ママ友に不信感を感じる行動と原因って？子供に影響を与えない対処法

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 いつの時代も、女同士は親しくもあり、ややこしくもありですよね。 ところでママ世代のみなさん、ママ友とも”信頼関係”は築けていますか？ 子供も連れて一緒に遊んだり集まったり、習い事で顔を合わせたり。 ママ友だけで昼間にランチすることもあるでしょう。 女性同士が集合すると、必ずと言っていいほど「うん？」と思う人の一人や二人、出てきますよね…！ そんなママ友に感じてしまう不信感、でも子供同士は仲良し！なんて場合はどうすればいいのか。 今回は不信感を覚える”ママ友”との上手な付き合い方をマスターするため、不信感を感じる行動や原因、お子さんにも配慮した対処方法をご紹介していきます。

「ストレス溜まる…」と思わずため息を漏らしたくなる、不信感を感じるママ友なんですが、まずはこんな時に不信感をふつふつと感じる！という5つの行動からチェックしていきましょう。 あなたもそれ、分かるわー！ということがあるのではないでしょうか。

自分の都合の良いように態度をコロコロ変えてくる

ママ友カーストの上位のママがいればそちらにしか愛想を良くせず、一人になった時はすごく親し気に話しかけてくるなど、”人を選んでいる”感じがするママ友っていますよね。 基本的に美人で明るく輪の中心にいつもいるようなママはもちろん、医者や経営者の奥さんでお金に余裕のありそうなママや、習い事で子供が優秀で教師やコーチに気に入られている子のママなど、「嫌われたら孤立するかもしれない」「仲良くしておいた方が何かといいかもしれない」という意識を本能的にかぎ分けて察知するのが女性であり、ママたちでもあります。 こういったことを過剰に気にして、つい態度をコロコロを変えがちなママはごく普通に過ごしていたいママたちにとって不信感を抱かれてしまうママですよね。 他にも、ママ友と子供たちを集めてどこかへ行きたい時だけ「一緒に行こうよ♡車出して～」と頼んできたかと思ったら、要が済んだとたんLINEの一通も返さない…なんて人もいます。 このタイプのママ友は、常に人目を気にしているので、グループラインなんかでは一番乗りで返信するタイプです。 その場での態度の違いにうっかり振り回されないためにも、人を選んでる系ママ友とは当たり障りなく会話して深く話を聞かない方が無難かもしれません。

自分だけ仲間ハズレにするような言動を取ってくる

一人だけクラスの全員での集まりで声をかけなかったり、入っていけない話題ばかり出してきて他のママ友たちとひたすら盛り上がっている！ 明らかな仲間外れを感じさせる言動をとるママ友は、「○○さんのところは学校も違うしわからないよね～」とさらりと言ってきたり、同じ行事に参加するのに来ていることを分かっていて先に他のママたちを引き連れて場所を移動したり。 何かと自分だけカヤの外にして平然と笑って過ごしていることもあるでしょう。 特に悪いことをした覚えも言った覚えもないのに、自分の好き嫌いや、グループを確保して別の人間を招き入れないことで自分の位置をキープしているママ友の特徴。 もしも子供に見られていたら、どうしてうちのママだけ一人なの？と心配させてしまう言動は、子供の教育にも気持ち的にも悪影響ですよね。

他のママさんと固まって、自分を受け入れようとしない

とにかく固まるのが大好き！受け入れようとしてくれない姿に幻滅……。 女子は親しいもの同士、どうしても固まっていきますよね。 大人数になったとしても結局はその中で複数のグループに分かれ、別行動したりします。 ただ、固まりすぎて、あなただけが親しい他のママがいない状況でも気づいてくれなかったり、”入ってくるなよ”というオーラを無言で醸し出すママ友って結構いるんです。 ママのこんな姿を見た子供たちはどう思うのでしょうか。 ”仲良しのグループで一緒にいればいいんだ”と思ってしまいそうですよね。 親として、自分の子にはもしも学校などで一人ぼっちで寂しそうな子がいたら「どうしたの？」と言える子になってもらいたいと思うのではないでしょうか。 何も対策をしないで仲間外れを受け入れてしまうと、常習化します。 なので固まりになって堂々と仲間外れをするママたちとは無理に近づかず、受け入れようとしていない態度が見られるならむしろ一人で平然としている方がいいのではないでしょうか。 そしてそんなことをしない、普通に会話してくれるママ友と接していきましょう。

人として非常識だなと感じる言動をとる

子供と家に遊びに来て、自分の子供が派手に部屋を汚しても注意せずに笑っているだけだったり、新生児のいる家庭に風邪をひいている子供を連れてきたり、”ママ”だからこそ感じる非常識さってあるもの。 よくあるのが自分の子供が何かしたときは「子供のやることだし…」で片づけるのに、自分の子供が何かされると他のママと共にすぐに相談して言いふらしてしまうというママ友。 また何かあると育児の時間を考えずに電話をかけてくる、出産祝いなどをなにかと贈っているのに一度ももらったことがない、家に子供と遊びに来て長々と居座り、夕飯・お風呂まで毎回済ませて帰る…など、人として非常識な行動をしてくるママには不信感だけでなく疲労感でいっぱい…。 すごく昔からの親友ならまだしも、ただの”ママ友”なのにこんなにしてあげなくちゃいけないの？と思うとき、不信感を抱いてしまいますよね！ 少しでも違和感を感じたら、頻繁に家に招き入れないなどの対策をした方がいいでしょう。 友というなら、「お互い様」じゃないとおかしいのです。

