遠距離恋愛中の彼との子供を妊娠した時にするべきことと4つの選択肢

遠距離恋愛で滅多に会えない彼の子供を妊娠したらかなり動揺する事でしょう。 嬉しさ半分、不安半分。遠距離恋愛の場合は遠距離でない人よりも相手が側にいない分、不安の方が大きいかもしれませんね。 結婚するのかしないのか、親への報告はどうするのか…。それ以前に彼へいつどうやって報告すれば良いのか…。 考えることは沢山ですが、順を追って妊娠が発覚した時にまずするべきことから考えていきましょう。

彼への報告、親への報告、結婚のこと、出産するのか中絶するのかなど妊娠がわかったら考えることは沢山あります。 妊娠初期症状を感じている人もいるでしょうし、プチパニックに陥ることもあるかもしれませんね。 でも慌てずに冷静になって１つ１つ解決していきましょう。 まずは妊娠がわかったらやるべき5つのことをご紹介します。

会って報告する

ともかくまずは彼への報告が第一でしょう。ですがいつどうやって報告するべきか悩むところだと思います。 出来るだけ早いに越したことはありませんが、電話やLINEでの報告は避けた方が良いでしょう。 面と向かって話をしないとあなたが不安な気持ちでいることがしっかりと伝わらない可能性もありますし、彼の反応についても、電話口では誠意のある受け答えをしてくれている場合でも、実際のところはどうなのかつい疑ってしまって逆に不安になってしまう場合もあります。 大切なことですからなんとか時間を調整して面と向かって話しましょう。

自分がどうしたいのかを明確にしておく

彼に報告する上で大切なことは自分の気持ちもきちんと把握しておくことです。 男性は女性と違って身体に変化があるわけではないので特に妊娠に対して実感が湧きにくい場合がありますから安易に考えてしまったり、逆にパニックに陥って考えがまとまらない場合が考えられます。 ですから、まずはあなたが自分はどうしたいと思っているのかはっきりと伝えられるように考えをまとめておきましょう。 その上で彼自身はどうしたいのかを問いかけるとあなたの考えがガイドになり、じゃあ、自分はその考えについてどう思うのかを考えることができるので、ただ「どうする？」と問いかけるよりは冷静で建設的な話し合いができるはずです。

早急に彼と結婚について話し合う

遠距離恋愛に終止符を打つのは浮気か結婚か自然消滅、そして妊娠。 妊娠＝結婚かどうかはまた別の話で、妊娠して中絶を選択して遠距離恋愛に終止符を打つという結果になってしまうこともあります。 何れにしても妊娠は結婚をどうするのかについて話すタイミングでもありますから、これまで曖昧にしてきた人もはっきりと結婚について彼と話し合いましょう。

結婚するならいつから一緒に住むのか決める

二人で話し合った末に結婚することにしたとして、いつから一緒に住み始めるのかということも話し合わないといけません。 ほとんどの人が彼が住む土地に引っ越すことになるでしょうから、そうなれば引っ越しの準備、両親や職場への報告や退職願いの時期をどうするかなど急にやるべきことが増えてきます。 妊娠初期には悪阻が酷い人もいますからそんな時にこれだけのことを一度にするのは負担がかかることもありますし、知り合いもいない新しい土地で妊娠生活をするのは不安に感じる場合もあります。 結婚を決めたらすぐにでも一緒に居たい気持ちになるかもしれませんが、この辺りについても体調を見ながら冷静に考えていきましょう。

一緒に診察に行く

彼に妊娠について報告したら、可能な限り一度は彼と一緒に産婦人科へ診察に行くべきです。 女性は妊娠初期から胸のハリや熱っぽさ、下腹部痛などいつもと違う変化を感じている場合が多く、妊娠に対しての実感も沸きやすいのですが、男性はそういうことがありませんからつい安易な判断をしてしまう場合もあります。 どうしても話し合いの上で中絶ということになったとしてもそれがどれほど女性の肉体や精神の負担になるのかということについて少しでも理解してもらうためにも、一緒に診察を受けて実際に命が宿っていることについて理解してもらった方が良いでしょう。

