嫉妬が苦しいから別れたいと思っているあなたへ。苦しさの原因と対処法

好きだから嫉妬する。 嫉妬はある意味、苦しいけれど恋愛においてのちょっとしたスパイスにもなっているもの。 中には嫉妬したかどうかで相手を好きかどうかを区別する人も多いのではないでしょうか。 好きじゃなければ、その人が他の女性と仲良くしてようとなんとも思わないですからね。 好きな人を自分だけのものにしておきたいという独占欲。 触らないでと思う。 私以外の人に優しくしたり、笑顔を見せることもしないで欲しいと思う。 でも相手もしんどいかもしれませんがそんな嫉妬心で苦しんでいるのは、嫉妬している本人なんですよね。 いちいち気にしないでいられたらどんなに楽だろうかと…。 本当は分かっているんですよ。 嫉妬することで余計に相手に嫌われるかもしれないってことくらい。

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嫉妬することって、ずっしりと重くてしんどいことです。 心がズキズキして、思い出すたびに凹んだりイライラしちゃったり。 そんな自分がめんどくさいし、本当は嫉妬なんてしたくない。苦しいのが嫌でいっそ別れたい。 でもちょっと待ってください。 嫉妬をしたことが１ミリもない人間はいないでしょう。ではその度合いの差ってなんなの？ そう思いませんか。 嫉妬が苦しい、だから別れたいとまで思う人に多い５つの心理をご紹介しましょう！

自分に自信がなく彼がどこかへ行ってしまわないかと不安でたまらない

まずは、嫉妬してしまって苦しい女性は根底に「自信がない」という心理を抱えています。 自分への評価が低いので、付き合っても常に何かに怯えています。 彼がどこかへ行ってしまうんじゃないか、誰かに取られてしまうんじゃないか。 冷静に第三者から見た時、そこまで不安にならなくても全然大丈夫だよ？と思われていることもしばしば。 自分に自信が持てない女性の多くは、幼少期に誰かと比較されることが多かったり、家庭環境がよくなかったり、愛に飢えていることがあるようです。

常に自分が一番であることにこだわる

彼の中で、誰よりも一番の立ち位置にいたいと思って依存してしまうことも嫉妬で苦しい女性の特徴です。 これも、そうじゃなければ気持ちが安心できないから。 彼の周りにいる女性はもちろんのこと、時にテレビに出ているアイドルや女優さんのことを彼が褒めるのも嫌だったりします。 あの子はあの子。私は私。という区別ができないので、頭の中ですぐに「私が一番じゃないんだ…」と考えてしまって落ち込みます。 そうなるとすぐに顔が暗くなってしまい、黙り込んでしまったり怒ったり。 さっきまで笑顔で彼といたのに、突然変わってしまうことに彼が驚くこともある他、精神的に不安定なメンヘラ彼女と思われてしまいがち。

過去に浮気をされたことがある

実際に今の彼と付き合う前に、別の男性に浮気されていた過去を持つ女性も、裏切られたことがトラウマになっていて100％男性を信じきれないこともあります。 こういう場合、悪い想像力がすぐに働いてしまうようになるのです。 相手のちょっとした行動や異性関係に敏感で、そんな自分がつらくて苦しいと悩んでしまいます。 好きで付き合ったけどどうしても心のトラウマを乗り越えることができないから、関係ない彼にも申し訳ない気持ちも奥底にあるのでしょう。 だから別れたいという考えにたどり着いてしまう。本当はちゃんと彼氏を信用して、幸せになりたいと思っているのに苦しいんです。

感情的でカッとなりやすい

一人でいる時は、あんまりヤキモチを焼かないようにしよう、嫉妬ばかりでは彼氏もしんどくなってしまう。 そう考えているのに、いざ目の前で彼氏が職場の話をしているときや、一緒に歩いていてちょっと露出した服装の女の子とすれ違っただけでも 妄想してしまって感情的になってしまいます。 「今、女の子見てたでしょ？」とつい言ってしまったり、「職場にかわいい人はいるの？」と探ってしまったり。 赤の他人の女の子をライバル視したってしょうがないってわかっているけど、カッとなってしまうのです。 こんなことばかり言う私といても彼氏は楽しくないんだろうから別れたい。 自己嫌悪してしまうんですね。

