職場での陰口は日常茶飯事...！会社をやめないためにすべき陰口への対処法

こんにちは、MIROR PRESS編集部です。 職場での陰口や、こちらに伝わっているコソコソとした噂話・・・大きなストレスですよね。 こんな職場辞めてやりたい！そう思っても現実は辞められない、辞めたくない。 辛い気持ちを抱えながら、どうすれば解決するのかと行き詰ってしまう女性は少なくありません。 今回はそんな精神的にもきびしい状況にお悩みの方のお力になるべく、読者の方から頂いたエピソードも参考に提案していきたいと思います。 是非参考にしてみてくださいね！

まずは、みんなが職場で陰口に実際にあったときのエピソードを、一部ご紹介します。 辛い目にあったけれど、結果的には仕事を続けている女性から頂いたお話です。 何かのヒントになればと思いますので、参考に読んできましょう！

《1》聞こえるところで陰口を言われているのを知っていたがあえて笑顔でものすごく丁寧に対応。張り合いがなくなったのか段々と陰口もおさまった

「女性の割合が多い会社のOLをやっています。 私が陰口を言われていたのは、上司や男性の社員さんから褒められることが多くなってきた頃です。 別にそこまで仕事できなくない？とか、男に媚びてる、なんて言われ出しました。 正直、まったくそんなつもりはないし、まじめに仕事をしていただけのことです。 でも聞こえるように言われたり、鼻で笑われたり……本当にくやしくてしんどい思いをしていました。 家にかえってから一人で泣いてはいましたが、関係ない職場に勤めている親友に相談していて、めげないで思いきり明るくいるといいよ。 わざとらしいくらい丁寧に、謙虚にしていれば大丈夫！と言ってもらい、なんとか耐えることにしました。 次の日から明らかに陰口の首謀者である女性にもすごく笑顔で「おはようございます！」と声をかけ、きつい態度を取られても仕事の質問を投げかけてみたり、「ありがとうございます！」と頭を下げ、心の中では怯えていてもそれを繰り返していきました。 数か月経つと、いつの間にか不愛想でも「○○さんが探してたわ」とか、「そこの書類はあっちだよ」みたいな風に話してくれるようになり、陰口はおさまっていき・・・。 女って本当に嫌だなと感じた悪夢の数か月間でした」(26歳・OL・勤務2年目)

《2》陰口を言っている中でも自分と一番近い立場の人と接触し仲良くなった。まだ言っている人はいたが友人ができると楽

「私の勤めている職場はまさに女だらけの職場です。 ベテラン・中堅・新人の三パターンの人間が同じ職場で、同じ仕事を基本的にしています。 陰口を言われていることに気付いたのは、体調が悪く続けて2～3日休んで出勤した日です。 それまではふつうだったはずの人が、なんか冷たい目線で見てくるんですよね。 『全然元気そうじゃん』『この忙しい時期に続けて休まれて、代わりに残業させられたのにお礼のメールもない』というような中身だったと思います。 私もうっかりしていて、熱でもあったの？と聞かれた時、みんながいる前で(制服に着替えている部屋で)生理前の症状がすごく重くて、気分が悪かったことを正直に言ったのもよくなかったみたいです。 それ以来、ベテランの人はもちろん数年の先輩の女性たちからも、仮病だのやる気がないだのと毎日言われるようになってしまい、動揺からミスも増える悪循環に陥ってしまいました。 ただ、ひたすら耐えていたときに、新しいメンバーが数人入ってきたことが救いでした。 新しい女性は歳も近く未経験だったので、後輩なこともありすぐに仲良くなりました。 サッパリした性格のその子たちと親しくなり、嫌な人間はいますが気持ちが楽になり続けられています」(27歳・化粧品製造・勤務1年半)

《3》無視し続けたところ一番陰口を言っていた人が退職、それをきっかけに次第に陰口がなくなった

「事務ですが、本当に陰口、悪口、噂好きでたまらない職場ですよ！ もちろん私も言われていたことがあって、なんていうか、少しでも目立ったらアウトなんですよね。 ちょっと髪型を派手にしたり(会社は自由なのに)、化粧が濃いだけでも標的にされました。 そういうことに早く気づいてビビる女の子は、基本的に強い人間にしょっちゅうお土産を渡したり、何かにつけて褒めたりしてゴマをすり始めるんだよね。 でも私はそんなのが嫌なので、もう、ひたすらに無視、無視、無視でした！！ 何を言われても、反応はしないし、特に態度を変えたりもしませんでしたが、反面家では胃が痛くなったりお酒に逃げたりしていましたね・・・。 やっぱり聞き流すのが一番だと私は思います。 メンタルをやられないためにも、相手に面白がられないためにも。 で、半年くらい経ったころ、陰口を率先して持ち掛けていた女性が、急に妊娠して退職したんです。 申し訳ないけどとても平和になりました(言わないけれど他にもそう思っている人はいるはず)。 もう職場の風潮なので、それでもたまに陰口は飛び交いますが私は絶対に乗ったりしません、無視！！」(28歳・事務・勤務3年目)

