好きな人に嫉妬する心理と対処法。嫉妬をすると片思いは叶わなくなる？

こんにちは。 mirror press編集部です。 片思い中、好きな人への嫉妬心に苦しむことは、どんな女性でも経験したことがあるのではないでしょうか。 あの、同じ空間にいるだけでも胸がぎゅっと締め付けられる感じ…。 片思いだからこそ、好きな人への嫉妬が抑えられないときってありますよね。 でも、嫉妬すると余計に両思いは遠ざかってしまうんだとか。 分かっていても辛い嫉妬心、どうすればいいのでしょうか？ 今回は、好きな人に対する嫉妬との向き合い方と嫉妬しないでいられる方法をご紹介します！

彼はあなたの気持ちに気づいているかもしれません…

嫉妬が辛い時の女性の心は、理性よりも感情的になっている状態です。 まずは心を落ち着かせるためにも、嫉妬の原因を整理してみましょう。

自分の思いが伝わらないもどかしさを感じるから

自分の思いが伝わらず、でも告白もできない状態が一番つらいですよね…！ まず人が嫉妬を感じるときとは、その人の近い距離の人間に自分は入れていない、という疎外感を感じている時です。 疎外感(自分が関係ない人のように思える)を感じると、特別な人になりたいという気持ちや、もっと自分を心の内側にいられる人にして欲しいという気持ちが出てきます。 でもそのことをはっきりと好きな人に伝えるなんて、もちろんできないこと。 好きだからこそ、どんな風に思われるだろうと常に考えるからです。 そんな自分の中にあるドロドロした感情と、好きな人には良く見られたいという感情のケンカが始まり、もどかしい気持ちから嫉妬の気持ちが強くなります。 片思いや恋をすると、自分の気持ちを抑え込んでまで背伸びしたり、我慢したりしてしまうもの。 そんなときは応急処置として、好きな人と一度離れ、別の場所で深呼吸を10秒間するだけで、感情的な自分を見つめることができます。

努力をしても好きな人が自分だけを見てくれないから

頑張っても自分だけを見てくれない→他人と比べ始めてしまう心理。 努力をしても好きな人が自分だけを見てくれないという寂しさから、承認欲求が生まれてきます。 承認欲求とは、自分の思いや自分の存在そのものを認めてもらいたいという心理的な欲求です。 ”愛されたい”という気持ちや、”見て欲しい”という気持ちも、この心理。 これが強まり、頑張っても頑張っても満たされないことが続くと、自信を失くしてしまいます。 自信をなくすと、今度は思いの矛先が”自分より好きな人に近い関係の人”へ向けられます。 恋のライバル、好きな人と仲の良い女性などがそれに入るでしょう。 嫉妬する気持ちは、単純なことではなく実はこういった複雑な心理がうずまいているものです。 だからこそ自分では簡単に抑えることができず、苦しくてつらいものなんですよね。

心から彼のことを好きだからこそ独占欲が生まれるから

心から好きになるということは、独占欲も含めて自分でコントロールできなくなるから本気！ 独占欲は、個人差はあるものの好きな人に対して誰もが抱いてしまう感情ですよね。 好きな人の時間や、好きなもの、関心のあることすべて自分だけのものにしたくなる衝動です。 これは好きな人にとっての”一番でありたい”と強く思うことで、独占欲へと変わっていきます。 何よりも女性が求めるのは精神的なものであり、気持ちです。 好きな人の中で、一番強い気持ちや誰よりも好きでいてもらいたいと願うからこそ嫉妬するでしょう。 ただ独占欲の裏側には、自分のものと思えないと安心できないという自信のなさやネガティブな感情が隠されていることが多いんですね。 独占欲の強い女性は基本的に嫉妬することが多く、本当は寂しがり屋で不安感が強い女性。 ストレートでシンプルであり、まっすぐな目で好きな人を見つめるので、同じものを求めてしまうのです。

彼はあなたの気持ちに気づいているかもしれません…

嫉妬する気持ちについて、少し心理的な原因を中心にお話してみましたが、もっとわかりやすくいえば、こんな瞬間が心に嫉妬心がムクムクと湧いてくる瞬間です。 そのときの心理も合わせて見ていきましょう。 わかる！と思える人も多いのではないでしょうか。

他の女性と楽しそうに話している時

他の女性と楽しそうに話していると、羨ましさで嫉妬しますよね…！ 一番わかりやすいのがこれですが、好きな人が他の女性と親し気に話している、笑顔で話していると、「いいな」「私にも楽しそうな顔を見せて欲しい」と思う気持ちで嫉妬します。 会話が気になるのはもちろん、「そしかしてあの子が好きなのかな…」と想像してつらくなる瞬間ですね。 イライラしたり、いても立ってもいられなくなることもあるでしょう。 それは好きな人と他の女性との距離感もあります。 楽しそうに話している時の距離が近いほど、好きな人にとって大切な人のように思えるのです。