自分の考えや都合を押し付けてくる

これは筆者の経験談ですが、ママ友で一人、わが子に着せなくなった服・使わなくなったおもちゃ・制服など、頼んでもいないのにインターホンを鳴らして「あげる～」と持ってくる人がいました。 その洋服も見てみると汚れやシミがついているものや、ロゴが剥げていたり襟元がよれよれのものばかりで、おもちゃも使い古した傷だらけのモノばかり。 制服にいたっては、うちでは使わないものなのに、いる人探してあげたらいいから！節約節約！と笑っていました。 同じアパートに住んでいて、子供同士が仲良しだったために断りづらく、そのママ友も悪気がなく本当になにも考えていない様子だったのでとても困り果てたことを覚えています。 おそらく、服やおもちゃは溜まりますし、処分に困りあげればいいと思ったんだと思いますが、最低限人に渡すなら、筆者なら綺麗な状態の服を選び洗ってアイロンがけしてからにします。 「自分の考え」と「自分の都合」と押し付けている人だなとまさしく感じましたね。 こういう人は自覚がない人も多いため、早いうちにはっきりと断った方がいいですよ。 私は「うちは洋服は足りているし、おもちゃも溢れるほどあるからもういらない。 せっかくだけど制服も自分で使う人探してもらってもいいかな？気持ちは本当にありがとう」と言って断りましたが、子供のことを考えて、ママ友の顔を見れば笑って「お疲れ！」とか「バイバイ！」とか声をかけています。 あなたもお人好しを出して我慢しないで、自分の都合しか見えていないママ友にはお断りを入れましょう。 そうしないと「黙って受け入れてくれる人」と思われてペースに巻き込まれますよ。 ただその後は、無視や拒絶感をあからさまにせず、笑顔でさらっとバイバイがおすすめです。

そもそも、ママ友に不信感を感じる理由を整理してみると次の3つのようです。 友達なはずなのに、形だけそう言っていて本当は違う…!? あなたももう一度、不信感を感じるママ友との関係を見つめ直してみてはいかがでしょうか？

子供なしで考えたら関わりを避けるような人種だから

「子供同士が仲良くなかったら絶対に関わっていないわ」「子供が辛く当たられるかもしれないから、下手にはっきり拒否できないけど…」と感じるママ友だから不信感を感じるのです。 ママ友はある意味”子供あっての”関係とも言えますよね。 ただ、子供なしで考えた時に無理だと感じるのなら、それはあなたに合わないタイプの人なんです。 子供と切り離して考えてみたときに「必要ない」と感じる相手は、案外子供がいても結局のところは気を使ったり嫌な思いをさせられていて必要なかったりするかも…。

ママ"友"と言いつつも友達だとは思っておらず都合よく扱いあっているから

そもそもママ友は特殊な関係で、ママ”友”という言葉に真の友達と呼べる友を見つけられている人の方が少ないのかもしれません。 確かに子供の同じクラスのママ、同じ幼稚園・保育園のママ、習い事での共通のママなど種類は色々ありますが、友達というよりは”子供のことでどうしても避けて通れない関係性”という意識も強くあるでしょう。 ママ同士が仲が良ければ、例えば子供同士がけんかをしてどちらかがけがをしても穏便に済むこともあるでしょうし、初めての環境に行く際に一人でいるのが寂しい、車の免許がなかったり車が使えないから悪天候の日についでに送っていってほしいなど、結局は都合のいい時に「いてくれた方が便利」と感じている部分も少なからずあるのではないでしょうか。 ママだって子供と同じく、不安や悩みを抱えながら日々奮闘しています。 元々友達で、大人になってお互いママになった！という関係が一番安心できるものですよね。

自分とママ友の常識がずれているから

自分の中の常識と、他人の常識って結構ずれているものですよね。 例えば、ママ友でいえばおやつを持ってきたとして「2歳の子にチョコレート食べさせないで！虫歯になるから」と思う人もいれば、「うちはもう兄弟がいるしそんなこと気にしてない、むしろもう食べてる」と思う人もいます。 「仲良くなったら家に行き来して、困った時はよその子でも送り迎えして当然」と思うママ友もいれば、「そこまで近い関係はしんどい、自分の子供は自分で見るのが当たり前」と思う人もいますよね。 この辺の自分的なルール、常識の概念、ママとしての教育方針は、本当にそれぞれの家庭でスタイルが違います。 ここはどう頑張っても変えることは難しいので、ママ友と親しくなっていく上で自分との価値観や常識が合っていて、考え方の似ている楽な相手と過ごしていくほかないでのはないでしょうか。