上手くいくパターンがたくさんある一方で、これは絶対やっちゃだめ！という事も。 何をしてはいけないのか、NGな言動も合わせて見ていきましょう。

「あいつも仕事できないくせに」など陰口を言い返すのは一番NG！相手と同じになるし関係もますます悪化

「仲良くしていた同期に、悔しくて陰口を言ったら、その子たちまでよそよそしくなって一人ぼっちになった」(23歳・福祉) 「言われっぱなしがムカついて悪口を流した。 絶対に言わないって言っていた別の社員から話が漏れて、陰口がいじめに変わってしまい、耐えきれなくて大好きだった職場を退職することになってしまった」(28歳・美容師) 「どうして自分だけ辛い思いをしなければいけないんだって思って、陰口の相手がミスをした時にここぞとばかりに陰口を言ってしまった。 でもそれがきっかけで私が悪者にされ、上司から注意を受けて自分の評価が下がった。 発端は相手の方なのに・・・今でも思い出すと憎しみが湧いてくる」(29歳・看護師) 理不尽なことをされた悔しさや辛さで、同じ目に合わせてやりたいと思ってしまうこともあるでしょう。 でもそれをした瞬間から、あなたは”非がない”という訴えをすることができない立場になるのです。 また、職場ではどこでどんな風に誰に伝わるかわかりません。 本当のことが伝わらずにあなたが責められてもっとひどい目にあうこと、陰口に加担してトラブルに巻き込まれたくないと感じた親しい人が離れていってしまうこともあります。 そこのことから一番のNG言動としては「同等のことをする」ということだと言えるでしょう。

「性格悪いですね～」など直接皮肉を言うのもNG…解決が遠ざかるだけ

「我慢できなくて、本人に向かって『人の陰口ってそんなに楽しいですか？本当にいい性格してますよね！』って言ってやったら、相手が自分より職場に長くいた人のせいで、関係ない人にそのことを喋りまくられ、解決どころか話が大きくなった」(25歳・接客) 「元々、陰口とかが大嫌いな性格の私。 言いたいことがあるなら面と向かって言ったらどうですか？と直接言ってしまった。 相手は本気で怒り、その場でケンカになってしまい、感情の勢いで仕事を辞めてしまったんですが、後から就職先も思うようには見つからないし、生活が厳しくなってすごく後悔しました」(30歳・OL) 仕事は辞めたくない、できるだけ穏便に解決したなら”直接対決”は絶対にやめておきましょう。 特に女性同士はヒートアップすると感情的になり、冷静になれない傾向があります。 その時はすっきりしたような気持ちになっても、後から後悔したり、もう少し落ち着いて対処すればよかったかもしれない・・・と感じるという意見、たくさん届いていましたよ。

「どうして陰口言うんですか！」と泣いたり感情的になるのもNG…相手は反応が見たいと思っているので思うツボ

「職場なのに泣いてしまいました、それを見て笑っている相手を知って本気で腹が立ちました」(22歳・飲食店) 「なんなんですか！と口に出した瞬間に気持ちがあふれ出してしまって、職場だという事を一瞬忘れて涙が止まらなくなってしまった。 陰口をいつも言っている女性グループは、さらに私をネタに盛り上がっていたようです」(26歳・アパレル) 基本的に職場で誰かの陰口を言ったり、いじめている人は、言われた相手が落ち込んだり反応することを楽しんでいると考えましょう。 あなたが本気で傷つき、どんなにストレスが溜まっても、そんな情緒不安定な姿は相手にとって大好物なのです。 なので、泣いたり感情がコントロールできなくなることは場合によってはさらに状況を悪化させていくかもしれないので、避けたい対応のひとつでしょう。

ここまでNG行動を見てきましたが、上手くいかせる方法はすべてにおいてこれが正解！というものは残念ながらありません。 ですが、これ！というものはなくても、原因や状況別ではもちろん正解があります。 それぞれ場合分けをして解説していきますのでみていきましょう。

