同棲の間取りは何が正解？同棲が上手くいく間取りと部屋の選び方！

同棲を始めようかな〜と考えている方も同棲をもう始めているよという方も、同棲するにあたっての部屋選びや間取り、家具のレイアウトなど迷いますよね。 コストを押さえたい、一応別れた時の事も考えてものはそこまで増やしたくないなどそれぞれ思う事はあると思います。 そこで今回は同棲をする部屋について様々な観点から詳しく解説していきます。

実は同棲の部屋によって同棲が成功するかどうかは大きく変わってくるのです。 間取りに関してもそうですが、部屋をどのように分けて、どのように家具をおくのか。 それによって喧嘩の頻度も変わってきたり、ストレスを感じやすくなる事もあります。

同棲の部屋と言えば1LDKを想像する方も多いと思いますが、実は2DKの方がおすすめなんです。 これから同棲をするのであれば、ぜひ2DKの部屋を選ぶようにしてください。

2DKがおすすめな一番の理由は仕切られている空間がある事で使い方の幅が広がる事です。 のちほど詳しく見ていきますが、完全にプライベートな空間としても二人の寝室としての役割も果たす事ができます。 同棲生活の中で生じてくる問題にも悋気往返に対応していく事ができるんですよ。 他には同棲で2DKの部屋を選ぶ事にどんなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。

同棲しててもプライベートが保たれる

2DKは独立した部屋が3つあるようなものです。 それぞれが自分の空間を持つ事もでき、同棲ならではの「自分の時間がない」「気の休まる時間がない」「喧嘩しても顔を合わせなければいけない」といった悩みを解消する事ができます。 常にプライベートの空間に分離しておく必要はありませんが、自分の空間を持てるという安心感があるだけで心は大分楽になるはずです。 今ままで一人暮らしが長かったカップルには自分だけの空間というものはとても大切。 どんなに好きな人と一緒でも少しずつストレスが溜まっていってしまいます。 顔をあわせないストレスフリーな時間を各々で持っておくことで関係を良好に保つことができるでしょう。

トイレとお風呂が別になっている

ユニットバスは一人暮らしならまだいいけれど同棲となると不便なもの。 彼女がお風呂を使っていればトイレにいけない、相手に気を使うからゆっくりトイレに入る事もできない。 そんなユニットバスならではの悩みを解決してくれるのが2DKのいいところ。 たいていの場合バス、トイレが別々になっているので相手の事を気遣うなくストレスフリーに使う事ができます。 女性はゆっくりと湯船につかりたいと思う方が多い傾向あります。 ユニットバスだと毎日湯船につかることはなかなか難しいですよね。 そういったところでストレスが溜まり喧嘩にならないよう、お風呂とトイレは別々のお部屋を探しましょう。

収納スペースが十分

思っているよりも部屋における物の量は限られており、一方で二人がそれぞれもっている私物の量が意外に多いなんて話は同棲あるあるでしょう。 その点2DKあれば収納もある程度の量が備わっていたり、部屋が別れている事で一つを物置に使ったりと、とにかく収納に関して不便を感じる事はほとんどありません。 どちらか一方の荷物が多くて収納できずにいた場合、見苦しいから収納して欲しいという不満が出るのは想像がつきます。 お部屋を常に綺麗にスッキリと保つことも二人の関係を深めるうえで大切な事。 お互いに気落ちよく過ごせる空間を作りましょう。

部屋の使い方によっては同棲している感がないというデメリットもあります。 完全に部屋をわけ、なおかつお互いが部屋にこもっているような生活をしていると同棲している感じが全くといっていいほどせず、ただのシェアルームをしているくらいにしか感じる事ができない事も。 お互いの空間を持つことができるのでストレスフリーになっていいかもしれませんが、二人の時間もきちんとつくることが大事。 別々の空間で過ごすことが当たり前になってくると、せっかくの同棲の意味がありません。 何もない夜は一緒に過ごそう、週末は一緒にリビングで映画でを観ようなどと決めるといいかもしれませんね。

