妊娠中に旦那とうまくいかない原因と対処法。心持ち次第で改善できる！

妊娠してから旦那さんとうまくいかない…！ 夫婦にとって、今後の結婚生活に大きな影響を与える「妻の妊娠中の時期」。 妊娠すると体と心にいままでに感じたことのない感覚を感じるものです。 旦那さんとの関係がうまくいかないと、余計にしんどくなることもあるでしょう。 でも大丈夫です。 妊娠をきっかけに旦那さんとうまくいかない人はたくさんいるもの。 今回は、妊娠中に旦那とうまくいかない原因と対処法についてご紹介します。

そもそも、妊娠中には旦那さんとうまくいかないことは多く、むしろうまくいかない人の方が多いかも！ というのは「妊娠」という初めての出来事で、夫婦のどちらも戸惑っていることはもちろん、女性ホルモンのバランスが大きく崩れるので女性としてもどうしようもない部分があるもの。 筆者も経験者ですが、妊娠中は性格、好きな食べ物、心のバランスや感情、すべてが日に日に変わっていきました。 自分でも驚いてしまうくらいそうなりますが、これは普通の事なんですよね。 旦那さんは身を持ってこういう変化を感じているわけではないので、言葉でどれだけ言われたところでちゃんと理解するのはムズカシイ……というのが正直なところ。 初めての妊娠であればなおさら、夫婦ともに手探りの状態ですからね。 体調のバランスもあったりして旦那さんとうまくいかない、喧嘩してしまった！というのはよくあります。 だってお腹の中に「生きている人」がいるんですもの。 それまでと同じ状態でいられるわけがないではないですか！とも思うわけです。 それでも、できるなら旦那さんとも仲良しで、大切な妊娠中と言う期間を過ごしてもらいたい！ といことで、妊娠中に旦那さんとうまくいかないのは多いかもしれませんが、できるだけそうならないようにするために考えていきましょう！

では、ひとまず妊娠してからというもの、旦那さんとうまくいかない！となってしまう5つの原因から見ていきましょう。 女性にとっては妊娠あるあるでもありますから、気持ちを楽にして見てくださいね。

自分の変化に対するストレスや不安で心が不安定になっている

自分の変化に対するストレスや不安で、心が不安定になっているから意味もなく旦那さんに当たってしまう時もあるのです。 妊娠すると、身体が大きく変わるんですよね。 それがまず「太る」という女性にとっては分かりつつも辛いこと。 今まではずっと人生で太ったことなんてなく、超スレンダー！と言う人でも、妊娠すると太ります。 そこにプラスして、体毛が濃くなったり胸の周りが血管だらけ…ということもあるんです。 これは母親になるための準備だったり、守ろうとする本能であったりしますが、ショックなんですよね。 鏡に映る自分の姿が今までには見たこともない姿になっていくのが、ストレスに感じたりもします。 そして「もう赤ちゃんがいるんだから」と太ったところで痩せるなんてできないですからね。 そうしたストレスや戸惑い、一人の女性としての身体じゃなくなっていく気がすること、そんな状態が心を不安定にして、旦那さんに「この体見せたくない」なんて思ってしまうことも。 身体的な変化は、妻の妊娠中には旦那さんにはほぼありませんから余計に当たりたくなってしまいます。 でも旦那さんには素直に打ち明けるといいですよ。 「最近身体が変わってきて、自分に自信がなくなってきた」と話してみるといいでしょう。 ほとんどの男性は「そんなこと気にしない」と言ってくれるはずです。 「あんたにはわかるわけない！」とは言わないでくださいね、旦那さんが分からないのも、またまた当たり前のことなんです…。

自分が辛い状態なのに何もしてくれない、理解もしてくれない旦那さんに不満を感じる

自分が辛い状態なのに何もしてくれない、理解もしてくれない旦那さんに不満を感じる！ 妊娠中って、楽しい想像だけで乗り切れることばかりではないんですよね。 つわりで気持ち悪い、体はだるくて眠くて動かない、家事をしたくてもとにかくできない…なんてざらにあります。 で、ここで「いいよいいよ」とは言わずとも黙っていてくれる旦那さんならいいですが、妊娠しているっていうだけでも実は眠くてだるくて仕方ない！というのが伝わらないのが旦那さん。 ここで普通に帰ってきて「俺の飯は？」なんて聞かれると、なんだと？と思ってしまうもの。 旦那さんなりにも気を遣ったつもりで「ご飯簡単なものでいいよ」と言われても、女性としては「簡単なものくらい自分でしてくれ…」と思っちゃうんですね。 理解しているつもりな旦那さんと、辛いからむしろできることはあなたがやってと感じる奥さん。 そんな違いから不満やイライラが溜まってしまうんです。