好きな人が他の女性に好意や興味を持っている時

好きな人が「あの人、美人だよね」なんて言っていたり、「名前なんて言うんだろ？」と気にしているだけでも、関心を向けられている女性に対して嫉妬しますよね。 特に容姿や性格が自分とタイプの違う人であったり、自分にない魅力を分かりやすく同性から見てももっている相手だったら、頭の中で比べてしまいショックを受けることも。 誰でも好きな人にはよく見られたい、可愛いと思ってもらいたい、という願望があります。 それが叶うことではじめて女性として満足できたり、自信を持てるものです。 他の女性に好意を見せているときは、そこでマイナス思考になってしまい、「私には無理…」と思ってしまうことで嫉妬の気持ちが強くなります。

他の女性に優しくしている時

他の女性に「大丈夫？」と声をかけていたり、「手伝うよ」と言って助けてあげていたり。 優しくする=その女性の事を守ってあげたいと思っているんじゃないか…と思うと嫉妬してしまう瞬間ですね。 女性的な考えとして、優しくしたいと思う→好きだから、かわいいから。 という意識が強いので、優しくされているその女性は好きな人のタイプなんだろうとか、好きな人の特別な存在なんじゃないかと思い込んでしまうのです。 片思い中は特に、心が安定しない部分があるため、実際の好きな人の真意よりもはるかにオーバーな考え方をしてしまうのが女性でもあります。 「他の女性に優しくしないで…！」と思うけど言えないことでさらに辛い状況ですよね。

そんなつらい片思い中に湧いてくる嫉妬ですが、これはもう仕方のない感情と言えるでしょう。 好きな人と両思いになってもないとは限らないほど、好きと嫉妬は絡み合っているのです。 ところが、本当に片思いを終わらせて好きな人と結ばれたいなら、この嫉妬を乗り越えていく必要があります。 できれば嫉妬しない方が恋は実りやすい、その理由を解説していきましょう。

嫉妬している女性からは魅力を感じられない

嫉妬していることがわかる女性=男性から見て魅力は感じられないことが多い。 根本的に、男性が本気になるような女性はトータル的に見て器が広いことが大半です。 付き合ってからのちょっとした嫉妬、やきもちは可愛らしさも感じるものですが、片思いとなると話が変わってきます。 嫉妬しているときの女性は感情的で表情も険しく、態度も情緒不安定のように映りますよね。 そして、男性は女性をパッと見て心の動きがわかるほどの洞察力はないもの。 なので嫉妬している女性の心の中がどんなに大変な状態でも、見たままの姿で捉えてしまうでしょう。 特に女性が女性に抱く嫌な感情は、男性側から見ると魅力的ではありません。 難しいですが、どんな時も気分にあまり波のない笑顔の女性に好感を抱くからです。

感情的になって冷静さを失うので、効果的なアプローチができない

嫉妬に飲まれているときは、焦ったりして本来の自分の良さが伝わらなくなってしまう！ 嫉妬して心理的にネガティブになっている状態のときは、冷静な判断ができず、好きな人の状況や様子をしっかり見つめていく余裕がなくなります。 そうなると、好きな人が忙しい時に連絡を続けてしまったり、好きな人が困っている様子なのに気付かずに自分の事ばかり話してしまったり……と、良いことが起こりません。 本当のあなたの良さが好きな人に伝わらなかったら、いらない誤解や変なイメージを持たれてしまうこともあるでしょう。 効果的にアプローチして、女性としてしっかり意識してもらうためには、気持ちに余裕を持って好きな人に対していいタイミングで近づいていくことが大切です。 だからこそ、感情をかき乱されてしまう嫉妬は、両思いを遠ざけてしまうと言えるでしょう。

ライバルのペースに巻き込まれるので、振り回されて苦しくなってしまう

嫉妬しているときは、好きな人のことよりも実は恋のライバルを意識しすぎているのです。 ライバルがどの程度好きな人と親しいのか、ライバルよりももっとアピールしなくちゃ……なんてライバルのペースに翻弄されてしまっていたら、あなたは自分のペースで好きな人と接していく事ができません。 本当は恋敵だからといってその女性を気にしすぎるよりも、あなたと好きな人との関係について考えて、自分の歩幅で恋愛を楽しんでいくのがベスト。 そうしないと、あなたにとって好きな人を好きでいること自体が重くなり、ストレスが溜まってしまっていくらでも辛くなってしまいますからね。 ライバルに振り回されて苦しくなったところで、好きな人に好かれるわけではないのです。 なので、ライバルに対する嫉妬なんてしない方があなたは自然体でいることができるでしょう。

