朝起きたとき寂しい気持ちになるのはどうして？寂しさを感じないための3つの方法

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 突然ですが、朝起きていつもの毎日が始まって「なんだ妙に寂しい・・・」と切ない気持ちに駆られることはありませんか？ ”寂しい”と感じるのは、普通に考えると夜に多いイメージがしますが、実は朝に寂しい気持ちになる人も結構いるようです。 そこで今回は、なぜ朝に寂しい気持ちになってしまうの？ということを解説しながら、朝に寂しい気持ちが湧いてきた時の対処方法をご紹介します！

朝起きると寂しいけれど、それってなんとなく感じているわけで、そのメカニズム的なことを考える人はほとんどいないのではないでしょうか。 朝が寂しいのは、あなたがただセンチメンタルになっているのではなく、自分に浸っているわけでもなく、理由もなくそうなっているわけでもないのです。 朝が寂しいあなたの心理と、寂しいと感じてしまう3つの原因を見ていきましょう！

自己肯定感が低かったり自分に自信がない場合、「今日もどんな良いことがあるかな、楽しみ！」という気持ちになれないので朝が寂しく感じる

まずはあなたが今毎日を過ごしている環境、人間関係、恋愛、職場などの中で、自分に満足いっていなかったり、本当にこれでいいんだろうか？なんて悩んでいるとき。 朝が来る=私たちは一日のスタートだ、と認識しています。 その一日の始まりに対して、日々が充実していたり、好きな人といい感じだったり、たくさんの友達に囲まれて約束もたくさん、いい意味で忙しいと感じていれば寂しい気持ちにはなりません。 自分に自信を失ったり、自分の毎日になにか模索している、迷っていることがあるから、朝が来た→また昨日と同じ一日が始まった・・・ということを頭で無意識に考えてしまい、また同じ感情になることを恐れてしまうせいで朝が寂しい、なんとなく憂鬱な気持ちになるのです。

ひとり暮らしを始めた場合、家族と迎える朝が当たり前だったためひとりで迎える朝を寂しく感じる

一人の朝はとても静かで、誰かに起きなさいとうるさく言われることもないのに、慣れるまではどうしても違和感や寂しい気持ちを抱えてしまいがちです。 ”誰かが常にいた朝”というのを知っているからこそ、一人の朝の寂しさを強く感じるもの。 それは自分のために自分でなんでもやる、という行動に変わってしまうからです。 コーヒーをいれるために自分で用意したコップのコトン、という音。 お湯を沸かしているふつふつという音。 いつでもがらんとしている洗面台、一つだけおいてある歯ブラシ。 寂しいからBGM的にどうでもいいニュース番組をつけてみたりして。 一人暮らしに慣れていないうちは、以前は全く気にならなかったささいな生活音がよく聞こえるものですよね。 今あなたは、一人の生活を実感することと同時に、家族の良さや温かさを感じているんです。 家族といても孤独感が強い家庭ではなかったからこそ、そう思うということ。 きっと愛されてきたんですね。

学校や仕事などがとても憂鬱な場合、「朝が来ても誰も助けてくれない…」という気持ちになるため寂しく感じる

大学や仕事関係でうまくいっていなくて、精神的にストレスや不安を抱えているときにも、「朝がくることそのものが怖い…」と感じてしまうものです。 辛いとき、この気持ちが続くのかと思うと夜が明けないでくれたらいいのに、時間が止まればいいのに、と思うこともあるのではないでしょうか。 朝が来る=しんどい一日の幕開け、という心理状態に陥っていると、寂しい気持ちになります。 この場合の朝の寂しい気持ちは、精神的に危険信号に入りかけているでしょう。 ほっておくと、冷静に考えれば解決できることもできなくなったり、どんどんネガティブになってしまいます。 「誰も助けてなんかくれないんだ」と孤独になってしまうと、「寂しい気持ちなんか言っても分かってもらえない」「大人なのにこうなっている自分が悪いのかも」と心を追い詰めてしまうからです。

