別居の寂しさを埋めるには？寂しさの解消法と別居中にするべき考え方

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 皆さんは、別居した時に寂しい気持ちを感じた経験はありますか？ どういう理由で別居に至ったかにもよりますが、もしかしたら自分が望んだ結果、別居に至ったはずなのになぜか寂しい…という悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか？ 今回は、経験者のエピソードを元にどうすれば寂しさを解消できるのかを徹底的に紹介していきます！ 是非参考にしてみてください。

別居の理由はいろいろとあると思います。 例えば離婚のための冷却期間だったり、お互いが今後の関係をどうしていくかを冷静に考えるためだったり。 いままで二人、またはそれ以上の生活に慣れているの、突然一人になるだけで寂しく感じてしまうもの。 ここからは、経験者のエピソードをもとに寂しい気持ちの解消方法を見ていきましょう。

《1》友達を誘って家で飲み会をしながら話し込んだ！久々のオールを気兼ねなく楽しんですっきり

「離婚前の冷却期間として主人に実家に帰ってもらった。 寂しくなるのはわかっていたので、別居開始の翌日に友人に家に泊まりで飲みに来てもらう約束をしておいた。 準備でバタついて寂しさを感じる暇が無くなったのと、普段は主人に気兼ねして楽しめないお酒の席を楽しむ事ができたし、話を聞いてもらってかなりすっきりした」（31歳・OL） この方は、ご主人がいない事で実現できる飲み会を、寂しくなることを見越して事前に計画しておいた問うのが、寂しさの解消につながったという例ですね。 ご友人の都合がつきやすい日に合わせて別居を開始するのもいい方法かもしれません。

《2》思い切って気になっていたいろいろな場所に一人旅！自分のために時間を使って充実感を感じられた

「主人が家にいると、夕飯の用意などもあるので旅行に行くにも日帰りで帰ってきていた。 別居が決まったのを機に、思い切って一人旅の計画を立てて実現させた。 久しぶりに自分の行きたいところだけをめぐる旅ができて本当に楽しくて、別居してよかったとすら思った」（33歳・印刷業） 一人旅も、結婚してからなかなかできない趣味ですね。 ご主人がお休みの日だと一人旅したくても一緒についてきそうですし、勝手についてきて「あそこに行きたい」とか言って自分の行きたくないところに付き合わされたり、だったら旅行なんて行かなくていいや！となってしまう方も多そうです。 別居を機に自分の行きたいところだけをめぐる旅をすることで、その特別感から仕事や冷却期間を前向きに過ごすことができそうです。

《3》休日前の帰りにレンタルで明るい映画を借りて一晩中見まくった！なんだか気持ちが晴れてすっきり

「普段見たいテレビを譲り合って見たり、自分の見たいドラマや映画を録画しておいても同じ部屋にいるので内容に集中できない事が多かった。 別居を機になにか映画でも見ようとレンタルビデオ店へ行ったら、見たい映画がたくさんあったので、まとめて借りて一晩中見まくった。 映画の内容に集中できて、気持ちがとてもすっきりした」 一緒に生活していると、テレビすら譲り合いですよね。 また、気になる映画があっても、なんとなく隣でご主人が座っていると映画の内容に集中できなかったり、酷いと感動して泣いていたら茶化されたり、途中で話しかけてきたりと楽しめません。 一人で見たい映画を見まくれば、映画の内容に集中もでき、意外と時間が早くたっていることで寂しさもすぐに消えてくれるかもしれません。

エピソードだけを見ていると、寂しい気持ちは簡単に解消できそうに思えてきます。 では、そもそもなぜ寂しさを感じてしまうのでしょうか？ その理由について、具体的な例を挙げて考えていきましょう。

