束縛彼氏に悩まされてるあなたに贈る。束縛彼氏の特徴と心理、対処法を徹底解説

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 好きなのに...束縛彼氏に翻弄されて疲れがたまってきている状況に苦しんでいませんか？ 「束縛彼氏だからもう無理..！」って簡単にはならないんですよね。 しんどくても、内心疲れていても、束縛彼氏だからこそ心のどこかで「強い愛を感じるあなた」も少しいるのではないでしょうか？ なんにせよ、束縛彼氏だけど別れたいのではなくうまく付き合っていきたい。 そんな時に今後どうすればいいのか、束縛してしまう男性の心理や原因に迫ります。 そして、あなたと彼が束縛を理由に別れずにいられるための方法をご提案していきますね。 是非、参考にしてみてください！

まずは、今はそこまで束縛彼氏になっていなくても、今後は束縛彼氏への道を行ってしまう可能性のある”束縛彼氏予備軍”な男性の前兆ともいえる言動を見てみましょう。 束縛彼氏には兆候が最初からあって、好きで好きで仕方ない付き合いたての頃や、いい部分しか見えない時期にはその前兆をうっかり見逃して流している可能性もあります..！

妙に彼女の持ち物をチェックする

束縛彼氏の前兆として、彼女が何を持っているのか気にするということがあります。 「自分が知らないモノ」に対して警戒しているのは、持ち物から他の男の気配を感じないかどうか確認したい心理のあらわれなのです。 「スマホを見せてって言って見せられないのは何か見られて困るものがあるからなんじゃないですか..？ 何もないなら見せてくれればいいと思う」(24歳・会社員) 「彼女が俺の知らないところで、誰かに何かもらっていたら気分が良くないんです。 バイトの帰りにあげるよって男のバイト仲間からお菓子をもらって帰ってきただけでもイラっとする」(22歳・専門学生) まず定番かもしれませんが「スマホ見せて」「LINEの友達何人いるか見せて」など、スマホを覗きたがる彼氏は束縛彼氏に入りかけているでしょう。 本人に言っているうちはまだましですが、いつか黙ってこっそりスマホチェックしようとするかもしれません。 そして強者っぽいのが、何気ない持ち物が誰かにもらったものなのではないかと疑う、勘ぐってイラつくタイプの彼氏。 何を持っているの？と見たがる、カバンを見るのが好き、部屋に遊びに来ると「これは何？」とあれこれ質問しまくる彼氏は要注意ですね。

彼女のスケジュールを把握していないと気が済まない

彼女の仕事の帰りが早い日、休みの日、飲み会のある日など、細かいスケジュールを常に確認して「それに外れた行動を取っていないか」で浮気のありなしをチェックしたがる彼氏ではないですか？ 「いや、普通に彼女が何しているか聞いておきたくないですか？ 仕事とか用事とか言っていたのに、友達と遊んでたらなんで嘘つくのって思うでしょ」(26歳・公務員) 「いつ休みなのか把握しておかないと、自分も休みを合わせられないから。 自分の予定も全部教えるし、彼女も全部教えておいてくれれば確実に会えると思うんで」(23歳・派遣社員) 彼女のスケジュールを把握する事や、自分のスケジュールを全部話すことになんの抵抗もなく、むしろそれが普通で知っていないと会えない..と当然のように言う彼氏も、束縛彼氏の危険性アリ。 付き合っている=休日は絶対に自分と会うもの、という考えが強い彼氏は、あなたが他の友達との時間を彼氏より優先されることを嫌い、常に誰よりも1番であることを望むタイプだからです。

彼女の友達を全て把握する

彼女の友達関係をすべて知っておけば、うまく彼女に「悪い虫」が付くのを避けられるという考え...？ 周りから固めるタイプの彼氏は、何かあっても冷静に距離を置くことができない性質かも！ 「彼女が誰と仲良くて、どんな子と会ったり遊んでいるのかすごく気になる。 もし軽い感じの女の子が親友だったら、彼女を合コンに誘ったり他の男と出会うきっかけを作ってしまいそうだから嫌だ」(27歳・営業) 「男友達がどのくらいいるのか気になるから友達の事は絶対聞きますね。 とりあえずSNSでも全員チェックしてフォローします、俺の彼女だからっていう意味」(25歳・塗装) あなたの彼氏はまったく会った事もないのに、あなたの友達をやたらとSNSでフォローしたり繋がってみたりしていませんか？ これはあなたの周りの人間関係を把握することで、自分の存在をアピールしたい！ 将来、束縛彼氏になる可能性が高い彼氏ですよ...！

