笑わない人の心理って？周りから持たれる印象とたまに見せる笑顔の驚きの効果

人は感情を「喜怒哀楽」で表します。その中で最も現れやすいのは「笑い」です。でも、普段からあまり笑わない「感情を表に出さない人」っていますよね。 ちなみに編集部のTも全く笑いませんが高校1年生のあだ名は「土偶」で、次の年は「埴輪」でした。 普通なら笑う場面であっても、クスっともしない時「怒ってるのかな？」など色々考えてしまうもの。 一体、笑わない人は何を考えているのでしょうか？迫っていきたいと思います。 でもその前にまずは笑わない人に対して一般的な意見はどのようなものなのかを見ていきましょう。

笑わない人はなんとなく怖い・近寄りがたい

笑わない人は何だか怖いし、近寄りがたい印象を持たれることが多いのです。 笑顔はもともと相手に安心感を与えたりする効果があります。 戦場ジャーナリストの人も現地に入ったら笑顔を絶やさず相手を刺激しないように心がけるなどその効果はコミュニケーションにとって大きな力を持っています。 反対に全く笑ってくれないと相手の表情を読むことができず、何を考えているのかわからない、嫌われているのかもしれないといった印象を与えてしまうんですね。 その結果恐怖を感じてしまったり、よくわからないけど少なくとも好意を持たれていないのは確かだから自分からは近づかないでおこうと決めるそう。

笑わない人は絡みずらい

笑ってくれない、反応があまりないとなると話しかけるのをためらってしまうんですよね。 感情を読み取るのが難しいことは先ほども少しお話しましたが、話しかけてもリアクションがないと話していて楽しいのかも、話しかけて欲しくないと思っているのかもわからない。 そのため話しかける側も気まずく、そもそも話してても楽しくないと思ってしまうことも。 さらに、もし話しかけて欲しくないと思っているのであれば申しわけないからと自分からは絡みづらいな〜と感じるそう。

笑わない人は話しかけている人の事を嫌いなのかと思ってしまう。

話しかけているのに、微笑んでさえくれないのを見ると自分は嫌われているんだなと感じてしまうのは多くの人が共通して感じること。 普通に笑う人の考えとしては笑わないのは嫌いな相手や、不快に思っている時、または自分が話したい気分じゃないのに絡まれた時など。 その法則に当てはめると自分に対してよくは思っていないんだろうなという結論に至ります。 その結果、きっと自分は嫌われているから自分のためにも相手のためにも関わらないでおこうと感じるんですね。

これまでは笑わない人に対するあまり良くない印象をご紹介してきましたが、反対の意見もあるんです。 常にヘラヘラと笑ったり、ニコニコしている人は本心が読めない、ヘラヘラされると気分が良くないと考える人もいるんです。 さらに普段は笑っていない人だからこそ、その人の笑顔にはすごい効果があるんですね。 では笑わない人だからこその笑顔の効果を見ていきましょう！

笑わない人が笑った時のギャップ萌え

普段全く笑わない人がふとした瞬間に見せた笑顔に男女問わずとキュンとするそう。 あまり見せてくれないからこそ笑った時のギャップがいいんですね。 そしてそんな貴重な笑顔を見せてくれたこと、もしくは見れたことに特別感を感じたり、少し心を覗けた気がしますよね。 普段から笑っている人のそういう笑顔でも十分魅力的ではありますが、普段から笑わない人のそういう場面に遭遇したらずっと忘れられそうにないですよね！ 男性が笑わない女性の笑顔を見たことをきっかけに異性として意識し、好意を抱くようになるなんてことも多いみたい。 恋愛においての武器にもなってしまうんだから、笑わない人の笑顔の効果は計り知れないですね。

笑わない人が笑った時には周りは安心する

いつもは笑っていないからこそ、その人が笑ってくれた時には他の人の笑顔では感じることのできない喜びがあるんです。 いつもはあまり笑ってくれないのに今笑ってくれているということはもしかして、面白いこといった？それとも楽しいと感じてくれている？ と笑顔ひとつで周りの人に安心感を与え、喜んでもらえるのも普段は笑わない人ならではの強み。 もちろん、普段笑わないからといって不快な思いをさせているわけではないですが、お互いに探り探りな状態なので少しのことでその人への印象がだいぶ変わるんです。 こうして見ると、普段から笑わないことが必ずしもよくないことではないとわかってきましたね。

ここまで、笑わない人への印象やその人だからこそのたまに見せる笑顔の効果について見てきましたが、一番きになるのは彼らの心情。 表情が読めない彼らは何を考えているのでしょうか？ なんのために笑わないのでしょうか？それとも笑えないだけなのでしょうか？ それでは笑わない人の心理を見ていきましょう！

ほとんどの人が笑えないだけ(筆者調べ)

