旦那に隠し子発覚。妻がしてはいけない行動と今後の方針別の対処法

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 愛する夫に隠し子が発覚した！または、バツイチだってことは分かっていたけれど、子供がいる事実までは知らなかった！こういった状況に陥った時、妻であるあなたがどのように対応するかがとても重要になってきます。 超ハードな状況の中悩んでいる方のため、今回は「旦那の隠し子」問題に対してどうすればよいのかをテーマに、読者の方からいただいたエピソードを交えながら徹底的に提案していきたいと思います。 ぜひ、参考にしてくださいね！

夫婦生活で悩みを感じていませんか？

これまで何の問題もなく夫婦生活を送ってきたけれど、「隠し子がいた」という事実はまさに青天のへきれきです。 ここでは、隠し子が発覚したという3つの体験談をご紹介してまいります。 「自分には関係がない」話かもしれませんが、タレントにも数多く発覚する「隠し子問題」は思いの他、身近なものだということも覚えておきましょう。 もしかしたら、あなた自身が当事者になる可能性だってあるのです。

《1》子どもができず養子を引き取っていたが、数年後旦那に5歳にもなる隠し子が発覚…離婚へ

42歳・会社員の女性。 35歳を越えての結婚で子供ができなかったため、37歳の時に特別養子縁組にて女の子を迎えました。 養子を迎えた子供と同じ、5歳になる隠し子がいることが分かり、シングルマザーと子供を精神的に支えていることまで発覚。 ただし体裁上離婚は拒否！親権も譲らないと言っています。 調停の結果、離婚が成立親権も女性がかち取りました。 子供が欲しいけれど、できなかったという女性の選択は正しいですね。 夫は「体裁を気にする」「妻・隠し子親子も・養子全てを囲い込みたい」というように自分本位のところが見られます。 離婚が成立して当たり前のところもあるでしょう。

《2》すでに子供がいて現在新たに妊娠中だが旦那に隠し子が発覚、離婚はしないがとてもショック

結婚5年目25歳の主婦です。 3歳の子供がおり、現在第二子を妊娠しています。 夫のSNS誤爆から隠し子がいることが発覚しました。 夫は平謝りで、「オレの子ではないかもしれない」と言いますが、隠し子の年齢的にも不倫の子供であることは確か。 妻の第二子妊娠をきっかけに関係は切れたと言うので信じようと思うし、二人の子供を抱えて子育てをする自信がないため離婚はしませんが、ショックを隠しきれません。 「同時進行」という影に「産後クライシス」や「セックスレス」などが含まれていると推測できます。 ただし、「完全に切れた」という確約はどこにもありません。 離婚をしないと決めたのであれば、夫をしっかりと監視する必要があるかもしれませんね。

《3》旦那のスマホに知らない乳幼児の写真があり隠し子と発覚。思わず問い詰めてしまったが逆ギレ…

19歳のアルバイト女性、夫は32歳です。 旦那のスマホに知らない乳幼児の写真があり、検索の末見つけ出したSNSのアカウントから「隠し子がいる」事実が発覚しました。 思わず問い詰めてしまったところ、逆切れされ家を飛び出していったまま数日間帰ってきません。 この二人は結婚そのものが失敗だったかもしれませんが、婚姻関係にある以上、夫としては最低な振る舞いではないでしょうか。 ただ、妻も幼さ故の行動だったとはいえ、夫のプライバシーを盗み見するということは良くありません。

「夫に隠し子がいた」その後の妻の行動一つで、事態が大きく変わります。 妻にとって上手くいくパターンがたくさんある一方で、「この行動、やってはダメなやつ！」というようなことも。 あなたは「正妻」であることが一番の武器です。 また、何をしたら妻側が形勢不利に陥るのかNG行動や言動も合わせてみていきましょう。

なんだかんだいって「正妻という立場」は強い。勢いですぐに離婚はしないほうが良い！

「正妻」＝婚姻関係にある女性です。 隠し子を育てる母は「夫と不貞関係にある立場」となりますので、夫と隠し子の母を糾弾することができます。 隠し子がいたから、すぐ離婚という考え方も一理ありますが、ちょっとだけ立ち止まってみてください。 「妻と離婚すると職場の立場上よろしくないので、ゆっくり話し合いたい」（43歳・会社員） 「離婚するのはいいけど、子どもをおしつけるのだけは勘弁」（34歳・運送業） 「慰謝料いらないから、離婚してって言われてラッキー！隠し子には養育費も支払ってないので逃げ切り成功！」（35歳・社協職員） 勢いで離婚を急ぐと、親権問題で不利になったり、慰謝料を取り損ねたりすることもあります。 また、男性側は罪の意識を持たない方もいますし、離婚後すぐに隠し子の母親と結婚することも。 最終的に「正妻の独り相撲」になってしまう結果にも陥りかねません。