そんな、本当に友達と呼べるのかどうか線引きが難しいママ友同士の関係。 正直ストレスだし、不信感を持っているのに子供の手前どうしても距離を置くのが難しい…という人もいますよね。 こんなとき、どうするのがいいの？ 不信感が強いママ友への対処方法を見ていきましょう！

子供に支障が出ない程度の付き合いしかしない

愛想はそれなりによくしても、家に呼んだりはしない程度の付き合いにとどめること。 子供の前ではもちろん仲の良い姿を見せなくてはいけないって思いますよね。 でも、全く子供がいない場面で会ったり、子供のいない時間を割いてまで不信感のあるママ友と過ごすのはやめて、最低限子供たちが集まる場面では笑顔でいられればいいのではないでしょうか。 無理やり親しい付き合いをしても、ママの表情などを見てなんとなく察する子供もいるでしょう。 何よりママがストレスをためていると、子供に優しくできない日も出てくるものです。 頑張り過ぎず、しんどいと感じない程度の付き合いしかしない、という選択もあっていいですよ。

一人でいても全然大丈夫だということを態度で理解させる

グループで固まるのが当たり前、女は集団で集まってお喋りがないと置いてかれてる？なんて考えは、学生で終わっていていいし、親になってまで強制されるものでもありません。 筆者は「一人が好きです」という匂いを醸し出して対応しているタイプの人間ですが、それでもすごくグイグイ接近してくる人もいます。 これは口にわざわざ出すようなことでもないので、要するに「一人でいるのがかわいそう」みたいに同情されるようなママにならなければいいんです。 一人で行動していても、平然と淡々とニコニコして過ごし、挨拶だけは欠かさないようにしましょう。 ずっとそういう感じでいくと、「あ、この人はこういうタイプなんだ」「自由な人なんだ」と次第に認識されていきます。 それじゃ子供がかわいそうなのかなとか、色々考えすぎて弱気になってはいけませんよ。 堂々と、「苦手なタイプの人とは深く付き合えません」という態度を見せてみることです。

子供のためだと大人の対応をして深くは考えないようにする

深く考えないで流す、これが鉄則かもしれません。 他のママ友が言ったことや態度に対して理由を考えないことも大切です。 「なんで今こんな態度をしてきたんだろう」「今私の言ったことでなんか微妙な反応だった？」など、深く考えすぎることで余計にあなたがしんどい思いをします。 ママ友との付き合いや出会いもすべては子供のため。 子供が大きくなったらこんな関係もなくなる、とできる限りはサーっと流すことで楽になりますよ。

ママ友なんて所詮...と一切の期待を持たないようにする

ママ友に本気の友情を期待せずに、「まあこんなもんか」と当たり障りなく付き合いましょう。 ときどきは本当に親身になってくれたり、他人を仲間外れになんてしない素敵なママ友との出会いもあるかもしれませんが、家庭を持っている以上深入りはしなくていいものです。 一番は子供が楽しく過ごせること、あなたの家庭の状態やママとしての心の持ちようです。 ママ友はその中でどうしても発生してくるただの「今だけのお付き合い」だと考えるくらいでいいかもしれません。 どこのママも、いざという時はもちろんわが子と自分が大事です。 それは誰でもそうで当たり前のことなので、何か期待するよりも「まあこんなもんか」で乗り切りましょう！

特定の人に嫌悪感や偏見を持たないようにすることで視野が狭まらないようにする

もう一歩上の考え方でいくならば、不信感のあるママ友の考え=そんな考え方もあるということ。 「これはおかしいでしょう」と思うことも、角度を変えればそれだけあなたとは違う価値観や子育てをしている人、とも言えます。 嫌悪感や偏見を持つのは簡単ですが、視野を広く持つことは子供に何かを教えたい・伝えたいときには大切なことですよね。 ”世の中には色々な感じ方があるんだよ”　”だから、自分と違うからって意地悪なんかしないでね”と、いじめを抑止する意味でも、一種の教育として、視野を大きく持つのもいいかもしれません。

いかがでしたか？ ・ママ友に不信感を抱いてしまうのは、人としての感覚のズレ ママ友はあくまでも子供を介しての関係で成り立っています。 考え方の違いなど、どうしても合う合わないはあるので、そこはあまり気にしないようにしましょう。 ・子供のためには、拒絶感は出さないで当たり障りなくすることで受け入れてしまうのも手 子供の付き合いを優先するならば、多少の我慢も必要となります。 まったく受け付けないという態度ではなく、当たり障りのない大人の対応を心がけましょう。 ・視野を広げることは、子供を育てるうえで役に立つ 世の中には自分と考え方の違う人がたくさんいます。 自分と違う考え方だからと排除するのではなく、そういう考え方もあるんだと柔軟に受け入れるようにすれば、今後の子育てにも役に立つでしょう。 この3つのポイントを覚えておくといいかもしれません。 不信感を感じるママ友とは深い付き合いは避け、無理しない程度に関わっていきましょう。