dvには種類があった！タイプ別dvの特徴とdvされているかも、と思った時の対処法

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 突然ですが、dvには種類があることを知っていますか？ 幅広く使われている“dv”という言葉。 今回は、dv被害者・加害者の特徴や対処法、dvの種類についてなど、様々な角度から掘り下げていきます！ dvに悩んでいる方、dvについて知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね！

まずは、“dv”にはどんな種類があるのかについて見ていきましょう。 大きく分けて6つの種類があるdv。 一つずつ具体的に説明させていただきます！

タイプ①：【身体的dv】殴るなど直接的な暴力・病院に行かせないなど身体にかかわること

まずは、身体的dvから見ていきましょう。 みなさんはdvと聞いて、まず最初に暴力的なことを思い浮かべるのではないでしょうか？ その通りで、身体的dvは体に関わるdvのことをいいます。 ・殴る蹴る ・物を投げつける ・怪我をしても病院に行かせない この3つのうち、一つでも当てはまれば“身体的dv”と考えて良いでしょう。

タイプ②：【精神的dv】乱暴な言葉で相手を傷つける！精神的な暴力もdvに

続いて、精神的なdvをご紹介します。 ・気に入らないことがあると大声で怒鳴る ・話しかけているのに無視をする ・コンプレックスをバカにする 一つでも当てはまっていたら精神的dvと判断して良いでしょう。 精神的dvは、女性の捉え方によって変わってきます。 怒鳴られてもなんとも思わなければ、両者の間ではとくに問題はありません。 しかし、怯えたり、顔色を窺ってしまうようになればそれは立派な“精神的dv”になるのです。

タイプ③：【経済的dv】お金を勝手に使う・家計を握りお金を渡さない

経済的dvとは、お金に関するdvのことです。 ・明らかに生活費が足りないのに渡さない ・勝手にお金を使って生活費を減らす ・自由なお金の使い方を認めない たとえば、お小遣いの範囲で買い物をする分には、それはすでに“自分のお金”ですから何に使おうと文句を言われる筋合いはありません。 もしこれが生活に困っている中で会社の飲み会にどうしても出席しなければならず、飲み代をもらい、そのお金を違うことに使ったのであれば責められても仕方がない事かもしれません。 しかし、自分のお小遣いの中で化粧品を買ったりして『そんな無駄遣いを…』と咎められる場合は、経済的dvに値するでしょう。 生活費が足りないのに渡さないのも、夫婦生活が破たんしたものと考え、経済的dvにあたります。

タイプ④:【社会的dv】親や友達と連絡させない！社会的に孤立させる

dvの種類の一つに、“社会的dv”というものもあります。 『結婚してるんだから』を理由に友達付き合いを制限したりするのも、立派な社会的dvの一つです。 ・親兄弟や友達と連絡を取ると嫌な顔をする ・SNSを禁止する ・働かせない 連絡が取れる状態にあると、いつ何を言われるか分かりません。 周りとの関係を断たせることで、男性は“自分だけのもの”と勘違いをするのです。 一度浮気をしたからSNSを制限するならまだしも、なにもやましいことをしていないのに制限されている場合は、社会的なdvだと捉えて良いでしょう。

タイプ⑤：【性的dv】嫌なのに無理やりするセックスはdvに

夫婦間でよくある悩みと言えば、“セックス”です。 とくに子供を産んでしばらくは、女性はセックスに対し嫌悪感を持つことも多いです。 ・避妊をしない ・嫌だと言っているのに無理やりする ・性癖を押し付ける たとえば一般的なセックスではなく、どちらか一方が苦痛だと思っているものを押し付ければそれは性的dvになります。 軽いものだと“コスプレ”なんかもそうでしょう。 そんなことしたくない、と言っているにもかかわらず押し付けてくる場合は、性的dvの対象になるのです。 さらに、セックスの強要も同じこと。 夫婦間であっても、合意していないセックスは訴えることもできるのです。 とはいえ、ずっと拒否し続けているとセックスレスが原因での離婚で慰謝料を取られてしまう場合もありますから、難しいところでもあります。

タイプ⑥：【そのほか】子どもを利用したdv など

他にもdvの特徴はいくつもあります。 ・子供に性行為を見せる ・子供の前で罵倒する ・子供を利用して嫌がらせをする たとえば、子供に『ママのこと嫌いでしょう？ママのご飯美味しくないって言っといで』なんて言うのも、子供を利用した嫌がらせです。 子供も言いたくない気持ちもありつつ、怒られたくないために言うしかない状況になっていることが多いです。 妻だけじゃなく子供まで精神的に追い詰める…あってはならないことですよね。

