愛されたいのに愛せない。その原因と自分を他人を愛する方法

愛されたいのに、他人を愛せない。 愛されるには自分から他人を愛したり、自分を愛したりすることが必要なのに、それができない。 そんな悩みを抱えて自己嫌悪に落ち込んでいませんか？ 愛されるために必要なこと、愛するために必要なこと、それを知れば悩みはきっと解決するはずです。 この記事を読んで、愛され上手、愛し上手になりましょう！

愛されたいなら、まずは自分のことを愛してみましょう！ なんだか遠回りに感じてしまうかもしれませんが、これにはしっかり理由があるんです。 人間って根拠なく何かを信じたり、愛したりすることはできませんよね。 そこで、「あなたを愛する」ことの根拠としてまずは「あなたがあなたを愛する」のです。 あなたが、あなたを愛したら、ほかの人は「ああ、この人は愛するだけの価値があるんだ」という根拠になります。 それがたとえ自己愛だったとしても同様です。 逆に、誰も愛していない人のことを愛するって、難しいですよね。 あなたがあなたのことを愛していなかったら、他の人から見て「ああ、この人は誰にも愛されていないんだ、じゃあ自分もこの人を愛するのは後回しにしておこう」となってしまいます。 だからこそ、自分のことを自分でも愛してみる、ということが大切なんです。

そして愛されたい相手のことを愛する必要もある

そして、こちらも当たり前と思えるかもしれませんが、誰かに愛されたいと思うならその人をこちらから愛してみましょう。 例えば、愛を向けてくれた人に対してあなただったら嫌な気持ちを抱きますか？ もちろん、その愛が過剰だったり相手のことを考えていない愛だったりしたときは、嫌な気持ちになってしまうかもしれません。 一方で適正量の愛だったら「あれ、この人は私のことを愛してくれる人だ」と好印象になりますよね。 だからこそ、自分が愛されたいと思った時には「愛されたい相手」のことを愛してみましょう！ ポイントは愛されたい相手の素敵なところを1日1個見つけてみて、しっかり言葉で褒めてみることです！

自分も他人も愛する大切さはここまででわかっていただけたでしょうか？ さて「愛する大切さはわかっているけれど、愛せないんだ！」というあなた。 それではなぜあなたが愛せないのか、整理してみましょう。

自分に自信がない

「自分に自信がないから自分のことを愛せない」 「愛せないから自分に自信が持てない」 どちらもとても自然なことですよね。 自己評価が低かったり、自己肯定感が低かったり、自分に自信がない原因は多くあります。 自分に自信が持てない原因の多くは、自分に期待をしすぎていることにあります。 心のどこかで、「ここまでできない自分なんて…」とか「この目標くらいは達成しなければ」と思ってしまっているのかもしれません。 その目標が、自分の実力より少しだけ高くて少しだけ達成しづらいものだとしたら、自分のことを認めたり、自分を評価したりすることは難しくなりますよね。 自分の考える目標より、少しだけ易しい目標にして、易しくした分時間が余ったら、ホッと一息お茶をする時間を作ってみましょう。 もちろん、少しだけ易しい目標にしても達成できないことがあるかもしれません。 そんな時は、「自分はまだまだ伸びしろがあるし、適正な目標に少しだけ近づけることができた」など、自分なりに自分のことを褒めましょう！ 上記もしましたが、ポイントは1日1回自分を褒めることです！

人の愛し方がわからない

人の愛し方がわからなかったら、誰か特定の人を愛することって難しいですよね。 こんな時、まずは一番身近で、一番内面を知っている存在である自分のことを愛してみましょう。 内面も知らなくて、不定期にしか会えない誰かを愛するより、きっとハードルは低いはず。 「人を愛する」というと、とても大変で難しいことのようにも見えますが、慣れてしまえばきっと思い悩むことなくできるはずです。 「人を」愛することが難しい人は、1日1個、生活の中で素敵だなぁと思うものを見つける癖をつけましょう！ 「今日の空は青くてきれいだなぁ」「きれいな花が咲いているなぁ」「お惣菜屋さんからいいにおいがするなぁ」など、相手が人間でなくても構いませんから少しずつ「愛」の感覚のアンテナを伸ばしていきましょう！

そもそも愛がどんな感情なのかわからない

「そもそも愛がどんな感情なのかわからない」 意外と、たくさんいるのがこんな悩みを持っている方です。 「生まれてこの方誰かと恋愛をしたことがない」とか「誰かを見て、これは愛だ、と感じることがない」などの意見を聞きます。 これはとても自然なことではないでしょうか。 「愛する」ことができるのは、20歳になった瞬間かもしれないし、50歳になってからかもしれません。 今「愛する」ことを知らない人は、これから素敵な体験が待っているんだ、とわくわくしてみてくださいね！ それでも、「今すぐ愛について知りたいんだ！」という方は、上記したように1日1個、素敵なものを見つけたり、誰かを褒める癖をつけてみましょう！

なんらかの精神的なトラウマがある

なんらかの精神的なトラウマがあったら、確かに人のことをスムーズに愛することは難しいかもしれません。 トラウマには人それぞれ様々な形がありますので、一概に「こうしましょう！」とは言えませんが、もしトラウマに向き合おうという気持ちがあるなら、そのトラウマを勇気を出して信頼できる誰かに打ち明けてみるのもいいかもしれません。 トラウマに一人で立ち向かうのはとても勇気もエネルギーも要ることです。 ぜひ自分だけで抱え込まずに、誰かと一緒に克服を目指してみてくださいね。