帰宅後のスケジュールを把握している

毎日、「今日は何時に終わるの？」「帰ったら何するの？」と帰宅後のスケジュールを知っておきたい男性もいます。 これは遠回しな彼女の行動監視でもあり、帰宅後に何をして何時ごろには一人でいるんだなということを分かっていないと安心できない心理状態のよう。 「大体何時ぐらいには帰宅しているか、その後は誰といるのかとか、毎日聞いてます。 帰りが遅くなるなら迎えに行ってやりたいし、飲み会とかだと危ないかもしれないと思って」(28歳・銀行) 「一回聞いたら忘れないんで、この間〇日は会社で打ち上げがあるって言ってたな...みたいな。 その日は彼女に連絡を常に取って、終わったらその場まで迎えに行きましたね」(30歳・会計士) 「迎えに行きたいから」「危ないかもしれないから」と言って、表面上はあなたのことをすごく心配して気遣っているように見えても、さりげなく異性の存在を確認しに行っているのが束縛彼氏になる男性でしょう。 あなたと会っていない日の時は気持ちがイライラしたり、気になって仕方ないからたとえ職場関係の飲み会でも「その場まで迎えに行く」のです。

外出時の洋服やアクセサリーにまで口を出す

外出の時に洋服を指摘したり、アクセサリーなどの細かい部分にも気にして言う人もいるんだとか..！ これは筆者も経験がありますが(リップクリームを塗り直していたら、そんなに唇を綺麗にして誰に見せたいの？と怒って言われたことがあります)、実際に束縛彼氏でした。 「泊まっていて翌日の朝会社に行くのに、彼女がすごい綺麗にしててなんかムカついた。 別にモテるために会社行ってるんじゃないんだし、そんな可愛いピアスとかいらないんじゃないのみたいなね...」(32歳・不動産) 「デートする日にあんまりスカートとか履いて欲しくないんですよね。 他の男にじろじろ見られたくないんですよ、胸元のざっくりしたニットとかもありえないですね」(29歳・美容師) 一緒に行動する日のデート中でも肌を出してほしくない、スカートを履いて欲しくないなどの服装にこだわるのは、不特定多数の異性に対して警戒していて嫉妬心が強いタイプの彼氏ですね。 アクセサリーや身だしなみについても、「自分のため意外にきれいにすることはない」という嫉妬をストレートに出す彼氏は、ゆくゆくもっとハードな束縛彼氏になるのかも...。

彼女が実家に帰る時まで疑う、もしくは疑うそぶりをする

「本当に実家に帰るんだよね？」「男と会ったりしないよな」なんて確認してきたり、冗談でも「実家に帰るんだろうな～？」と疑う素振りをする彼氏。 「さすがに時期的なこともあるので実家は嘘ではないと思うんだけど、実家に帰る場合は遠方だし、その間会えないので、わかっているけど確かめたくてわざと疑うようなことを言います」(31歳・医療) 「彼女に会えなくてさみしいとか、裏切るわけないじゃんみたいなことを言って欲しい気持ちがある。 愛されているのかどうか知りたいと思ってしまう自分は女みたいでダメなんですかね」(23歳・サービス業) 年末年始やお盆休みなどで家族の元へ帰省するというある意味当たり前で、大人としては「疑うべきところでもない」というシチュエーションでも疑ってしまうのは、それだけ理性よりも感情が大きくなってしまう男性ということ。 冗談めかしく疑っている素振りをあえて見せるのは、彼女からの気持ちを確かめていないと不安だという心理からそういった行動を取ってしまうみたい。 束縛彼氏になる人は、感情的になりやすく自分に自信がないもの。 まさに当てはまっているのではないでしょうか。

ここまで、束縛彼氏の前兆や特徴ともいえる部分を見てきましたが、問題はここからです。 どうして束縛彼氏は、そんなに彼女を束縛していないと気が済まないのでしょうか？ 束縛彼氏が彼女を束縛してしまうことになる心理と原因について見ていきましょう！

子供時代に親から十分な愛情を与えられなかった：愛とは束縛することだと思っていたり、人の愛が信じられない、またはいつも愛に飢えている

幼少期の精神的な愛情の足りなさ、寂しさによって、愛情の形を表現することがうまくできない男性が束縛彼氏になりやすいでしょう。 「子供の頃から親にわりとほったらかされてきました。 だから愛されるっていうことがどんなことか、自分から母親みたいに離れないのが愛情だと思ってしまうのかもしれない」(35歳・音楽関係) 「とにかく何もかも自分のものでないと気が済まないのだが、よく思い出すと母親が早くからいなくて愛されているという感覚はよく知らないまま育ったような気がする。 全部捧げて、全部捧げてくれるのが本当に愛しているってことなんだと思ってしまう」(29歳・商社)

