倦怠期を乗り越える方法まとめ。倦怠期の意味から原因まで徹底解説！

どんなにラブラブなカップルにでも訪れる倦怠期。 「最初はあんなに楽しかったのになあ…」と感じ始めると、倦怠期への入り口に立っている予感？ 倦怠期は別れの原因というイメージも強く、それを乗り越える、また仲良しに戻るカップルが本当にいるのかどうかも分からないですよね…！ そこで今回は倦怠期って乗り越えられるの？というところから、「倦怠期」について徹底的に解説します！

そもそも『倦怠期』の意味とは、本当はカップルに使う言葉ではなく、結婚した後の男女に対して使われるのが正しいんだとか。 お互いに新鮮味がなくなり、嫌悪感を感じやすい時期の事を「倦怠期」と呼ぶのです。 でもこれは要するに「長く一緒にいる男女」というところで、夫婦もカップルも同じように使うようになったのかもしれませんね。 倦怠期がどうしてやってくるのかというと、出会った頃には知らなかったお互いのダメな部分、嫌なポイントが目につくようになり、お互いが持っている自分の常識を主張しているから。 これは悪い意味ばっかりではなく、それだけ二人の関係が深まり成熟され始めた証拠でもあります。 カップルにおいては倦怠期が最初の壁であり、ここを乗り越えることができれば、これまでよりもお互いの内面や価値観も分かり合った「大人なカップル」へと成長できるでしょう。

倦怠期の意味が分かったところで、倦怠期を乗り越えてさらにいい関係にしたいと思いますよね？ まずはあなたと彼氏が本当に倦怠期なのかどうか確かめましょう。 代表的な倦怠期の特徴をご紹介します！

一緒にいても嫌なところばかり目につくようになる

一緒にいても嫌なところばかり目につくようになるのが、倦怠期のサイン！ 一緒にいる時、相手のちょっとした行動や言葉などに「なんでそんな言い方するんだろう？」「こういう時は普通もっと優しくするものじゃないの？」など、違和感を感じてしまう。 いいところももちろん知っているはずなのに、やたらと嫌な部分が目に留まってイラっとしたり、「私だったらこうするのに」と自分とは違う価値観を受け入れられない…などです。 これは、ただ好きでほとんどを受け入れてしまうことができた時期を超え、彼氏の事をあなたが深く知るようになってきたという証でもありますね。 同時に自分の「普通」と相手の「普通」という感覚の違いを否定したくなってくるもの。 嫌なところを見ようとしてそうなっているわけではないので、冷静に自分を見てみましょう。 イラついても言葉で指摘しないで、「今はそういう時期なんだ」と納得してしまうといいですね。

デート中でもケータイをいじるなどお互いの優先度が低くなった

デート中でもケータイをいじるなどお互いの優先度が低くなった！ だんだんお互いの優先度が下がってくるのも、倦怠期の特徴です。 デートしていても別の友達とLINEばかりしている、お互いになんのツッコミもない。 無関心である時間がお互いに増えてきていても、それが普通になりつつあるなら倦怠期でしょう。 まして楽しいはずのデートの時間も、お互いだけを見ていなくて平気なのは、デートそのものにも飽きが出てきているか「なんとなくいっしょにいるだけ」という感じになってきています。 こういう時に彼氏に「ねえ誰と連絡とってるのー？」と聞いてみても、「別に」「ツレ」などぶっきらぼうな返事ばかりだったり、質問に対してイラっときている様子なら危険！ 一緒にいるのに、別行動のようになってきたら倦怠期の可能性大ですよ！

LINEの返事が遅い・既読スルー率が高くなる

LINEの返事が遅い・既読スルー率が高くなると、倦怠期に突入したのかも…！ LINEはサクサクと連絡を取り合えるのがお決まりですよね。 なのに返事が半日以上返ってこない、既読がついているのにスルーされることが増えてきた。 この場合も、今までに散々やり取りしてきたLINEが当たり前になってきているので、「今返す必要もないか…」「めんどくさいからあとでいいや」と適当になってきているのです。 この「当たり前化」が倦怠期を作り出してしまう大きな原因とも言えますが、LINEはめんどくさいと感じる様な重いやり取りはしないでしょう。 そのさっさと会話できるLINEだからこそ、返ってこない=それだけ今はやりとりが面倒くさい…ということがわかります。