誰かを愛するよりも自分が愛されたい

誰かを愛するよりも、自分が愛されたい！ とても自然な感情です。 例えば、「50万円をくれたら、50万円をあげます」って言われたとしたら、たとえそれがプラスマイナスゼロでも、先にほしいですよね。 ここには損得勘定をはじめとして、人への不信感など様々な感情が存在しています。 ここで確認しておきたいことは、誰かを愛したとしてもその愛は減らないということです。 もし、誰かを愛してみて自分に愛が返ってこなかったとしても、それは愛の勉強量を支払ったのだというだけなのです。 自分が愛されるためには、どうしても誰かを愛することが必要です。 愛が返ってこないことを恐れたり、損だ、と感じたりする前に、まずは誰か・何かを愛してみて、愛することについて経験を多く積みましょう！

ここまで、愛されるためには自分を愛してみることが必要、と繰り返しました。 では、自分を愛するためには何をしたらよいのでしょうか？ 早速見ていきましょう！

人と比べずに自分に自信を持つ

人と比べずに自分に自信を持つこと。 「自身を持つ」って簡単に言うことはできますが、実際にはとっても難しい事ですよね。 「大きい」とか「小さい」などの形容詞が存在するように、人間の世界はその大部分が比較でできています。 そんな中で、「人と比べない」と言うと、なんだか難しい気がしてしまいますよね。 そこで私がおすすめする方法は「あえて比べてみる」ことです。 「この人は私と比べて、こんなことができるけれど、私はこの人よりこんなことができる」 「この人はこんなことが苦手かもしれないけれど、私はこれは得意だから、手助けしてみよう」 など、嫌味ではなく正しく比べることは、自分を正しく認識することにつながります。 自分の正しい認識を得ることができたら、自分の特徴や長所をしっかり褒めてあげましょう！ もし、自己認識がうまくできなくなってしまったら、仮説を立てた上で仲のいい友人に他己評価をしてもらうと良いかも知れませんね。 ちなみにここで言うしてはいけない比べ方は 「この人にはあんなことができるのに私にはできない」 「あの人はこれが苦手だというけれど、私にはそれすらもできない」 などマイナス思考になってしまうような比べ方です。 他人との比較は上手く活用すれば、その競争心がモチベーションを上げるための材料にもなります。 正しい比べ方で自己認識を高め、自信に繋げていきましょう。

自分と正面から向き合う

自分のことを愛するために、自分と正面から向き合いましょう。 何かの詳細を知らなければ、そのものを褒めたり、愛したりすることはできません。 だからこそ、自分のことを愛するためには、自分のことをたくさん知っていなければいけません。 そしてそれは過小評価でも、過大評価でも正しく褒めることはできないんです。 自分のことを正しく褒める、認識する、愛するために、自己認識能力をあげましょう！ そのためには自分が得意なことや、苦手なことをしっかり分類し、ある程度系統だててみましょう。 自己分析をしっかり行えたら、その仮説を持って、友人のところに他己評価をお願いしに行ってもいいかもしれませんね！

愛されたいのに、愛せない…。 自分を愛することはできるようになったけれど、その先の誰かを愛することがまだできない、というあなたに誰かを愛するためのコツをお伝えします！

愛することへの恐怖心を捨てる

まずは愛することへの恐怖心を捨てましょう。 愛することは何かを代償として差し出すこと、とか、何かを失うこと、と、思ってしまうことってありますよね。 それなら愛せないままでいいや、と思っている方いませんか？ もしくは、誰かを愛することで自分が傷ついてしまうと躊躇しているのかも知れませんね。 でも愛することで何かを失うことはきっとありませんよ。 大切な友達に恋愛感情を持ってしまった場合、友情が壊れてしまうかもしれない、という恐れを抱いてしまう事ってよくあります。 でもこれは愛したから友情が壊れてしまったのではなく、どちらかが「友達」という関係を次に進めようとしたことで関係が変わっただけです。 つまり愛したとしても、そしてその愛を伝えたとしても、関係を変えたくないと望みそれを相手にも伝えれば、愛が友情を壊すことはありません。 他にも、どこかで愛が返ってこなかったり愛をないがしろにされたりしてしまうと、裏切られたと感じてもう二度と愛したくないと思うことがあるかも知れませんね。 ですがこれも自分が掛けた愛情が失われたのではなく、未来の自分に投資したと考えれば、愛を積み重ねていると考えることができます。 まずは、愛することへの恐怖心の中に、何が潜んでいるのかを分析し、そのうえで、愛することへの恐怖心を捨ててみましょう！

一緒に何かをやり遂げる

誰かを愛するために、その人と、一緒に何かをやり遂げてみましょう！ 一緒に何かをやり遂げるとは、目標共有をし、作業を共有し、困っていることや助けられることを共有するという、多くのコミュニケーションを通じて、同じ達成感を得る、ということです。 これが愛することと何の関係があるのか？と思いますよね。 愛することは、他人を尊重する、ということに非常に近い意味を持ちます。 尊重するためには、相手が何を考えていて、どんなことができるのか知っている必要がありますよね。 だからこそ、一緒に何かをやり遂げるにあたって、多くの情報を共有することは大切なのです。

いかがでしたか？ 愛されるために必要なことは、 1・自分のことを知って、自分を愛すること 2・誰かの素敵なところに目を向け、それを伝えること 3・相手や自分を認めること の3つです！ ぜひ今日からあなたも愛され上手、愛し上手になってくださいね！