遠距離恋愛中の彼との子供を妊娠した時、産むのか産まないのか、結婚するのかしないのか、ということについて話し合うことになるかと思いますが、選択肢は４つあります。 その４つについて詳しく見ていきましょう。

彼と結婚して子供を産む

最もお勧めしたい選択肢ですし、この選択をする人も多いのではないでしょうか？ 遠距離恋愛をしている人で妊娠を機に結婚して遠距離に終止符を打つ人は多いでしょう。一度遠距離に慣れてしまうと結婚のきっかけを掴みにくいものですが妊娠が良いきっかけになる場合もあります。 ただし、結婚すると決めたら両親への挨拶、引っ越し、退職の準備などやることがどっと増えますから身体に負担にならないように計画立てて進めて行きましょう。

彼と結婚せずに子供を産む

彼が結婚や出産に反対した場合は中絶して別れるという選択肢もありますが、どうしても子供は産みたいと思う女性もいます。 その場合はシングルマザーになるしかありませんね。中絶は女性にとってはかなりの負担になります。体はもちろんですが、精神的な負担は相当なものです。 妊娠が初めてであったとしても早い人なら初期の段階から母性本能が目覚めてしまう場合もあります。その場合は相手の男性のことが好きかそうでないのかという次元を超えて「この子を産みたい！」と強く思ってしまう場合もあるのです。 ただし、一人で産み育てるのは並大抵のことではありませんからその場合は両親の助けが必要になるでしょうし、例え彼に結婚の意思がない場合でも金銭面などで協力を仰ぐ必要も出てくるかもしれません。

中絶をして彼との関係を続ける

二人で話し合った上で、金銭面などを理由にどうしても中絶を選択しなければならない場合もあるかもしれませんね。 いずれは結婚してその時にはまた子供を作ることを考えているならばそれも選択肢の一つになるでしょう。男性側もその考えで同意しているなら中絶後にデリケートになっているあなたをしっかりと支えてくれると期待できるかもしれませんね。 ただし、思った以上に中絶の負担が大きく女性の情緒が安定するまでに時間がかかり、それに男性側が耐えられなくなって破局してしまうケースも多いようですから、お互いに覚悟は必要になりそうです。

中絶して彼と別れる

中絶した場合は別れるというパターンが多いようです。 酷な話ですが男性は中絶させた時点でその女性とは別れようと思っている場合が多いのです。例え中絶した後も責任を取る意味で付き合い続けたとしても、中絶後の女性のケアが出来なかったり、わだかまりが残ったりしてしまうようです。もともと傷ついている上に付き合い続けたことによって生まれる確執で更に傷ついてしまうことも考えれば最初から中絶後に別れる選択をとるのは賢明とも言えるかも。 ただし妊娠は二人の責任とはいっても受ける負担は圧倒的に女性側が大きくなります。中絶費用はもちろん負担してもらうべきですが、その後の経過によっては心療内科などの通院が必要になるかもしれませんから、別れるにしても連絡は取れるようにしておくべきです。

４つの選択肢について見てきましたが、どの選択を選ぶにしても考えておかなければならいことが５つあります。 今度はその５つについて見ていきましょう。

女性側に生じるストレス

妊娠して身体に別の命が宿るとホルモンの変化が起こり、身体にいろんな変化が生まれてきます。早い人で生理予定日頃からその変化を感じ、疲れや不安でストレスを感じることがあります。 結婚して出産すると選択した場合、遠距離恋愛の場合は彼の住む土地へ引っ越すことがほとんどでしょう。その場合は慣れない土地への不安、引越し作業、仕事の引き継ぎなどで肉体的な負担も重なり、ストレスを負うことになります。 また、中絶を選択した場合も妊娠した時点で母性本能が芽生える場合もありますから罪悪感や身体への負担で心身ともにストレスを抱えてしまいます。 どの選択をしたとしても、ストレスを負う可能性は高いので彼に話しをする場合はそのあたりのことも理解してもらえるようにしましょう。

