専業主婦に焦りを感じるなら知っておいて欲しい事。焦りの原因と対処法

専業主婦は、３６５日家を守るお仕事です。 家を片付け、洗濯をし、布団を干して、毎日ごはんやお弁当を作り 家族が快適に過ごせるよう家を保つのは大変な労力です。 ですが、ふと「専業主婦のままでいいのだろうか・・・」と考えたりすると、焦りや不安感から鬱々としてしまうことも。 そんな専業主婦のあなたに、その原因と対処法、考え方などをご紹介します！

まずは、どうして専業主婦であることに焦りを感じてしまうのか？ その原因を確かめてみましょう。 専業主婦であるが故の悩みであることを理解できれば、少し気持ちが楽になるかもしれません。

専業主婦仲間だった周りのお母さんがみんなパートを初めて置いてきぼりだから

今までは井戸端会議やお互いの家でお茶したりできた仲間が、「子供が大きくなったから」だとか「生活の足しに」といった理由でパートに出てしまうことがあるでしょう。 そうなると、今までは潰せていた時間や、発散できていた愚痴などが行き場を失うことになりますし 外の世界から置いてけぼりを喰らったような気持ちになってしまいます。 そんな時は、「家の事もして、お仕事もするなんて、あのひとは頑張り屋さんだなぁ」という風にとらえましょう。 間違っても卑屈になってしまってはいけません。 各ご家庭の事情もあるでしょうし、働きに出たお友達を、応援してあげましょう。

働かず、お金を稼がない自分に引け目を感じてしまうから

専業主婦で家にいるということは、社会的には金銭が発生していません。 そういったことから引け目を感じて、「お金を稼がなければいけないのでは・・・」と感じると、焦りを感じます。 でも、決して寄生しているわけではないですよね。 お掃除や洗濯、食事の支度は立派なお仕事です。 家族の健康を維持するのも、心置きなく仕事や学校にいくことができるのも、自分がこの家を守っているからだ！と思うようにしましょう。 お金は目に見える対価にすぎません。 目に見えないものでも大切なものもあるのです！

家に一人で何もしないでいる時間に焦りを感じるから

たとえば、今日一日しなければならないことが全て終わってしまった…だとか 用事がない日の一人の時間…だとか、そういったタイミングでふと「私、こんなんでいいのかしら・・・」と感じると不安になって焦りを感じます。 一人でいるから不安になるのです。 やることがないのなら、その時間に少し外に出てみましょう。 公園に座って一息入れるのも、良い気分転換になります。 普段眺めない空を仰いでみたり、鳥や虫の声に耳を傾けたりすることで、リフレッシュしてまた専業主婦業を頑張れるようになりますよ♪

毎日の生活が当たり前になりすぎて幸せを見逃してしまっているから

人は、同じような日々の繰り返しが続くと慣れてしまい、平凡であることのありがたさを忘れてしまいがちです。 毎日、大きな問題もなく、平穏に過ごしていられることはとても幸せな事です。 家族が帰ってくるのを家で待っていて、「おかえり」と言えることも 作ったご飯を家族が食べてくれるのも 干した布団で安らかに眠ってくれるのもまた、とても幸せな事です。 そういった家族のために、あなたは専業主婦を頑張っているのだと自信を持ちましょう。

周りの人との差分を物差しに、自分の充実度を測ろうとしているから

自分が幸せか不幸か、というのを実感するのに、他人と比べてしまうことがあります。 ですが、よそはよそ、うちはうち、のように、いいところもあれば悪いところもあるのです。 ただ、みなさん悪いところはそうそう外に出したがりませんので、よその芝生は青く見えます。 まず、他人と比べるのはやめましょう。 意味がありません。 よその家庭の内情を１００％知ることはできないからです。 どんなに幸せそうに見えても、ご主人が浮気している…なんてことは良くある話ですよね。 あなたが今の家庭を幸せだと思えるなら、それが最大級の幸せであることを知っていてください。

専業主婦であることに焦りを感じているのであれば、決して焦ることではないということを覚えておいてください。 どうしても「家でただ普通のことをしているだけ」だと思ってしまうかもしれませんが 専業主婦にも存在している価値はあるのです。 それでも焦りを感じてしまうあなたに、知っておいてほしい大事なことを３つ、お伝えします。

家事・育児は立派な仕事。給料に換算したら夫の額をしのぐほど

炊事、掃除、洗濯に育児…専業主婦の仕事は思っているよりもたくさんあります。 そして２４時間体制で、休日もありません。 寝る時間も家族よりも短くなりがちです。 結構過酷な労働条件下で、その労働を賃金にするとざっと４０万円ほどになります。 旦那さんの月収よりも多い！というご家庭がおおいのではないでしょうか？ 主婦業の大変なところは、３６５日２４時間仕事、ということです。 なのに「当たり前」と家族に思われてしまい、自分でもそう思ってしまっているので焦りが出るのでしょう。 家事や育児は重労働で、かつ生活の根底に関わる大事なお仕事です。 胸を張って専業主婦をして良いのです。

