人生楽しんだもん勝ちは正しい。意味と人生楽しんだもん勝ちな理由

「人生楽しんだもん勝ち」と一口に言われても、楽しいことばかりではないのが人生ですね。 人は「生きていくためだけ」に仕事をし、仕事のために寝たり食べたりするだけではないのです。 ただの生活を満たすだけの働きや毎日に、どこかふとため息をつくことってありませんか？ 自分の人生って、ずっとこんな感じなのかな…となんとなく想像をしてみたり。 不満もないけれど満たされない気がする、そんな夜もあるのが人間ですよね。 好きな時間、お金の使い方は人それぞれで、生きていくためにある程度の縛りはありますが、 この縛りの中で上手にやっていくためにも「好きなことをしている自由な時間」が大切なんじゃないでしょうか。 趣味・仕事もしくはただ眠ることや美味しいものを食べること、 大好きなアイドルの追っかけ、静かに音楽を聴いているのが一番だという人もいるでしょう。 自分の好きなように時間を使い、使いたいものにお金を使う。 そんな夢みたいなことは現実にはできないときっと思うかもしれませんね。 「人生楽しんだもん勝ち」とは「生きているうちに好きなことをした方がいい」ということです。 そんな風に思えないと感じるあなたに読んで欲しい、 「人生楽しんだもん勝ち」というマインドが間違いではないかもといえる理由をみていきましょう。

あなたの人生、占ってみませんか？

自由な時間は少ないから人生楽しんだもん勝ち

そもそも、人生の上で自由に好きなことをやれる時間はどの程度あるのでしょうか。 具体的な数字を出してみると、意外な結果に驚くかもしれません。 人の一生とは、役70万時間とされています。 そのうち22歳～65歳まで働くとして、働くことに26万時間が使われることになります。 では、睡眠時間はどうでしょうか。睡眠時間は平均17万時間です。 学校で使う時間は約1万時間、学生時代の学業における時間を引いても、残り26万時間という数字が出るのです。 実際に生きている中では日々に追われて、こんなに自由な時間を与えられていることにさえ気づかない人がほとんどではないでしょうか？ 実は人生の3分の1くらいが、誰しもにもとから与えられた自由に使える時間なのです。 この結果から見ると、その時間を有意義に使わないことはとてももったいないことだと思いませんか？ 自由にできる時間があることに気が付いた人こそ「人生楽しんだもん勝ち」と言える人でしょう。 仕事がただ生きるためではなく心から楽しいと感じる仕事に就けているとしたら、それも「人生楽しんだもん勝ち」というスタイルに入っている人といえそうですね。

誰でも楽しむ権利があるから人生楽しんだもん勝ち

日本というこの国は、人の「権利」を重んじる国です。 職業は自由に選ぶことが出来ますし、法律で強制的に与えられたことをしなくてはならないということはありません。 それなのに妥協ばかりして苦しい状況にも耐えている人がほとんどな現状がありますね。 本来は法律とは私たちを縛り付けるものではありませんし、自分が楽しいことをやっていいのです。 誰にでも人生を楽しみ、心が充実した生活をおくる権利があります。 「人生楽しんだもん勝ち」というのは、「心まで縛られる必要はないんだよ」ということでもあるのです。

損得だけでは測れないから人生楽しんだもん勝ち

その場、その場での「損か得か」という感情は、一時の判断材料でしかありません。 あとから冷静に考えると「やっぱり違う」と感じることが多いのは、人間が予想できる範囲の損得感は短く、不確かなものだからです。 誰に何と言われようが、自分が正しいと思う気持ちやこうでありたいと願う姿を追い求めながら、一生懸命に生きる「自分らしい人」は、周りに左右されず自分の好きな人に囲まれていきます。 ありのままの自分を受け入れ、好きでいてくれる人に囲まれながら生きることで幸せな人生になるといえるのではないでしょうか？

楽しそうな人に人はついてくるから人生楽しんだもん勝ち

嫌なことを我慢して、いつもストレスを抱えている表情も言動も前向きでない人と、人目を気にせずいつも自分らしく楽しそうな前向きな人なら、どちらの近くにいたいでしょうか？ ほとんどの人が「楽しそうな前向きな人」を選ぶのではないかと思います。 意識していなくても自然と人が集まるのは、一緒にいて明るくなれるような人でしょう。 孤独感や後ろ向きな感情から逃れられる生き方のひとつとしても「人生楽しんだもん勝ち」といえそうですよね。

