倦怠期がきたら別れるべき？判断基準と二人の関係に熱を取り戻す方法

大好きで付き合ったけど、慣れてくると倦怠期というものは当然やってきます。 倦怠期がきたら別れるべきなのでしょうか？ 今回は、その判断基準と二人の関係に熱を取り戻す方法をご紹介します。

誰にもが経験のある倦怠期。 倦怠期に入ったら別れを選ぶべきなのか…。 別れることは簡単です。 しかし、後悔しないために別れる前に考えるべき事をご紹介します。

彼氏とこれ以上深い関係になりたいと思うのかどうか

彼氏とこれ以上深い関係になりたいと思うのか、どうかを考えてみましょう。 今付き合っている彼とは、最終的にどこまでいきたいと考えていますか？ 誰かと交際をしている人の中には、「結婚までいきたい」と考えている人と「結婚までは考えていない」とわりと軽い気持ちで交際をしている人の2パターンがあります。 もし彼と結婚したいと考えているのなら、自分が彼と将来一緒に過ごしていけるか、彼が理想の結婚相手かどうかを基準に考えてみましょう。 結婚をするということは、長い時間を相手と一緒に過ごすということ。 「彼の短所をどの程度まで妥協できるか」「一緒にいて苦にならないか」という点です。 今はわからない…など曖昧にすると、時間を無駄にしてしまいます。 この時点ですでに一緒にいて心が休まらない、不安や緊張を抱く…というような状態であれば、交際を続けても明るい未来は見えないので、深い関係にならないほうがいいかもしれません。

彼氏以上に一緒にいたいと思える人がいるのかどうか

次に彼氏以上に、一緒にいたいと思える人がいるのかどうかを考えていきましょう。 「別れたい」と思う女性の中には、彼以外に気になる人ができた…という人もいます。 他の男性に対してはっきりと「彼氏よりも好き」という感情があるのなら、今付き合っている彼とは別れた方が誠実と言えますね。 ただし、「ちょっと良いかも」くらいの漠然とした気持ちしかないのに、今付き合っている彼に別れを切り出すのはおすすめできません。 他に気になる人がいる場合は、「どういう部分に惹かれたのか」「彼氏と比べて劣っている＆優れている点」など考えてみてください。 また、彼氏と別れた後の具体的な未来について考えておきましょう。 当然ですが交際をしてきた彼氏よりも、今気になっている人に関する情報量の方が少ない状況ですよね。 そのため、一大決心で彼氏と別れた後に気になる人にアタックした挙句、知らない部分を見せつけられて幻滅…といったパターンも考えられるのです。 彼以外に気になる人がいる場合は、今付き合っている彼氏よりも本当に優先すべき相手なのかどうかを考えたいですね。

倦怠期の原因が見えているのかどうか

倦怠期の原因が、見えているのかどうかを考えてみましょう。 誰しもが「自分たちだけは大丈夫！こんなにラブラブなのに倦怠期になんかなるワケないじゃん」と、付き合い立ての頃のカップルは誰しもが疑いなく信じてしまいます。 だからこそ、いざ倦怠期に陥った時にどうしたらいいのか分からなくなってしまい、混乱を極めたまま荒ぶる感情に任せて、「私たち…合わなかったみたい」などと軽率に別れを選択してしまうカップルが大変多いのです。 倦怠期が起きる原因を分からず、別れてしまうと「やっぱり好き…、なんで別れてしまったんだろう」と、必ず後々後悔の気持ちが襲ってくることも。 倦怠期の原因が分かっているかどうかで、二人の関係が変わってきます。 うやむやにすると、別れるも後悔、続くも同じことを繰り返すだけなのです。

