中絶後に相手の男に逃げられた時の対処法。体験談と危険なNG行動

こんにちは、MIROR PRESS編集部です。 彼の事を信じて中絶したのに、逃げられたり話し合いに応じてくれないという状況は、ないものであって欲しいと願いますが結構たくさんあります。 中絶という大変な経験をした中、相手にも裏切られるなんて精神的にも耐えがたいことですよね…。 こんな時は動揺して泣いてしまいそうですが、女性だけが苦しむのはおかしいんです…！ そこで中絶したのに逃げられたとき、どう対処するか？一緒に考えていきましょう！ 同じ思いをした女性の体験談や、きちんと解決するためにしてはいけないNG行動もご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。

まずは中絶したのに彼に逃げられた経験者の女性から、体験談をいただきましたので一部をご紹介します。 この状況にあったことがあるのはあなただけではありません。 何かのヒントになれば幸いです。

支えるから中絶してくれと頼まれ中絶するもその後音信不通に...

「付き合ってまだ半年くらいの彼氏の子を妊娠、中絶しました。 二人ともお酒に酔っていて、私も半分もうろうとした状態で行為をして、彼がちゃんと避妊をしているかどうかも分からない状態でことを終え、眠ってしまったことが本当に未熟者でした。 当時私はまだ一人暮らしをし始めたばかりの22歳で、彼はイベントを通じて知り合った5歳年上です。 妊娠したことを伝えると、かならずフォローもするしあとでお金も返すから今回はおろしてくれ、まだ付き合って期間も短いし、お前もまだ若いから…と言われました。 確かに中絶のその日も一緒にはこれませんでしたがメールのやりとりもしてくれていました。 でも中絶手術が終わった日の夜から、ぱったりと連絡がつかなくなり音信不通状態に…。 他に共通の友達もいない、彼の家も職場もハッキリとは知らず、そのまま彼と会うことは一度もありませんでした。 身体も心もすごく傷ついて、彼にも逃げられたショックで1年くらい立ち直れなかったです」 お酒に酔っていて否認を怠ってしまったのは浅はかではありましたね。 ですが、中絶を御願いするときには「支えるから」と親身になっている様子を窺わせながら、結局は逃げ出してしまう、という男性の態度は許せません！ でも付き合いがまだ浅かったり、出会って間もない関係だったりするとありがちなケースではあります。

お金を半分出して欲しいと伝えるも断固拒否。結局泣き寝入るするしかなく...

「友達以上恋人未満で、私がずっと片思いしていた彼との子を妊娠しました。 その時私と相手はほぼセフレ状態…、今思えば好きな気持ちを利用された都合のいい女でした。 妊娠が分かってからも伝えるかどうか悩みに悩んで、でも結局打ち明けることに。 彼は感情的になって、っていうかそれって本当に俺の子なの？から始まり、俺ともこんな関係だから他の男とヤッていてもおかしくない！金は絶対出さない！の一点張りでした。 確かに都合よく体だけ許していた私も悪いかもしれませんが、私は本当に好きだったんです。 もちろん他の人となんて関係を持っていませんし、相手がだれかは確信を持っていて。 なのに、そのことを証明することもできず、ただただ泣き寝入りすることになってしまいました」 セフレ関係だと自覚しているなら避妊は絶対です！ 女性をセフレにできるという時点で既に、責任感の薄い男性と言えませんか？ そんな男性に中絶の費用の折半をお願いしたり、子供の認知をお願いしてもこのエピソードの通りになるのは目に見えています。 もしセフレ関係の男性がいるのなら、避妊については徹底した方が良いですね。