妊娠するメカニズムとして男性を排除しようと嫌悪感が強くなっている

妊娠するメカニズムとして男性を排除しようと嫌悪感が強くなっていることも原因のひとつ！ 妊娠すると、母性本能が強く前に出ます。 この時は旦那さんであっても、触れられたくない、または何か汚いもののように感じてしまうことがあります。 これは女性ホルモンの影響でもありますが、「子供を守ろうとする本能」のようです。 よく赤ちゃんを産んですぐの女性が「ガルガル期」という、ライオンが子供を守ろうとして怒っているイメージからそう呼ばれるものがありますが、この時期パパである旦那さんでも赤ちゃんを触られるのが嫌になる女性が多数いるんですね。 母性本能が強い人、早い人であれば妊娠中からもこういった反応が出ることもあるとか。 身内であっても男性がとにかく気持ち悪くなるという人もいますからね…！ 「上手く説明できないけど、なんか嫌」「理由はわからないけど、イライラする」というのが妊娠にはつきもの。 旦那さんには到底、理解できない世界なんです。 ストレートに「気持ち悪い」なんて言ってしまうと、ずっとその言葉が引っかかったりして後々の夫婦関係に響くこともありますので、「ちょっと男性苦手な感じなんだ」とやんわり伝えましょう。 可能であれば、産婦人科で先生に直接旦那さんへの説明をしてもらうと理解が深まることもあります。

妊娠によってセックスのk機会が減りコミニュケーションが取れていない

妊娠によってセックスの機会が減りコミニュケーションが取れていない。 避けて通れない妊娠中の問題…！旦那さんの性欲をどうやって解消するのか？ですよね。 女性としても、妊娠中にセックスがしたくてもできないことで「さみしい」「浮気されないかな」なんて考えてしまって不安になることも多いですよね。 確かにセックスでコミュニケーションが取れないことは、夫婦にとって重大な問題です。 旦那さんとしても堂々と誘うことはできないし、お腹の子が気になってしづらい人もいるでしょう。 時期的には安定期に入るまで(3ヶ月頃)～後期(9ヶ月頃～臨月)までがセックスを控えて、あとは体調が良ければしても問題はないとされていることがほとんど。 もちろん早産の危険がある人や、安静にしなさいと指示を受けている人は考えるべきですが、妊娠している=セックスはしてはいけない！ということではないのです。 セックスをしないで、その間に浮気されないかと不安になったり、触れないことで寂しさが募って精神的にストレスになるくらいなら、した方が健康にもいいのではないでしょうか。 お腹の赤ちゃんには、何よりママの精神状態が穏やかでいる方がいいからです。 妊娠中のセックスについては、旦那さんにも聞いておく方がいいですね。 したくてもできないというナイーブな旦那さんでないなら、可能な範囲で機会を持つといいでしょう。

妊娠をしていない旦那さんもマタニティブルーになっている

妊娠をしていない旦那さんもマタニティブルーになっている！？ 実は誰でもなるわけではないですが、妻が妊娠していると旦那さんもまるで鏡のようにマタニティーブルーになってしまうことがあるんですね。 もっというと、男性にもつわりの症状がでることもあるんだとか……。 妊娠期間が終わると同時に、男性も症状が消えるんだそうで、実際に起こることです。 これは女性のように、男性ホルモンが変化しているのか!?と思いきや、そうではありません。 男性のマタニティーブルーは、精神的な重圧やプレッシャーからくるものなんだそう。 妊娠中の妻を見ていて、「これから家族を守っていかなくてはいけない」「父親になるんだ」という精神的な焦りや葛藤は、女性が思うよりも男性にとって大きく辛いことなのです。 確かに辛いことであったり、子供のことを身を持って感じているのは女性。 でも男性としても言い知れぬ大きな心の変化の時期を迎えていることは、女性としても理解してあげないといけないポイントですね。

