「何もしたくない...」そんな日にオススメな娯楽と無気力状態から抜け出す行動

何もしたくないと感じる日って、ありますよね。 無気力状態で辛いですが、そんな日もあります。 今回は、そんな無気力状態の「何もしたくない」と感じる日にどう過ごせばいいのかなどについてご紹介していきましょう。

そもそも、どうして「何もしたくない」と感じる時があるのでしょう？ まずは、無気力状態に陥る理由と心理について見ていきましょう。

仕事のストレスを抱えているから

仕事のストレスを抱えていることで気分が沈み、その影響から「何もしたくない」と無気力状態になってしまうことがあります。 ストレスが溜まってしまい、そのストレスを上手く発散出来ていないことが原因でしょう。 例えば平日仕事に行きストレスを溜め込んで、週末になるとそのストレスが一気に無気力状態として表れてしまうこともあります。 「仕事に行かなくちゃ」という気持ちで平日は頑張れていても、仕事が休みの日はそのような使命感を感じることもなく、ストレスが表に表れやすい状態となるのですね。

理想と現実のギャップに虚無感に襲われている

自分が思い描いている理想と現実のギャップを感じることで、虚無感に襲われることがあります。 その虚無感が「何もしたくない」と思う理由かも知れません。 例えば「仕事で活躍して、休日は彼氏とデート」という理想を描いていても、現実は「毎日激務に追われて結果も残せず、彼氏どころではない」となるとそのギャップにいいようのない虚無感を抱えてしまうものです。 頑張っても理想通りならずギャップが生まれてしまうことにより、「何もしたくない」と無気力状態になってしまうようですね。

趣味がなくて楽しめることがないから

趣味があると毎日にメリハリが出て無気力になることは少ないですが、趣味が何もなく楽しめることがないと「何もしたくない」と無気力状態になってしまうこともあります。 毎日の中に楽しめることが何もないという事は、仕事を終えて帰宅しても何の楽しみもなく、ただご飯を食べて寝るだけの毎日になってしまいます。 せっかくの休日も趣味がないので「楽しい」と思えず、「何もしたくない」と思い寝て過ごしてしまうだけのこともあるでしょう。

毎日が同じことの繰り返しでうんざり

毎日が同じことの繰り返しでうんざりしてしまい、無気力状態になってしまうこともあります。 朝起きて仕事に行き、帰宅したらご飯を食べてお風呂に入って寝るだけ、という同じ行動をずっと繰り返している事で新鮮さが感じられず、うんざりしてしまうようですね。 毎日が同じことの繰り返しになると、飽きが来てしまいます。 ですが現状に飽きても、毎日のルーティンをどう変えていいのか分からず、「つまらないから何もしたくない」と思えてしまうのでしょう。

嫌いなことをしているから

「嫌だな」「したくないな」と感じるような嫌いなことをしていると「何もしたくない」と思うのは当然ですよね。 嫌なことを、進んでしたがる人なんていません。 そのため、毎日の中に嫌なことがあると「何もしたくない」「何も考えたくない」とその事柄から逃げようという心理が働き、無気力状態になってしまうこともあります。 例えば「出社したくないけど仕事に行かないといけない」「家事が溜まっているけどしたくない」など、嫌いなことを避けようとしている状態ですね。

「何もしたくない」と思う日は誰にだってあります。 他の人たちはそんな日、どのように過ごしているのでしょう？ ここからは、どう過ごしているのか、無気力状態から抜け出しているのかどうかについて見ていきましょう。

好きなものを食べる

「何もしたくないと無気力になってしまう日は、何もせずに好きなものを食べるようにしています。 いつもなら『ご飯作らなくちゃ』と思うのですが、何もしたくない日は動くことが出来ません。 ですから、家で好きなデリバリーをとって食べたり、少し動けるなら近くに買い物に行ったり外食したります。 自分の好きなものを食べると幸せな気持ちになり、不思議とやる気が湧いてくるのでいつもそうしています」（25歳・事務） このように、好きなものを食べることで無気力状態から抜け出している人もいました。 好きなものを食べると幸福感で満たされるため、その幸福感がやる気に繋がっているようですね。

