再婚したのにまた離婚？原因と離婚する前に知っておきたい事

なぜか離婚と再婚を繰り返している人っていませんか。 一度目の離婚で学んでいるはずなのに、なぜ同じことを繰り返してしまうのでしょうか。 せっかく幸せになるために再婚したはずなのに、離婚の影が見えてくると「もしかしてこの先も同じことの繰り返しかも？！」と不安になってしまいますよね。 そんなあなたに再婚したのに離婚という状況に陥ってしまう原因と、いざ離婚となった時に前もって知っておくべき事をご紹介します。 このまま離婚したくないと思うのであれば原因から対処法を探しましょう。 もし原因がわかってもやっぱり無理だというならば、離婚を前提としてこれからどうすべきなのかを考えていきましょう。

最初の結婚で学んだことを生かして再婚相手は慎重に選んだはずなのに、なぜまた同じことが繰り返されてしまうのでしょうか。 物事は練習を重ねれば重ねるほど上手くなっていきますよね。 しかしそれは、結婚生活においては例外なのかもしれません…。

では、せっかく再婚をしたのに離婚に至ってしまうのにはどんな原因があるのでしょうか。 考えられる原因をいくつかご紹介しますので、ご自身にも当てはめてみてください。

勢いで再婚してしまった

「離婚してしまったけど、生涯を共にするパートナーはやっぱり欲しい！」「寂しいのは嫌だ」と考える方も多いはずです。 そんな時に出会ってしまった相手ならすぐ恋に落ち、これからも一緒にいたいと思うこともあるかもしれませんね。 そしてその勢いのままに結婚、ということもあるでしょう。 もちろん、結婚に多少の勢いは必要かもしれません。 しかしあなたの場合は「再婚」です。 焦るあまりに「元夫と離婚に至った原因」さえ当てはまらなければいいと思ってしまっていませんか。 それではまた同じことを繰り返してしまう可能性があります。 なぜなら元夫と離婚に至った原因はほんの一部であるかもしれませんから。 その一部だけをみていたのでは、今度は別の原因で離婚に至る場合もあるかもしれませんよ。 きちんと相手を見極め、一度冷静になって相手と自分を見つめ返してみましょう。 時には、両親や友人などの第三者の意見に耳を傾けてみるのもいいかもしれません。 しかし、だからといって慎重になりすぎるのも、幸せを逃してしまうのではないかと不安になったりすると思います。 確かにタイミングも大切と言いますよね。 でも、それで逃げてしまうような幸せ（相手）なら、再婚しても上手くいかないのではないでしょうか。

再婚に過度な期待をしてしまった

「次こそは！！」と、再婚に過度な期待をしてしまっている場合、また同じことを繰り返してしまう恐れがあります。 なぜなら、その期待はきっと「裏切られる」からです。 最初の結婚を思い出して下さい。 結婚生活というものに大きな「期待」していませんでしたか。 実は初婚、再婚は関係なく結婚前に持っていた期待を裏切られたということは多々あること。 長く一緒にいれば必ず欠点は見えてくるものです。 すると小さな欠点が見えてきただけで「また間違えたかも・・・」と、特に再婚の場合は疑心暗鬼になりやすくなっています。 一度離婚しているあなただからこそ、受け入れる器も大きいはずです。 ですから過度な期待は初めから持つのをやめましょう。 それよりも日々の幸せを拾い集め、それに喜びや感謝の気持を持って過ごしていくと良いですよ。 「再婚したから幸せになれるはずだ」「幸せにならなくちゃいけない！」と思うよりも「再婚してみたらこんな幸せがあった」と感じる方が自分自身のプレッシャーにもならないはずです。

再婚相手と子供の関係が上手くいかず、離婚を繰り返してしまうことも多いようです。 そもそも、女性が妊娠してすぐ母親の自覚が出てくるように男性は出来ておらず、妻が妊娠したからと言ってすぐ父親の自覚は芽生えないと言います。 ですから、突然目の前に現れた子供に対して急に父親の自覚が持てるはずがありませんよね。 それでも、始めの意気込んでる内は頑張ってくれるかもしれません。 しかし長く一緒にいることで、再婚相手も理想と現実のギャップに悩まされることもあるでしょう。 子連れ再婚を急いで決意する前に、再婚相手と子供が過ごす時間をたくさん作る事が大切だと思います。 しかもただ昼間に遊ぶだけとかではなく、朝起きてから夜を共にし、また朝を迎えるというような、家族になったときのシミュレーションをしてみるといいかもしれないですね。