彼がカッコイイ、誰にでも優しい

ルックスが良くてみんなに優しい、異性がほっておかないだろうと思うような彼氏が初めてできた時。 今までには感じたことのない嫉妬心に自分でも驚くことがあります。 自分も優しいところやカッコよさに魅かれて好きになったものの、同じように思う異性がこの先も何人も出てくるんだろうなと不安になることで 嫉妬心が強くなってしまうことがあります。 この場合は自分でもこんなに嫉妬が苦しいなんて知らなかった・・・というパターンです。 どうしたらいいのか分からないし、一人で悩んでいるうちにもう別れたいと思ってしまうことも。

嫉妬が原因で別れたいと思ってしまいがちな女性の心理をご紹介してきましたが、当てはまっているところはありましたか？ 嫉妬が苦しくて別れたくなってしまうのには、大きく分けると２つの原因で作られていることがわかります。 さっそく見ていきましょう。

自分に何かしらの問題がある場合

まず、「自分自身の心のなかにある問題」です。 ここまでも見てきたように、自信のなさや不安、トラウマ、色々な複雑な気持ちはついこの間作られたものではありません。 もっと深い部分で向き合う必要性があります。 自分自身の育ってきた環境や思い、恋愛の経験、人生をひっくるめて考えてもいいくらい。 すぐには自信満々になるのは不可能ですし、じゃあ私がやっぱり悪いんだというのも違います。 否定するのではなく、自分の心にあるカタマリをちょっとづつ冷静に理解していくことが大切です。

彼の性格や行動などに問題がある場合

彼の方に問題があることも、もちろんあります。 すべてそうだとは言い難いですが、モテていることを自覚しているのかいないのか、深く考えないで彼女と他の異性との区別を大してつけていない男性もいますよね。 わかっていてやっていればただの浮気性でしょうが、そうではなく鈍感で、普通に配慮に欠けている…そんな彼氏だと当然彼女は不安になります。 女の子とのラインは平気でする、グループでなら遊びに行っちゃう。 そういうことをするときに彼女の気持ちを考えられない男性もいますからね。 この場合は別れを考えてもいいパターンといえそうです。

嫉妬は理屈ではどうにもならない感情であることは、もうお分かりですよね。 そんな自分の気持ちと葛藤してきたのは他ならないあなた自身であり、好きなのに別れたいなんて思ってしまうくらいなのだから。 でもここでもう一度、別れを決意する前に考えてみませんか？別れてしまえば苦しい気持ちからは一時的に解放されるでしょう。 それでもこの先の人生、一生恋愛をしないわけではないはず。 もう一歩踏み出してみてはいかがでしょうか…？ そこで別れを決意する前に考えておきたい３つのことをご紹介しますね。

嫉妬も苦しいけど別れる苦しさはそれ以上かもしれない

嫉妬が苦しいから別れたい。 それで本当に楽になれるのでしょうか？ 確かに一緒にいなければ、人を好きでいなければ、独占欲もなければ嫉妬も湧かずただ自分の生活を過ごしているだけでそれなりに生きることはできます。 でも人を好きになることは、感情です。理性を持ってもう嫉妬なんてしたくないからと別れてしまっても彼氏を好きだという感情は消えません。 「本当はずっと一緒にいたかった」「こんな気持ちにさえならなければ良かったのに」という思いを心の奥に残したまま別れてしまう苦しみは、 そばにいてヤキモチを焼いている時よりももっと虚しく、悲しいものではないでしょうか。 そばにいても別れても苦しいなら、そばにいられる苦しみのほうが得られるものがあります。 関わらないと変わっていく事はできないのですよ。

それで別れていたら何度でも同じことになるかもしれない

大切なことは、同じループの中から抜け出そうと試みることかもしれません。 というのは、今好きな人がいて嫉妬が苦しいからと別れてもまた誰かを好きになった時、他の選択肢を探すことができない可能性があるからです。 心の中に問題があってもなくても、人を好きになると大なり小なり嫉妬はします。それが普通です。 ただその気持ちが、人より少し強く、かなり苦しくて自分を責めたり嫌いになったりしてしまうというだけ。 今度こそは…と思っても嫉妬心が出てきたとたん、また「やっぱり別れたい」となってしまうかもしれないのです。 そうなれば何度も同じ理由で好きな人をあきらめ、余計に恋愛にも自分にも自信を無くしてしまう原因になるのではないでしょうか。