基本的には笑えないという人が多いんです。 「悩み事がある」「人との接し方が分からない」「人の前で笑うことに抵抗がある」「過去に笑顔のことで深く傷ついたことがあり、未だに癒えていない」など深い理由を持っている方も。 もしくはただ単周囲の人が笑っていることをおもろしろいと思えないからなんていった声も。 面白い事や仲いい人といる時は笑顔が出ますが、その状況に応じて笑えない状態になってしまっている人が多いみたい。

本当に面白いと思ったりしたら笑う

笑えない人でも、本当に面白いと思ったら笑います！ 当たり前ですが心がないわけでも、笑いたくないわけでもないので面白いことがあれば笑っています。 面白いのストライクゾーンが狭かったり、その姿をあまり見らえていないだけ。 笑わない人に笑って欲しかったら普段どんなものを好んで読んでいるのかなど、相手の好きなものを探って笑ってもらえるように努力するのもいいかもしれません。 笑わない人に笑ってもらうためにはこちらから積極的に接して心の距離を縮めましょう。 すると相手も心を開いて、笑いへのハードルが低くなることも。

ただ面白いの感性がずれている人も多いかも

笑えないのは精神的な問題でなく、ただ単に笑いの感性がずれているだけという場合も。 多くの人が面白いと思っていることは全く面白くなくて、誰も笑わないようなところがその人のツボだたりするんです。 そのために周りからしてみたら面白いことがあっても笑わない人という印象ですが、本人としては全くそんなことはありません。 むしろ周りの人のツボは浅いな〜とかよくこんなところで笑えるなと思ったりしているんです。 ここまで見ると笑いたくなくて笑わないのではなく、ただ単に笑える要素がないだけだということが分かってきましたね！

ではそんな笑わない人が周りに勘違いされることなく、上手にコミュニケーションをとっていくにはどのような方法があるのでしょうか？ 笑いの感性が違うだけとはいえ、やはりコミュニケーションが得意というわけではない人が多いですからね。 もともとコミュニケーションが苦手なのに加えて、笑顔を見せないために周りから近づきにくいという印象を与え、相手からの歩み寄りを遮断してしまっているようなものですからね。 早速方法を詳しく見ていきましょう。

自分で笑顔が少ない事をさりげなく説明する

別に理由は話さなくても大丈夫ですが、周りに「私は笑うことが苦手で、嫌な思いをさせてしまうかもしれない」とさりげなく説明をしておくことも一つの手。 そうすれば周りは「笑うのが苦手なんだな」と理解することができるので、もしかして嫌われているのではないか、怒っているのではないかといった勘違いや懸念をさせなくてすみます。 「笑うことが苦手だ」と周りに話すのは勇気が要りますが、話すことで周りの理解だけではなく、自分自身も勘違いさせなくてすむと気が楽になるはず。 そしてただ笑顔が苦手なだけとわかればあなたを避けたりせず、相手から話しかけてくれる機会も増えるでしょう。 お互いに気を使わずにすむのでコミュニケーションを取りやすくなっていくでしょう。

とはいえ愛想笑いは一応するように心がける

相手もあなたを理解し気にかけてくれるのですから、もちろん自分でも笑う努力をしましょう。 今すぐに面白くなくても心から笑えというのは無理な話ですが、愛想笑いくらいはできるはずです。 下手な愛想笑いは「あ、今の愛想笑いだな」と思われてしまいますが「笑わないよりはマシだ」という意見が多いようです。 愛想笑いはコミュニケーションを円滑に進める上で重要になる仕草のひとつでもあり、様々なシーンで使用することができます。 上手な愛想笑いの作り方のポイントは目。 口角をあげるだけでは目の笑っていない不自然な笑顔になってしまいますが、目まで笑うようにすると本物の笑顔と遜色のないくらい自然な表情が作れるはずです。

笑顔の練習をする

鏡に向かって笑顔の練習をしてみましょう。 最初は、引きつる笑いなど上手く笑うことができないかもしれません。 そういう時は、手を使って口角をあげてもいいので、とにかく口角を上げる癖をつけてみてください。 段々と自然の笑顔が作れるようになってくるはずです。 ある程度、練習でできるようになったら、次は実際に人前で笑ってみましょう！ 毎日やっていると笑顔でいることにも抵抗がなくなってくるはずです。 一度笑顔の作り方を手に入れてしまえば、そのあとは自然に笑えるようになってくるでしょう。

笑わない人は強い印象を持たれたり、距離を保たれがちですが、悪いことばかりではありませんでしたね。 笑えないからと言ってネガティブに全否定するのではなく、たまに見せる笑顔だからこその強みや自分でも微笑んでみたり練習をしてみたりと前向きに自分と向き合ってみましょう。 反対に笑えない人に偏見を持たずに接して行けば、誰でも心を開いてくれるはず。 自分が、相手が笑える笑えない関係なく普通に接していくことがポイントなのかもしれませんね。