同棲のルールはどうすればいい？

同棲って一体何？同棲を考えているけれど私が想像している同棲であっているんだよね？実施はどうなの？という方もいらっしゃると思うので、まずは同棲の定義からおさらいしておきましょう。

同棲と聞いた時に一番はじめに想像するのが半同棲とは違うの？という疑問だと思います。半同棲は週の半分程度以上相手の家に転がり込んでいるような状態です。反対に同棲とは完全に二人で同じ家に住んでいる状態です。結婚まで漕ぎ付ける状態を同棲の成功だとした時に、同棲を成功させることができる人はあまり多くはないんです。

実はその同棲の成功をわけるのが同棲のルールの設定の仕方とルールの内容。ということで今回は同棲を成功させるためのルールの決め方と決めておきたいルールをご紹介していきます。

実際の同棲のルールを確認していく前に同棲とはどんなものなのか、メリット・デメリットはどんなものなのか。そしてどうしてルールが必要なのか、実際に同棲しているカップルの声に耳を傾けてみましょう。 実際に同棲をしていることもあって、リアリティのある意見となっています。同棲を考えている人も参考にしてみてくださいね。

まずは同棲をすることで得られるメリットを見ていきましょう。いまにも同棲をしたくなってしまうようなメリットばかり。では早速ご紹介していきます。

忙しくても長く一緒にいられる

特にお互いに忙しく働いているようなカップルですと、どうしてもデートの時間が作れなくなってしまったり、すれ違いが原因で別れてしまうこともしばしば。 そこで同棲をすることで、わざわざ時間を作らず、ただ仕事からそのまま家に帰るだけで恋人に会えるというのは一番のメリットと言えるでしょう。 同じ家に住んでいることでそもそも会うこと自体のハードルがかなり下がっている状態です。そのため少しの時間でもデートをしやすくなったり予定を合わせやすくなることも同棲をするメリットと言えるでしょう。外にでるデートだけでなく、おうちでのデートなども増え今までとは違った楽しみができます。

お互いのことをよく知れる

良い面も悪い面も含めて、お互いのことをよく知れるのも同棲のメリットと言えるでしょう。特に同棲をするのは結婚を考えているカップルに多いですよね。そのため相手のことを包み隠さず知れることで結婚相手にふさわしいのかどうかを見極めることができます。 しかし、見なくてもいいことが見えてしまうことも。でもそこを乗り越えればきっとこの先の心配はいりません。良いところも悪いところもあるのが人間ですから、すべて含めて許せる相手かどうかを見極めましょう！そのため同棲をすることでいままで以上に絆を強くすることもできるんです。

結婚のシミュレーションができる

同棲するのは、事実上結婚生活をしているのと同じようなもの。朝起きてから寝るまで、ご飯を作るのも一緒、テレビを見るのも一緒。だからこそ実際に結婚をした時にどんな生活になるのか、相手のプライベートはどんな感じなのかを身を持って体感することができます。 しかし、どんなに好きな相手とはいえ、今まで生きてきた環境が違うのだから、相手の習慣や癖などで理解できないことがでてくるのも当たり前。その違いを結婚をする前にあらかじめ知っておくことができるので、本当にこの人と結婚できるのか、それを踏まえた上で結婚への決断ができるのはメリットの一つ。

今すぐきびとと同棲したい！と思った方も多いと思いますが、もちろん現実にはデメリットもあります。ということで同棲をして生まれるデメリットはどのようなものなのか見ていきましょう。

嫌な面も見える

絶対に受け入れられないような、、認められないようなくせや生活スタイルをしているくらいならまだ可愛いもの。変な性癖を持っていたり、変な習慣を持っていたりすることも。 筆者の友達には同棲する相手には厳しくなる人がいました。彼は毎朝彼女にお味噌汁を作らせ、自分の気分にあった味噌を想像してつくれ！なんて要求していました（笑）今の例は極端かもしれませんが、嫌な面も見えるというのはこちら側にも言えること。否定だけをせず、自分のことも見直すいい機会かもしれませんね！

一緒にいて飽きてくる

毎日一緒にすごせるのは嬉しいこと。と思っていられるのははじめのうちだけ。だんだん一緒にいることに飽き始めて、こいつうざいなと思いながら生活をする羽目に、なんて意見も沢山ありました。でもこれは、相手がどんな人でもいつかは訪れるものですので、マイナスにだけ考えるのではなく、飽きないように努力をしたりマンネリ化対策をするのも手かもしれませんね！