ここで乗り越えれば幸せが待っている可能性がある

自分自身の内面と向き合ったり、辛いことに立ち向かうことは、とても体力のいることですよね。 たかが嫉妬、されど嫉妬なんです。 「嫉妬深い女」なんて一括りにされるほど、あなた自身は何もないんでしょうか。 そんなことはないはずです。そこのポイントだけに注目してなにもかも否定する理由はないのです。 嫉妬しやすいことを抜きにして考えた時に、あなたに魅力があって好きになったから、彼はあなたを彼女に選んだのでしょう。 もしもまだ彼もあなたも成長したり、前向きに変わっていける可能性は十分にあります。 一人で抱え込まないで、別れたいという考えとは別のアプローチを考えていきませんか。 今の彼氏との時間の中で、嫉妬が苦しいという感情を乗り越えることができれば、大きな幸せが待っているかも。

ここまで読んでいて、それでもやっぱり苦しいから別れたいと思った方も、乗り越えてみたいと思った方もいると思います。 どちらの考えも間違いではないし、最終的な答えはあなた自身が決めたことを尊重してください。 それでは最後に、嫉妬が苦しくて別れたいと思った時の具体的な対処方法を５つご紹介します。

まずは何が嫉妬の原因になっているのかを紙に書き出してみる

どんな書き方でもいいし、一言づつでもいいので紙に書きだしてみましょう。 例えば ・元彼に浮気されたから ・もっと愛されたい ・容姿に自信がない こんな箇条書きでもかまいません。 きちんとしていなくても吐き出すこと、紙に書くことで気持ちが言葉になり目に見えてわかることで自分自身を冷静に客観視することができます。 書いているうちにつらくなってきたり色々思い出してモヤモヤしてきたら、殴り書きでもいいと思います(笑)まずはとにかく書き出して、今感じることを吐き出してみて！

ありのままの自分を許す

で、紙に書きだしたことがどんなにまとまらなくて、ぐちゃぐちゃな感情でも、それをひっくるめて今の私だと受け止めてあげてください。 まずは自分を許して、肩の力を抜いてリラックスしましょう。 とりあえず今はやきもちやきでもいい！ これからちょっとずつ変わっていければいい！ 自分を否定することをやめれば、極端に自分に自信を無くしたり他人と比べることも減っていきますし、別れたいとまでは思わなくなっていきます。

素直に打ち明けてみる

冷静に嫉妬で苦しい原因と、別れたいと考えていた自分の理由に気が付いてきたら、勇気を出して彼氏に正直に打ち明けてみませんか。 伝えてみない事には始まらないこともあります。 彼もあなたの抱えている心の中の問題に一緒に向き合ってくれるかもしれません。 そこまでいかなくても、「それで嫉妬しやすいんだな」と理解が得られると彼の行動や態度も変わってくる可能性もあります。 「別れたい」なんて言ったら、逆に「何言ってるの？！」と驚くかもしれませんよ。

じっくりと男性を見極める

もう別れたいと決めた人には、次に恋愛する時にはじっくり男性を見極めるためにも焦らないでゆっくり、相手との信頼関係を築いてから付き合うことをおすすめします。 心の中にトラウマや問題を抱えている女性の恋愛は、男女の関係の前に人間的な相性や信用を確かなものにしてから付き合うと、精神的に楽です。 すごく心配症で嫉妬してしまう彼女でも、「かわいいな～」と見てられる男性も中にはいます。 そんな彼女を愛おしく思ったり、不安にさせないようにしてやろうじゃないかと自ら行動に出てくれる器の広い男性を見極めるもの手です。

自分にしかない魅力に気づく

あなたにしかない魅力があることに気づいてください。自分が嫉妬深いから別れたいと言えるあなたって、結局優しいですよ。 スタイルが良くて顔が可愛い人はこの世にあふれるほどいるかもしれませんね。 でも、それだけでうまくいくほど人間はつまらない生き物ではありません。 そもそも、あなたに何の魅力もないのだとしたら、恋愛もできないし好きすぎて苦しいほどの彼と付き合うこともできていなかったでしょう。 男性にとって彼女のポジションは、意外とちゃんと見て選んでいます。あなたも自分に自信をもってくださいね。

いかがでしたか？ 嫉妬が苦しいあまりもう別れたい！と落ち込んでいた気持ちは少しでも上を向いたでしょうか？ 嫉妬している自分が苦しくて別れたいというのは、本当にもったいないことです。 人を好きになることと、嫉妬はある意味セット。 嫉妬があるから確認できる気持ちもあるもの。 最初に書いたように、彼との恋愛の中で嫉妬が別れたいと自分を追い詰めるものではなく ほどよい恋愛のスパイスになるような関係になれればいいですね。 影ながら応援しています。