倦怠期の特徴は当てはまっていましたか？ 乗り越えたい倦怠期ですが、続いて倦怠期がやってくる3つの原因を見ていきましょう！

全てがあたり前になってしまい、ありがたみがわからなくなった

全てがあたり前になってしまい、ありがたみがわからなくなったから…。 先述しましたが、一緒にいられること、二人でどこかへ行く事、連絡のやり取りなど、すべてにおいて「あって当たり前」「いて当然」という”当たり前化”が大きな原因のひとつ。 始めの頃であれば、会えるだけでもうれしかったり些細なメールやLINEのやり取りですら楽しかったでしょう。 でも長く続いてくるとそのことが「元はなかったもの」という感覚が消えてしまうのです。 お互いに「付き合う前の自分がどんな状態だったか」「付き合っていなかったら今自分はどうしてただろう」ということが考えられないようになっていくんですね。 本当はあって当たり前、いてくれて当たり前ということは一つもないのですが、特にこういう想像は女性よりも男性の方がしにくいと言われています。 予知することが苦手なのが男性ですので、「別れたら……？」と言われても、今現在そばにいて別れていないのでわからない、ということも。 なので彼氏の意識を変えさせたいというよりは、自分が変わるという気持ちが大事になります。 あなたが先に変わろうとすることで、結果的に彼氏の方の意識も変わってきますし、その方が早いものです。

安心・信頼感から相手に甘えるようになった

安心・信頼感から相手に甘えるようになったことが原因？ 付き合いたてや、間がない頃は「安心」「信頼」よりもとにかく一緒にいたい！という気持ちが強いですよね。 その好きで仕方ない時期を超えると、「離れていかないんだ」という安心感を覚えるようになります。 不安や失いたくないという感情が強いのも、最初の頃だからなんですね。 一緒にいる中で「この人なら大丈夫」「自分を裏切ったりしない」と信頼するようになると、徐々にワガママになったり、甘えてもなんだかんだ許してくれる…と思うようになってしまうもの。 悪い意味での「甘え」は、あとから信頼を失くしてしまう原因にもなっていきます。 ここで「慣れて甘えすぎていなかったかな…？」「大丈夫と思って放置していたかも…」と考え直す時間を持つことができるかどうか。 安心や信頼で相手に甘えることが出来るのは、それだけ気を許せる存在だということ。 そんな相手がもしもいなくなってしまったら…とリアルに想像し、存在のありがたみに気付けるかどうかにかかっているでしょう。

"好き"の感情が落ち着いて、相手への色眼鏡フィルターがはずれた

"好き"の感情が落ち着いて、相手への色眼鏡フィルターがはずれたから。 好きと言う感情が落ち着いている、というのはあなたも事実感じ取っているでしょう。 初期の頃の色眼鏡フィルターが外れて、ピンクのモヤはもうかかっていない状態になっているのです。 この好きの感情が落ち着くまでにかかる時間は、男女共に個人差があります。 ですが1年以上過ぎて、ずっと「好き好き」という状態ではないでしょう。 誰しも最初は相手を何もかも許せてしまうフィルターがかかっていて、かかるときも無意識、外れているのも無意識なものです。 だから、「気が付いたら倦怠期？」という心境になってしまうんですよね。

そんな仕方ないともいえそうな倦怠期ですが、これで別れるのは嫌ですよね！ やっぱり倦怠期を乗り越えてこそ、本当の付き合いができるとも思えます。 倦怠期を乗り越えるための5つの方法をご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね！