①愛し合って結婚して一緒に暮らした相手と離れて暮らすのは当然寂しいこと

結婚するという事は、一度はお互いに一生この人と添い遂げようと誓ったという事です。 ずっと一緒にいた人がすぐにいなくなるのは寂しくて当然のことと言えるでしょう。 嫌いになって別居したのになぜ？と思うかもしれませんが、例えば部屋の片隅にあったずっと邪魔だなぁと思っていた大きなぬいぐるみが何となく捨てづらくなるように、ただ当たり前にそこにあったものが無くなる事に対する違和感かもしれません。

②食事もひとり…たったひとりで毎日生活するということ自体を寂しく思っている

いままでは食事をとる時も家にいれば当然のように二人でとっていました。 目の前で一緒に食事をしていたら、多少の会話はありますよね。 それが別居で一人になる事により、会話がゼロになります。 口数が減る事で家に溢れていた音も激減し、寂しく感じてしまう場合もあるようです。

③意外と大事だった？毎日顔を合わせていた相手がいないことによる物足りなさ

いくら相手が別居したいと思えるほどの人で、もしかしたら軽く会う機会を避けている場合もあったでしょう。 それでも同じ家に暮らしている以上、毎日顔を合わせる機会はあったと思います。 １つ目の例にも似ていますが、当然毎日会っていた相手がいなくなる事に違和感や物足りなさを感じているのかもしれません。

④当然そこにいて話を聞いてくれるという相手と離れたことによる不安

なにかつらい事があった時に、ご主人と毎日顔を合わせていることで、気になったことをすぐに口にし、聞いてもらう事ができたと思います。 一人になってしまうとそれがとても難しい事になります。 友人にお願いしようと思っても、いつも一緒にいるわけではないので友人がいつなら相談していいかタイミングがつかめない。 その点一緒に住んでいれば一目で話しかけてもいいかどうかがわかりやすいですよね。 話したいことがたまってしまい、すぐ口にできない事は意外と大きなストレスです。

⑤急な病気やトラブルも？いざというときにすぐ頼れる相手がそばにいないという恐怖

元気な時は一人の方が気楽だし、やりたいこともできるし楽しいかもしれません。 しかし、例えば急に体調を崩したり、ご近所の車にドアをぶつけてしまったりと、いざという時はご主人に対応をお願いしていることが多いでしょう。 そういったピンチを自分で乗り越えなければいけない状況になった時に、ご主人の存在の重要さに気付くという事もあるようです。

⑥こうしている間にも相手が別れを切り出そうとしているんじゃないかという不安

もし相手の希望で別居に至った場合、あなたの希望としてはまた前みたいに二人の仲を再構築して一緒に暮らしていく事ですよね。 別居することによって、毎日見ていた相手の行動が一切わからなくなります。 突然別れの連絡が来るのではないかとヒヤヒヤし、全然関係ない電話やメールにいちいちびくびくしてしまうというパターンも考えられます。

⑦自分がいないほうが相手はせいせいして楽しくやっているのではないかという想像

たとえば自分が一人旅や映画鑑賞で楽しい時間を過ごしている時でも、「もしかしたら彼も同じように一人の時間を楽しく過ごしているのではないか」という考えがよぎり、不安になったりイライラしてしまったりという原因もありそうです。 しかし、実際のことは彼本人しかわかりませんし、彼に確かめる以外の解決方法はありません。 もし確かめられない状況なら、いったんその考えは意識的に消した方が精神衛生上よさそうです。

別居中の寂しさの原因について確認できたところで、ここからはその寂しさをうまく解消している方の考え方を探っていきましょう。

「別居できたのだからできなかったことを始めよう」とプラスにとらえている人

別居についてをプラスととらえられる人は、寂しさからうまく抜け出せる傾向にあります。 例えば、別居を機に新しい趣味に目を向けたり、結婚中にずっと温めていたやりたいけどできなかったことを、順番にやってみようと考えられる人は、すぐに行動に移すことができます。 そのため、寂しさを感じる暇もなく前向きに別居ライフを楽しめる方といえます。

