再婚への子供の本当の気持ちって？本音の見分け方と再婚後の注意点

再婚を考えた時、第一にひっかかるところ、気がかりなところは「子供の気持ち」ではないでしょうか？ これは当たり前であって、あなたはそう思えるきちんとした素晴らしい親だと思います。 考えなしに再婚してしまう人も最近ではいるからです。 一番の願いと言うか、叶うなら子供が再婚を喜んでくれたら…嬉しいと思ってくれたら。 これ以上のことはないですよね。 安心して再婚を決意できそうです。 ですが子供の気持ちを知るというのは難しいもの。 そこで今回は、できるだけ子供の本音を見分けるポイントと再婚してからの気をつけたいところをご紹介していきます！

まずは再婚に対して子供が抱きやすい気持ちを見ていきましょう。 なんとなく想像はしているかもしれませんが、改めて再婚前に考えておきたいですね。

お母さんには幸せになってほしい

お母さんには幸せになって欲しい、笑顔で過ごしてほしいのは当然のはずです。 細かいことを抜きにして、基本的には「疲れた顔をしている」「いつも大変そう…」という顔をしていると子供はそれに気が付いているものです。 言わなくても察知しているんですね、子供はそういったお母さんに対するアンテナが鋭いもの。 もちろん幸せでいてほしいし、何よりニコニコしていることで子供も安心するのです。 なので再婚することでお母さんがマイナスに向かってはいいことはないといえるでしょう。 再婚するのなら、やっぱり幸せでなくてはいけないのではないでしょうか。

知らない男の人は怖い

知らない男の人は怖いですし、近付いてくるのは戸惑うでしょう。 大人でも、よく知らない男の人を信用はできないのと同じでやっぱり知らない人、特に男性には怖いと思うこともあるでしょう。 子供が女の子の場合、余計にそう感じるのが当然かもしれません。 再婚したい男性の人柄が、見るからに優しさがにじみ出ているような人とは限りませんし、「顔は怖いけど中身はものすごく優しい」という人もいますよね。 これはリアルな筆者の体験談ですが、私の母親はシングルマザーでした。 今現在も再婚はしていませんが、中学生の時に恋人を紹介されたことがあります。 その時に思ったのは、「母親が楽しそうだった」ということと「見かけは怖そうだったけど、喋ると面白い人だった」ということ。 最初のイメージは第一印象で大きく変わると思います。 徐々に関わっていく中で子供が思う気持ちに変化を生むことはできるはずです。 焦らず、本当に少しづつ知っていけることがいいでしょう。 母親に「どうだった？」とか「仲良くなれそう？」ということを聞かれなかったこともよかったです。 再婚しなかったのはお互いの状況を考えて決めたそうですが、私は再婚してもいいのになと思っていましたよ(今も長年お付き合いしていますよ)。

生活が一気に変わってどうしていいかわからない

生活が一気に変わってどうしていいかわからないと悩むことも…！ 「父親ができてどう接していいか分からない」「なんとなく近寄りづらい」と再婚にストレスを感じる時期も、もちろんあるでしょう。 家は気を休める場所で、帰ってきて落ち着いて過ごせる場所ですよね。 外に出たあとの環境が変わることより、家での生活が変わることのほうが落ち着かないもの。 すぐにはもちろん慣れないでしょうが、子供が気を遣わないで素でいられる再婚相手であればいいですよね。 それから「どうしていいかわからない」という感情をありのまま受け止めてあげることが大事ではないでしょうか。

お母さんを取られたみたいで不安

お母さんを取られたみたいで不安になる、取り残されたくない気持ちもあります。 取られたみたいで不安になるのは「再婚相手のほうが自分より大事なのではないか」と感じてしまったり、「今までみたいに自分のことを何より一番に考えてくれないかもしれない」という気持ちがそうさせるのではないでしょうか。 夕食も、自分の好きな物より新しい父親の好きなものに変わるときだってあるでしょう。 そんな大人から見れば些細な変化が、子供にとっては大きなことだったりします。 再婚しても子供のことが最優先だよ、と伝えていくことは大切なことですね。

お母さんが女になっている、見たことのない顔に嫌悪感を覚えてしまうことも…。 誰でもそうかもしれませんが、親の女性的な部分を見ることってそうそうないですよね。 再婚相手でなければ、ずっと父親を好きでいても問題ないかもしれませんが どうしても外で恋愛してきた結果、今があると感じずにはいられないのかもしれませんね。 女性はいくつもの顔を持っていて当たり前です。 子供の前では母親の顔、夫の前では妻の顔…本来は母である前に一人の女性ですから。 そういった使い分けをこれからも自然にしていけばいいのではないでしょうか。 境界線をぼやけさせない努力が必要となりそうです。

実際、再婚に対する子供の気持ちをはっきりと理解するなんて不可能なんですよね。 わからない！でも、できるなら分かりたいし、知りたいと思うものです。 子供の気持ちはいつでも安定なんてしていませんし、今日いいと思ってもやっぱり嫌…と、日によって変わったとしてもおかしくないのが子供です。 でも、分からないけど分かろうとするお母さんの気持ちや努力はきっと伝わるはず。 再婚という大きな節目にも、できるだけ子供の目線に立って考えてあげたいですね。

分かりづらい子供の気持ち、再婚に対しての本音を見抜くポイントはどこでしょうか。 親ですから、細かいところによく目を凝らせば感じ取ることはできるはずです。 本音を見抜くためにどうすれば良いか、一緒に考えていきましょう！

