誘いを断られたら脈なし？脈なしではないケースと逆転する方法

気になる人や好きな人から誘いを断られたら、「脈なしかも」「もう二度と誘える気がしない」と落ち込んでしまう人いるかもしれません。 しかし、落ち込んで「脈なしに違いない」と決めつける前に、相手がこちらの誘いを断った理由を考える必要があるでしょう。 その理由から、「脈なしで断られたわけではなかった」と気付ける場合もありますからね。 というわけで、まずは誘いを断られたときの考えられる理由をご紹介していきましょう。

先に予定が入っていた

こちらが誘った時に先約が入っていれば、断られてしまう確率は高いでしょう。 魅力的な人はプライベートが充実しているものですし、友達が多い人やアクティブな人も先の予定が既に埋まっている可能性があります。 「好きな人からの誘いなら先約をキャンセルしてそちらを優先する」とか「忙しくても好きな人からの誘いなら無理にでも時間を作る」という人もいるかもしれませんが、いくら好きな人からの誘いでも断らなければならない状況もあるでしょう。 この場合は脈あり・脈なしのどちらもあり得るので、その後の相手の様子なども見て判断するのが確実になります。

誘いの内容に興味がなかった

こちらが提案したデートプランに、興味を持ってもらえなかったから断られたというケースもあるでしょう。 内容だけでなく、誘い方が微妙だったというのも断られる原因になります。 相手がこちらに恋愛感情を抱いている場合は、あまり興味のない内容でもOKしてもらえる可能性は高いかもしれません。 しかし、仲がそこまで深まっていない場合は特に、相手が楽しめそうなデートプランでないと、「盛り上がらなかったら気まずい」と考えて誘いを断る人は多いでしょう。

誘われた相手に興味がなかった

こちらは脈なしのケースになりますが、誘われた相手に興味がなかったから断る場合もあります。 大勢で遊ぶならともかく、二人きりでデートとなると「少なからず好意のある人じゃないとOKしたくない」と考える人は少なくありません。 もしそこで快くOKしてしまえば、誘ってきた相手は「脈ありかも」と勘違いして、無駄な期待を抱いてしまう恐れもあります。 興味のない相手から好意を寄せられていると感じた時点で、脈なしサインを出す人は多いでしょう。 誘いを断られたときは、それ以外にも脈なしの態度が見られないか、よく観察してみる必要があるかもしれませんね。

誘われた目的が分からなかった

好意を向けられていることに気付かない人だと、誘われた目的が分からず断ってしまうケースもあるようです。 鈍いわけではなくても、そこまで親しくない相手から突然お誘いを受けたら、「どうして誘われたの？」「二人きりで出かける必要ある？」と警戒してしまう人は少なくないでしょう。 また恋愛経験が少ない人に多いのが、「二人きりになったとき、どうしていいのか分からない」といった理由から誘いを断ってしまうケースもあるようです。

なんとなく、気乗りしなかった

なんとなく気乗りしないから断る場合もあるでしょう。 特に、興味のないデートプランや興味のない相手からの誘いなら尚更です。 つまり、このパターンは脈なしの確率が高いと言えます。 「あまり親しくない人と二人きりで過ごしても気まずい」とか「よく知らない相手だと話題を探すのも一苦労」と考える人も多です。 初デートに誘った際に「億劫だ」と思われないように、まずは相手との良好な関係を築くことが重要になります。

誘われた時、体調が悪かった

誘われた時に体調不良だったり疲れていたりすると、本当はOKしたくても断るしかない場合もあるでしょう。 特に直近のお誘いだとタイミング悪く、なんてことも起こりやすいかもしれませんね。 ただし、「断る理由が見つからなくて仮病を使った」というケースもあるので、脈ありか脈なしかは慎重に判断するべきでしょう。 とりあえず、この理由で断られた場合は日を改めて誘ってみてくださいね。

ここからは誘いを断られたときの状況の例を挙げながら、脈なしか脈ありかを解説していきます。 まずは、脈なしのケースからです。 誘いを断られたときの状況が以下のどれかに当てはまるなら、残念ですがその恋は諦めて次の恋愛を探した方がいいかもしれません。 それでは見ていきましょう。