悲しくて辛くても相手の女や子供に嫌がらせをするのは絶対NG！犯罪にもなるかも

不妊治療をしていたがダメだった、妻が子供が欲しくても夫が望まなかったのは隠し子のせいだ、夫の心が隠し子の母の元へ傾いてしまっているかも…。 このような気持ちが恨みなどに変わり、相手の女や隠し子に嫌がらせに走ることもあります。 これは絶対にしてはいけません。 「妻が隠し子に接触しているようだ。 彼女が警察に相談しはじめて、おれも立場がヤバくなってきた」（32歳・会社員） 「彼女のもとに意味不明なLINEが届くようになってきた、どうやら妻がやっているかもしれない。 そんな奴だったとは思わなかった」（39歳・公務員） 「相手の女が告訴をしたらしく、妻が警察に呼ばれてしまった。 元はといえばオレのせいなのに、ここで離婚を切り出せば妻がどうなるか分からないが、もうどうしようもできないかもしれない」（52歳・団体職員） 嫌がらせなどの行為は、犯罪にあたる可能性も考えられ、「正妻」という強い立場が逆転してしまうことも。 また、相手から弁護士など通じて法的手段を取られた場合は、妻だけではなく夫自身も接近禁止命令など法的拘束力が高い措置を取られる可能性も否めません。

隠し子がいることを先に話してくれたらよかった。 女とは完全に切れていることはわかっていても、許せない、許せない、許せない！どうしたっても許さない！ 悪いのは完全に旦那・夫。 ヒステリックな気持ちになり、夫に八つ当たりをしたくなる、傷を付けてやりたいと思うのはごく自然なことです。 結婚からこれまで夫に尽くした時間を、隠し子の存在によって全て否定されたわけですから。 でも、暴力をふるっても、自分が痛い思いをするだけです。 逆に「暴力を振るわれた」ことを逆手に取られ、妻が形勢不利になってしまいます。 「妻に暴力を振るわれたため、警察に駆け込んでしまった。 元はといえば隠し子を持った俺きっかけだけど、離婚調停を申し立て、妻に慰謝料を求めようと思う」（31歳・IT） 「妻のDVがエスカレートする前に、離婚を申し出ようとおもう」（28歳・フリーランス） 暴力は立派な犯罪行為です。 夫が被害届を出すほか、弁護士を立てて離婚調停を申し立てることがあれば、たとえ「夫に隠し子がいた」という事実が一連の発端だとしても、妻の暴力を軸にうまくストーリーをしたてあげられて、妻の立場が「悪者」に変わってしまいます。

旦那がしていたからといって自分も不倫、隠し子を作るなんていうのは論外

旦那が不倫・不貞の末隠し子を設けていた、私も報復として不倫する！ もう、このケースは論外です。 更に不倫の末に妊娠してしまった、不倫相手の子供を産むことを決意することも形勢不利の一因となります。 「オレは、相手の女とは示談が済んでいて、親子にはもう接触していない」（49歳・団体職員） 「相手の女は10年前に結婚しているから、俺の入る余地はない。 しかも、あの時はまだ独身だったから、妻が不倫するのは解せない」（52歳・公務員） このように、「相手の女とは縁が切れている・示談が済んでいる」とアピールされたら、妻の方が「悪い立場」となってしまいます。 報復として不倫をする・子供を身ごもるという行為は人間性を問われることにもつながりますし、将来的な影響も考えられますので避けましょう。

ただの浮気とは違う…隠し子に関する専門知識も必要になるため夫婦二人だけで解決するのはNG

夫が隠し子を認知していれば、親子関係が成立しています。 認知していない場合でも、隠し子が認知を求めて調停を申し立てる他、裁判所に強制認知を求める訴えを起こせば、法の力によって親子関係が明らかになります。 なぜ、親子関係が必要になるのかといえば、「相続」が関わってくるからです。 隠し子でも、認知による親子関係が成立していたら法定相続人となります。 妻が離婚して、不貞をした夫と決別するのは簡単ですが、離婚が成立すれば、その後夫が死亡しても、妻には財産を相続することはできません。 認知している場合、隠し子には相続できる権利が発生します。 このような専門知識も必要になるため、夫婦だけで解決することは避けるべきです。 法律問題に詳しい弁護士など第三者を交えて「妻はどうしたいか」「夫はどうしたいか・どうするべきか」をじっくり話しあいましょう。 話の冒頭にもあった「勢いで離婚をしない方が良い」ということにもつながります。

ここまで「妻がやってはいけないNG行動」についてまとめてきましたが、隠し子問題はケースバイケースです。 「ではどうすればいいの？」と質問を投げかけられた場合、「これが正解だから、こうするといいよ！」と導くことができません。 正解は一つではなく、正解を導いた後でもそれは失敗への序章だったという結果につながることもあるのです。 けれど、冷静に対処することなど、いくつかの状況にはこうすると良いというような定石は存在しています。 それぞれのケースごとに、解説をしていきますので、一緒に見ていきましょう。