妊娠中のつらい女性の身体やこころ。 それに加えて旦那さんも結構、大変なこともあるんですね。 妊娠中に旦那さんとうまくいかない！というストレスを抱えないように、対策をしましょう。 妊娠中に旦那さんとの関係を良好に保つための方法をご紹介します！

妊娠が発覚してすぐに、二人で妊娠への理解を高めておく

妊娠が発覚してすぐに、二人で妊娠への理解を高めておく！ 動くのはなるべく早く…！その方が女性としても体も楽ですからね。 妊娠が発覚したらなるべくすぐに二人一緒に妊娠について、妊娠中の女性の身体について勉強するのがおすすめです。 男性は体で感じることが少ないので、頭で知識を入れる事しか基本的にはできないんですよね。 なので、妊娠雑誌や産婦人科でもらえるパンフレットを読みながらでもいいし、ネットでもたくさん情報がリサーチできますので、二人で見ておきましょう。 そうした時間は、役にも立ちますし二人のいい時間にもなります。 早い段階から理解を深めておくことで、いざなにか症状や状態が出てきた時の安心材料になるでしょう。 旦那さんとしても、やたらとイライラしたり不安そうな奥さんを見ても、「そういえばあんなことが書いてあったな」なんて思えることもあります。

旦那さんに期待をしすぎないでおく

旦那さんに期待をしすぎないでおくことです。 妊娠中の女性としては、とにかく労わって欲しいし何も言わずに身の回りの事をやってくれたらいいのに…というのが本音ですよね。 でも旦那さんは男であり、働かなくてはいけない身であり、妻が妊娠中でも疲れて帰ってくることに変わりはありません。 妊娠も、子供の命を育んでいるというとてつもない大きな仕事です。 だからといって「私の方が辛いから全部許して」と思ってしまうと、うまくいかないもの。 旦那さんは男性ですべて理解することはどうしてもできない生き物、ということをまずは頭に入れておき、仕事で疲れていたら一人ではできないこともあると理解してあげましょう。 期待しすぎると、それだけ見返りがなかった時に不満になっていきます。 できるだけ「お互い様」と思いつつも、どうしても妊娠という女性にしか振りかからないしんどさをわかってもらえるように穏やかに伝えていきましょう。

スキンシップとコミニュケーションを無理やりでも増やすようにする

スキンシップとコミニュケーションを無理やりでも増やすようにする！ スキンシップはキスをしなくても取れますよね。 隣に座って手を握っているだけでもいいし、時々お腹に手を当ててもらうのもいいでしょう。 「男の子かなー」「女の子かなー」という会話も生まれてきますし、そこからコミュニケーションも自然と増えていくでしょう。 時期が早くても一緒に名前を考えてみたりというものいいですね。 そして、一日一回は「仕事上手くいってる？」など旦那さんにも言葉をあげてくださいね。 夫婦の時間がすべて「妊娠一色」になってしまうよりも、旦那さん、奥さんとしてのやり取りも大切です。

旦那さんに当たってしまうのは仕方がないので、1日の終わりに冷静になって謝る時間を作る

旦那さんに当たってしまうのは仕方がないので、1日の終わりに冷静になって謝る時間を作る。 どうしても一番そばにいて甘えられる旦那さんに当たってしまうのは、もう仕方ないことです。 でもその後のフォローは、あるのとないのでは違います。 「私、妊娠してから不安定だから当たってごめんね！」とはっきり言ってしまうのもありですよ。 「本当は当たりたくなんてないんだけど…」とちゃんと謝る時間を設けましょう。 旦那さんとしても、「自覚あるんだ」「自分でもわかってるのに本当にコントロールできないんだ」と正直に謝ることによってわかる瞬間もあるはずです。