理由も言わずに断られた

理由も言わずに「その日は無理」と断られてしまった場合は、残念ながら脈なしの可能性が高いです。 これは「スケジュール的には問題ないだけど、誘いには応じたくない」とか「相手に納得してもらえるような断る理由が見つからない」といった心理から、理由を言わないのだと考えられます。 他にも、「その日はちょっとね～」と答えをうやむやにされたり、「その日は無理だから今度ね」と言われた場合も脈なしの確率が高く、別の日に誘っても断られ続ける恐れがあるでしょう。

冷たい感じで断られた

大抵の人は、好意的な相手に対して冷たい態度は取らないでしょう。 つまり冷たい感じで断られたということは、「誘いに応じる気はないから、もう誘わないで」という相手からの脈なしサインとも考えられます。 そこで「じゃぁ、別の日はどう？」と食い下がってしまうと、余計に嫌われてしまう恐れがあるので、相手の態度が冷たいときはすぐに引くのが無難です。

暇な時を聞いても教えてくれない

相手に断られて、「いつなら暇？」「近々空いている日はある？」と聞いたときに、「今はまだ分からないな」とか「暇な時にこっちから連絡する」と言われた場合も、脈なしの確率が高いでしょう。 こちらに好意を抱いているなら、暇な時を聞かれたときにきちんと教えてくれるはずです。 また、「先のことは分からない」というのは、「一緒に過ごす時間を作る努力をする気はない」と言っているようなもの。 さらに、「暇なときこっちから連絡する」という言葉も、「いつ連絡が来るかな」と期待してしまいそうになりますが、「こっちから連絡する」というのは裏を返せば「そっちからは連絡して来ないで」とも取れます。

その後、避けられるようになった

誘いを断られた後に避けられるようになった場合は、相手がこちらに脈なしをアピールしている証拠。 つまり、避けることで「その気はないので、もう誘わないでください」と遠回しに伝えているのです。 ここから逆転を狙うのはハッキリ言ってかなり難しいですし、長期戦を覚悟しなければいけないでしょう。 この場合は諦めて、次の恋を探すのが賢明かもしれませんね。

誘いを断られただけでは、脈なしとは判断できません。 先程ご紹介した「脈なしのケース」に当てはまらないのであれば、相手はあなたの事が苦手・嫌いだから断ったのではなく、「断らなければいけない理由があったから」と考えるのが妥当でしょう。 ここからは、誘いを断られたが脈なしではないケースをご紹介していきます。 最近お誘いを好きな人に断られた人は、その時の状況を思い出しながら確認してみてくださいね。

断る理由を丁寧に説明してくれた

断る理由を丁寧かつ具体的に説明するのは、「本当はOKしたいけど、事情があって仕方なく断ってます」というのをアピールしている可能性があります。 つまり、「あなたのことが苦手・嫌いだから断っているわけではない」というサインです。 特に同性の友達や知り合いとの予定であることを説明してきた場合は、恋人の影を感じさせない為とも考えられるでしょう。 ただし、しつこく誘われないようにあえて理由を説明して諦めさせようとしている、というケースもあります。 相手があまり残念そうにしていない場合は脈なしのパターンかもしれないので、勘違いしないように気を付けてくださいね。

その先約がどうしても断れないものだった

上でも話しましたが、先約がどうしても外せないものだと、断らなければならない場合もあるでしょう。 例えば、「仕事で朝早くから夜遅くまで忙しい」とか「出張で遠くに行かなければならない」とか「上司との付き合いがある」などです。 「先約があるから」と相手が残念そうな表情をしていたり、こちらが「それじゃぁ、また今度誘うね」といったときに相手が嬉しそうな表情をした場合は、脈ありの可能性が高いでしょう。

すぐに、空いてそうな曜日や日にちを教えてくれた

断られたとしても、相手がすぐに空いてそうな曜日や日にちを教えてくれた場合は、脈ありと捉えていいでしょう。 相手の方から空いている日を教えてくれたということは、「タイミングが悪いだけで、誘い自体はOKです」「本当は一緒に過ごしたいんですよ」という意思表示でもあります。 また誘われた日が忙しくても、30分や10分と短くても相手が時間を作ってくれる場合は、脈あり度が高い証拠。 そのまま上手くアプローチしていけば、恋愛成就する日も近いかもしれませんね。

すごく残念～と心から言ってくれた

誘いを断りつつ、「すごく残念」「本当に行きたかった」と心から言ってくれるパターンは脈ありの可能性も高いです。 ただし、ヘラヘラと笑いながら軽い感じで「残念～」というのは社交辞令なので要注意。 特に女性は演技派な人もいるので、騙されないようにしましょう。 同じシチュエーションで他の男性にも似た態度を取っている場合は、脈なしの確率が高いです。 本気で残念がっているかは、言葉だけではなく表情や声のトーンなどからも判断できるはずなので、相手の反応をよく観察しておきましょう。

