます。 そうなれば結果的に自分の味方が増え、陰口も自然となくなっていくでしょう。

ここまではやってはいけない行動を見てきました。 ただ、やってはいけない行動があるのなら「やった方がいい行動」もあるという事で、ほとんどの方はそちらの方が知りたいのではないでしょうか？ ここでは職場で陰口を言われた際に、どのように対処していく事が良いのかをケースごとに説明していきます。

自分のやるべきことに集中する《自分に聞こえるように言われる場合》

自分に聞こえるように陰口を言われている場合は、自分のやるべきことに集中する事が良いと言えます。 例えば、自分の仕事に集中すれば周りの雑音は気になりませんし、仕事ぶりで相手を黙らせることもできるでしょう。 また、この場合は反対に相手の評判を落とすという効果も期待できますので、非常に有効性の高い対処方になります。

誰とでも笑顔であいさつすることだけは忘れない《陰口を言う人と関わる場合》

陰口を言っている人がどうしても関わらなくてはいけない人の場合、笑顔で挨拶する事が効果的な対処方になります。 なぜかというと、人は接触回数が多い人ほど好感を持ちやすい上に好意的な感情を向けられるとそれを返したくなるという心理が働くのです。 したがって、陰口を言っていた人でも態度が軟化し、問題が解決できるどころか自分の味方になってくれるかもしれません。

あいさつ以外に関わることをしなくてもいい《同じ場所で仕事をする場合》

同じ部署で隣り合って仕事するなど、同じ空間で仕事をしなくてはいけない場合は、挨拶以外では関わらない事がオススメできます。 自分から歩み寄ろうとしても、元々がマイナスになっていますので、必要以上の接触はそのマイナスを大きくするだけなのです。 なので、挨拶以外は本当に必要最低限の接触にとどめ、できる限り関わらない様にした方がメリットは大きいと言えるでしょう。

気を遣わない《陰口を言っている人と仕事をする場合》

そして、できるかぎり気を遣わない事もポイントになっており、陰口を言うような相手に対して何かの気遣いを見せると余計に嫌われてしまうようになります。 これは、気を遣う事が「媚びている」ように見えてしまう事が理由で、元から気に入らない相手の卑屈な態度と思えてしまい火に油を注ぐ結果になるのです。 したがって、できる限りドライに対応する事が大切で、言わば事務的な対応をした方が問題の解決が早くなります。

陰口じゃなくてグチを言える場所は必ず持っておく《陰口でストレスが溜まった場合》

いくら気にしない事が最も良いとは言っても、陰口を言われたら嫌な思いはしますので、それを発散できる場所を用意しておくのも重要です。 この場合は彼氏や夫など男性が一番良いのですが、同性の友人など信頼できる相手であれば大きな問題はありません。 ストレスが溜まってしまうと陰口を受け流す事も難しくなってしまいますし、精神的なストレスから何らかの病気を引き起こす事もあるでしょう。 なので、そうなる前にストレスを吐き出せる場所が必要となるのです。

職場で陰口を言われている時の対処方になるのは以下の三点です。 ・自分からやり返さない ・言われても気にしない ・逃げ場を用意しておく まず、自分から陰口を言い返すなどしてしまうと問題は大きくなるだけなので、何を言われても言い返さない事が大切です。 次に、陰口を言っている相手を無視する事で事態が沈静化する傾向が見られ、何の反応もない相手に陰口が言われ続けるケースはないでしょう。 そして、逃げ場を作っておくことも大切になり、恋人や友人に家族など信頼できる相手に愚痴や不満を聞いてもらう事も必要だと言えます。 いかがでしょうか。 職場の陰口は長く引きずってしまう問題なのですが、自分の行動一つでアッサリと終わらせる事も十分に可能だと言えるでしょう。