再婚をしたものの前と同じく仲が冷めてしまった

せっかく再婚したのに前と同じく仲が冷めてしまったというのも、再び離婚に至ってしまう原因です。 それはもしかしたら、あなたの再婚相手に対する理想が高すぎたのかもしれません。 実際、結婚前と結婚後に相手が「変わった」という方はとても多いです。 しかしそれはお互い様に思う事で、きっと男性も同じことを思っています。 いつまでも愛し、愛される関係でいられるために、男性も女性も努力が必要ということだと思います。 仲が冷めきってしまう前に、あなたから少し歩み寄ってみてはいかがでしょうか。 女性の場合は身だしなみに気をつけることも一つです。 どうしても生活となると忙しさから手を抜いてしまいがちになるもの。 それは仕方のないことですがそれでも、着替えは絶対に目の前でしない、夫が起きる前にメイクを済ませておく、などココだけは、というこだわりを持っておくのも良いでしょう。 またどうしても生活を共にしていると刺激が薄れ、お互いの存在が空気のようになってしまいがちです。 それが二人の仲を冷める原因になることもありますから、時々待ち合わせデートをしてみたり、何かいつもとは違うことを時々取り入れてみるのも良いでしょう。

再婚相手とどうしても折り合いがつかない部分があった

再婚相手とどうしても折り合いがつかないことがあって再び離婚に至ってしまう場合もあります。 再婚ではなくても折り合いがつかないことがあるのに、再婚となったらなおの事、抱えてる過去が重い分お互い解り合えないことや、納得できないこともたくさんあるのだと思います。 そんな時は自分の意見ばかり通さず、相手の話や意見をかみ砕いて聞いてみてはどうでしょうか。 あなたも一度、離婚してるがゆえに「今度こそは絶対に失敗したくない」という気持ちが溢れすぎて、空回りしてしまっているだけなのかもしれませんよ。

実は再婚後の離婚率は50％。 せっかく再婚しても2組に1組が再び離婚に至ってしまうということです。 この数字、初婚の離婚率よりも高いというから驚きですね。

再婚したのに離婚になってしまう原因はわかりましたが、それでもどうしても対処しきれない、離婚を食い止める事ができそうにないのであれば、今度は離婚になってしまった場合どうすれば良いのかということを考えていかなければなりません。 再婚後の離婚で困る事とはどんなことでしょうか。 きっとたくさんあると思いますが、事前にわかっていることで対処もできるはずです。 そこで、再婚後の離婚で困る事とその対処法をご紹介いたします。

金銭的な問題！まともな生活はできる？

離婚した女性について回るのが、金銭的な問題ですよね。 再婚を期に仕事を辞めてしまっている場合もあると思いますが、その後まともな生活は出来るのでしょうか。 「この先どうやって生活していったらいいの・・・」と不安に思うことでしょう。 もちろん、離婚しないのが一番いいのでしょうがそれでも離婚に至ってしまった場合、離婚前からしっかりとした計画を立てておくことが重要です。 まず大事なのは「仕事」の確保です。 仕事をしていない女性は、離婚前から仕事を探し始めておくことをお勧めします。 離婚後、一番怖いのは収入が無くなることです。 事前に仕事を見つけることで、離婚後もあなたもまともな生活を送れることでしょう。 次に「住まい」の確保です。 離婚後、自分が実家に戻るのか、または自分で借りて住むのか、様々な場合があると思います。 場合によってはまとまったお金が必要になる事もありますね。 どちらの場合も「離婚してから」ではなく「離婚前から」考えることで、最悪の事態を防ぐことができます。

世間体はあまりいいとは言えないかも...