彼氏ではなく、一人の人として嫌悪感を感じるのかどうか

彼氏ではなく、一人の人として嫌悪感を感じるのかどうか考えてみましょう。 彼氏という恋愛対象で嫌悪感を感じているのか、恋愛対象外で考えた時でも嫌悪感があるのか自分の気持ちを確認してみてください。 恋愛感情うんぬんではなく人としても魅力を感じるかどうかがポイントです。 「彼氏としては微妙だけど仕事に対する姿勢は尊敬する」「好きかどうか分からないけど優しい彼に魅力をもつ」など、思える時点ではまだ別れを決断するのは早いのかもしれません。 しかし、彼氏としてではなく、人として彼のことを考えた時にいい所が浮かばなかったり、悪いところしか浮かばないまま付き合うのは困難だといえます。 人として尊敬してそこから恋愛に発展にする、友達として気が合ってから恋愛に発展するというように、人としての中身は大切なのです。

倦怠期には、別れるべきか別れないべきかの2パターン。 別れるべき倦怠期とは、すなわち別れを選ぶ事がお互いにとって最善の道と言える状態の事です。 ここでは、こう感じたら無理かも…乗り越えるべきではない倦怠期の特徴をご紹介します。

スキンシップさえも拒絶したいと思う

スキンシップさえも拒絶したいと思ってしまうのは別れたほうがいいかもしれません。 「セックスをしたくない」など、いくら内容を変えても、彼（あなた）が喜ぶ内容を盛り込んでも、ただただセックスが苦痛でしかないものになると、もうその倦怠期は改善の見込みがないかもしれないんです。 また、「キスもしたくない」「手すら繋ぎたくない」という彼に、触れたくないという気持ちがあるのも改善の余地はないでしょう。 そんな気持ちのまま、無理やりスキンシップしてるのは苦痛でしかありません。 もうそれは生理的に受け付けられないレベルです。 好きな人とは触れていたいと思うものですよね。 セックスする場所を変えたり内容を工夫してみて、それでも無理だと思ったら別れるべきかもしれません。

海外旅行などの非日常的な空間にいても、心のときめきを感じられない

海外旅行などの非日常的な空間にいても、心のときめきを感じられないと思ったら別れのサインかもしれません。 海外旅行などの非日常的な空間に行くと、気分も上がり、気持ちもリセットされます。 環境が変わるところだと気分転換にもなり、リラックスできますよね。 そう空間の中で、「彼の意外な一面を見た」「彼が頼もしく感じて惚れ直した」など感じることもあるのです。 しかし、そういう空間に二人でいても、「気持ちが変わらない」など、長い時間二人で一緒にいるので、お互いの気に入らないところが目につきやすく、喧嘩に発展して逆に関係に亀裂ができたとしたら、乗り越えられない倦怠期の可能性が高いと言えます。 環境を変えても心がときめかないとなると、普段の生活の中で惚れ直すということは難しいかもしれませんね…。

別れを即決できない理由が情のみ

別れを即決できない理由が情があるだけと思うなら別れを選ぶべきかもしれません。 今は彼に気持ちがないと分かっていても、一度は好きになった人、お付き合い期間の思い出もたくさんあるはずですし、「彼がどんな人なのか知っている」「自分の事をある程度理解してくれている」そんな気持ちがあって、なかなか別れを決断できない。 しかし、それは「情」でしかありません。 彼を愛しているのではなく、別れを言いづらい…、別れを言ったらかわいそうなどは、彼に対して愛情ではなく同情なのです。 その気持ちしかないのに付き合いを続けても、あなたも楽しくないでしょうし、彼にも失礼です。 お互い時間を無駄にしているだけなのです。 「彼がまだ好きかも」と思う気持ちがないとはっきりしているのであれば、もうそれは情でしかない。 乗り越えられない倦怠期だといえるでしょう。

倦怠期でも別れたくない！ できることなら倦怠期を乗り越えたいですよね。 どうしたら乗り越えられるのでしょうか。 ここでは、二人の熱を取り戻す方法をご紹介します。

思い切って一度連絡も絶ち、距離をおく

思い切って一度連絡も絶ち、距離をおくという方法です。 倦怠期が来たら、相手に対する自分の気持ちを今一度確認するために、あえて少し距離を置くとよいでしょう。 適度な距離感は大切ですが、じっくりと冷静にお互いの関係を見つめ直すには、こうした時間も必要なのかもしれません。 一旦、距離を置くことで「彼の大事さ」「彼の有難さ」など、いつも一緒にいることが当たり前の人がいなくなった環境を作ることで、新たな感情が生まれる可能性があるのです。 大抵、寂しさや物足りなさを感じ、また恋人とうまくやれるようになります。 もし、あなたが何も感じなかった、いつもより環境が良くなったというようであれば、そのまま別れてしまうのも良いでしょう。