何も正解じゃないから人生楽しんだもん勝ち

人生において自分以外が決める「正解」はありません。 例えば親から言われた通りの企業に勤めても、あなたの心が楽しいと感じていなければ幸せとはいえないのではないでしょうか？ 周りの期待に応えるために努力することも、もちろん素晴らしいことだと思います。 それでも大切なのは、他人や周りの評価や結果ではなく、自分自身が本当にいきいきとして心から充実した日々を送ることなのではないでしょうか。 自分にとっての本当の幸せは自分にしか分かりませんし、人生は自分だけのものです。 正解も不正解も自分で決めて進むことが「人生楽しんだもん勝ち」なのです。

「人生楽しんだもん勝ち」と自分のペースでいつでも生きている人に嫌悪感を感じる人もいるのが本当のところです。そう感じる人はどうしてそう思うのでしょうか？否定派の人が考える理由を見ていきましょう。

遊んだり、偉大な事を成し遂げるのを諦めるようで嫌い

「人生楽しんだもん勝ち」でなんでもすぐにできるわけではありませんよね。 心の奥ではそうしたいけれど、そんなに簡単にできないと思う人も当然います。 「人生楽しんだもん勝ち」＝遊んでばかりいる人というイメージを、ぬぐい切れない現実もあるのです。 ですが自分の好きなことだけにひたすら熱中した結果、それが成功に繋がることがあるのは事実です。 スポーツ選手や、歌手なんかもそうかもしれません。 他のことはどうであれ、幼い時から好きなことだけを貫いた結果が今となる人もたくさん存在しています。「まじめに生きていない」と捉えてしまうこともあるかもしれませんが、「人生楽しんだもん勝ち」 とは「好きなことに夢中になって一生懸命になる」とも言え、結果よりもその過程においてその人が人生を心から楽しめているので、その精神は誰にでも持っておきたいものという捉え方で構わないでしょう。

勉強や労働などの責任を放棄しているようで嫌い

勉強や労働に、嫌でもまじめに向き合っている人にとっては、「人生楽しんだもん勝ち」と言う人は楽ばかりしているようにも感じられるかもしれません。 でもそれを自ら選んで、時には責任を放棄してでも好きなことをしている人はそれが自分にとっての一番のやり方であり、自分の人生を楽しむための生き方なのです。 こういう常に「自分の好きなことばかり」な人を嫌いになる前に、人それぞれの生き方、そのような人生もあるんだなと受け止めてみると見方が少し変わってくるかもしれません。あなたが「そういうのは嫌い」と思うのもまた自由で、「人生楽しんだもん勝ち」と思うのもまた、自由なのです。 どんな風に自分の人生に時間を費やすかはその人次第ですが、結局は「楽しみながら生きることはいいこと」だという大きな意味では、どちらにも通じるものがありますよね。 どんな人でも心はいつも正直で、自由であっていいのです。

では最後に、「人生楽しんだもん勝ち」の精神で、実際に偉人や他人から見た時に素晴らしい事を成し遂げた人の名言をまとめてみました。いつの時代も、心のまま生きることの大切さを謳う偉人たちはたくさんいたのです。あなたの人生がより前向きに、自分らしく楽しいものになることを心から願っています！

貧しい心で時間を伸ばすよりも短くても感情を豊かにする事の重要性を教えてくれる。思想家ルソーの言葉です。 人生を楽しむことは辛い事もいい事も経験をたくさんする事です。

明日死ぬならどうしますか？多くの人がまさか明日死ぬとは思っていませんが、交通事故で亡くなる人は毎日いらっしゃいます。 それが自分になる確率ももちろんあるのです。死ぬ間際に後悔しないように自分のやりたいと思う事をやる大事さを教えてくれています。

普通の生活を守るために倹約をしたり、真面目に働いたりすることはとても素晴らしい事です。 ですが、お金や周りからの評価を大事にするあまり、何かにチャレンジしたりする勇気を失ってしまっていませんか？ 楽しむためには挑戦が必要で、挑戦には勇気が必要です。

人生を楽しんだ女性として、とても有名なココシャネルの言葉。言わずと知れたスーパーブランド、シャネルの創業者でもあります。 自分の人生を「女性の美」というテーマに捧げた彼女の人生は辛い道のりながらも誰よりも楽しかったはず。 自分の好きな事をやり続け、人生楽しんだもん勝ちである事を教えてくれます。

いかがでしたか？ 人生は楽しんだもん勝ち。こう言うと努力を放棄するように聞こえる事もありますが、努力をし続けた偉人も、人生を楽しんでいる事がわかります。 ここからわかる事は人生は自分の好きな事を続け、それがそのまま大きな挑戦に繋がっていくと誰しも偉人になれる可能性を持っているという事だと言えるでしょう。 仮に大きな挑戦をしなかったとしても、趣味の道で楽しんだって何の問題もありません。 ルソーが言うように、人生は楽しんだ人が一番の長生きです。 どちらにせよ、人生は楽しんだもん勝ちと言えるのではないでしょうか。