旦那と性格が合わない…話も弾まなくてつらい！性格の不一致夫婦は離婚するべき？

こんにちは！MIROR PRESS編集部　ライターのあさと申します。 旦那さんと性格が合わなくて、離婚した方が良いかもと考えてしまう…こんな経験はありませんか？ 離婚原因として最も多いと言われているのが性格の不一致です。 しかし、その程度によっては必ずしも離婚が成立するとは限らないのが現状みたいです。 今回は、性格の不一致で別れる夫婦の特徴と、旦那さんと性格が合わないと感じた時に離婚するかしないかをどう判断するかについて考えてみました。

性格の不一致があっても、その程度によっては離婚が認められないそうです。 離婚が成立する例を簡単に挙げると以下の通りになります。 ・夫婦ともに離婚に合意している ・片方しか離婚を希望していないが、その理由が相手の不貞行為や結婚生活の継続が難しい点である場合 この事を踏まえて、性格の不一致で別れる夫婦の特徴を見ていきます。 もしこの記事を読んでくださっているあなたが旦那と性格が合わなくて離婚を考えていたら、是非照らし合わせて考えてみてください。

日常の話が合わないなどではなく、子育てや金銭的な部分などの致命的なところが食い違ってしまっている夫婦

夫婦といえど、まったく同じ人間ではないのである程度の性格の差はあり、仕方ない部分です。 特に日常会話や趣味などによって性格のずれを感じている程度では、お互いが離婚に合意しなければ離婚が成立しない事が多いです。 しかし、子育てに関する方向性や金銭的な部分に食い違いがある場合は、結婚生活の継続が難しいとみなすこともできます。 例として以下のものが挙げられます。 ・私は、子どもには大学まで出てほしいと思っているけど旦那は学費がもったいないから高卒で働かせようとしている ・私は将来のために貯蓄をしたいと思っているが、旦那は自分の稼いだお金は残さず使いたいタイプで食い違いが起こっている こういった場合はすり合わせが難しく、今後の人生が大きく左右する部分で食い違っているため、離婚を検討する夫婦が多いようです。

互いに性格が合わないと感じているが、改善しようと話し合いもしない夫婦

先程、日常会話や趣味などによる性格のずれ程度では離婚が難しいとあげました。 しかし、離婚は夫婦の合意があれば、いかなる理由でも成立します。 例えば、旦那に休日は一人で映画鑑賞を楽しみたいという希望があったけど、妻は休日は夫婦で出かけたいという希望があったとします。 一見、単なる趣味に関する性格の不一致ですが、お互いが自分の休日の使い方を妥協できない場合はどちらか、あるいは両者に慢性的なストレスがかかる場合があります。 離婚はお互いの同意があれば成立するため、休日の過ごし方を相手に合わせるぐらいなら離婚したいと合意し、離婚届に判を押して提出すれば問題なく離婚が成立します。 話し合いや改善を目指す気持ちが無く、離婚という形で解決を目指したいと両者が考えている場合は離婚という結果に落ち着くことが多いようです。

性格の不一致が原因でケンカをし、それが暴力にまで発展してしまっている夫婦

性格が合わないだけでは離婚は難しいですが、それを理由にケンカをして暴力にまで発展してしまうと話は大きく変わってきます。 暴力を受けるという事は「結婚生活の継続が難しい」という部分に該当するため、片方の希望で離婚が成立したり慰謝料を請求できる可能性はとても高くなります。 暴力を振るわれてしまうと冷静な判断が難しくなります。 まずは自分名義の通帳や印鑑、場合によっては子どもと一緒に逃げて身の安全を確保します。 余裕があれば暴力の証拠になる写真やメール、診断書と集めておきます。 その後、専門家へ相談するいう手順がいいでしょう。

性格が合わなくて一緒にいるのが辛すぎて、別居しようと考えている夫婦

日常会話や普段の生活に関しての性格が合わなくても、別居を考えるほどストレスに感じてしまう場合は離婚に至るケースが多いようです。 性格が合わない事により受けるストレスは人によっても様々です。 過去の事例では、明るすぎる妻が専業主婦になり、寡黙な夫のみしか関わる事が出来なくなって離婚に至ったというものもあり、本当に離婚理由は人それぞれだというのが現れています。 別居期間が長くなるにつれて離婚は成立しやすくなりますし、どうせ別居するなら離婚をしてしまおうと考えて双方が離婚に同意するという場合も考えられますね。