家でテレビを見て過ごす

「何もしたくない日はとりあえずベッドから出ると、家事ややるべき事は放置してテレビを観て過ごします。 何も考えることなく、ぼーっとテレビを観ているとたまにやる気が湧いてきたりもしますが、やる気が全く湧かずにそのままテレビを見続けて一日が終わる時もあります。 『明日すればいいか』と思うので、やる気が無くて出来なかったことは後日に回して、とりあえず『何もしたくない』という感情に身を任せていますね」（34歳・会社員） 家で、テレビを観て過ごすという意見もありました。 無気力状態を無理に解消しようとせず、「何もしたくない」という気持ちのままテレビを見ているといつの間にかやる気が湧いてくる時もあるようですね。

思いきって寝る

「何もしたくない日は、まず布団から出ることが出来ません…そんな日は、思い切って寝てしまいます。 しなくてはいけない事が沢山あるのですが、無気力になってしまっているので行動に移すことが出来ません。 二度寝、三度寝くらいしてようやく行動を開始します。 時間が無くなって少し罪悪感もあるのですが、寝るとスッキリすることもあるんです」（29歳・製造業） 何もしたくない日は、思い切って寝てしまうという人もいるようです。 寝ている間は文字通り何もしなくていいですし、体力も回復できるので良い方法かも知れませんね。 ですが、寝過ぎてしまうと後が面倒かも知れません。

無気力状態は辛いですが、そこから抜け出す方法はあるのでしょうか？ ここからは、「何もしたくない」無気力状態から抜け出す行動について見ていきましょう。

明確な目標を立ててみる

目標が何もない状態よりも、明確な目標を立ててみることでやる気が湧いてくることもあります。 例えば「仕事を頑張る」というような漠然とした目標ではなく、「この仕事を〇日までに仕上げる」と言った風に目標を明確にしてみましょう。 漠然とした目標だとどこをどう頑張ればいいのか分からず、達成しにくいためやる気が湧かないことも多いですが、明確な目標があるとやる気が湧いてくるでしょう。 また、その目標が達成出来た時に達成感を得ることが出来るため、更にやる気が湧いてきそうですね。

規則正しい生活を送る

無気力状態になってしまっているのは、体が原因かも知れません。 「何となく体がだるい」という状態だと、何をするにも気乗りしません。 そのため、規則正しい生活を送り体を元気な状態に戻しましょう。 朝早く起きて太陽の光を浴び、きちんと3食栄養のあるものを摂りましょう。 そして適度な運動をして、早めに就寝するのです。 規則正しい生活を送っていると、体のリズムが整います。 体のリズムが整うことで体の調子が良くなり、心もスッキリしてくるでしょう。

憧れの人に会ってみる

憧れの人に会ってみることで、無気力状態から抜け出すきっかけになるかも知れません。 「好きなアイドルのコンサートへ行く」「好きなモデルのイベントへ行く」など、遠くの憧れの人に会ってみるのも良いですし、「職場で前から憧れていた先輩を食事に誘う」などの身近な憧れの人でも良いです。 憧れの人に会ってみることで、モチベーションが上がります。 モチベーションが上がればやる気も湧いてくるので、無気力状態から抜け出すことが出来るでしょう。

友人に相談して話を聞いてもらう

友人に今の状態を相談して話を聞いてもらうだけでも、気持ちがスッキリして無気力状態から抜け出すことができるかも知れません。 「そもそも会うのが面倒で何もしたくない」と思うなら、友人に電話でもいいので相談してみましょう。 電話なら寝転びながらすることも出来ますから、無気力状態でも出来るはずです。 今の自分が思っている事などを話すことで、いいアドバイスが聞けることもあります。 それに、友人と話していると自然と楽しい気分になってくることもあるでしょう。 電話を切った後には、「頑張ろう」とやる気が湧いているかも知れませんね。