「別居したものは仕方ない」と割り切り他に集中することを見つけている人

別居という結果になるまでに、あなたは別居を回避するためにできる事はしていますよね？ 手を尽くした結果別居に至ってしまった場合は、「別居したものは仕方ない」と割り切ってしまうのが結果的に早く寂しさを解消することにつながります。 離婚ではなく別居なのですから、まだ離婚が決まるまでに挽回できるチャンスはあると考え、離婚の原因になりそうな問題点を解消できるよう動いていきましょう。

「相手だって思い悩んでいる」と自分だけが悩んで寂しいのではないと知っている人

上の寂しさを感じる理由にもありましたが、たとえ嫌いな相手（乱暴な言い方ですみません）でも、いたはずの人がいなくなるのは寂しいと感じます。 自分だけが寂しい思いをしているのではないと分かれば、お互いのためにこの状況を打破するためにできる事を始めようと前向きにとらえられるのではないでしょうか。

「いまは冷却期間だから」と相手の心境の変化を過剰に心配しない人

別居に至った理由がお互いが冷静に自分と向き合う冷却期間を置くための場合、相手の行動や心境の変化を気にしてばかりいたら、ちっとも冷却期間を置くことができません。 冷却期間は聞こえは冷たい印象ですが、冷静に自分と相手の問題点をお互いに考える事で、関係修復に効果的な方法であると言えます。 相手の心境を心配するのではなく、自身を振り返る事に集中すれば寂しさも和らぐでしょう。

「相手が心いくまで今後について考えさせてあげたい」と相手を待てる人

結婚や離婚は今後の人生に大きく左右する選択です。 例えば別居の原因が自分にあった場合や、自分の譲りたくないポイントに相手が不満を持っている場合、今後の人生を自分と共に歩み続ける覚悟をしてもらうのには時間が必要です。 今後の長い人生のために、短時間の別居期間を大切に納得いくまで考えてもらおうという視点で別居期間を受け入れる事で、寂しさの軽減につながります。

ここまでの内容を見ていると、行動次第ではだれでも寂しさを解消させることは可能だと言えそうですね。 それでは具体的にどのような行動をとれば寂しさを解消できるのかを見てみましょう。

趣味や遊び、食事などの予定をどんどん入れて寂しいと思う暇を作らない

暇な時間があると、嫌でも相手の事が気になってしまいます。 思い切って、自分にとって楽しい予定をどんどん入れてしまいましょう。 暇をなくすことにより、相手の男性に勢いで連絡をしてしまう危険性が減ります。 寂しさを上手に解消させ、相手に落ち着いて考える時間を与えてあげましょう。

いま寂しいのは自分だけじゃない、相手も同じだから大丈夫と言い聞かせる

ここまで紹介してきたように、たとえ別居してから自分の時間を楽しんでいる人でも、別居の寂しさを感じているのが実状です。 さらに、相手の心情は相手本人しかわからない事なので、こちらがいくら考えても答えは得られません。 どうせわからないなら、自分に都合のいいようにとらえましょう。 相手も絶対に寂しがっている！と考える事により、寂しさはかなり軽減します。

好きなものを食べたり、休日ずっとごろごろしたり…別居前にはできなかったことをやってみる

せっかく別居という状況になったのだから、自分に時間を費やしましょう。 楽しんでいるのがご主人に伝わるのは複雑…と思う方は、休日にごろごろしたり、おいしいものを食べたりと、自分一人でこっそりと楽しめる事を選ぶのがいいでしょう。 もし今後関係が修復した場合にこれはできなくなりそうだと思う事をピックアップし、やり残したことがないように楽しみましょう。

誰かと話すことで孤独の寂しさも解消できる！親しい人に相談をもちかける

自分一人で寂しさを抱えきれないと思ったら、親しい人に頼ってみましょう。 孤独であることに寂しさを感じている場合はとても効果的です。 また、今まではご主人とばかり関わっていたかもしれませんが、それ以外の人との時間を過ごすことで、自分の味方がたくさんいると気づき、気持ちの余裕につながるでしょう。