夫がどのように考えているかにもよりますが、問題の解決の糸口は「旦那を赦せるか否か」一択です。 隠し子親子とは既に縁が切れている、認知もしていないということが明らかになった場合、妻が赦すことで関係を修復できる可能性が残ります。 離婚するにしても、今後成長していくわが子のことや、シングルとなった場合の経済面などさまざまな問題に直面するでしょう。 「赦す」ことも「離婚」を選ぶこともエネルギーを要します。 自暴自棄にならず、冷静な気持ちでこれからの方針を決めていきましょう。 感情的にならずに冷静に今後を見据え夫と話合いをすることで、夫にことの重大さをきちんと伝えることができます。 冷静になるほど、「旦那のアホさ加減」が際立って見えることも。 「離婚する・しない」を見極めることができますし、赦す以前に「旦那を見捨てる」選択肢も生まれます。 冷静になることで、妻のなかで「覚悟」が生まれるといっても過言ではないでしょう。

慰謝料はしっかり請求し、離婚届も用意して今後また浮気をしたらどうするかをはっきりしておく《離婚を考えていない場合》

「隠し子を認知をしていない・成人している」「相手は結婚している・死んでいる」などの理由から、隠し子がいる事実を過去のことにできるという理由から、離婚を考えていない場合、お互いの関係を修復することができます。 ただし、「隠し子発覚から問題解決に至るまでに受けた精神的苦痛」に対する慰謝料を請求できる余地があるかもしれません。 また、「これから隠し子親子と接触しないため」「更なる浮気・不貞をはたらかないため」の伏線を作る必要があります。 解決策として、離婚届を作り夫の印鑑を押し、日付を入れればいつでも提出できる状態のものを準備し、浮気したら即提出などと最後通牒を出しておくと、夫へ厳しいお灸をすえることができます。

離婚しないことで相手の女がいやがらせしてくるパターンも多いが「正妻の余裕」で受け流すこと《離婚を考えていない場合》

隠し子を理由に離婚を求められても、経済的理由・子供の親権を理由に妻が離婚を拒むことがあります。 ただこの場合、旦那の心は冷めている可能性も高く、離婚を回避できたとしても大きなしこりを残すことになるでしょう。 復縁や略奪を目論む相手の女性が、妻に嫌がらせをしてくる可能性もあります。 こんな時は「正妻の余裕」を持ち、毅然とした態度で受け流しましょう。 相手の女性が望むことは「子供の認知」であれば、嫌がらせを止めさせることを条件に夫に認知させても良いでしょう。 ただし、養育費や慰謝料などお金が絡むことは弁護士を間に入れるなど考えてください。 一番怖いのが、嫌がらせがエスカレートすることや子供に危害が及ぼされる可能性があることです。 その時は、警察や弁護士に相談をすることをおすすめします。

旦那は後ろめたい気持ちを持っているし、発覚後パニックになる場合が多いのでやりとりは弁護士などを挟んで《離婚を考えている場合》

どんなに「冷静に」とはいえど、隠し子の存在は心穏やかではいられません。 これまでの生活を全否定された妻がパニックを起こす可能性は誰もが容易に想像できるのではないでしょうか。 このケースの場合、夫の気持ち一つで妻も考えを改めることにつながり、一からやり直すというような可能性も考えられます。 ただ、妻が離婚を考えている、夫は後ろめたい気持ちがあり離婚はせずに婚姻を全うしたいと考えているという場合、夫が謝るほど妻がどんどんパニックに陥る可能性も否めません。 夫も冷静さを欠く場合もありますので、できれば弁護士など中立的な立場にある第三者を間において話し合いを進めましょう。

残念だったけれど人生の勉強になったとプラスに考え、元旦那と隠し子、他の女のことはさっさと忘れる《離婚を考えている場合》

子供も独立した、妻はまだ若く再婚も余裕で考えることができる年齢だ、仕事を持っているため経済的余裕はあるなど、妻側が抱える問題がクリアになった場合、「旦那を見捨ててさっさと離婚する」という選択肢もアリです。 「見捨てる」＝夫の気持ちは考慮しません。 もう、自由に自分を生きましょう！ 結婚生活にピリオドを打つ・隠し子問題が私の人生の汚点となったのは残念だったけど、これも人生の糧。 「勉強になった」とポジティブにとらえることができたら、新しい生活はバラ色となるでしょう。 元旦那・隠し子・相手の女のことは、きっぱり忘れて後は自分が自分らしく生きることに情熱を傾けていくこともいいですね。

さて、旦那に隠し子が発覚した場合、妻はどうするべきか ・「正妻」であることを自覚し余裕を持とう パニックに陥ることはあるけれど、嫌がらせや夫へ暴力はNG！ 悪いのは夫と相手の女というスタンスを忘れずに、余裕を持ちましょう。 勝つために必要な要素です。 ・赦すことも検討しよう あなたは神ではないので、もちろん赦さなくても良いのです。 けれど、赦すことで一生旦那をあなたの手のひらで転がすことができるかもしれません。 ・きっぱりと見捨てる選択肢もアリ 自立できる要素が揃っているのであれば、夫を捨てても良いんです。 さっさと離婚して新しい恋を始めてもみては？ そして、自分を大事にできる生活を始めましょう。 3つの要点を挙げましたが、正妻としての余裕を持つには、法的知識なども必要です。 弁護士に相談をするなど、信頼できる相手を見つけ今後の対処を見極めていきましょう。 これが、あなたがあなたらしく、笑って過ごすために必要な要素です。