1LDKがダメというわけではありませんが、同棲ならではのデメリットへの対策がしにくい事は事実です。 また築年数や場所によっては2DKの方が広くて安いなんて事も。 そうはいっても1LDKにもメリットはあるので、デメリットと合わせて確認していきましょう。

1DKでの同棲生活はイメージ通りの同棲している空気感があります。 一緒にいる時間が長くなるからですね。 まさに多くの人が想像しているラブラブで楽しい同棲のイメージがそのまま体験できるのはやはり1LDKのメリットだと言えるのではないでしょうか。 また部屋が一つしかない事でいやでも一緒にいる時間が増えるため、関係性が深くなりやすいのもメリットの一つと言えるでしょう。 一緒に生活をすることでよりお互いのことを知ることができますね。 朝起きるとき、夜寝る前。 好きな相手と一緒にいられるのは幸せな事です。

1DKでの同棲生活のデメリットはいくつかあります。 自分の空間がないので一人になれないこと。 収納スペースが足りないことが主なデメリットとしてあげられます。 一人になれる空間はトイレだけ、それ以外では外に出るしかない。 これはプライベートな時間がほとんどないという事です。 これまで何年も一人暮らしをしてきた人にとっては気の休まる時間がない事自体がストレスとなる場合もあります。 どんなに好き同士でも喧嘩をすることもありますよね。 そんな時はいったん離れて冷静になりたいもの。 しかし、そういう時に離れられない環境だとストレスは溜まっていく一方です。 別々になれる部屋がないというのは関係が悪くなってしまう原因の一つと言っても過言ではないのかもしれません。

自分の時間を確保したい、趣味や仕事のスペースが欲しいと思う方。 または生活リズムが違う場合、特に起きる時間や寝る時間が違ったりする方。 いびきや寝相が悪い方。 あなた自身、もしくは同棲相手にこれらの特徴が当てはまる場合には2DKがおすすめです。 いびきや寝相の悪さは自分では気づいていなくても実は結構な公害になっているなんて場合もありますからね。 恥を捨てて同棲をする前にお互いに確かめあった方がいいでしょう。

2DKがおすすめな理由

寝室と作業スペースにしてもいいですし、お互いの部屋と分けてもいいですね。 どちらの場合にせよ、仕事の都合徹夜したり、一人で寝たいなんて場合には別々に寝る事も出来ます。 一緒に寝たいときには同棲らしくいつでも一緒に寝る事もできます。 おすすめな方法としては一つにセミダブルのベッドを置いておき、もう一つの部屋に大きめのソファもしくは布団を用意しておけば臨機応変に対応する事ができますよ。

同棲しているからにはずっと一緒にいたい。 そう思うカップルも多いと思います。 ものが少なく生活リズムが同じ、というカップルには1LDKがおすすめ。 生活リズムが同じなのであれば特に問題なく、ストレスもなく生活できると思います。 ではこのような特徴を持つ人に1LDKがおすすめな理由をさらに詳しく見ていきましょう。

1LDKがおすすめな理由

二人を隔てるものは何もないと行っても過言ではないので、どこにいてもお互いの顔を見る事ができます。 生活リズムが一緒なのであればお互いの睡眠を邪魔する事もありせん。 寂しがり屋だったり、相手に尽くすのが好き、相手も尽くされるのが好きというカップルの場合はこれ以上にないほど幸せな同棲生活を送れるはずです。

ここからは2DKにフォーカスを絞って、どのように部屋をわけると同棲がうまくいきやすいのかを詳しく見ていきます。

今回は2DKの部屋の使い方を3つのパターンに分けて解説していきます。 寝室と作業部屋、個々の部屋を一つずつ、寝室とこもる部屋。 この3つの分け方を紹介していきます。 ぜひ参考にしてみてくださいね。