やりたいことをリストアップする

以前からやりたいと思っていた事や、してみたかった事などをリストアップしてみましょう。 自分の好きな事だけ、興味のある事だけをリストアップすることで、何だかやる気が湧いてくることもあります。 ですがこのリストには「やらなくてはいけない事」は載せないようにしましょう。 「家事」「用事」などのやらなくてはいけない事をリストアップしてしまうと「こんなに沢山ある」と思い、無気力状態に逆戻りです。 「やらなくてはいけない事」ではなく「やりたい事」をリストアップするのです。 例えば「友達と旅行に行きたい」「〇〇のお店のデザートが食べたい」などですね。 好きなものや興味のあるものだけをリストアップすると、モチベーションも上がってくるはずです。

「何もしたくない」と思う自分を責めてしまうことも時にはありますよね。 「皆頑張っているのに私だけ何もしたくないなんてダメ人間だ」と落ち込んでしまいます。 そこで、ここからは楽になる考え方について見ていきましょう。

何もしたくないと思う人は、自分以外にもいる

「何もしたくない」と思っている人は、自分以外にもいるという事を覚えておきましょう。 無気力状態になっている人は沢山いるため、自分だけがそうなってしまっている訳ではありません。 自分一人だけだと思うと、「みんな頑張っているのに」「私だけダメな奴だ」と自分で自分を追い込んでしまうこともありますが、「自分以外にもいる」と思うとまるで仲間がいるような感覚になれるはずです。 「自分だけじゃない」と思うと、無気力状態でも自分を責めようとは思わないでしょう。

基本的に人間は、怠ける生き物だから仕方がないと自覚する

「怠けるのはよくない」と自分に厳しくしてしまうと、「何もしたくない」と無気力状態になってしまった時に自分で自分を責めてしまいます。 そのため、基本的に人間は怠ける生き物だから仕方がないと思いましょう。 楽をしたいと思って当然ですよね。 「怠ける生き物だから仕方がない」と自覚することによって、無気力状態で何も出来なくても、もう自分を責めることはないでしょう。 少し何かをしただけで「えらい、頑張った」と思えるようになるかも知れませんね。

「何もしたくない」という無気力状態で休日が終わってしまうと少し勿体ないような気がします。 そこでここからは、何もしたくない日も楽しめる娯楽について見ていきましょう。

リラックスできるヒーリングミュージックを聴く

リラックスできるヒーリングミュージックなどの音楽を聴くことで、気分が落ち着き「何もしたくない」という絶望的な気持ちから抜け出すことが出来るでしょう。 ヒーリングミュージックには心理的な安心感を与えたり、気持ちをリラックスさせたりする効果が期待出来ます。 つまり、癒しの音楽ですね。 ヒーリングミュージックには様々なものがあるので、「これ良いな」と思うような物をネットなどで探してみましょう。 音楽で癒されて、精神に安定感が生まれるとやる気も湧いてくるでしょう。

好きなアーティストの音楽を聴く

自分が好きなアーティストの音楽を聴くと、自然と気分が盛り上がりますよね。 「何もしたくない」と思う日でも、とりあえず自分の好きなアーティストの音楽をかけてみましょう。 沈んでいた気持ちも、好きなアーティストの音楽を聴くことで徐々に上がっていくはずです。 それに好きなアーティストの音楽であれば、音源を持っていたりするためわざわざ探す手間もありません。 「何もしたくない」という状態で音楽を探すのは、億劫な場合にも最適な過ごし方ですね。

テンションのあがるロック調の音楽を聴く

無気力状態の時に暗い音楽を聴いていると、更に気持ちが落ち込んできてしまいます。 無気力状態の時は気持ちを高めるために、テンションの上がるようなロック調の音楽を聴くのがおすすめです。 ロック調の音楽を聴いている内に次第にテンションが上がっていき、「何もしたくない」という無気力状態から抜け出せることもあるでしょう。 ロック調の音楽は気分が高揚するようなものが多いので、無気力状態から抜け出すためには最適な音楽かも知れませんね。