親への報告

結婚して出産すると決めた場合はもちろんのことですが、中絶を選択した場合でもどちらかが未成年だったり、成人していても場合によっては両親への報告が必要になってくる場合があります。 中絶を選択した場合、どちらも成人した社会人の場合は特に両親への報告や謝罪をしに行かないという場合が多いと思いますが、例えば女性側が実家住まいの場合、中絶した事を隠したまま両親と生活していくのを苦痛に感じたり、中絶手術後に寝込んでしまった際に具合が悪いことについて嘘をつくことになって罪悪感を感じることもあります。 そんな場合はそのストレスを取り除くためにも両親へ報告する事も考えた方が良いでしょう。

かかってくる費用について

妊娠して出産する場合、産院や土地によっても大きく変動しますが東京で50〜60万円です。その内45万円が国から出産育児一時金として支給されますが、出産までにかかる検査や健診料についても考えておかなければいけません。 もし中絶する場合でも手術前の健診費用も含めて初期中絶で約10万円〜17万、中期中絶で約30万〜50万かかります。しかも中期中絶の場合は入院も必要になりますからその間会社も休まなければなりません。 更に中絶手術後は精神的に不安定になりやすく心療内科にかかる女性も多くいます。その場合はその診療にかかる費用もプラスされると考えておきましょう。

自分の仕事について

結婚して出産する場合、仕事を続けるのか続けないのか選択することになりますが遠距離恋愛の彼と結婚が決まればいずれは退職することになりますよね。その場合はその時期について考えなければいけません。 中絶する場合は初期中絶の場合は入院の必要がない場合が多いですが、それでも中絶した後は２、３日しっかり休むように勧められるはずですし、とても働く気分になれないはずです。何と言って休みをもらうのか、その間の仕事は誰に任せるのかといったことも考えておかなければいけませんね。

3年後の自分たちの未来について

結婚を選択した場合はライフプランについて話しをしていきましょう。予定外の妊娠で慌ててしまうかもしれませんが、二人でまずは3年後を目安にライフプラン、マネープランを立ててみましょう。 中絶して付き合い続けると決めた場合は、結婚についてしっかりと考えるべきです。3年後もこのまま付き合い続けるのかそれとも結婚するのかその辺りを曖昧にするような相手では中絶後のケアは期待できないかもしれませんよ。

どの選択をするにしても必ず話し合いは必要ですよね。 冷静にそして建設的な話し合いのためにはタイミングが大切。 失敗や後悔しないためにタイミングをしっかり把握しておきましょう。

週末の夜を狙う

遠距離恋愛の場合は特に頻繁に顔が見れない分、彼が今どんな状態でいるのか把握しにくいですよね。 疲れている時や落ち込んでいる時は話を聞く体制にはとてもなれません。普段から電話で彼の仕事について聞いておくのも良いかもしれませんね。 その上で一番オススメしたい時間帯は休日の夜です。翌日仕事ではないために心もリラックスしている場合が多いので落ち着いて話をすることができるでしょう。それに休日ならあなたが会いに行くこともできるはず。 一番良いのは面と向かって話をすることですから、休日に彼を訪ねてその夜に話してみましょう。

顔を合わせた時

先述しましたが、話し合いの時には面と向かって話をするのが一番です。 相手の反応を見ながら話すことができますし、自分自身の気持ちも伝わりやすいです。それに相手も対面していることでいい加減な受け応えはできない雰囲気だと感じるはず。 大切な話は瞳の光の強さ、まとっている雰囲気、呼吸、眉の動きなど面と向かっていなければわからないことまで伝えたり、受け取ったりすることでより多くの情報を伝え合うことができるので面と向かってする方が良いと言われるんですね。

落ち着いて話せる場所

当然のことなのですが、話し合いをするときには落ち着いて話せる場所であることは必須の条件です。 どちらかの部屋で二人きりの時も良いですし、静かな喫茶店で話すのも良いでしょう。 外で話すような内容じゃないと思うかもしれませんが、第三者の目があることで却って冷静に話せる場合もあります。 すぐに感情的になってしまいがちならそんな場所を選択するのもアリだと思いますよ。

いかがでしたか？ 遠距離恋愛中でなかなか会えないのに妊娠がわかったら「どうしよう」とぐるぐる色んなことが頭に回って混乱することでしょう。でも、一つ一つ冷静に考えていけば大丈夫です。 混乱しているとますます不安になりますから記事を参考にしてまずは頭を整理しましょう。