新鮮さがなくなる

一番顕著な例がセックスについて。毎日一緒に寝ていると相手の体にドキドキしなくなったり、セックスをしたいと思わなくなることも...もしそれをさみしいとおもうなら、たとえば、少しセクシーな下着を身に着けてみたりしてはどうでしょう？なんでも話せる相手なら、直接聞いてみるのもありですね。いつもとは違う雰囲気でセックスを楽しむと、また新鮮さを取り戻せるかも知れません！

同棲は甘いだけではなかったんですね...お互いに好きだからこそ、もっと幸せになるために同棲を始めたはずなのにもかかわらず、同棲が原因で破局するなんてこともざらなよう。では設定した方がいいという意見が多かった同棲のルールとは一体何なのでしょうか？

同棲のルールとは読んで字のごとく、同棲をする際に二人の中で決めておく同棲をするにあたって決める家の中、二人の関係のルールのこと。ではなぜ同棲のルールを作っておいた方が良いのでしょうか？

引き続きなぜ同棲をするにあたっては二人でルールを作ったほうがいいのか、実際に同棲カップルが感じている理由を見ていきましょう。

生活スタイルの違いがある

恋人同士とはいえ、赤の他人が同じ家に住んで一緒に生活をするわけですから当然生活スタイルにも違いが生まれますよね。その違いは衝突としてケンカになってしまう可能性も。 それを避けるためにもあらかじめ想定される生活スタイルの違いをうまく受け入れていけるようなルールをつくっておいた方が良いんです。お互いの生活スタイルの違いを受け入れるためにも、二人で話し合いをして、簡単なルールを作りましょう！

ケンカが多くなる

一緒にいる時間が増えればどんなに仲がいいカップルであってもケンカが増えます。ケンカを減らすためにも、原因となりそうなことに関して、こうなったらこうするとルールを設定しておくことをおすすめします。ケンカをして、片方がすねるだけ、なんてことになる前に、こちらも簡単なルールを決めておきましょう！

お金の問題が出てくる

どのお金を誰が出すのか、お金の問題は避けて通れません。結婚を考えているからと言ってかならずしも結婚が出来るわけではありませんし、同棲が長くなればなるほどお金のことは話しづらくなります。 考えたくはありませんが、もし同棲を解消し別れることになった場合にも、金銭面をはっきりさせておかないと、お金を返す返さないなど問題が生まれる可能性も。万が一の場合を考えて、きちんと話し合っておかなければいけないのが、金銭面についてですね。

何もかもが曖昧になる

先ほどの金銭面、何を誰がいつ払うだけでなく、例えば家事の役割分担や部屋の使い方など。ルールを明確にしておかないとどんどん曖昧になって、不満が溜まっていくことも。あとでやればいいやは通用しません。たまればたまるほど、どんどんめんどくさくなり事が深刻になります。 それが原因で相手に対して嫌悪感を感じるようになったり、関係が悪くなってしまうことも。家事の役割分担に関しては無限にあるわけではないので、ゴミ捨ては彼、洗濯は私。など、一覧にして正確に割り振るのもありですね！

同棲のルールが悲痛ような理由を見てみたら、ルールは絶対にあった方が良いような気がしてきますよね（笑）一言で行ってしまえば、同棲によって現れる障害を事前に予想し予防策を立てておくためのツールだと思ってください。そんな同棲のルールですが、どのように決めれば良いのでしょうか？具体的なポイントを３つ抑えておましょう。

細かく決めすぎない

あまりにも細かく決めてしまうと、ルールを守ることが厳しくなったり苦痛に感じてしまうこともしばしばですので、あまり決めすぎないも大事です。 曖昧すぎるのもまた揉め事の原因になりかねませんが、臨機応変に対応するのも必要ですので、絶対に！というようなルールの作り方はしないほうがいいでしょう。 ただし、金銭面など、ここは絶対にはっきり、きっちりしたほうがいいようなことも出てくるとおもうので、それは二人で話し合いをして決めましょう！

二人で話し合って決める

自分意見だけでも相手の意見だけでもなく、どうすれば同棲を成功に導けるのか二人で話し合いましょう。お互いの妥協点や譲れない部分を確認しながらルールを作らなければ、意味があるとは言えません。一方的にあなたがストレスを感じたり、またその逆もしかりです。 ここまでの間にも何度も言いましたが、話し合いが一番大事になってくるでしょう。基本的にはほとんどのことは話し合いで解決するものです。否定する、否定されるで終わるのではなく、好きな相手のことですので、相手や違いを理解する努力をするという考えのもとに納得するまで話し合いをすることが大切です。