被害者意識を持たずに、旦那さんも葛藤していると気遣いをする

被害者意識を持たずに、旦那さんも葛藤していると気遣いをすることが大切です。 マタニティーブルーの旦那さんバージョンのお話からも分かるように、妻の妊娠中には男性も葛藤していて、これからに対しての責任感もドンと肩にのしかかっている時なんですね。 それは子どもの出産が近づけば近づくほどに強くなってくるでしょう。 そこを、妊娠中でしんどい身でありながらも理解して、気遣ってあげられるかどうか？ですね。 なかなか大変なことではありますが、夫婦が妊娠中にうまくいかない！という問題を解決するには、やっぱり旦那さんにも優しくしてあげないとだめ…ということかもしれませんね。 ただ妊娠中の頑張りや、夫婦のコミュニケーションは、出産後の結婚生活にも大きな影響を及ぼしてきますので、なるべく大切にもめないように努めることが大事ですよ…！

では最後に！旦那さんと妊娠中にうまくいかない火種になるNG行動をチェックしておきましょう！ これをやってしまうと、妊娠中の夫婦仲はうまくいかないもの…!?

旦那さんの人格や存在を否定する発言

旦那さんの人格や存在を否定する発言はしないで…！うっかり言ってしまうかも！ 例えばですが、妊娠中のしんどさを分かってもらえないことで「こんな時にご飯つくらせるなんて思いやりのない人間だね」「帰ってきたら気持ち悪いのにゆっくり休めないよ」など、人格を否定したり、まるで「いない方が楽だ」というような発言はNGです。 子供は二人の子供で、旦那さんも必死に働いて帰ると妊娠でしんどそうな奥さんがいる。 どうしたらいいだろう？どうしてあげたら楽なんだろうか？と考えた結果、失敗していることもあるのです。 この期間に否定された言葉は、奥さんは出産が落ち着けばあまりにも忙しくてコロっと忘れたりもしますが、旦那さん側はずっと覚えていることが多いんですね。 思ったより傷ついてしまって、関係がうまくいかない大きな原因となってしまいます。

二人で子供を産み、二人で育てることを大げさなくらいにアピールする

二人で子供を産み、二人で育てることを大げさなくらいにアピールするのもだめ？ まず出産ですが、男性は女性とは違って血を見る事や「あんなところから赤ちゃんが出てくる」というイメージがプラスなことにはならないんですね。 なので、一緒に子供を産む感覚もイメージしにくい他、簡単に言うと「怖い」「ちゃんと見れるかな」とも思って内心ビビっているんです。 女性は子育てに対しても、本能的にその感覚が備わっていますが、男性にはありません。 なのでここでも未知の世界過ぎて、想像もつかないくらいだと思っていいでしょう。 そこで出産や育児のことについて「あなたも分かって」「ちゃんと受け止めて」と言いすぎると、プレッシャーがかかりすぎて逃げたくなってしまいます。 男性としては「わかってるけど、ゆっくり心の準備するから待って」という感じですね。 実際生まれた子供を見ると変わっていきますので、妊娠中はアピールはほどほどにしてあげましょう。

週に1回はセックスに応じるなど旦那さんを優先させるポイントを決めておく

週に1回はセックスに応じるなど旦那さんを優先させるポイントを決めておくといいでしょう。 すべてが妊娠優先、すべてが妊娠中である奥さん優先、としてしまうとどうしても働いて帰ってきている俺は……と拗ねてしまうのが男性なんですね。 そこでなにかひとつでもいいので”旦那さんの優先ポイント”を決めてあげるといいでしょう。 お腹が大きくなって来ると、セックスは苦しい時もあるので週一回は難しいかもしれませんが、月1～2回でもいいですね。 その他でなにか妊娠中でも旦那さんを優先してあげて、喜んでくれそうなことがあるなら、そこだけは守るようにしたり実行してあげるようにしましょう。 「自分の事もちゃんと考えてくれているんだ」と思ってもらうことが大切です。 そのことが結果的には、妊娠中の奥さんを労わる気持ちにも繋がっていくものなんですよね。 ほったらかしにしていると、子供に奥さんを取られたと感じる旦那さんもいるみたい…。 実はそれが原因で、夫婦がうまくいかないこともあるらしいですよ…！

いかがでしたか？ 妊娠中は、不安定な心と、変わっていく身体のせいで八つ当たりもたくさんするでしょう。 しんどさのあまりついつい旦那さんを雑に扱ったりもしますよね。 でも妊娠中に旦那さんとうまくいかないなら、まずは旦那さんにも優しい気持ちを持ってあげて！ たまには少しだけ旦那さんを優先させて、あなたも存分に労わってもらいましょう。