彼の責任は取るよの言葉を信じて避妊をしなかったものの、いざ妊娠すると中絶を強要...！

「彼と付き合ってまだ2カ月ほどの、楽しい絶頂期のことでした。 セックスのときに盛り上がって彼が避妊をやめようとしたので、ちょっと待って！それはだめ！と言ったものの、愛してるからできても責任取るよって言われ、私もそこで流されてしまい、妊娠しました。 でも実際に妊娠したら彼は、嘘でしょ？え、産まないよね？なんて普通に言うんです。 その言葉に愕然としました…その場で言っていただけだったんだと悔しさで涙が出ましたね。 本当はそう思っていなかったけど、わざと彼に私赤ちゃん生むから！と告げると、何が何でも中絶するように彼は必死で私を説得というか、強要する勢いで言ってくるんですよ…。 そのとき24歳でしたが、腹が立って父に告げて、彼の両親にも言ってもらい全員で話し合いをしました。 結局責任を負ったのはすべて彼の親…！当の本人は、私に一切連絡もよこさず、最後まで逃げ続けた信じられない人でした」 男性の中には妊娠をそれほど身近に感じていない人も多いんです。 ですから「外で出せば大丈夫」とか「一回くらいなら大丈夫」なんて軽い気持ちでいることも…。 特に考えの甘い責任感の薄い男性はその場の快楽を優先させて口先だけで「責任を取るから」なんて言いがちです。 この様な甘い男性は1人では責任なんてとても取れないはず。 両親に打ち明けて家族ぐるみでの話し合いをしたのは的確な判断でしたね。

体験談は、いかがでしたでしょうか。 中絶というナイーブな経験を編集部に寄せてくださった方に感謝です。 いずれも音信不通になったり、女性だけがすべてを負担したり、大人であるのに親任せにして逃げるなどの痛々しいエピソードでしたが…。 これも参考に、中絶したあとに逃げられた場合の危険なNG事項を見ていきましょう！

連絡が取れないからと泣き寝入り

まず、連絡が取れないからと言って泣き寝入りしてしまうのは絶対に避けたいこと。 いくら状況的に彼だけを責められない妊娠であったとしても、行為に及んだ本人の責任をあなただけが取る必要はありません。 連絡が取れなくても、その気になれば調べてもらうことができます。 一番は傷つけられた気持ちと体なのですが、現実はお金の問題をきっちりとしてもらう手を打つことが大事なんです。 男性としても、妊娠させてしまった相手が何も言わないで中絶し、お金も出さずに済んだとしたら内心「大事にならないで助かった」なんて思うもの。 泣き寝入りなんてしないで、徹底的に戦う気持ちを忘れないようにしましょうね。

彼の言うままに彼の都合のいい条件で中絶をする

あとでお金は返す・・・なんて発言もありましたが、彼の都合通りに中絶するのはNGです！ 女性としては妊娠で不安な想いもあり、彼に言われるまま応じてしまうということが頻繁にあるようですが、もっと強気にならなくてはだめなんですね。 むしろ体が傷つくのはあなたなので、あなたの都合や意思を聞くのが相手の務めではないでしょうか？ 実際に中絶する前に冷静に考え、十分に話してから中絶するのが一番望ましいことです。 それが無理なら、勇気をだして誰かに打ち明けてみる方がずっと心強いもの。 妊娠した混乱や不安な気持ちもあるとは思いますが、しっかり考えて行動に移しましょう！

口約束で中絶の手続きを進める

口約束の場合、法律上でも正式な「約束」とは認められない！ 彼と言葉で交わした約束だけを信じて、中絶の手続きを進めるのはちょっと待ってください。 「子供を中絶してももずっとそばにいるから」「負担させたお金は、絶対に自分も払うから」など、なんでも口約束の状態では、信用できないものだと強い意思を持つことが大切です。 こういった場合の男性はその場しのぎの嘘をつくことも多いですし、後先考えずにとりあえず納得させて事態を収めよう……なんて考えている可能性があります。

ここまでNG行動を見てきましたが、上手くいかせる方法はすべてにおいてこれが正解！というものは残念ながらありません。 ですが、これ！というものはなくても、原因や状況別ではもちろん正解があります。 それぞれ場合分けをして解説していきますのでみていきましょう。