自分の気持ちに向き合うためにも一度距離をおく

自分の気持ちに向き合うためにも、覚悟を決めて一度距離をおいてみるといいでしょう。 ある意味「距離が縮まり過ぎた」ことが原因ともいえるのが倦怠期ですよね…！ そこでお互いの存在が当たり前ではないということを感じるためにも、距離を置いてみると効果があります。 そばにいすぎることで、本来の自分の正直な気持ちとなかなか向き合う隙が無い…ということもあるでしょう。 これから彼とどんな関係を築いていきたいのか、今後は倦怠期にならないように回避していこうと考えるにしても、離れてみないと冷静になれないということも。 倦怠期中に距離を置くのは、そのまま別れに向かいそうで怖い！と思う気持ちもあるでしょう。 でもそこは勇気を出して、お互いの感情をリセットする気持ちで少し離れてみるといいです。 彼氏としても、あなたが距離を置いたことで感じる気持ちがあるはず。 それは今までにはなかった、または忘れてしまっていた「いなくなると寂しい」という気持ちを思い出すためには必要な時間なのです。

デートの時間を帰るなど、二人でいる時の環境を変える

デートの時間を変えるなど、二人でいる時の環境を変えてみましょう！ 二人でいる時の時間の使い方や場所、やることなど、ついついワンパターン化してきていませんでしたか？ それもマンネリや倦怠期になる要因になります。 「新鮮味がなくなってきた」と思ってしまうようになるんですよね。 そこでデートの時間を夜までではなく、途中で切り上げて夜からは友達と会ってみたり変化を持たせてみましょう。 また、いつもデートする時は彼氏の運転する車の助手席でボーっとしていたりしませんか？ だとしたら思い切って二人で電車に乗ってどこかへ行くのも、疲れはしますが楽しいものですよ。 普段一緒になってやらないなら、体を動かすデートにしてみるのもいいでしょう。 二人で一緒にいる時の環境を積極的に変えてみて、そうすることで見るお互いのいつもとは違う表情やリアクション、笑顔を増やして倦怠期を吹き飛ばしましょう！

当たり前を作らない。小さな事への感謝や謝罪を思い出す

当たり前を作らない！小さな事への感謝や謝罪を思い出すこと。 「やってくれて当たり前」や「何かあったら謝ってくれるもの」など、慣れからくるワガママな気持ちを捨てて、ちょっとしたことにも「ありがとう」と「ごめんね」を忘れないようにしましょう。 たとえばちょっとした喧嘩や言い合いで、いつもの流れで彼氏がなんとなく謝ってくれて終了。 となっているところを、あえて自分から「ごめんね」と連絡をするだけでも変わってきます。 小さなことに対しての反応や言葉が、倦怠期には大事なものです。 「帰り道にいつも飲み物を買ってくれるなあ」「荷物を持ってくれるなあ」など、ありがとうの気持ちを忘れないようにして、その気持ちを素直に伝えるようにしていきましょう。

彼氏を失ったら...を考えて、正直に気持ちを伝える

彼氏を失ったら...を考えて、正直に気持ちを伝えること。 もしも別れてしまったら、自分はどうなるだろう？という想像は、女性の方が上手そうです。 彼氏を失ってしまった時あなたはどんな状態になるでしょうか？ 彼氏と会うこともなく、電話もメールもなくなり、辛いことがあっても彼氏は聞いてくれません。 休日にたまにはめんどくさいな…なんて思いながらしていたデートの約束もなくなり、空いた日に彼氏といるということそものもがなくなるのです。 想像までなら誰にでもできることかもしれませんが、それを本人に伝えられるかどうか？で倦怠期を乗り越えられるかどうかが変わってくるでしょう。 「最近、私たち慣れてきてるよね」「でもいなくなったらと思ったら…私には耐えられないなって」など倦怠期そのものを受け入れて、正直に気持ちを伝えてみるといいでしょう。 彼氏から見ても慣れた彼女ですから、「そんなこと言うなんて意外…！」と驚いたり「そんな風に思ってるなんて全く考えてなかった」と気づくことも多いはずです。 そこで初めて「やっぱり俺を必要としてくれているんだ」と感じると、彼氏としても気持ちを新しくしたくなるものですよ。