騙されたり虐められたりした経験があり、それがトラウマになっている：また騙されるんではないかと彼女でさえも信用できない

かなり多いのが「トラウマ」が原因となって束縛彼氏を作り出しているというパターンです。 好きな人に裏切られた経験や、恋愛ではなくても騙された、いじめにあっていたなど、「人間不信である」というところから、自分を好きになってくれた相手にとことん深い愛を求めてしまうことも。 「彼女そのものを疑っているわけではないんです。 ただ、無意識のうちに自分がどんなことを言っても裏切らないでいてくれることを信用できるかどうかの基準にしてしまっているから、彼女を束縛したくなっていく」(28歳・広告) 「捕まえてなかったら、どこかへ行ってしまうかもしれないという恐怖心がとれない。 以前長年付き合っていた恋人に浮気されたことがきっかけでもう女なんかいらないと思っていて やっと好きになれた相手なので...」(33歳・開発)

猜疑心が強い性格である：彼女でも最初に疑ってかかってしまう

用心深い、騙されにくい性質、最初から物事を信じない冷静さが邪魔をする猜疑心(さいぎしん)と呼ばれる心理が強い性格であった場合は、他人を素直に信じることができない癖があるとも言えるでしょう。 猜疑心が強くなる人は... ・幼い頃から一人で物事を考えなくてはいけないような環境があった ・信じていた人に嘘をつかれた、裏切られたショックを抱えている ・自分に自信がなく、他人を羨ましく思う気持ちが通常より強い ・ついつい失敗やよくないことを他人のせいにすることが多い といった経験や根本的な性格を持った男性に多く見られる心理です。 「たいした人間でもない自分の事を、ただ純粋に好きになってもらえるわけがない。 たとえ好きな女性でも、疑り深いのは昔からだし、本当に信用できる相手かどうかわからないんです」(27歳・企画、営業) 「小さい時から誰にも相談とかができなかったので、自分でなんでも考えてしまう癖があります。 大人になった今でも、とにかく嫌なことに巻き込まれないように自分の身を守ることばかり考えて素直に他人の善意も受け取れない。 ああ、自分って本当にひねくれてるって思いますし、彼女のことも心底信じられていない」(35歳・人事)

自分勝手な性格である：自分が全て把握していないと気に食わない

分かりやすいのが単なる性格的な問題の場合は、恋愛においても仕事においても「自分だけカヤの外になること」「自分が知らないところで身近な誰かが何かをしている」ことが気にくわないこともあるようです。 「仕事でも自分が知らないうちに誰かが評価されて、先を越していくのが耐えられないので常に情報を得ていたいと考える性格ですね。 彼女も同じで、他のどの男よりも彼女の事を知っていないと一位じゃないじゃないかと」(30歳・総合商社)

他の人間を見下している：彼女でさえも自分よりも下に見ているので、彼女のことはプライベートでも知る権利があると思っている

他の人間を見下している人は、自分に過剰な自信があるわけではなく、その裏側に隠された本質は「人を見下すことによって、自分が優位に立っている気持ちになり安心したい」という弱さがあるでしょう。 彼女の事も「女のくせに」などと思っていたり、「思うように動かしていたい」という願望を秘めてしまいやすく、そうすることでしか自分のプライドを守れずにいたりします。 「俺が彼氏なんだから、彼女は自分のものだし、なんでも知りたいと思うのが普通。 っていうか隠す方がおかしいし、プライベートも全部知っているからこそ彼氏なんじゃないですか」(21歳・土木)

束縛彼氏には、複雑な心理が隠されていたり、持っている彼の本質も影響しているんですね。 でもここで別れたくないからこそ、それでもなんとかしたい！と思うのではないでしょうか？ 好きなキモチと、束縛彼氏だという事実はまた別問題...そう思えている間に解決していきたいですよね。 そこでまだ別れたくない！ちょっと癖の強い”束縛彼氏”との付き合い方をご紹介します。

過度の束縛は止めてほしいとはっきり伝える：止めない時は別れる覚悟でいると伝える

あくまでも冷静に穏やかに伝えることが大事ですが、「ひどすぎる束縛は辞めて欲しいんだ」と強い意思を持ってはっきりと伝えることをしましょう。 束縛する彼氏は、結局のところ自分自身の心の問題を抱えています。 そして自分に自信が持てず、本当は彼女が離れていってしまうことを何よりも恐れていることが多い..！ だからこそ「あなたのことは本当に好きだよ、でも束縛がひどすぎるってことは、私をひとりの人間として大切にしていないことと同じだから別れた方がいいって思ってる」など、別れる覚悟があることを伝えると考え直してくれる可能性があります。 流されてしまわないで、嫌なことははっきりと「嫌です」と言える彼女でいてください。 そうしなければ、彼氏も本当の意味で人を信じることがいつまでもできないままになります。

