離婚を決意する男性心理って？不倫相手を離婚させた人のエピソード

テレビでもよく取り上げられている芸能人の離婚、そしてさらに近年では3組に1組が離婚している、というデータもあり、近年の日本では「結婚した相手と一生添い遂げる」という意識が薄れつつあります。 この背景には、男女平等参画社会の浸透により、働く女性が増え、「結婚をして相手に養ってもらう」ということがなくとも、自立して行きていけるので比較的離婚の決断がしやすいなどといったこともありそうです。 そんな中で、旦那さんが離婚を決意するタイミングや男性心理とはどのようなものなのでしょうか？ ここででは離婚を決意する男性心理をご紹介します。

近年の離婚率が上がっているとは言え、彼氏彼女の関係とは違い、周りの様々な人を巻き込む結婚はそう簡単に「離婚」とはいかないものですよね。 では果たして離婚を決意する男性心理は？ 離婚を決意する6つの男性心理をご紹介します。

奥さんを女性として見れなくなると離婚を決意する

「嫌いというわけではないんだけど、奥さんを女性として見れなくなってしまった」といった声を、あなたもどこかで聞いたことがあるかもしれません。 同じ時間を多く過ごすと、奥さんのことを女性として見れなくなってしまい、離婚を決意する男性も多いようです。 また、日本は「セックスレス大国」などと言われていますが、とある調査では、日本の性行為の回数は、調査対象となった41カ国中で最も少ない回数であることがわかっています。 それもその回数は2番目に少ない国の6割ほどであり、41カ国の平均の半分以下の数字です。 「少子化」と言われるのも頷ける調査結果ですよね。 こういったデータからもわかる通り、原因は「奥さんを女性として見れなくなる」ことにありそうです。 また、最近では不妊治療専門クリニックなどもたくさん登場し、「不妊治療」といった言葉自体が珍しいものではなくなりましたが、子供のいない夫婦においてはセックスレスの問題はなおさら深刻であり、そこから離婚に直結することも少なくないようです。 セックスレスや不妊治療などでストレスを抱える夫婦も多く、そんな中に女性として魅力的な相手がいると、ついつい不倫に走ってしまう、そしてさらには離婚を決意するきっかけとなりうるのでしょう。

一緒にいるだけで嫌悪感を感じるようになる

お互い好きで結婚したはずなのにどうして？と疑問を感じる部分ではありますが、現実問題として多いのが「一緒にいるだけで嫌悪感を感じるようになる」というもの。 「旦那のあとのお風呂には入りたくない」「旦那の洗濯物は分けて洗濯する」などといった女性側の意見も耳にしたことがあなたもあるかもしれませんが、その逆も然りです。 「家ではいつもだらしなく、それなのに生活費を要求される」など、嫌悪感を感じる原因としては、お金の問題も複雑に絡み合っている様子。 現在では共働き夫婦も増えてきていますが、やはり一家の稼ぎ頭は男性であることが多いもの。 自分が一生懸命働いているのに、奥さんは家にいて、かついつもだらしないとなると「自分は朝から晩まで、こんなに働いているのに」などといった不満がどうしても出てきてしまうようです。 それが積み重なることで、嫌悪感に変わってしまうというのも納得の理由ではありますよね。 大企業に勤めていたり、稼ぎが多い男性ほど、そう感じることが多いようです。 社会的な地位とプライドがある男性ほど、相手に求める条件なども多くなってしまい、許せなくなってしまうのかもしれませんね。

奥さんが不倫をすると離婚も仕方ないと決意する

奥さんの不倫が発覚した場合に離婚を決意するパターン。 男性が不倫をした場合、「1回は許す」など、許す女性が総じて多いのですが、男性の場合「奥さんが不倫をした場合は即離婚」と考える人が圧倒的に多いようです。 かつ、「自分は不倫しているけれど、奥さんが不倫した場合は絶対許せないので離婚する」といった意見も多くあります。 なんて自分勝手な...と思いますが、これはやはり男性のプライドの高さが根本にありそうです。 男性はプライドが高く、常に自分が優先であったり、1番でないと嫌だといった気持ちが強いもの。 「自分が相手の1番じゃなかったんだ」「例え一瞬でも他の男に気持ちが傾いた」という事実を男性は受け入れることができず、離婚という結果になってしまうパターンが多いようです。

子供が大きくなると自分のために離婚をしてもいいかなと思い始める

いくら奥さんのことを女性として見れなくなったとしても、子供が小さいうちは「子供のために」と思い、離婚に踏み切れない男性はやはり多いです。 近年、「熟年離婚」が増えている理由でもありますが、子供が大きくなり、自分自身で物事の判断をできる年齢になれば、そこからは「自分のために時間を使いたい」と思うそう。 子供が大きくなってからは、「第二の人生」なんて言われたりもしますが、子供が小さいうちは子供のために我慢をしたとしても、人生は一度きりなので、せめて子供が大きくなってからは我慢をせず、自分の生きたいように生きる、自分のために離婚を決意するというのもわからなくもないですよね。 こういった考えは、いつまでも野心を持っていたり、将来に夢や希望を持ち続けている、女性からすると「デキる男性」に多いようです。

