苦手でも付き合いを切れないし…ママ友に不信感を持ったらどうすればいい？

最初はそうでもなかったのに、子供が遊ぶたびに会っているうちに、ひとつ、ふたつとだんだん嫌なところが見えてきて、あれこれ気になり、不信感タップリ。 気になりだしたら、合うのが苦痛になってきて。 向こうは私のこんな不信感いっぱいの気持ち気付いてないのかしら？ 子供同士は遊ばせてあげたいけど、心から楽しめない、そんな悩みをどうやって解決していけるのか、ママ友と上手くやっていけるのかを考えていってみましょう。

独身の時は気が合わなければ、付き合わなければ済んだこと。 仕事なら仕事と割り切って、プライベートは付き合わなければ済んだこと。 でも、子供がからむとそうはいかないのがママ友！ 他の人もみんなママ友との悩みや不信感を持っているんです。 これから紹介するのはそんな困った不信感一杯のママ友のエピソード。

《1》ママ友の子とうちの子が仲良しなので一緒に行事に行こうと誘っていたのに、あとで他の子と行くと謝られた…先に約束していたのはうちなのに！

幼稚園で子供同士が仲良しで一緒にお祭りに行きたいと言うので、ママ友に連絡して約束していたのに、前日になって同じ習い事の友達と行くことになったから一緒には行けないとのこと。 うちの子だけでなくママ友の子もガッカリしているみたい。 もう不信感いっぱいで。 でも子供同士は仲良しのままなんだから、子供同士また約束させてきて、今度は一緒に行こうねと、子供同士は仲良しでいられるようにしましょう。 子供が大好きなお友達はママ友も大切にするはずです。

《2》ママ友の集まりで、他のみんなは以前からの知り合いらしく親しげだが自分だけ疎外感を感じる…お茶に誘われないことも

小学校になってクラスのママ友とランチ会へ。 皆同じ幼稚園出身みたいで理解できない話ばかり。 子供のためと思っても、向こうはママ友仲間と思ってないみたい。 クラスのお茶会の噂を聞いたけど、呼ばれず不信感が募って。 こんな気持ちになるのも、クラスだけがすべてと思っているから。 自分の付き合いは他で見つければ、何も気にならなくなります。

《3》子供がケンカしてうちの子がケガをしたのに相手の家族の対応が雑…不信感を感じてしまった

小学生になって友達と口喧嘩からうちの子が突き飛ばされて手首を怪我して帰ってきた。 お互い様と思ってたけど、相手の親の態度が怪我はさせたけど悪いのはそっちと言わんばかり。 でも子供の仲直りが一番大事。 子供達にお互いにごめんねを言わせて、二人とも悪かったね、仲良くしようねと子供同士を取り持つことにして子供同士の関係が一番の対応をすれば、子供の仲直りを見て相手の親も態度が変わってくるでしょう。

ママ友にこうあって欲しい、こうであって欲しいって理想があるので不信感を持ってませんか？ 子供同士はすぐに仲良くなっても、ママ同士は生い立ちも子供を育てた環境もそれぞれ。 お互いに常識と思ってることや、考え方も違います。 すごく気の合うママ友と出会えたらそれはラッキーだけど、合わなくて当たり前なんです。 不信感を持つほど親しくしなくてもいいんです。

①ママ友は気が合う、趣味が合うなどの関係ではなく「子供がいる同士だから」という関係なため

子供が主役でママは脇役と考えて下さい。 子供関係の中で友達は見つけず、趣味や他の世界で友達を見つけましょう。 ○○ちゃんのママではなく、○○さんと自分が主役の世界で友達を作りましょう。 そしたら、ママ友なんてその内の１つの付き合いでしかなくなるから、気にならなくなりますよ。

②ママ友との関係が子供にも影響すると考えると、ママ友との関係はとても難しいと感じてしまうこと

ママ友は字の通りママ間の友達。 この悩みは自分の友達もここで見つけようとする人に多いんです。 子供が合うからって親も合うとは限りません。 ストレスで辛い顔は子供にもすぐにわかります。 子供が心から楽しんで遊べなくなりますよ。

③子供の育て方についての考えの違いなどで、すれ違ったり衝突してしまいがちなこと

自分の子供を、部屋で遊ばせたい人や、外で遊ばせたい人がいるように、躾に関してもそれぞれの家の方針があるんだと、納得して不信感があっても一目置くことも必要でしょう。 方針の違いはご主人のせいにしてしまいましょう。 うちは主人がこういう考えなのよ！とはっきり伝えましょう。

④ママ友同士の話では、子供の自慢話や比較などの話題が出てしまいがちなこと

誰でも自分の子供は一番可愛いもの。 自慢もしたくなるでしょう。 不信感があっても、それは聞き流して、他の子のこともここがいいと褒めて、どの子も全部褒めればいいのです。 子供も一緒に、○○ちゃんはこんなとこがすごいね〜!△△ちゃんはこんなとこがすごいのよ！って話せばいいのです。

どこにもいるのですが、どの人とも仲良く、感じよく付き合っているママっていませんか？ その人は不信感を持っていたとしても、遠からず、しかし近づきすぎず、適度な距離でママ友達と仲良くしているのです。 いちいち不信感も感じていないのかもしれません。