朝起きた時に寂しい気持ちになるのには、ちゃんとした心の原因があるというのは分かりましたね。 では、そんな寂しい気持ちにならないようにする方法をご紹介します。

動物を飼ってみたりぬいぐるみを置いて一緒に過ごしてみる。気持ちが癒されて、ペットを通して自分と向き合えるようになるという人も

心理学的にも認められている”ペットと共に暮らす”という効果！ とある国内の大学研究チームも発表していることで知られる、人と動物がとるコミュニケーションによって、寂しい気持ちや辛い孤独感が減少するという方法があります。 これは、例えば犬や猫でもどんな動物でもいいのですが、会話や言葉では通じ合えなくても、家族として迎えた自分のペットを大切にすることで「私は役に立っている」という自己肯定感(自分の存在の必要性や自分のなかにあるあたたかい気持ちを認識できる)が生まれるというもの。 また人は感情を言葉にできますが、そのことですれ違ったり、嫌な思いをしたり、傷つけあってしまうことも多いですよね。 動物が何も言えないけれどけなげに懐いてくれる姿は癒しとなり、人間関係が嫌だとしても動物には心を許すことができて孤独感を軽減してくれる心理的な効果があります。 命あるものがそばにいることで、いい意味での責任感や”大事にしてあげなくちゃ”と考えることが、毎日のやる気につながるということです。 引き取り手のないワンちゃん、猫ちゃんはたくさんいます！ 動物が好きなあなたは、是非一度考えてみてはいかがでしょうか？

早めに起きてウォーキングするなどの予定を入れてみる。毎日続けることで自己評価も上がるし、寂しいと感じている暇がなくなるかも

朝が寂しいなら、寂しいと感じる時間を失くすためにも体を積極的に先に動かしてみて！ まず、考えるより動いた方がいいというのは科学的にも証明されていることです。 朝起きて、気持ちがついてこなくてもとりあえずお散歩やウォーキング、ストレッチなど、頭で色々考えて寂しいと思ってしまう前に軽い運動をすることをおススメします。 ついつい気持ちが重い→体を動かしたくない、と思ってしまうものですが、実は逆で、体を動かしている→頭がしっかり働き、前向きになって気持ちが上がるのです。 また、どうせなら一日30分だけでもいいのでやめずに続けてみるといいですよ。 継続していることで、些細なことでも「やればできるんだ」という小さな自信が生まれるようになります。 この小さな自信を継続させていくことが、根本的に朝を寂しいと感じさせない前向きなあなたを作り出していくのです。 ダイエットでも、貯金でも、継続できないことで自分はダメなんだと最終的には感じてしまうもの。 なんでもいいので続けてみる、それを朝の習慣としてスケジュールに組み込んでみましょう！

寝る前に、一日に起こった悪いことではなく良いことを思い出すようにし、小さい幸せを毎日少しずつ積み重ねる

寝る前に考えていたことは、翌日の朝の気持ちを変えていくと考えてみてください。 人はポジティブなイメージトレーニングをしていると、そうなるように脳も動こうとすることが分かっています。 一日のうちに起こった良いこと、たとえば誰かに一言「ありがとう」と言われたことでもいいし、仕事のこの部分はしっかりこなすことができた、自炊ができたなど自己満足で構いません。 もし朝が寂しいと感じるあなたが「最近何もいいことがない…」と感じているのなら、起こって欲しいと思うあなたにとっての良いことはどんなことか、想像してみるといいでしょう。 「明日はこんなことがあればいいな」「こんな自分でいたい」と思うだけでも意識が少しずつ変わってきます。 そして「できた」と思うことを忘れずにその日のうちにしっかり思い出してから眠ってください。 1日～2日では効果はでませんが、1週間まずは続けてみるといいでしょう。

いかがでしたか？ ・朝が寂しいと感じるのは、心の中に自信のなさや孤独感を抱えていて不安定だということ ・一人暮らしの朝、寂しい気持ちは家族のありがたみを実感しているという前向きな気持ち ・朝を寂しいと感じないためには、あなたの存在感を感じさせてくれる効果を期待してペットを飼ってみる、体を動かす、根本的な意識を変えるためのイメージトレーニングがおススメです！ 是非、寂しいと感じる朝の対象方法を試してみてくださいね。 そして朝が寂しい！と思っても、あまり思い詰めず、考えすぎないことも大切ですよ…♪