性格が合わないだけでは離婚の理由として若干弱い印象ですが、夫婦間での性格が合わないために他者に癒しを求め、不倫や浮気に走ってしまうというケースも少なくないようです。 この場合は、不貞行為に当たるため片方の希望で離婚が成立しやすくなり、慰謝料の請求ができる可能性が高くなります。 不倫に関してはこんな事例もあるようで注意が必要です。 旦那が不倫をしていて、妻にバレると慰謝料の請求等が発生して自分に不利になるため、バレる前に性格の不一致を理由に双方合意の上で離婚に持ち込もうとするケースです。 旦那さんから突然離婚をしたいと告げられ、理由を聞いても「性格が合わないからもう夫婦関係を続けていける気がしない」等と言われて合意します。 しかし、離婚後に不倫の事実が発覚してしまい、終わったことにもかかわらずモヤモヤしてしまうなんてこともあるようで、非常に怖いです。 調べてみたら、離婚後に不倫の事実が発覚した場合でも後から慰謝料の請求は可能との事です。 しかし実際は、離婚前から不倫関係があったという証拠集めが難しく、思うように進まないとの情報もありました。 また、不倫に関する慰謝料の請求期限が発覚から3年以内と決まっていて、証拠集めがうまくいかないまま消滅時効を過ぎてしまう…なんてこともあるようですので、心当たりがある方は離婚前に証拠集めを進めた方が良いでしょう。

性格が合わないために離婚に至るケースを見てきました。 もし自分が同様の状況になった場合は離婚すべきか否かはどう判断したらいいのでしょう？ 離婚するべきかの判断基準を基に考えていきましょう。

単純に「性格が合わない」というだけでは原則離婚理由にならないため、DVや不倫など他の理由がない場合は離婚はできない

重複してしまって申し訳ないのですが、ただ単に性格が合わないだけでは離婚理由には弱いです。 片方が希望するだけで離婚するには「相手の不貞行為」「性格の不一致により婚姻生活の継続が困難」等が必要になります。 こちらからわかる通り、単純に性格が合わない場合は離婚は成立できません。 しかし、性格が合わない事により喧嘩になり暴力を振るわれた場合や、性格が合わない事により他に癒しを求めて不倫等の不貞行為をしているとわかった場合には、離婚が成立することが多いです。

性格が合わないと互いに思っていて、双方が離婚に同意する場合は離婚することも可能

性格が合わないだけでも離婚が成立する場合があります。 それは、双方が離婚に合意して離婚届にサインと判を押し、提出した際です。 つまり双方が合意すれば、どんな理由でも離婚が成立する事になります。 しかし、双方の合意で離婚が成立した場合は慰謝料が発生しない場合が多いです。 上の「相手との性格が合わず家庭で安らげない結果、外に安らぎを求めて不倫をしてしまう夫婦」の章でもあげましたが、不倫の事実を隠したまま性格の不一致で離婚に持ち込もうとする方もいるようなので注意が必要です。

性格が合わないと思いながら離婚していない夫婦はたくさん。どうしても我慢できないことがある、生活に支障が出るということがなければ離婚しないのも手

性格が合わないと思いながらも離婚には至らない夫婦もたくさんいます。 その理由として考えられるのが、離婚に至る難しさもありますが、結婚をしている以上お互いの両親や親戚を巻き込んでしまったり、職場の方や友人の前での世間体も考えられます。 生活に支障が出る場合やどうしても我慢できない事がある場合なら離婚を考えてもいいのかもしれませんが、そうでなければある程度の距離感を保ちつつ夫婦関係を続ける方が良いのかもしれませんね。

性格の不一致での離婚は、基準も不確かですし、同じケースでも弁護士の腕や集められた証拠の量にも左右される事が多いです。 しかし、金銭面やDV、不貞行為に関しては早く解決させないと自分の人生が狂ってしまう事もあります。 離婚がしたくて悩んでしまう場合は、その証拠集めや専門家への相談をしつつ、慎重に進めていきましょう。