倦怠期の原因だけでなく二人の問題は自分の悪い部分を洗い出す

倦怠期の原因だけでなく、二人の問題や自分の悪い部分を洗い出すことでお互い改善していくことです。 「自分の彼に対しての対応」「彼の自分に対しての対応」「二人がいけないところ」などを洗いだして考えることで、お互いにどう思っているのか、どう改善していくべきか見えてくるでしょう。 倦怠期はもちろん、長い期間つきあっているとお互いの不満は生まれます。 例えば、彼に慣れてしまって、彼に対する対応が雑になっていたり、感謝の言葉を忘れたりと、考えてみてください。 そうすることで自分にも原因があることや、彼に対しての直してほしいことが見えてくることでしょう。 悪い部分を洗いだして自分を見つめなおすことで、乗り越えられるのです。

わかりやすく見た目も中身も変化させる

わかりやすく、見た目も中身も変化させてみることもいいでしょう。 「髪型を変える」「服装を変えてみる」「メイクを変えてみる」など、思い切って、イメージチェンジをしてみるのもおススメです。 そうすることで、自分の気持ちも切り替えることができますし、うまく行けば相手に惚れ直させることもできるかもしれません。 倦怠期には、慣れが深く関わっている為、新鮮さを取り入れることが重要になってきます。 いつもと違う自分を見せて、相手の気持ちを変えてみましょう。 惚れ直してくれた相手も、何かイメージチェンジをしてくれるかもしれません。 変わった彼に対してあなたも彼への気持ちが変わっ、惚れ直す場合もあります。 気分をかえることで、彼との新しい関係が生まれるかもしれませんよ。

初めてのデートや旅行など、新鮮な気分になれるデートをする

初めてのデートや旅行など、新鮮な気分になれるデートをする努力をしてみましょう。 倦怠期が訪れている時には、2人のデートがパターン化されている可能性があります。 マンネリ化したデートで「会話もない」「楽しみもうきうき感もない」、二人の気分もげんなり…。 そこでちょっとしたことでいらいらして喧嘩になってしまったりしますよね。 お家デートなどのインドアデートが増えてきている場合は、いつもと違うデートをしてみましょう。 おススメは、シーズン毎のデートスポットやレジャーランドに行くことです。 すぐに行くことができ、周りにカップルも多いため、昔のような気持ちを思い出すことができるかもしれません。 また、旅行などのいつもより豪華なデートをすることで、新たなときめきが生まれることもあります。 二人が少しでも興味がある場所にすれば会話も増えて、デートも楽しくなるでしょう。

いかがでしたか？ 倦怠期がきたら別れるべき？判断基準と二人の関係に熱を取り戻す方法の大切なポイントは、 ・勢いで別れを言わない ・倦怠期の原因 ・自分の気持ちを見つめなおす 刺激が少なくなり、相手といることに慣れるということは悪いことではありません。 むしろ、もっとお互いの距離を詰めることができるチャンスです。 家族には言えるけど、恋人には言えないということが少なくなれば、今のパートナーと家族になることも不可能ではなくなるでしょう。 若いうちや恋愛経験が少ないうちは恋人に刺激を求めがちですが、ある程度落ち着いた年齢になれば、恋人には落ち着きや安らぎを求めるようになります。 倦怠期で悩んでいる人は、原因と気持ちを考えて、乗り越えたいと思うのなら騙されたと思って、相手との距離を詰める努力をしてみてください。 付き合い初めよりも、もっと楽しい時間を過ごせるかもしれません。