近すぎる距離を見直して、ほどよい距離感をキープする

近すぎる距離を見直して、ほどよい距離感をキープする努力をしていきましょう。 倦怠期やマンネリの予防のためにも、今後は二人にとって心地よい距離感を保っていけるようにしたいですね。 会えることのありがたみや楽しさが薄れるなら、週に何回も会う必要もないのです。 メールやLINEくらいなら、彼氏が連絡を取りたいと思って送ってきた時だけ返す、という感覚でもいいでしょう。 ただし、そうして会えた時は思い切り嬉しそうに笑顔で接する事！これが大切です。 倦怠期を迎えるくらい付き合ってきているなら、「カップルは毎日連絡するもの」とか「二週間も会ってないのはやばい」とか、一般論は無視しても大丈夫。 大切なのはお互いがいい付き合いのできる距離感を見極めていくことです。 わかりにくい…という場合は、一旦彼氏に徹底的に合わせてみて、彼氏が連絡したくなるタイミングとはどのくらいの間隔なのか、把握してみるといいでしょう。

倦怠期も乗り越えられる気がしてきた…という人もいるでしょうか？ では、倦怠期→別れになってしまうカップルの共通点！ 倦怠期中に絶対にやってはいけないNG行動を知っておきましょう！

もうさ冷めたの？などしつこく彼氏に気持ちを確認する

もう冷めたの？などしつこく彼氏に気持ちを確認すると、余計に遠ざかってしまうことに！ 倦怠期中に感じる彼氏の冷たさやそっけない感じ、当たり前にしている感じがやりきれなくて、感情的になってしまうのはほとんどが女性の方。 そうなるとついつい「もう冷めたの？」「好きじゃなくなったんでしょ？」なんて気持ちを確認してしまうこともしばしば。 これは本当は「そんなことないよ」「好きだよ」と言って欲しいからそうしてしまうんですよね…！ でも男性的には、気持ちを確認されると言葉でうまく表現できないことも多いため、彼女を怒らせないようにフォローすることが面倒に感じるのです。 一番は、言葉で確認せずに行動を引き出していくこと！ とにかく「気持ちを言って」というのは男性にとって苦手分野の一つということを理解して、しつこく確認するのだけはやめておきましょう。

不満や文句などを溜め込んで、話し合いをしようとしない

不満や文句などを溜め込んで、話し合いをしようとしないのもありがちなNG行動です。 責めてしまったり、確認してしまうのもだめですが、自分の中で不満を溜め込みすぎてしまって彼氏との話し合いそのものをしないというのもだめです！ というのは、不満や不安、言いたいことを溜め込んでそれを自分で消化できるならいいですが、溜め込んだものはいずれは爆発して感情のコントロールができなくなるものです。 そうなると言いたくないことまで言ってしまったり、それこそ勢い任せに別れてしまうなんてことが起きてくるんですよね。 それに、話し合いをしようとしないでいれば、根本的な解決にはならないのです。 あなたにしろ彼氏にしろ、片方が我慢をしている状態というのは、カップルを破綻させる原因になります。 話し合いはしてもいい、でも話し合いの時の言い方や接し方を工夫できるようになればいいんです。 そのためにも感情的になることだけは避けたいので、溜め込みがちな人は要注意です！

自分を中心に考えて、一方的に行動する

自分を中心に考えて、一方的に行動するのはNG。 もうお分かりかとは思いますが、自分中心な思いを一方的にぶつけてしまうのは避けましょう。 自分でも気づかないまま、一方通行なやり取りになってしまっていることは結構あるもの。 倦怠期にしても、あなたが感じる気持ちと彼氏が感じる気持ちには違いがあるはずです。 モヤモヤしているのは現状であなただけで、彼氏からするとただただほっておいてほしいと思っているかもしれません。 要するにタイミングを間違わないようにするために、彼氏の状況や気持ちにも配慮してあげたいというところですね。 例えば彼氏が仕事で嫌なことがあった時や、忙しい時に彼女からも話し合いを求められれば、穏やかに話せるとは考えにくいでしょう。 あれもこれも考える余裕がない…という心境になってしまいがちだからです。 不安な感情から彼氏の都合を無視してしまわないよう、注意が必要ですね。

いかがでしたか？ カップルにおいて最初の試練…それが倦怠期とも言えるでしょう。 ここで別れてしまうか、乗り越えるかはあなた次第です。 倦怠期を乗り越えたいなら、二人の距離感を見直し、新鮮さを取り込むこと。 ありがとうやごめんねをもう一度大切にしながら、冷静に話し合えるようにしましょう。 辛い倦怠期の時期ですが、乗り越えてさらに絆を深めていってくださいね！