あなたの献身的なサポートがあるからこそ、子供も旦那も幸せに生活できている

もしもあなたが専業主婦業をやめてしまったら？ 着た服を誰が洗いますか？ごはんは外食かお惣菜？布団は万年床でしょうか？ 家族のだれもが、あなたのその献身的なサポートによって快適に過ごせているのです。 よく、母親が病気で倒れてしまい、そのありがたみを実感した、ということを耳にしますが あなたがあっての家庭である、ということを強く思って良いと思います。 専業主婦をしているからこそ、家族のだれもが幸せで豊かな生活ができているという自信を持ってください！

パートをしなくても十分な生活ができるのは誇るべきこと。焦りよりも旦那への感謝を

専業主婦であることに焦りを感じる一旦に、「対価が発生しないから」というのも大きいと思います。 ですが、専業主婦でいられるということは、あなたが働かなくても充分な生活ができているということですね。 家で、家族のために主婦業をしていられることを、旦那さんに感謝しましょう。 焦りを感じているのであれば、旦那さんにその感謝の意を伝えてみてはいかがでしょうか。 「あなたが養ってくれているから、私は安心して家を守っていられる」ということを伝えられたら 旦那さんからもあなたが家を守ってくれているということに感謝の気持ちを持ってくれるでしょう。

専業主婦が立派な仕事だとわかっていても、それでもどうしても不安になってしまう。 底知れない焦りを感じてしまう…というあなた。 そんなとき、どのように対処したらよいのかをご紹介しますので、是非実践してみてください。

焦りを感じる気持ちと、その原因を紙に書き出してみる

ここまで記事を読んで、それでも焦りを感じてしまう！という場合 その焦る気持ちを書き出してみましょう。 これは、心理カウンセラーなどでもよくおこなわれる方法ですが、紙に書き出すことで発散できるのと 書いたものを読み返して客観的にとらえることができます。 「ああ、こんなことで焦りを感じていたんだ」と理解することができれば、今度はその焦りを減らすためにはどうしたらいいのか、が見えてきます。 まずは、何が不安なのか、どうして焦ってしまうのか、の原因と、素直な気持ちを自分で理解してみましょう。

自分が置かれているか環境でできることはないか探してみる

例えば「お金を稼いでいるわけではないから…」ということで不安を感じるのであれば、在宅でもちょっとした時間でできるような在宅ワークをしてみるというのも一つの方法です。 また、ＳＮＳなどで主婦仲間を見つけて、不安を相談しあう、など、外の世界とのつながりを作ることも焦りを和らげるいい方法です。 今、自分が置かれている状況に不安を感じるのであれば、その状況でもできることを考えてみましょう。 考えるだけでも心が少し楽になると思いますよ！

まずは家事を完璧にこなし、これまで以上に家族のサポートをする

もしも、自分が専業主婦であること自体に不安や焦りを感じるのであれば まずは家事を完璧にこなしてみましょう。 もう、誰からも、どこからもつつかれることがないくらい、完璧にこなしていると、自分に対しても自信がつきます。 その上で、家族への気遣いやサポートも頑張っていると、その内自分が「パーフェクト専業主婦！」と思えるようになるでしょう。 そうなると焦りや不安はなくなります。 プロの専業主婦を目指してみるのもいいですね♪

専業主婦に焦りを感じる気持ちを素直に旦那に伝えてみる

あなたが焦りを感じているということを、旦那さんはご存知でしょうか？ 旦那さんも「当たりまえ」になってしまっている可能性は高いですよね。 そういう場合は、あなたの不安な気持ちを素直に旦那さんに話してみてはいかがでしょうか。 旦那さんからの感謝の気持ちを知ることができれば、きっとその焦りは解消されます。 あなたは大事な家族であり、家庭を保っていくにはなくてはならない存在だということを旦那さんが認識してくれていれば 専業主婦であることに誇りを持てるでしょう。

いかがでしたか？ ここで大事なことは ・専業主婦は立派なお仕事 ・他と比べて焦るのは意味がない ・家族を支えているという誇りを持ちましょう ということでした。 子供の頃は気付かなかった母の偉大さ、家事や育児をこなしてくれていた感謝の気持ちは 大きくなって家を出ると痛いほど感じるということが多いですね。 あなたのしていることは、決して無駄ではありません。 「専業主婦だから…」とうつむくよりも「専業主婦頑張ってます！」と堂々としていましょう。 あなたあっての平和な毎日であることを、自覚しておいてくださいね♪