それでは、嫉妬でつらいあなたが、片思いを実らせるために…！ 好きな人や好きな人に関わる女性に嫉妬しないでいられるようにする方法をご紹介します。

嫉妬している辛い気持ちを外に出すことで溜め込まないようにする

嫉妬している辛い気持ちを外に出すことで溜め込まないようにする。 我慢しすぎ、だめだと思って抑え込むことで余計に嫉妬心から逃げられなくなります。 これはあなたの心が訴えていることに、無理やり反抗しているのと同じだからです。 ストレスでもなんでもそうですが、溜め込まないようにするということはとても重要！ 友達にありのままの気持ちを思う存分聞いてもらったり、紙に書きだすこともおすすめです。 思っていることを声に出すことで、自分の状態を自分でしっかりと理解できることもありますし、「わかるよ」と一言共感してもらえるだけでも楽になるはず。 嫉妬していることで辛い気持ちはできるだけ早く外に出して、逃がしてあげましょう。

嫉妬する自分を許してあげて、嫉妬を片思いの原動力として前向きに受け止める

嫉妬する自分を許してあげて、嫉妬を片思いの原動力として前向きに受け止める。 繰り返すようですが、好きな人のことで嫉妬しているのはあなただけではありません。 どんな人でも絶対に経験しています。 嫉妬しているからといって自分を醜いと思うこともないし、ごく自然なことだということ。 そのことを受け止めて自分を責めたりダメだなんて思わないでくださいね。 自分で自分を認め許してあげることができれば、嫉妬は片思いを頑張る燃料になるはずです。 誰にも取られたくないからこそ、諦めないで頑張れるともいえることですよね！

自分磨きをして自信をつけ、自分の努力を認めてあげる

自分磨きをして自信をつけ、自分の努力を認めてあげる！ 嫉妬したり色々考えて苦しい時は、自分磨きをするなどの行動を起こすことで気持ちが紛れます。 自信を持てる自分になるためにも、綺麗になるのもいいし、仕事を頑張るでもいいですね。 そんな一生懸命な自分の努力をちゃんと認め、「私にもやればできるし、好きになってもらえる人になる」と内面から自信をつけていきましょう。 嫉妬は自信のなさから強くなる感情だと説明しましたね。 思い悩む時間を行動力に変え、自分を磨くことに時間を使って嫉妬しなくてもいいあなたになりましょう。

他の女性と自分を比較するのをやめる

他の女性と自分を比較するのをやめる。 自分と他の女性との区別をしっかりとつけて、他の女性がどうだろうがあなたはあなたのペースを大事にしていくことです。 「あの人と比べて私は可愛くないし、スタイルも良くない」「あの子みたいに器用だったら…」と比べてばかりいると、自分のことがないない尽くしに見えてくることもあるでしょう。 でも人の思いは外から見ただけではわからないものです。 もしかしたら、あなたのことを見て嫉妬しているライバルもいるかもしれません。 断言できますが、他人と比較することに意味はありません。 最後に武器になるのは、誰よりも完璧な人になることではなく、自分の思いがブレないことではないでしょうか。 「私は私のやり方でいいし、自分らしさがある」と思えれば嫉妬心は減っていくでしょう。

好きな人と一緒にいる楽しい時間だけに目を向ける

好きな人と一緒にいる楽しい時間だけに目を向ける。 嫉妬を追い出すためにも、ポジティブでいるためにも大事な部分だけを見ましょう。 好きな人と一緒にいられた時間や、話せた時間など、そこだけに注目していけばいいのです。 その瞬間のあなたは嬉しい気持ちや幸せな気持ちでいますよね。 あまり「どう思われているんだろう」と考えすぎないことも大切ですよ。

いかがでしたか？ 嫉妬心への対処で特に覚えておいて欲しいことは ・嫉妬心を持っている女性は男性は魅力を感じないと覚えておく ・ライバルに振り回されず、比較しない ・自分に自信をつけるために努力する この三つ。 いつでもこの三つを意識して行動してください。 好きな人への嫉妬をしていると片思いは実りにくい、と言えるでしょう。 嫉妬しないようになっていくには、他人と比べず自分に自信をつけていくことです。 たまには嫉妬してしまっても、それはみんな同じだと思って受け入れてあげてくださいね。 片思いが両思いになりますように！祈っています。