そもそもママ友は無理に親しくしなければいけない相手ではない。ママ友と無理に親密になろうと考えていない人

ママ友は親友でも伴侶でもありません。 子供の仲良しの子の親というだけです。 近所の人と同じ距離でいいのです。 親友のように仲良くしなければ行けないと強迫観念を持っているのは、あなただけかのかもしれません。 誰とでも、広く浅く仲良くしておけば、衝突もないし、気持ちも楽になりますよ。

ママ友からアドバイスをされたら「私は違うと思うな」と感じても素直に受け止める人

意見が違うと思っても、ありがとうとお礼をいいましょう。 相手はそれが正しいと思って、親切に教えているつもりなんです。 自分が逆の立場ならば親切で言ったつもりが、反論されたら嫌な気持ちになるでしょう。 穏便に聞いて、自分には他の考えがあると思っていればいいのです。

子供の自慢話をしたり他の子供と比較するような話をしない、そういう話題に関心がない人

自慢はしている方はいくらでもしたいでしょうが、聞いている方は堪え難いこともあるでしょう。 特に比較をされたりしたらたまりません。 自分が嫌と思うことは誰もが嫌で不信感をもって当たり前です。 子供みんなが仲良く毎日を楽しく暮らせるようにこそ関心があるべきなんです。

自分の友人関係を持っているため、ママ友同士の付き合いの細かいことは気にしていない人

自分の人生を子供に重ねてしまわず、子供は子供、自分は自分で世界を持ち、○○ちゃんのママではなく、○○さんと自分のしっかりした存在する場所を持つことが大切です。 また、子供の関係がない分、あなた自身の本当の姿で友達に接することができます。 子供への影響を考えたりして、我慢とかしなくてよく、あなた自身も輝けるでしょう。

子供同士のトラブルの場合に直接ママ友に行くのではなく、先生を通す人

子供同士の揉めごとを直接ママ友に言うと、子供同士だけでなく、ママ同士も敵同士になってしまい、子供同士が仲直りするどころではなくなります。 先生に伝えてママ同士は揉めないようにするのがベストです。 先生を挟んで、子供が仲直りしたあと、ママ同士もすぐに普通の関係になれるからです。 子供が仲直りしても、親同士にしこりがあってぎくしゃくしてしまってはどうしようもないからです。

ママ友とのことが生活のすべてではありません。 今まで生きてきた人生の人間関係の延長上でもありません。 子供の人間関係の付属物なんです。 不信感をもって接しても自分が疲れるだけです。 不信感なんて損なだけなんです。

当然ケンカはしないほうがいいが、ママ友とは無理に親しくなる必要はないと考える

学生の時に、クラスで仲の良いグループがあるとしても、ただのクラスメートもいたはず。 特に仲良くしてなくても、喧嘩もしないし、気にもしないただのクラスメートだと思えばいいのです。 他で仲良しを見つけて、親しくして、ママ友とは子供を守るチームメイトなんです。 子供が楽しく過ごせるようにすることを目標とする協力すべきチームメイトなんです。

ママ友のアドバイスや自慢話などが気になってもあまり気にせず、聞いているふりをしてその場で流すようにする

ただただ聞き流せばいいのです。 そうなんだと相づちでもうてば、揉め事もなにも起こりません。 聞き終わったら忘れてしまえばストレスにもならないんですから。 テレビをつけっぱなしにしていると思えば良いんです。 テレビの内容にいちいち一喜一憂している人はいません。

ママ友以外に、昔からの友人や気の合う友人などの友人関係を大切にする

ママ友は子供が遊ぶ時に横にいる人です。 あなたの友達は、あなたが合う人を選べば良いのです。 気の合う関係の人だけはずっと続ければ良いのです。 ママ友は子供の友達関係と共に変わっていくのです。 あんなに悩んでいたのに、子供のクラスが変わったら会わなくなったりするのです。 子供が成長するに従って、周りは目まぐるしく変わって行きます。 あなたは気の合う人を他で見つけて、そちらをずっと続けて行けば良いのです。 ママ友は通り過ぎて行く存在なのです。

子供同士のトラブルは、親同士だと感情的になりがちなのでできれば先生を通す

子供同士に問題が起きた時に、ママ同士で話すとどうしても感情が先に立ってしまいます。 自分の子は悪くないが前提になってしまうので、公平に見ることのできる先生に話せば、問題の原因から経過まで事実を把握してくれるので冷静になれます。 子供は親には自分に都合良く親に話すので、親も感情的になってしまうのです。 子供は喧嘩してもすぐに仲直りします。 親は一度子供が原因で喧嘩すると、しこりも残り、以前の付き合いに戻るのは難しいでしょう。 ただ先生を通す時は、自分の意見を入れず子供から聞いてもらうことです。

気に入らないことがあったからといってママ友の悪口を言ったりいじめるのは論外！

気に入らなければ、必要最小限度に会うだけにして、あくまでも子供の友達のママの域を出ないようにすればいいのです。 悪口やいじめは、あなた自身を貶めるだけだし、気の合う友達さえも失いかねません。 言ったあとに誤解だとわかったりしたら、取り返しがつきません。 あとから、いい人だったと、気が合うことがわかった時に、どこからか悪口を言ったりしたことがわかったらおしまいです。 いじめは子供も真似します。 百害あって一利なしです。

ママ友のグループは仲良しの学生のグループではないのです。 あくまで、子供の上に成り立っているサポートの関係なのです。 不信感があっても親同士が悪口やいじめをすると、それは子供達の関係へと移行します。 子供の日常や成長の過程でも仲良くしている姿を見せましょう。 なんでも聞き流して心に留めなければ良いのです。