相手はこちらの反応が見たいだけ。徹底的に無視する《仕事に影響がない場合》

仕事に直接影響がないのなら、相手を喜ばせないようにひたすら無視をして、平然としているふりを続けるほうが効果的です。 陰口もいじめも、「どれだけやってもなんの反応もない、意味がない」と相手に思わせることが、嫌な行動を辞めさせるには有効な手段と言えるでしょう。 エピソードではあえて物凄く丁寧に接したり(相手の良心に訴える)、謙虚にする(相手が優位に立っていると感じることで気分が良くなり態度がマシになる心理)などの方法もありましたね。 でもこれは無理やりしなくても構わないと思います。 それよりもやりやすいのはやっぱりスルーすること、「何も変化を出さない」ということです。 愛想を悪くもしないし、反応もしないし、陰口を言われていようがなんだろうが、自分は毎日普通に仕事をして普通に帰りますよ。 という淡々とした対応を根気よく続けられるかどうかにかかっているでしょう。 人間はなんの意味もないことを長く飽きずに続けられるものではありません。 陰口を言っている人間があなたに対して興味が薄れるまで、できるだけ無視を貫けるといいですよ。

大人にまでなって陰口なんて幼稚だ、かわいそうな人だなと考える《仕事に影響がない場合》

精神的な部分を楽にするための考え方として、このように考えるのがおすすめです。 「陰口を言うことでしか鬱憤を晴らせないんだな・・・」「よっぽど寂しい人なんだろう」と思い、いつかどこかでバチが当たるに違いないと思いながらやり過ごすのも手。 事実、世の中はうまくできていて、やったことは必ず返ってくるようになっているもの。 逆にななめ上をいくなら、元々心が満たされていないからこそ、人をいじめたり貶めたいのですよ。 心持ちとしてはこんな風に、でもそれを顔に出さずにいられることが望ましいやり方ですね。

具体的にどう困ることがあるのかを冷静にまとめ、上司や相談窓口に相談する《仕事に影響する場合》

陰口があることによって仕事に影響してくるなら、まず信頼できる上司に相談できるか考えてみましょう。 もしかしたら、陰口が平気で起こっている職場の上司の人となると、信用できない！と思ってしまうかもしれませんね。 その場合は、具体的に何をされて、そのせいでどんな被害を受けたのか、いかに困っているかを証拠に残してきちんと言葉でも伝えられるよう、準備をしましょう。 そして専門の相談窓口など、完全な第三者に入ってもらう方法も視野に入れてみるといいですね。 その現場にいない人だからこそ、冷静に判断をしてくれるメリットもあるでしょう。 仕事に影響が出る→あなたの生活が脅かされている、と言っても過言ではないのではないでしょうか。

陰口を言ってくる人と付き合う必要はないので親しい人との関係を大切にする《全員に言われているわけではない場合》

全員に攻撃されていないのなら、親しい人との付き合いはいつも通り大切にして、その人とだけは関係を壊さないようにすることが大切です。 せっかくの味方も、同じように陰口を言って巻き込んでしまったり、毎日知っている人の悪口を聞かせてしまうと離れてしまうこともあります。 職場では誰しもが人間関係にストレスを抱えているものです。 できるだけ平和に毎日を過ごしたいと思って自分自身を守るのは、仕方のないこと。 あなたをさらに孤独にして退職に追い込むようなことを避けたいので、親しい人を大切にすることが、結果としては仕事を続けていく糧になるでしょう。

あまりに辛いときは休職して心を守って《味方もいなくて陰口に耐えきれない場合》

軽い鬱状態になっていたり、ストレスがひどすぎて身体を壊していませんか？ ご飯をちゃんと食べたり眠ったり、生理はちゃんときてますか？ 女性の身体はストレスを受けることで、婦人系の病気を引き起こしたり、頭痛が毎日おこったり、肌がとんでもなく荒れ始めたりいきなり痩せたりします。 こういった症状は、家に帰ってほっとした時にどっと現れてくるものです。 陰口くらいでこんな風になるなんて・・・なんて思って無理はしちゃだめですよ。 味方もいない、陰口で耐えきれないほど辛いなら、そして体に悪いサインが出ているなら心が悲鳴を上げているのです。 そこまで苦しいのなら、休職や転職を考えてあなたの心と体を守ってくださいね。

いかがでしたか？ ・陰口には徹底的な無視、平然としているふりを続けるのが乗り越えるコツ ・職場ではできるだけ感情的にならず、親しくしてくれる人との関係を重視して ・耐えきれないときは絶対に無理をしないで 職場で陰口を言われることって、本当にとんでもなく嫌で、辛いもの。 でも心をある程度は強く持ち、「いつか飽きるはず！」と顔色を変えずにいられれば、陰口は一生続くものではないですからね。 あなたが今の状況を乗り切っていけますように・・・祈っています。