言葉では本音を言わない事がほとんど

言葉では本音を言わないことがほとんど？口では決められない！ 「別にいいんじゃない」とか「大丈夫」とか言っていてもそれは本心で言っているとは限りません。 子供は言葉で気持ちをそこまでうまく伝えられずに、一人で考えていることも多いんですね。 なので言葉で聞いて、言葉で返ってきたことを鵜呑みにしない癖をつけましょう。 もっと深く見てあげられるようにしていきましょう。

子供の味方になって本当の気持ちを聞き出そう

子供の味方になって本当の気持ちを聞き出していけるのが一番です。 「再婚相手のために聞いている」という雰囲気をまずは絶対に出さないことです。 そうではなくて「あなたの気持ちが一番だからね」と強調することが必要でしょう。 「言ってもいいんだ」と安心させてあげることで本心に近いことが聞けるかもしれません。 それから一度にしつこく聞こうとしない方がいいでしょう。 言いたくなさそうになったら、「いつでも言ってね」と一歩引いてあげる。 自然体でいることも安心感を与えるには大切な要素ですよ。

再婚相手と３人でいる時の表情や態度を細かく観察

再婚相手と3人でいる時の表情や態度を細かく観察しましょう！ 実際に再婚相手もいる3人の状態で「表情がこわばっていないか」「気を遣っていないか」など、子供がお母さんと二人でいる時の状態と比較して細かく観察してみると、気持ちが見えてくるでしょう。 緊張した様子で無理に笑っているようなら、まだ受け止められない状態なのかもしれないですね。 話す口調が硬かったり、受け答えに戸惑っている様子も緊張している証拠です。 大事なのはそこを突っ込まないようにすることです。 心の中で理解するようにすることで、要らないプレッシャーを与えないであげましょう。

子供が信頼している人に本音を聞き出してもらう

子供が信頼している人に本音を聞き出してもうらうのも一つの手段かも！ お母さんとは別に信頼している人、おばあちゃんでもいいですし友達でもいいですね。 他にも兄弟がいれば兄弟同士本音で話し合っていることもあるかもしれません。 特に子供の友達とは、仲良くなっておくといいのではないでしょうか。 親族よりも「友達の方がなんでも話せるんだよね」というパターンは多くあるものです。 ただ誰にも言っていない、話せないほど一人で悩んでいることもありますから、基本的にはお母さんに話せるようにすることを最優先にしてあげましょうね。

いざ再婚したあとにも子供の気持ちの変化には注意が必要になってきます！ ここからが本番…って感じですよね。 再婚してからが生活になじんでいく上でも、子供にとってストレスのかかりやすい時です。

再婚後に新しく家族となってからも、子供が安心して笑顔でいられるように子供の気持ちを考えながら付き合っていってあげてください。 再婚後には時間や慣れも必要で、お母さんにとっても大変な時期もたくさんあるでしょう。 いずれはちゃんと生活が落ち着いて、自然に一つになれる時が来ます。 それを信じて子供の気持ちを大事に守っていくための注意ポイントを見ていきましょう！

いつでも子供を最優先にする

何度も言うようですが、子供を最優先にしてあげましょう！ 子供にとって母親は幼い頃から大人になるまでどこかで「絶対的な存在」です。 やっぱりいざというときは助けてくれると信じているし、お母さんの言う事や行動はずっと先にも子供の気持ちの中に残り続けるものだといえます。 それは産まれてきたときから、母親の声をひたすら聞き、「母親を信じていれば大丈夫」と思って育ってきた子供の心理です。 本能的にも組み込まれています。 大きくなるにつれて自立していきますが、子供にとっては親が一番なんですね。 なので親も子供を最優先にしてあげる必要があります。 そこの安心感があるから、一人でものを考え、違う事や新しいことを受け止められる力もついてくるのです。

些細な変化も読み取ってあげる

些細な変化も読み取ってあげることで「理解してくれている」と思えるんです。 子供は些細な変化にも「どうしたの？」と言ってもらえることで、「言わなくてもちゃんと見てくれているんだ」と感じるもの。 ちょっとくらい大丈夫だろうと思っていたら、大人が思っているよりも本人にとっては深刻で頑張っていることもたくさんあるんです。 些細に感じることも見逃さず、読み取ってあげるようにしましょう。

いつでも子供のい一番の見方でいる

いつでも子供の一番の味方でいることがお母さんの役目なんですね…！ 子供が反抗したりないものを欲しがるのはたいていヤキモチか、比べてしまって欲しくなるもの。 でも「自分が常に一番だ」と満足していて、愛情で心が満たされていれば不思議と他の人にも分けてあげてもいい、という心理が生まれます。 いつでも子供の一番の味方でいるというのは、再婚にも、子育てにおいても大切なんですよね。

いかがでしたか？ ・再婚に対する子供の気持ちは、100％はわからないもの ・それでも子供を最優先に考え、気持ちを読み取ってあげるようにする ・再婚しても、すぐにホッとしないで子供の味方でいてあげて！ 再婚の時に気がかりでしょうがない子供の気持ち。 でもそうして考えてあげるお母さんの心配や愛情は、きっと子供に伝わりますよ。 思い悩むこと、戸惑う事、たくさんあると思いますが負けないでくださいね！