パターン1:一つは寝室、一つは作業スペース

一つの部屋は寝室にして、もう一つは作業スペースにする方法。 自宅で仕事をすることが多い方にはこのパターンをおすすめします。 作業スペースがあれば相手に迷惑をかけることなく仕事ができますよね。 一緒に寝る事も、別々に寝る事もできます。 さらに一人で集中して仕事をしたい、趣味の時間を作りたいなんて場合にも対応する事ができます。 ただ、あまり仕事仕事でこもりがちになってしまうのは気をつけましょう。

パターン2:寝室は基本別々

お互いの寝室を別にする方法。 生活リズムが違うカップルには特におススメします。 彼氏の部屋、彼女の部屋。 完全に分離してしまう事でお互いに寝るのも別、仕事をするのも別。 でもダイニングにいけば会えるという自由な空間を作る事ができます。 毎週休みの日は一緒に寝るなどルールを決めておけば、同棲と一人暮らし両方のいいとこ取りができるでしょう。 仕事に重きを置いていたり、お互いが自立しているようなカップルにおすすめです。 ただ、毎週休みの日は一緒に寝るというルールを作っておかないと別で寝ることが当たり前になってしまうかも。 ただの同居人同士の関係にならないように気をつけたいですね。

パターン3:一つは物置兼書斎のこもり部屋

寝室のほかに物置兼書斎のこもり部屋をつくる方法。 こもり部屋とは特に用途は決まっておらず、一人になりたい時や集中したい時にその部屋にこもるためのもの。 普段は一緒に寝ているので同棲をしている感じも味わいつつ、一人になりたい時にはこもれる空間がある。 いいとこ取りのできる部屋の使い方ですね。 ただ、その部屋をどちらかが多く使ってしまって喧嘩の原因にならないよう注意。

部屋をどのように分けて使うのが同棲をうまくいかせるための秘訣なのかを確認したところで、最後に同棲するに当たって揃えておきたい家具をご紹介していきます。 ポイントは同棲をするならできるだけ家具は少なく、収納の多い物を選ぶこと。 常に最悪の事態＝別れを視野に入れながら行動する事が賢いと言えるでしょう。

セミダブルのベッド

寝室に置くならセミダブルのベッドがおすすめ。 二人で寝るのにはある程度の広さが必要です。 セミダブルベッドであれば大人二人が寝るのには十分な広さがありますよ。 また、一緒に寝られることで仲が深まるというメリットがありますね。

大きめのソファ

大きめなソファをひとつ用意しておくといいですよ。 大人一人が寝られるぐらいの大きさだとベスト。 別々に寝たくなった時に臨時ベッドとして使えますし、友人が来た時にもいいですよね。 大きなソファでもいいですし、ソファベッドという商品もおすすめ。

小さめのローテーブル

初めのうちはダイニングテーブルはない方がいいですよ。 部屋のスペース的にも、別れてしまう可能性も考慮して。 ローテーブルがひとつあれば問題なく生活できるでしょう。 小さめの物であれば値段もそんなに高くありません。 折り畳みができるものであれば後々収納できますね。

収納付きのテレビ台

DVDで映画やドラマを観ることが好きな方におすすめなのは収納スペースがあるテレビ台。 できるだけ収納の多いものを選べば収納の少ない部屋でも大丈夫です。 あまり広くない部屋だった場合、収納スペースの確保は重要な問題になってきますからね。

可愛いマグカップやプレート

家具は少なく、収納を優先する。 だからこそマグカップなどの手軽で邪魔にならないけれど持っていると気分が上がるお揃いのものを買うといいですよ。 雑貨屋さんではとてもかわいいマグカップが多く売られています。 一緒に買いに行くといいですね。 初めのうちは別れる可能性を忘れないようにしながら買い物をしましょう。 同棲生活はとても楽しいものですが、相手の嫌な部分も見えてしまうもの。 それを忘れないようにしてくださいね。

同棲生活はカップルにとって幸せな事。 どんな生活にしていくかは環境がとても大切になってきます。 二人の性格や生活のリズムに合った部屋にできるようにお互いに話し合ってくださいね。 素敵な同棲生活を送ってください。