また誘って下さいね！と言われた

「また誘って下さいね」と言われた場合も、脈ありのパターンと捉えていいかもしれません。 社交辞令の場合もありますが、脈なしなら「誘ってください」ではなく、「また今度」とか「こちらから連絡します」といった言葉で濁すはずです。 それから、「また誘ってくださいね」と言われたときに、相手が笑顔だったら「今回は断っちゃったけど、気になる人から誘われて嬉しい」と思っている可能性がありますし、真剣な表情なら「また絶対に誘って欲しい」というサインとも取れます。 相手の表情から社交辞令か本心かを見抜きましょう。

理由は何であれ、好きな人に誘いを断られたらダメージは大きいですよね。 残念な気持ちや気まずさが、断られた時やその後の態度に出てしまう人も少なくありません。 しかし、断られた時やその後のあなたの態度次第では、脈ありだったのが脈なしになったり、好きな人から完全に嫌われてしまう恐れもあるのです。 チャンスを完全に潰さない為にも、ここからは誘いを断られた時にしてはいけないことをご紹介していきます。

ムッとした感じを見せる

断られたときに、ムッとした表情をしたり相手に不満をぶつけるのは絶対NGです。 そんな嫌な態度を取ってしまえば相手の好感度も下がってしまいますし、「二度と関わりたくない」と思われてしまえば今後避けられる恐れもあります。 それから、断られたことを根に持って、自分の友達や知り合いなどに相手の悪口を言うのも、もちろんダメです。 悪口なんて言ってしまえば、周りから「誘いを断られたくらいで相手の悪口を言う奴」と思われて評価が下がったり、噂が広がって悪口を言ったことが本人に伝わる恐れもあるので絶対やめましょう。

別に誰でも良かったんだけど～などと言う

断られた気まずさや恥ずかしさを誤魔化す為に、「別に誰でも良かったんだけど～」とか「冗談だよ」と誤魔化すのも良くありません。 そんな風に誤魔化してしまえば、相手は「自分は誰かの代わり？」と不快に感じたり「誠実なアプローチだと思っていたのに、真剣に誘ってくれたわけじゃなかったんだ」と裏切られた気持ちになってしまう恐れがあります。 また、「誰でも良かった」なんて言ってしまえば、「軽い人」とか「遊び人なのかも？」などと軽蔑されてしまう場合もあるので要注意です。

極端に落ち込んで見せる

好きな人をデートに誘って断られたら、残念な気持ちがつい態度に出てしまうのも分かります。 ですがそこで極端に落ち込んで見せてしまうと、相手によっては「重い」「かなり本気のお誘いだったの？」と引かれてしまう恐れもあるのです。 特に相手とそこまで親しくないなら気を付けましょう。 断られたときは、「ごめん、急だと難しいよね」「じゃぁ、また今度」と、爽やかに引くのが正解になります。 相手を思いやり気遣いを見せることで好感度を上げることができますし、サッと引くことで「重い」「面倒」といったマイナスな印象を相手に与えずに済むはずです。

その後、無視する

断られた後に無視をするなど、態度を急変させるのはNGです。 他にも、相手のLINEやSNSをブロックしたり冷たい態度を取るなどすれば、相手からの評価や好感度が下がるのは容易に想像がつきますよね？ 「押してダメなら引いてみよう」と自分では駆け引きをしているつもりでも、無視することで相手は傷ついたり怒ったりする恐れもあります。 また、それが原因で相手との距離が余計に離れてしまえば駆け引きの意味がありません。

一度断られただけで諦めてしまう

一度断られただけで諦めてしまうのは、せっかくのチャンスを潰してしまう恐れがあります。 断られた場ではすぐに引くのがコツですが、その後もう一度こちらから誘わなければ、いくら脈ありでも恋は進展しないでしょう。 特に女性は、「簡単にOKして軽く見られたくない」とか「相手がどれくらい本気で誘ってるのか真意を見極めたい」という考えから、わざと一度目の誘いを断ることも少なくありません。 本気なら、必ずもう一度誘ってみてくださいね。

ここからは、誘いを断られた状態から逆転する方法（男性編）をご紹介していきます。 特に女性は「相手が気になる男性でも、「軽い女」だと思われたくないから1回目のお誘いは必ず断る」という人もいるので、「これから初めて好きな女性を誘う」という男性も、しっかりチェックしておいてくださいね。 それでは見ていきましょう。