奥さんが文句をい言ったり、責めるばかりでは離婚をしたくなる

夫婦と言えども、元々は血の繋がっていない別々の人間なので、お互いの不満が出ることも仕方ないことです。 と言っても、毎日小言を言われたり、責められるようでは、男性側も離婚を考えるのも納得ですよね。 そもそも男性と女性では根本的な考え方も違うし、いくら男女平等参画社会、共働きと言っても、子供を産むことができるのは女性だけであって、家庭内での役割が違うのは致し方のないことです。 「子供ができるまでは上手くいってたんだけど...」とう声もよく聞きますが、出産・育児のストレスから、旦那さんに文句を言ったり、当たってしまう女性も多いそう。 出産・育児はもちろん大変なことですし、それも仕方のないことのように思えますが、男性からすると、やはり疑問に感じてしまう面も。 お互いの考えや立場、役割などが違うことをお互いが理解・認識し、話し合うことができれば良いのですが、それができなかったときに離婚を決意することになるようです。

奥さんが家のことを何もしなくなると離婚したほうが自分のためだと思うようになる

「奥さんが家のことを何もしない」というのが原因で離婚を決意するパターンもあります。 今は共働きの家庭が増えていますが、奥さんが家のことを何もしないとなると、「自分だって働いているのに...」と男性側の不満が強まるようです。 また、男性のほうが稼いでいる場合には特に「自分のほうが稼いでいるのに、なんで奥さんは家のことを何にもしないんだ？」と疑問を感じ、離婚を考えるんだとか。 共働きで奥さんも朝から晩まで働いているならともかく、これが専業主婦であったとしたら、その不満がますます強まってしまうのも納得はできますよね。 近年では考えも随分変わってきてはいますが、まだまだ「家のことは女性がやるもの」という考えも根強くあります。 また、「奥さんは自分も仕事や子育てで大変なのに毎日ごはんを作ってくれる」などといったことで夫婦生活が円満である夫婦も多いです。 自分にかいがいしく世話をやいてくれる奥さんを愛おしく思うのかもしれません。 女性であれば「でも好きだから...」という感情的な理由もあり、離婚には発展しないパターンもありますが、男性は女性よりも理論的ですので、自分で稼げる男性にとっては、「家のことも全て自分自身でしているし、この相手は必要ないのかも」と理論的に判断し、離婚を決意することになるようです。

離婚を決意する男性心理をご紹介しましたが、では男性に離婚を決意させるにはどのようにすれば良いのでしょうか？ 相手を離婚させるということは、1組の家庭を壊すということ。 それは忘れないでくださいね！

家事をしたり料理を作り、奥さんのダメさを際立たせつつ奥さんよりいいなと思わせた

Aさん：26才：繊維商社勤務 「単純に「奥さんよりあなたのほうがいいな」と思ってもらうことに専念しました。 例えば、男性が「奥さんが全然家事をしたり、料理をしないんだよね」と不満を漏らしていたので、私はそれがきちんとできることをアピールしました」 「元から料理が好きだったので、見掛け倒しの頑張りではなく、彼が奥さんに対して持つ不満にあなたならどう応えられるのか根本的な解決方法をアピールできたのがよかったのかもしれません」

自分といると癒されると思わせた

Bさん：25才：建築業者勤務 「私は常に彼の癒しでいることができるように心がけました。 男性は「認められたい」「自分が素晴らしい人間だと言って欲しい」などといった承認欲求が強いですよね。 でも、メンタルは女性よりも弱く、否定的な言葉をとても嫌いますよね」 「夫婦になってしまうと、その関係性に甘んじて、否定的な言葉を投げかけることも多くなってしまいますよね だからと言って、彼の意見を持ち上げて100%同意する必要はありません。 あなたは彼のことを決して否定せず、優しく包み込むような気でいたことがよかったんだと思います」

離婚を決意する男性心理をお伝えしてきましたが、紙切れ一枚で約束された婚姻関係とは言え、法律的に認められたその関係性はやはり効力が強いもの。 そう簡単に「離婚」とはいかないようです。 ご紹介をしてきたように、 奥さんを女性として見ることができなくなった 奥さんが文句を言ったり、責めるばかり 奥さんが家のことを何もしない などといった不満から離婚を決意する男性が多いですが、それは将来のあなたに当てはまることかもしれません。 当人同士だけの問題でない離婚・結婚はとても精神力や体力を使います。 離婚を進めようとする男性にとってはもちろん、それを待たなければいけないあなたにとっても同じことです。 自分が彼と結婚したら、また同じ問題を繰り返さないか？うまくいくのか？を改めて考えてみましょう。