別居状態で寂しい…このまま離婚してしまうの？別居中の辛い寂しさへの対処法

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 結婚したご夫婦の中には、離婚に向けて別居したり、あるいはなんらかの問題が生じてやむなく別居状態を続けることになった方もいらっしゃるかもしれません。 しかし実は、夫婦で話し合って決めた別居なのに、別居したとたん急に寂しくなってしまう女性が多いことがわかりました。 このまま別居状態を解消しないまま離婚になってしまうのか？　寂しい気持ちへの対処法は？ 今回はそんなお悩みに向けた「寂しいと感じる理由」「寂しい気持ちへの対処法」、また「復縁へのアドバイス」について語っていきます。

別居に至った原因は人それぞれですが、別居状態に「寂しい」と感じてしまうのは全員共通の悩みです。 では、人はどのような理由から「寂しい」と感じるのでしょうか。 いつも一緒に過ごしていた相手がいない、環境の変化による不安等々、ここからは別居を経験した（している）さまざまな女性に意見を募り、その中から抜粋してご紹介させていただきます。 あなたと似た悩みを持つ声もあるかもしれませんよ。

《1》別居を始めると、いつも一緒に過ごしていた相手がいないことからシンプルに寂しいと感じる

「嫌になって別居を決めたはずなのに、別居したとたん寂しいと思うようになった」（30・主婦） 「失って初めて気付く、じゃないけど、いなくなることで寂しい気持ちを自覚した」（31・農業） 失って気付く相手の大切さ……人間関係にはたまに起こる気付きですね。 今までは距離が近すぎて見えなかった相手の良さが、離れて初めて見えるようになったのかもしれません。 また、周囲の友達は夫婦円満であったり、仕事に充実している女性を見たりすると、よけいに寂しいと感じてしまうこともあります。

《2》今相手はどう過ごしているのだろう、一緒にいるときより楽しくやっているのかも、などと考えると寂しさを感じる

「会わないとついつい気になるというか……今どうしてるかなって考えてしまう」（28・事務） 「私といるよりも楽しく暮らしてるんじゃないかと想像すると寂しいって感じてしまう」（34・販売） 「私といるときよりも楽しくやってるのではないか」という不安は独占欲に基づくものです。 長い時間一緒に暮らしていただけに、別居した相手の生活が今まで以上に充実していると、女性としては面白くないのでしょう。 この気持ちは不安や焦りだけではなく嫉妬にも繋がりやすいので注意が必要です。

《3》いつも通りの日常なはずなのに、結婚相手がいないという大きな変化に不安と寂しさを感じる

「二人で暮らすのが当たり前になりすぎていて、相手がいないことに戸惑ってる」（29・主婦） 「一人暮らしだと不安になって、それが寂しい気持ちにつながってる」（30・事務） 相手の存在が日常にあまりにも溶け込んでいたために起こる寂しさ、わかります。 中には「こういうときにペットがいたら」「実家に戻れていたら」と考える女性もいらっしゃるかもしれませんね。 同居人がいなくなるというのは自分にとって環境の大きな変化になりますので、心が現実に追いつくまでには少々時間がかかることを覚えておきましょう。 ゆっくり時間をかけて変化と向き合ってくださいね。

《4》このままだといずれ離婚になってしまうのだろうかと、未来への想像を膨らませて寂しいと感じる

「別居状態だと直接の話し合いは難しいし、関係修復はできないのかなとネガティブに考えてしまう」（34・公務員） 「別居になったらいずれ離婚ですよね？　不安っていうか寂しい！」（30・事務） 自分が原因での別居にありがちな悩みが「いずれ離婚するのでは？」という焦りです。 その焦りは寂しい気持ちにも直結します。 不安になるのは痛いほどわかりますが、こういうときこそ冷静になるよう努めましょう。 大事なのはこれからです！

《5》別居をしている間に結婚相手が浮気をしたりしていないかが気になり、寂しくなる

「異性関係で別居を始めたわけではないので、相手の女性関係が気になる」（28・営業） 「もしかして新居に女を連れ込んでるんじゃないかなとか思うと寂しいと感じる」（32・企画） 同居している時間よりもはるかに浮気しやすいのが別居状態の最中。 ついつい心配になってしまいますよね。 ネガティブな考えは寂しいという感情になりうるものです。 浮気を心配するあまり別居の原因から気をそらしてしまっていませんか？