自分が好きなアニメを観る

アニメが好きなら、自分が好きなアニメを見ることで楽しく過ごすことが出来そうです。 気持ちが明るくなるようなアニメや、高揚感が得られるアニメを見るとそれに感化されて無気力状態から抜けることもできるはずです。 映画となると一本観るのに数時間かかってしまうので無気力状態の時には「観る気がしない」と思う方も多いと思いますが、アニメなら1話30分もあれば見れてしまうので気軽に観ることが出来ますね。 暗いアニメは避けて、「アクション系」「恋愛系」「癒し系」「コメディー」などのジャンルのアニメにしてみましょう。

お笑い番組を見る

お笑い番組を見ることで、自然と明るい気持ちになれることもあります。 お笑い番組を見ていると自然と面白くて笑ってしまっている事も多いと思いますが、笑顔を作ることで自然と気持ちも明るくなってくるからです。 笑うことはストレス解消にも繋がるため、日頃のストレスのせいで無気力状態になってしまっている人にもおすすめですよ。 お笑い番組で爆笑している内にストレスが解消されてやる気が湧いてくるはずです。 沢山笑った日の方が「楽しい一日だった」と思うことが出来るので、有意義に過ごすことが出来そうですね。

無気力で辛いと何もしたくないですが、「あれしなくちゃ…」と思うことも沢山あります。 ですが、本当にそれはしなくてはいけない事なのでしょうか？ 最後は、無気力で辛い日にしなくてもいいことについて見ていきましょう。

優先順位が低い仕事

「何もしたくない」と思う日に仕事だと、更にやる気が湧かないですよね。 そんな時は、必要最低限の仕事だけをこなし、優先順位が低い仕事はしなくても良いです。 優先順位の高いものからこなし、優先順位が低いものはやる気がある日にとっておきましょう。 「納期が随分先の仕事」「短時間で終わる仕事」など優先順位が低いものはとりあえず保留にしておいて、さっさと仕事を終わらせて早めに帰宅すると良いです。 「何もしたくない」という日に無理に仕事を頑張っても思うような結果は残せないでしょう。

面倒な手続き

「市役所に行かなくちゃ…」「携帯を買い替えないと…」など、面倒な手続きのものは今日しなくてもいいです。 「何もしたくない」と思っている日に、面倒な手続きの用事をこなそうとすると余計に疲れてしまいます。 「携帯が壊れた」などどうしても今日しなくてはいけない場合を除いて、面倒な手続きは後日にしましょう。 自分のスケジュールでは「今日」となっていても、日程を調節して違う日に回すことで「もう今日行かなくていいんだ」と安心することが出来ます。

好きではない人からの誘い

「何もしたくない」という日に好きではない人からの誘いが来たなら、思い切って断ってしまいましょう。 罪悪感を感じる必要はありません。 「ごめん、体調が悪くて」と言えば、相手もそれ以上誘わないでしょう。 それに「体調が悪い」というのも、あながち嘘でもないですよね。 「心の調子が悪い」からこそ無気力になってしまうのですから、嘘をついたわけではありません。 反対に、好きな人からの誘いなら行った方がいい場合もあります。 好きな人といる事で自然と元気が出て、無気力状態から抜け出せるかも知れないからです。

いかがでしたか？ 「何もしたくない」という無気力状態の日は、誰にでもあるもののようです。 仕事のストレスだったり、毎日が同じことの繰り返しでうんざりしていたり、その理由は様々ですが、無気力になってしまうのは健康な状態とは言えませんよね。 心が弱ってしまっているのかも知れません。 そんな時は音楽を聴いて気分を上げたり、テレビを見て笑ってみたり、「何もしたくない」という感情のまま寝てしまうのも良いですね。 明確な目標を立てたり、規則正しい生活を送ったりすることで無気力状態は徐々に改善されていくことが多いので、少しづつ元気になれるよう過ごしましょう。 そしてそんな日は必要最低限の事だけをこなし、優先順位の低い仕事や用事などは後回しにして下さい。 無理をせず、心を休めましょう！