無理のないルールにする

同棲をはじめたてだからと張り切ってルールを作るのも悪くはありませんが、モチベーションが高いのは今だから。これからはどんどん下がっていくと思っておいてください。 無理のない少しくらいゆるめのルールの方が守りやすくなります。これは絶対譲れない！ということ以外は少し曖昧にしておき、臨機応変に対応するのが良いかもしれませんね！そうすることで縛られている感じも減り、気楽に生活していけるでしょう！

ではルールをの決め方もわかったところで、実際にどのようなルールを決めておいた方が同棲が成功しやすいのかを見ていきましょう。今回は同棲しているカップルが実際にあってよかった、役にたったと思えたルールを7つご紹介していきます。

お金の使い方を管理する

はじめにお金の使い方、お金を出すお財布を決めておくことで金銭的なトラブルを防ぐことができます。おすすめなのは自分のものは自分で、と完全にお財布を分けておくこと。稼ぎの量も違うでしょうし、結婚するまではお互い自分のものは自分で、としておいたほうが揉め事は大幅に減るでしょう。 ただこちらも臨機応変に対応するのが大事で、たまには、これは私が買ってあげる！とか、その逆もしかり、小さなサプライズプレゼントの機会を作るのにも役立てるのも良いかもしれませんね！

家事のルールを決めておく

特に男性は言わないと何もやらないと思っておいた方が良いでしょう。期待しても無駄ですね、がっかりするだけです。ポイントはキッチり役割分担しないこと。 大まかに決めておかないと予定が変わったり体調が悪くてもやらないといけないとプレッシャーになってしまうからです。嫌な言い方ではなく、私はこれをやるから、そっちをお願いね、などと、うまく言うのが大切です！

スケジュールは伝えておく

せめて一週間ごとのスケジュールだけでも伝えておくようにしましょう。自分の予定を立てる上でも、料理などの役割分担をする上でも便利です。でないと相手の性格に合わせようとすると振り回されてしまい、ストレスになることも。 張り切ってごはんを作っておいたのに、今日は飲み会で帰りが遅くなる、などといわれたら、怒っても怒りきれませんよね。そうならないように、スケジュール共有アプリなどを使うのも手かもしれませんね！

プライベートの時間も持つ

同棲しているからといって完全に自分の時間を共有する必要はありません。あえてプライベートの時間を分けておくことでストレスなく、むしろ相手の大切さを実感する時間になるでしょう。 お互い、絶対に一人の時間がほしくなるものです。ずっと家で二人でいてはしなくてもよいケンカをしてしまうことにもなりかねませんので、近くのカフェへいって本を読む時間を作る、など、上手にプライベートの時間を作る工夫をしましょう！

食事の有無、帰宅するかの連絡も決めておく

寝ないで待ってたのに！ご飯作って食べないで待ってたのに！は一番多いケンカの原因です。帰れない日やご飯のいらない日、帰りの遅くなる日などは何時までにメールするなど連絡のルールを決めておきましょう。そうすることでストレスを感じることなく、ケンカも防ぐことができます。 先ほども書きましたが、基本的にはスケジュール共有アプリを使用したり、ホワイトボードにあらかじめお互いの予定を書いておくのも手ですね！相手の予定を知っておくことで自分の気持ちに余裕ができるメリットもありますので、ここは正確にしておくのをおすすめします。

譲れないこだわりは伝えておく

譲れないことは譲れないと伝えておけば、相手も理解を示し、その部分に関しては折れてくれるようになります。何個もあるのは問題ですが、絶対に譲れない3つのことなどをお互いに決めておけば、我慢と譲り合いができるようになります。 あまりにも常識はずれでないものであれば、おそらく相手も理解を示してくれるでしょうし、私も3つ、相手も3つ、と考えれば、こちらも苦じゃなく相手のことを理解してあげられるかと思います！

親しき中にも礼儀ありを忘れない

いくら同棲相手でも他人は他人。ある程度の礼儀と尊敬の心を忘れないことが関係を長く良好に保つ秘訣です。人として、女性として、彼女として、初心を忘れず、最低限のことはいつまでも続けていきましょう。そうすることで、いつまでも彼はあなたのことを好きでいてくれると思いますし、人としての礼儀などを忘れないあなたを大切にしてくれるでしょう。

・ルールを決めるのをオススメするが決めすぎず、臨機応変にできる部分はそうする ・金銭面はしっかり話し合う ・プライベートの時間も大事にする この3つが同棲するにあたって大切のことになってきます。どんなに好きな相手でも他人同士であることを忘れず、自分を理解してもらうだけでなく相手のことも理解する気持ちを忘れなければ、きっと、いつまでも、仲よく生活していけるとおもいますし、結婚もそう遠くない未来に待っていることでしょう！ この記事を参考にして、より素敵で幸せな同棲生活を送ってくださいね！