ここまで別居状態が「寂しい」と思う女性の意見や寂しいと感じる理由を紹介してきました。 さて、別居状態でネガティブな思考に陥ると「離婚」の文字がついつい浮かんできますよね。 でも、ちょっと待ってください。 本当にこのまま離婚するべきなのでしょうか？ これは夫婦にとって大事なことですのでよく考えましょう。 ここからは、離婚するか、関係を修復し復縁するかの判断基準を紹介していきます。 別居の原因が自分か相手かによっても注意事項が変わってきますので、復縁を希望している方もぜひチェックしてみてください。

別居直後で気持ちが不安定になっているときは、判断力が鈍っているので重要な決断はしないほうがいい！気持ちが落ち着くまで判断は控えよう。冷静になれたら、なぜ別居をしたのか、理由を考え直してみる

まず大前提として、別居直後で気持ちが不安定になっている場合は重要な決断は控えること！ 冷静な判断ができるまで、たとえ一人暮らしで寂しくても気持ちを落ち着かせることを最優先にしましょう。 気持ちが不安定だと判断力が鈍るほか、まわりが見えなくなってしまいます。 焦りや勢いは禁物です。 なるべく仕事や友人関係を楽しみながら本来の自分を取り戻しつつ冷静になれるときを待ち、冷静になれたときだけ「そもそも今回の別居はなぜ起こったのか」という理由をあらためて考えてみましょう。

自分が原因の別居なら、同じことを繰り返さず自分が変われるなら離婚はしなくていい。気持ちが落ち着いたら、まずは素直に謝ること

別居の原因が自分にある場合、おそらくあなたの行動の何かがパートナーにとって許せなかったのでしょう。 だけど関係を修復したい！　そうお考えの皆さん、あなたはその行動を繰り返さないことができますか？ また、自分を変えることは可能ですか？ 自分を変えることは、今度は自分の価値観に反することになりませんか？ これらの問いを自分に投げかけ、どうするかを決めたあとでまずは相手に謝罪しましょう。 しかし、謝罪するときは、形だけの謝罪にならないよう気を付けてください。 うわべだけの謝罪や言葉は男性も見抜いています。 別居の原因を自覚し、どう変えていくのが夫婦にとって最適なのか、復縁には何が必要なのかを深く考えましょう。

相手が原因の別居の場合、相手を許せるのか、同じことを繰り返さないよう相手が変わろうとしているかをチェックする。相手が自分から変わろうとしているなら離婚しないのもあり

先ほどとは逆に、別居の原因が相手にある場合は、相手が起こしたトラブルや行動を自分は許せるのかをじっくり考えることが大切です。 また、相手が変わろうとしているか、同じことを繰り返さないよう努力している姿が見られるかのチェックも欠かさずに。 相手が反省し、変わろうとしている気配があるなら、よく話し合った上で今回は離婚しないという選択もアリです。 しかし、許す場合、相手を甘やかしすぎないことに注意してください。 相手に同じ過ちを繰り返させないことが肝心なのです！ これを機に、「これはやっちゃダメ」という夫婦間でのルールを設けましょう。

以上、別居している既婚女性に向けた「寂しいと感じる理由」「寂しい気持ちへの対処法」、また「復縁へのアドバイス」について語ってきました。 「寂しいと感じる理由」について多く見られたのは、今まで相手と同居しているのが当たり前になっていた日常が一変し、その環境の変化から寂しいと感じる、というものでした。 また、こうした寂しさがあるうちは冷静な判断ができなくなっています。 そのため離婚するか関係を修復するかの決断は自分の気持ちが落ち着いてからにするということを忘れないようにしてください。 寂しい気持ちや環境の変化には戸惑いがつきものです。 こういうときこそ仕事や育児、趣味に励んだり、友達を遊んだりしながら冷静さを取り戻していってくださいね。