仕事での自信喪失は悪循環を生む！考えるべき事と自信の取り戻し方

どんな職種であっても、仕事を完璧にこなす！ということは、難しいことです。 小さなミスや大きなミスは、必ず起こります。 ミスすると、たちまち自信喪失…… 立ち直れない……ということがあります。 そして、立ち直れていないとその後も焦燥感や自信のなさから、さらにミスを生むことにもなりかねません。 この記事では、自信を喪失してしまった場合の悪循環を断つための考え方や対処法をご紹介します！

仕事でミスをして自信喪失をした時に、頭が真っ白になる人や、パニックになってしまう人もいます。 そんな時は、焦らずに落ち着いて考える事が必要です。 ここでは、考える5つの事を紹介します！

仕事は仕事、私生活とは切り離して考える

仕事は仕事、私生活とは切り離してる考えることが必要です。 私生活と仕事の区別がついていないと、私生活で上手くいっていないとき仕事をしても私生活の問題が頭から離れず仕事に身が入らなくなり、ミスが起きやすい状態になってしまいます。 女性の場合は、恋愛面などの内容で頭がいっぱいになる事があります。 調子が良い時は、仕事も順調でミスも少なくなりますが、恋愛が上手くいかなくなってくると、たちまち頭の中は恋愛の事を考えている回数が増えていきます。 そんな時も仕事は仕事で切り離していかなければ、小さなミスで済んでいることでも重大なミスに繋がってしまう時もあります。 まずは、どんな気持ちの状態でも、深呼吸したり、何か飲み物などを飲んで仕事スイッチに切り替えましょう！

完璧に仕事をこなす事はできない。ミスはつきもの

完全な人間などいません 失敗したことのない人間はいないということを念頭に置いてください。 手を抜いたり、故意にミスをするなどということはしてはいけませんが、一生懸命取り組んだけれどうっかりミスをするということはあり得ることです。 自信を持って着手した仕事が思うように運ばない時、「どうしてうまくいかないんだ」と自信を喪失するかもしれませんが、頻繁に繰り返したり、同じようなミスを繰り返したりということでなければ、あなたが真剣に仕事をしていたことは周りの人も見ていてくれていますし、理解してくれるでしょう。 一番大事なのは何事にも真剣に取り組む、ということです。

自信喪失を感じるのは一生懸命努力をしたから

手を抜いて仕事をしている人は、失敗しても予測の範疇なので自信を喪失することはありません。 ミスをして自信がなくなるのは、それだけ一生懸命あなたが仕事をしていたから、ということです。 一生懸命努力して、完璧だ！と思って、でもミスが出てしまう…だから自信を喪失するのです。 ミスをして、虚脱感にさいなまれているのであれば「それだけ自分は真剣に仕事をしていたんだ」ということだと思ってくださいね。 そして、真剣に仕事をしていればきっと救う神もあることでしょう。

仕事のミスで叱られたからといってあなたの人格を否定しているわけではない

仕事でミスをしたとき、上司や同僚などから非難をされることがあるでしょう。 ですが、それは単純に「その仕事にミスをした」ことを叱っているのであって、あなた自身が「ダメな人間だ」と言っているわけではありません。 ミスをしてしまった事はきちんと受け止め、素直に謝罪をしましょう。 そしてまた次頑張ればいいのです。 叱る側も辛いということも知っておいてくださいね。 相手も人間です。 あなたが本当に自分のミスを申し訳ないと感じているのであれば、わかってくれるものですし、ミスした後のあなたの態度で「次は頼むよ！」と期待もしてくれます。 大事なのは、仕事でミスしたことにより自己否定をしないこと、です。

ミスの後いかにフォローできるかに周りの人は注目している

ミスをしたときに一番大事なのは、どう挽回するかです。 そのフォローの有無や結果によっては、あなたの評価が上がる可能性もあります。 完璧な人間はいませんので、ミスはつきものです。 仕事に取り掛かるとき、最悪のパターンも考慮し、その場合はどう対処するかを事前に考えておくのがベスト。 そうすることにより、心に余裕も生まれますし、ミスした時に迅速にシフトチェンジすることができます。 迅速な対応ができれば、「あいつやるな」と周りからの評価もよくなるんです。 失敗は成功の母。 ミスしたときこそが力の見せどころかもしれませんね。

あまり自信を持ちすぎているのも考え物ですが、仕事で自信を喪失するというのは、その自信を取り戻すのに結構な時間や気持ち的な努力が必要になります。 自信のない時間が長ければ長いほど、こじらせて戻れなくなることも。 そうなる前に、早い段階で自信喪失を脱却した方が良いでしょう。 その理由をご紹介します。

自信喪失が原因で失敗や仕事自体に恐怖を感じるようになる

人は、恐怖を感じると足がすくみます。 「また失敗したらどうしよう・・・」「次もうまくいかないかも…」といった不安を持っていると、何かに取り掛かることに恐怖を感じるようになります。 そしてネガティブになり、今までできていたような仕事すらも着手することができなくなることも。 いつの間にか「自分はこんなこともできないダメな人間だ」と思い込むようになったりします。 そうなると、「仕事」というもの自体が怖くなり、結果退職せざるを得なくなる事態にもなりかねません。 そのくらい「自信喪失」とは怖いことです。 ミスはしたけれど、今までできてきた仕事もある！と前向きに考えるようにし、「次こそミスしないぞ！」という気持ちを持つようにしましょう。