彼に全て伝えて彼が安心するような環境を整える：スマホもスケジュールも友達も全て彼に隠し事がないように見せてしまう

思う存分安心させてあげるという意味では、一度望み通りに何一つやましいこともない、あなたのためにこれができる、という事を伝えきってあげると安心してくれることもあるでしょう。 あなたがスマホを見せることや、友達と必要に応じて彼をつなげることや、スケジュールもすべて見せていく事に抵抗感がないのなら、です。 彼氏が抱えている不安材料を徹底的に取っ払ってあげて、どう変わるか様子を見るのはアリかもしれません。 ただ、これを一度でもやってしまうと、あなたは「そこまで尽くしてきたのに」と思ってしまう可能性もあります。 こんなに安心させてあげたいために色々努力したのに、あなたはどうなの？と今までよりも素直に彼氏の事を見られなくなる危険性もあるでしょう。 そこまで考えた上で「安心してほしい」と思えるなら、環境を整えてあげてみてください。

自分は一番の味方だと納得させる：彼の考えや、正論を述べた時など全面的に賛成して彼の味方だとアピールを心がける

長い目で見て根本的に愛情を伝え続けることが苦痛じゃないのなら、どんな時も彼の味方であることや、いつも一番に考えてるよ、ととにかくアピールを欠かさないことで彼氏の不安を取り除いてあげる方法もあります。 そのためにはまずは彼氏の気持ちを否定せず、理解してあげて、共感してあげることを心掛けるといいでしょう。 彼が自分の考えを一生懸命語っている時、弱音を吐いたときなど、誰よりも賛成したり「いいと思うよ」と寄り添ってあげることは「彼氏に自信をつけさせていく」行動でもありますね。 彼氏があなたの愛情に触れた時に、「いつも本当に味方でいてくれる」「離れたりしない信じてもいい人なんだ」と心から思えるかどうかで、束縛が和らぐ可能性が変わってくるでしょう。

セミナーや専門家（カウンセラー）などに相談する：プロのアドバイスに従う

精神的な傷やトラウマが深い場合は、カウンセラーなどプロの力を借りることで、彼氏自信がふっと気持ちを楽にできることもあるのではないでしょうか。 彼女を束縛してしまう自分、人を信じられない自分、疑ってしまう自分、そういったことを自分で分かっているからこそ本当は苦しんでいることもたくさんあります。 何かのきっかけがなければ、男性が心理的なことを解決しようとカウンセラーを頼ることは難しいことです。 男性としてのプライドやためらいもあるでしょう。 そこであなたが一緒になって本気で過去や幼少の頃の傷跡と向き合ってあげる手段もいいですね。 専門家はその道のプロですので、場数も踏んでいます。 きっと普通では考えられない目線で、束縛彼氏について分析してアドバイスをくれるはず..！

自分の時間も大切にする：束縛されると彼に依存しやすくなり、自分のメンタルも壊れやすくなるのでそれを防ぐため

束縛彼氏とずっといると、いつの間にか「共依存」の関係になってしまうことがあります。 あなたにも大きな苦しみやメンタル的な負担がかかって、彼の事で頭がいっぱいになってしまうからです。 束縛彼氏とうまく付き合うためには、束縛されているからと言って言いなりにならないことが大切。 あなたの彼氏の他にいる大切な人との関係を断ち切ったり、疎遠にはしないでください。 自分の気持ち、判断、時間はちゃんと守ったうえで束縛彼氏と向き合っていきましょう。

いかがでしたか？ ・束縛彼氏は、心の問題、心の不安、本当は弱い部分を隠し持っている人 ・あなたの彼が束縛彼氏の特徴があっても、本気で向き合いたいと思えるのなら少しずつ安心させてあげること、可能な限り心配をさせないで気持ちに寄り添ってあげるのもアリです ・それでも束縛彼氏の言いなりにはならない、自分を犠牲にしない、依存しないことが束縛彼氏とうまく冷静に付き合っていくうえでの秘訣..！ 束縛彼氏でも、やっぱり好きなものは好きですよね。 束縛が原因で別れることは悲しいことでもあるでしょう。 これを機に束縛彼氏の深い内面の事情を理解して、一緒になって改善してあげてはいかがでしょうか。 根気強い気持ちも必要になってきますが、気持ちはきっと伝わりますよ！