再婚、そしてまた離婚…。 もちろん、世間体はあまりいいとは言えないですよね。 「再婚したのに、また離婚したんだって噂されるんだろうな・・・」と思ってしまうかもしれませんが、人の噂も七十五日。 面白おかしく噂されるのなんて、きっとほんの一瞬です。 離婚の原因も、その辛さもあなたにしかわかりません。 あなたにはあなたなりの想いがあって離婚したのだから、堂々としていればいいのです。 噂好きの人たちは、次の面白いスキャンダルがあればすぐにそっちへ行ってしまいますよ。

子供がいるなら！子供を振り回す事になる

結婚や離婚を繰り返しても、自分だけならいいけれど、子供がいるとなると大事な子供を振り回すことになってしまいますよね。 苗字が変わったり、場合によっては転校したり…。 それだけならまだマシです。 子供の年齢によっては、再婚や離婚理由も子供ながらに理解し、精神的に不安定になってしまうこともあるでしょう。 そうなればあなたも「私のせいだ」と自分自身を責めてしまい、生活が悪循環になってしまいます。 そんなことにならない為に、離婚を決めたときあなたに子供がいるのなら「子供の心のケア」を何よりも最優先するべきです。 そして、ある程度の物事が理解できる年齢の子供には、きちんと「事実を母親の口から理解できるように」伝えるのです。 嘘や誤魔化しは子供も察してしまいますよ。 離婚をした親の元で過ごしていると子供は「いつか、父親だけじゃなく母親とも離れてしまうのかもしれない」と不安に思うことがあります。 なので、母親のあなたが「私は(子供)とずっと一緒にいるよ」と伝えてあげてください。 その言葉一つで、子供に与えられる安心感はとても大きい物ですから。

再婚してまた離婚…。 自分の結婚はどうして上手く行かないんだろう…そんな風に落ち込んでしまうことでしょう。 でも今後はどうしていけばいいのかと、悲観的になる必要はありません。 長い人生には色々な生き方があります。 落ち込む前に次を読んでみてください。

再婚したければ何度でもしていいし、したくないならのんびり暮らそう

ずっとこの先一人で生きて行くのが寂しいと思ったり、子供に父親を与えてあげたいと思ったりしたら、積極的に次の再婚相手を探してみてはいかがですか。 結婚は何回までとは決まっていません。 再婚したければ何度でもしてもいいのです。 自分が納得のいくまで再婚を繰り返すのも一つの人生でしょう。 ただしその場合は「この人とも合わなかったな」などと相手を軽視してしまったり「無理だったらまた別れて他の人を探せば良いや」なんて安易な考えにならないように気をつけてください。 いつでも何かしらの困難があっても、幸せな家庭や夫婦関係を築くために耐えたり、努力していくことは忘れないでくださいね。 また、離婚を繰り返し「もうこりごりだ」と思うのであれば、一人でのんびり暮らすのもまた人生です。 子供がいる場合、子供のことを考えて片親では可哀想…そう考えることもあるかもしれませんが、それも子供の年齢によっては直接子供と話し合うこともできますし、片親で寂しいと感じさせないくらいに自分が努力して愛情をかける、という選択肢もあるでしょう。 あなたが納得し幸せに生きていければ、それが正解なのではないでしょうか。

この記事で皆さんに頭に入れておいて欲しいのは ・勢いで再婚をしない。 ・離婚を決めたのなら先を考え、事前に準備をする。 ・子どもがいるなら、子供のケアを最優先すること。 せっかく再婚したのにまた離婚とならないためには再婚前から気をつけることも大切です。 しかしそれでも離婚になってしまったのであれば、できる限り自分や子供、周囲の負担が最小限になるように事前に考えて行動しましょう。 離婚や再婚を繰り返すと、精神的にも肉体的にも辛く時には周囲を巻き込み、どんどん自己嫌悪に陥ってしまいますよね。 でも世間的に「ネガティブ」なイメージの離婚ですが、実は「終わりであって始まり」でもあります。 長い人生、第一章、第二章・・・とあってもいいんです。 これを読んだ皆さんも、新しい「始まり」を迎えてください。