１週間ほど様子を見てから請求書などを送る《彼と連絡を取る手段がある場合》

彼と連絡手段があり、住所も知っているなら、自分でもできる”内容証明”という手紙を送るという手段があります。 これは裁判などではなく、費用がかからずに自分で出すことができるもので、中絶して相手が逃げている場合に対処としてやっておきたいものです。 ≪内容証明のメリット≫ ・書留として本人受け取りになるため、知らないなどの言い逃れができなくなる ・裁判で中絶の事実を本人が認めなくても通用しなくなる ・内容証明に書かれた日付は、証拠となり、法律的に効力を発揮する ・住所が不明でも、勤務先に怪しまれない形で送ることもできる など、やっておいて損はない対処の一つとして覚えておくといいのではないでしょうか。 相手側の心理としても「しっかりした書面が送られてきた！」ということが分かり、気の小さい男性ならここできちんとお金を払ってくれることもあるかもしれません。 ただ文章の内容は自由ですが、書き方がある程度決められているので下調べが必要です。 ポストには投函できないこと、数枚同じものを用意すること、印鑑の必要もあることなど、しっかりリサーチを行ったうえで準備する心構えをしておきましょう！

お金や話し合いの機会のために彼の家族に事実を伝える《彼の実家を知っているなど家族と接触できる場合》

彼の実家や家族と面識があるなら、遠慮せずに彼の家族に本当の事を伝えましょう。 体験談でも家族に相談したことで、彼ではないもののお金は負担してもらえたというお話がありましたよね。 本人が逃げている以上、そうするしかなかったことも含めて相手の家族に伝えるといいです。 最悪、肩代わりの形でもきちんとお金を払ってもらうだけで気持ちがずいぶん違いますよね。 「もう成人してるから…」と気が引けても、お互いの両親の耳に入れることは大事なことですよ。

自分が落ち着くまでは放置して、調子を取り戻してからその先を考えればいい《逃げてはいるけどお金は払ってくれている場合》

逃げているけれどお金は払ってくれているなら、まずは体と心の回復を優先させましょう。 中絶の後は出血も続いて体も辛くなりますし、とりあえずは休息を取り、しっかり回復してからその先の手段を計画して行った方が冷静に考えて適切な対処ができるのではないでしょうか。 調子が戻っていない間はどうしても心に余裕が持てず、感情的になってしまいがちです。 彼がお金を払ってくれているという事は少なからず責任は感じているはず。 逃げているのはパニックになっているからなのかもしれません。 あなたが調子を取り戻すことを優勢にして放置していれば、彼の方も落ち着いて考えるいい機会になることもあるでしょう。 あなたはあなたで調子が戻ってから、逃げている彼を許せないなら会って話すのもいいし、どちらにしても中絶させて逃げている彼なので別れるべきかどうかよく考えてみて。

訴訟を起こす《お金も払わず、責任逃れをしている場合》

あなたの気持ちも考えず、お金も払わず、挙句の果てに責任逃れをしているなら訴えることも視野に入れていきましょう。 訴訟を起こせば中絶費用はもちろん、あなたが精神的に受けた苦痛に対する慰謝料が認められる場合もあります。 まずは弁護士に相談して、あなたの味方でいてくれる人にも協力してもらってください。 特に訴訟を起こすなら、離婚問題や男女のトラブルに強い弁護士さんを探すといいですよ。 そういった弁護士さんは、大抵中絶で逃げられたときの対処方法にも詳しいことが多いです。

責任を取らせたいのであれば探偵、弁護士を雇う《一切音信不通でどこにいるのかもわからない場合》

一切音信不通でどこにいるのかもわからない場合で、どうしても責任を取らせたいなら探偵や弁護士に依頼して徹底的に調査してもらうという方法もあります。 専門家であればあなたが想像もできない様なネットワークを持っているので、居場所を突き止められる可能性も高いでしょう。 音信不通で居場所がわからなくてどうしようもない、と諦めてしまうには早いかも。 この場合は、ここまでして見つけ出したからには裁判も起こす気持ちで覚悟しておいた方がいいでしょう。 探偵や弁護士を雇うのにも費用がかかりますから、ちゃんと訴訟して慰謝料の請求もするべきです。 それに何より、どんな理由があっても女性が傷ついて終わりなんて許されることではないですからね。 逃げ出した相手も探偵や弁護士から連絡が来れば、かなりの精神的ダメージを与えられるはず。 責任逃れなどは決してしないでしょう。

いかがでしたか？ 中絶のあとに相手に逃げられた場合は、泣き寝入りしたりすぐに諦めないことが大切です。 できることを遠慮せずに徹底してやる気持ちが、あなたを守ってくれるはず…！ とても辛くてしんどい状況ですが、少しでも参考になれば嬉しく思います。