期間を空けて再トライ

期間を空けて再トライすることで、誘いをOKしてもらえる可能性が上がるかもしれません。 上でも話しましたが、一回目の誘いをあえて断る女性もいます。 断られてすぐに誘ってしまうと、「しつこい」「ガッついてる」「私ってそんなに暇そうに見える？」などと思われてしまうかもしれませんが、断られてから期間を空ければ、相手の女性も「もう一度誘ってくれないのかな？」と意識するかもしれません。 ちなみに、断られてから次のデートを誘うまでのベストなタイミングは1週間～2週間後です。 2回目も断られてしまった場合、3回目の誘いはさらに期間を空けて2週間～4週間の間で誘ってみましょう。 その期間を守らなくても、相手の警戒心が緩んだタイミングで誘うのが効果的です。

相手の興味のあることを探ってから誘う

誘いを断られてしまったのなら、次は相手の興味のあることを探ってから誘うと成功しやすいでしょう。 興味がないデートプランだと「あまり気が乗らない」とまた断られてしまうかもしれませんが、相手の興味がある内容なら「OKしてもいいかな」と思ってもらえるかもしれません。 一回目の誘いを断られた後に普段の会話などを通して、相手の興味のあることや好きなことをさり気なくリサーチしておきましょう。

もう少し会話を重ねて親しくなってから誘う

断られてしまったのは、親密度が低いのが原因とも考えられます。 その自覚があるなら、次に誘うときまでに相手ともう少し会話を重ねて親しくなっておきましょう。 LINEなどでやり取りができるのであれば、次に誘う前にコツコツと連絡を取り合って相手の警戒心を緩めておくといいかもしれませんね。 「相手との距離感が縮まってきたな」と思ったタイミングで、二度目のお誘いをしてみましょう。

続いては、誘いを断られた状態から逆転する方法（女性編）をご紹介していきます。 デートのお誘いが失敗して落ち込んでいる女性は、ぜひ参考にしてお誘いのリベンジしてみてください。 それでは、さっそく見ていきましょう。

見た目を磨いてから再チャレンジ

見た目を磨いてから再チャレンジすると成功率もアップするでしょう。 相手のタイプをリサーチして、それに寄せるのもいいかもしれません。 あるいは、いつもと違うファッション・ヘアスタイル・メイクをして、イメチェンを狙ってみるのもおすすめ。 魅力的な女性になれば誘いをOKしてもらえるだけでなく、恋愛対象として相手に意識させることもできるはずです。

相手の趣味に合わせて誘う

次に誘うときは、デートプランを相手の趣味に合わせてみてください。 例えば「スイーツ食べ放題に行かない？」と誘っても、「行きたい」と思うのは一部の男性だけでしょう。 相手が甘党ならOKしてもらえる可能性もありますが、スイーツが苦手な男性だと断られてしまうかもしれませんよね。 事前に相手の趣味や好み、忙しくない時期やアクセスやすい場所をリサーチしておきましょう。 それらを踏まえ、相手に楽しんでもらうそうなデートプランを練ることが誘いをOKしてもらうコツですよ。

目を合わせる回数を多くし笑顔を見せておく

断られた相手と目を合わせる回数を多くし笑顔を見せておくことで、こちらの好意をアプローチすることができます。 これにより相手に異性として意識させ、次のデートの誘いをOKしてもらえる確率を上げることができるでしょう。 次の誘いまでに相手と接する機会を増やし、距離を縮めておくことが重要です。 直接会うのが難しければ、LINEや電話などで相手の負担にならない程度にやり取りをしてコミュニケーションを取るようにするといいでしょう。

誘いを断られたときの脈なしではないケースに加え、誘いを断られた状態から逆転する方法などをご紹介してきましたが、いかがでしたか？ 誘いを断られたときはあまり悲観的にならず、動揺している心を落ち着かせることが大切です。 そして、クヨクヨ落ち込むよりも気持ちを切り替えて、「どうして誘いを断られたのか？」「これからどうアプローチしていくべきか？」を考える方が成功率も上がるでしょう。 完全に脈なしなら潔く引くのが理想的ですが、少しでもチャンスがあるのなら諦める必要はありません。 今回ご紹介したことを参考に、好きな人に上手くアプローチして恋愛成就を狙ってみてくださいね。