涙でスッキリすることもある！泣ける映画などで思いきり泣いてみる

だまされたと思って試してほしいのが、泣ける映画などで思いきり涙を流すことです。 筆者の経験になりますが、悲しい時に泣ける映画で泣いたら余計に落ち込んでしまうのでは…と思って敬遠していました。 しかし、落ち込んでいた時にたまたまテレビでやっていた感動ドキュメンタリーに一人で号泣してしまいました。 彼以外の事で号泣した後って、なぜか気持ちがすっきりしているんですよね。 簡単に試すことができるので、ぜひ取り入れてみましょう。

たっぷり考える時間、自由時間でもある！「別居」をマイナスなものととらえるのをやめる

大前提として、「別居」というものがマイナスでいけない事ととらえている可能性があります。 別居は必ずしも悪い事ではないはずです。 本当に離婚をしていいのか決めかねていて、正しい判断をするために自分の考えや今後の人生についてを冷静に考得る大切な時間です。 そして、もし関係が修復した時には取り戻すことができない自由時間です。 今しかできない事をたくさんしようと思う事が、寂しさ解消のきっかけになります。

別れ間近と思い悩んでるのは自分だけかも？相手の気持ちを想像しすぎたり深読みしすぎたりしない

別居に至った時点でもう別れが目の前だと思ってしまう方もいます。 相手と顔を合わせる事が無くなり、ただただ「相手は自分に別れを切り出そうとしているのではないか「相手は自分と離れて楽しい時間を過ごしているのではないか」と悪い考えを巡らせて寂しさを倍増させてしまいます。 しかしプラスに考えると、別れるつもりがあれば、別居期間など持たずに離婚して家を出ていけばいいですよね。 何とかやり直す方法はないか、冷静に見直す時間が別居期間です。 別れを恐れて気持ちが沈んでしまうのではなく、自分の人生を充実させるために前向きにできる事を探しましょう。

状態はどちらも同じ！愛し合って結ばれた相手と離れて暮らしているのは相手も同じと考えてみる

別居が決まり、あなたは一人になって寂しさいっぱいの辛い時間を過ごしているかもしれません。 果たしてそれは本当に女性側だけが感じているのでしょうか？ 一生添い遂げる事を誓い、毎日一緒にいた相手と離れたことによる寂しさはお互いに感じているはずです。 自分だけと思うとつらさが倍増してしまいますし、相手の気持ちは確かめないとわかりません。 お互い寂しい思いをしながら今後の人生に向けて大切な時間を過ごしていると自分に言い聞かせましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございます。 ・毎日顔を合わせていた相手と離れるのは、お互いに寂しいと思うはず 家族として毎日を一緒に過ごしていた相手と離れるのは、たとえ嫌になって離れた場合でも多少の寂しさを感じます。 相手は全然平気かも、むしろ一人の時間を満喫しているかも、と考えて落ち込んでしまうのはもったいないです。 ・別居期間にしかできない事を探し、できる限り手を出してみる 別居期間をどう過ごすかという話ですが、思い切っていままでできなかった事に挑戦しましょう。 一人でいたり、暇があるとどうしても暗い考えが浮かびがち。 ある程度すっきりするまでは自分が楽しいと感じる事だけをするのも非常にいい方法です。 ・別居は今後の人生について一度落ち着いて考えるための大事な時間 別居は悪い事ばかりではありません。 今後の人生をどう生きていくか、自分を見つめなおすための大切な時間です。 適度にリフレッシュしつつ、お互いが納得いくまで自分の人生について見つめなおしましょう。 別居の寂しさを埋める事で頭が冷静になり、思わぬアイディアや歩み寄りの方法が浮かぶかもしれません。 寂しさに負けず、自分にとって良い判断ができるよう、上手に気持ちを切り替えてみましょう。