そのせいで集中できなくなり、ミスが増える

「叱られる」という出来事は、心に重く残りますよね。 それは、子供でもそうですが、大人になってからの「叱られる」というのはかなり心が折れるでしょう。 叱られたことで必要以上に落ち込んでしまうと、そのことばかりを考えてしまい集中できなくなります。 集中できないということは、またミスが頻発することになるんです。 人には切り替えが必要です。 叱られてしまった事実は心にきちんと置いて、でも失敗したことはもう取り返しがつかないのですから、その後の対応や次の仕事で名誉挽回してやる！という気持ちを持つようにしましょう。 失敗をバネにすることができれば、さらに良い仕事ができるようになりますよ！

焦りばかりで余計にミスが増え自信を失い、悪循環に陥る

誰でも失敗なんてしたくないのです。 失敗するととっても焦りますよね。 でも、焦るとどうしても失敗するものです。 日常生活でもそうだと思いますが、普段なら見落とさないようなところが、焦っているとチェックからもれてしまったり、ルーティーンだったがために見落としてしまうなどということが起きます。 そして、ケアレスミスなどが頻発すると「そんなところでミスするなんて！」とまた自信を喪失する原因になります。 悪循環とはこういうことで、きちんと気持ちを次に向けて落ち着かないとさらに悪い方向へ落ちていってしまいます。 ミスをしても、落ち着いて対処するようにしましょう。

とはいえ、自信を失ってしまった人に「自信喪失から抜け出そう！」と言ってもなかなかできるものではないでしょう。 「悪循環もわかってる・・・！でもどうしたらこの気持ちから抜けられるの？」というあなたへ 自信喪失から抜け出し、仕事の調子を取り戻すという本来の形に戻るための方法をご紹介します。 できることから行動してみましょう。

仕事を理解してくれる人に辛い気持ちを話して励ましてもらう

ミスや失敗など、職種によって様々だと思います。 職場の同僚や、同業者のお友達などに「こういうミスをして自信がなくなった」ということを打ち明けてみましょう。 仕事を理解している相手ならば、同じような失敗をしたことがあるかもしれません。 また、ミスをしてしまったことを理解してくれることもあるでしょう。 何より、自分だけで悶々と考えるより、人に話してしまったほうが解放されます。 良いアドバイスがもらえることもありますし、あなたの気持ちをわかってもらえるだけで「次は失敗しないように気を付けよう」という前向きな気持ちにもなれます。 ですが、話すときにただの愚痴にならないように気を付けましょう。 ミスをしてしまったのは自分のせいだということを踏まえたうえで、冷静に話すことがポイントです。

起きた失敗は消せなので、原因を分析し二度と同じミスをしない予防策を立てる

そのミスはどうして起きたのか？ 自分の思い違いなのか、スケジュール管理のミスなのか、ただ単に見落としただけなのか、安易に考えすぎたのか…。 大抵ミスというのは同じような理由で起こることが多いものです。 そのパターンを自分で理解することで、同じような失敗はグンと減ります。 ミスをした。 その事実は消えません。 起こってしまった事なので、やり直しもできません。 だったらどうするか？ 同じことを繰り返さないように自己分析することです。 ミスをして自信喪失している今こそ、自己分析にはもってこいなのです。 客観的に見て、何がいけなかったのか？をじっくり考えてみましょう。

出社してからは真面目に淡々と、仕事に集中する事だけを考える

ミスをした、という心があると、仕事をしていても「またミスをしないか…」とビクビクすることになるでしょう。 ですが、前の項目でも書いた通り、そういう気持ちがあるとまたミスを誘発します。 ではどうするか？ 仕事に行ったら余計なことは考えず、ただしなければならないことを実直にこなしましょう。 余計な事を考えず、仕事に集中するだけです。 帰社時間には、とても疲れているかもしれません。 ですが、それがスイッチです。 ＯＮとＯＦＦを切り替える、とも言いますね。 仕事中は他の事を考えられないくらい仕事に集中しましょう。 そうしていると、周りからも「頑張ってるな」と見てもらうことにもつながりますよ。

落ち込んだところで過去は変えられないので開きなおる努力をする

過去は変えられません。 消えませんし、やり直しもできません。 叱られたけど、自分のミスなので仕方のないことです。 なので、開き直っちゃいましょう！ 「ミスしてごめんなさい！でももうどうしようもないんです！今後気を付けます！」と開き直るのが一番早いかもしれません(笑) ただ、ここで注意してほしいのは、きちんと自分の中で受け止めていないのに開き直るのはダメです。 「だってしょうがないじゃーん」とか思って開き直っているのか、本当に後悔して「今後繰り返さないようにします！」というのとでは、態度が全然違います。 相手にも伝わります。 「開き直る」とは本来あまりいい意味では使われません。 前者の開き直り方だと余計に反感を買います。 なので、きちんと受け止め、反省して、「でも落ち込んでても進まないので次頑張ります！」という意志を見せるようにしてくださいね☆

いかがでしたか？ 仕事でミスした時に大事なことは ・ミスの原因をつきとめる ・いつでもフォローができるように準備をしておく ・素早く切り替えて次の仕事で挽回するよう努力する ということです。 真面目な人ほど自信喪失をしてしまうものです。 真面目に本気で取り組んでいるからこそ、ミスをしたことにショックをうけるものなので、そんな人が自信喪失でさらに委縮していくのは会社のためにも良いことではありません。 自信喪失して悪循環になる前に、いち早く脱却し、失敗を味方に付けるようにしましょう！