まずは、dvの種類についてご紹介しました。 では、実際にdvをする加害者、dvをされる被害者にはどのような特徴があるのでしょうか？

《1》dv被害者の特徴･･････相手に支配されやすいタイプが多い

正義感が強く、さらに罪悪感を強く感じる人はdv被害者になりやすいです。 相手の間違いを修正しようと正義感を発揮することで怒らせてしまい、dvが始まります。 そこで罪悪感を強く感じる人は『自分のせいだ…自分なんか…』となってしまうのです。 また、恋愛に依存しやすい、支配されやすい人もdvの標的になることがあります。 一度支配されてしまうとなかなか抜け出せず、さらには抜け出そうにも恐怖心が勝ってしまい、よって加害者がより調子に乗ってしまうのです。

《2》dv加害者の特徴･･････暴力について悪いと認めない

自分に自信がなかったり、外面だけはやたらと良かったりするのがdv加害者の特徴です。 自信がないゆえに何とかして繋ぎ止めようと必死になってしまいます。 また、人のせいにするのも得意技なので、暴力を悪いことだとは認めません。 『お前が○○だから悪いんだろ』。 こういう気持ちでいますので、何を言おうが、どう諭そうが、効果はないのです。

dv加害者の特徴を見抜くことは、非常に難しいです。 しかも徐々にさらけ出してくるので、『自分が悪い』と洗脳されてしまうことも多いんですよね。 しかし、何があろうとdvをして良い理由にはなりません。 では、dvにあったらどうすれば良いのでしょうか？ 相談先も含め、ご紹介させていただきます！

親などの肉親・友達に助けを求める

まずは、肉親や信頼のおける友達に助けを求めましょう。 dvは周りから見ただけでは気付かないことがほとんどです。 助けを求めることで始めて、dvの事実を知ってもらうことができます。 周りの人がdvの事実を知っていてくれると、こまめに状況を確認したり、最悪の場合は通報してくれることもあります。 ただ、おそらく男性は連絡を取ることを嫌がるでしょうから、こっそり行動しなければなりません。

警察に通報するのもアリ

自分で警察に通報するという手段もあります。 彼のdvのパターンが分かって来たら、110のダイヤルにしておいて、その場で通報する。 これが一つ目の方法です。 しかし、実際に暴力を振るわれている時に通報をするのは難しいので、ポケットの中で友達にこっそり電話をかけて通報してもらうのも良いでしょう。 さらに、直接警察に行って話すという方法もあります。 ここで気をつけなければならないのは、別れる気がないと思われてしまうと警察は動いてくれないことがあります。 彼から逃げたいということをしっかりアピールすることが大切です。

配偶者暴力支援センターに相談

暴力がある場合など、緊急を要す場合は“配偶者暴力相談支援センター”に相談をするのも一つの方法です。 dvの相談ってかなり勇気のいることですし、子供の生活のために別れられないと悩む女性も多くいます。 そんな方たちは、まずは配偶者暴力相談支援センターに相談することをオススメします！ 具体的にはどんなことをしてもらえるのかというと、 ・相談、または、近くで相談に乗ってくれる機関を紹介してくれる ・カウンセリング ・被害者、被害者の同伴者（子供など）を一時的に保護してくれる ・夫と別れて自立していくための援助や情報の提供 ・被害者、被害者の同伴者（子供など）を保護・居住する施設の情報提供、援助 など、様々な対応をしてもらえます。 配偶者暴力支援相談センターを調べる場合は、パートナーに気付かれないよう、履歴を消しておくようにしましょう！

社会福祉事務所にも相談できる

社会福祉事務所というのは、上記でご説明した配偶者暴力相談支援センターの役割も担っていることが多いです。 各地域にありますので、まずは相談してみると良いでしょう。 社会福祉士がいれば、“婦人相談所”と名乗っているところもあります。 ご自分の地域の社会福祉事務所を調べると情報が出てきますので、パートナーにバレないように調べてみてくださいね！

診断書など証明できるものを保管しておこう

dvを証明するには、診断書があればより有利になります。 暴力を受けて出来た痣や、精神的に参ってしまった時の精神科の診断書も有効です。 婦人相談所や配偶者暴力相談支援センターで証明書を発行してくれる場合もあります。 dvの事実が分かる証明書があるかどうかは、離婚の際の慰謝料に大きくかかわってきます。 生活を立て直すためにも慰謝料は多ければ多いほど良いので、しっかり証明できるものを保管しておくようにしましょう。 ただし、dv夫はめざといです！ 必要とする日まで、信用できる友人や親に預けておく方が良いかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか？ ・dvには種類がある dvは、暴力だけではなくいくつかの種類があります。 自分がdvを受けていることに気が付かない女性は非常に多いです。 ・dv被害者と加害者の特徴 被害者は支配されやすく、加害者は自分が悪いことを絶対に認めないため悪循環が生まれる ・dvを受けたら相談しよう dvを我慢していても、絶対に男性が変わることはありません。 dvされているか自分ではよくわからない場合でも、周りに相談して反応を見てみると良いでしょう。 dvはあなたの人生を狂わせてしまう重大なことです。 安心して暮らせるように、しっかり対処していってくださいね！